「今の政治に必要なのは政局ではなく前向きな議論と本質的ビジョンの提示!時代にそぐわない古い政治文化を刷新し、新しい政策・憲法議論の一助になれたらと国民民主党への入党申請を決めた」~6.16山尾志桜里記者会見 2020.6.16

記事公開日:2020.6.17取材地: テキスト動画
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(取材・文:浜本信貴)

 2020年6月16日午後5時30分より、東京都千代田区永田町の衆議院第二議員会館にて、山尾志桜里衆議院議員の記者会見が行われた。

 山尾議員は「今日、午後4時半から5時のあいだだったでしょうか、国民民主党の平野幹事長のもとに入党届を提出してまいりました」と、報告を始めた。

 山尾議員は先週、国民民主党の玉木雄一郎代表が記者会見で「ウィズコロナの時代のあるべき国家像・社会像、具体的には『憲法』論や『経済』政策の議論を勢力的に進め、9月をめどに取りまとめていく」と発言したことをあげ、その姿勢に共感したことが入党の理由のひとつだと述べた。

 さらに山尾氏は、「今、政治に必要とされているのは、政局ではなく、前向きな議論と本質的なビジョンの提示だと思います。そして、提示したビジョンを更なる議論にさらすことで、よりよいものへと変化させていく柔軟性だと思います」とし、「時代にそぐわない古い政治文化を刷新し、時代が必要とする新しい政策議論・憲法議論の一助になれたらと考え、国民民主党への入党申請を決めました」と語った。

 その後の質疑応答で、記者から「『今必要なのは、政局ではなく、前向きな議論』とおっしゃいましたが、先生も最近までいらっしゃった立憲民主党と、これから入党を希望されている国民民主党が、合流のための協議をしていた経緯があり、今もこの話はなくなっていないと考えるが、今後また両党が一つになる可能性もある中で、ご自身はどうなさっていくのか?」と、質問があった。

 これに対して山尾議員は、「政党と政党の合流というような話は、それはそれで必要に応じて進める、あるいは、意見交換をしていけばいいと思います。

 ただ一方で、合流話があることによって、各政党の政権構想とか、政策提示にブレーキが掛かるようなことがあっては、これは本末転倒だと思いますので、私としてはその、政策提言、政権構想というか、国家像、社会像の具現化というところで、微力ではあるが、お役に立てればと考えている」と、回答した。

■全編動画

  • 日時 2020年6月16日(火) 17:30〜
  • 場所 衆議院第二議員会館(東京都千代田区)

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