2020年6月17日、日本記者クラブ主催で、東京都知事選挙に立候補を予定している5氏のオンライン共同記者会見が開催された。登壇したのは、元日本弁護士連合会会長・宇都宮健児氏、前熊本県副知事・小野泰輔(たいすけ)氏、東京都知事・小池百合子氏、NHKから国民を守る党党首・立花孝志氏、れいわ新選組代表・山本太郎氏の5氏(名前五十音順)。
宇都宮氏が「五輪は中止して予算をコロナ支援に」と言えば、山本氏が「地方債を日銀が買い取り、誰も路頭に迷わない社会実現」と主張。小池都知事の公約「7つのゼロ」達成度は? 小池都知事による「東京アラート」解除後に感染者数が増えているのではないか? 山本氏がいう「地方債」による15兆あるいは20兆円の自己調達はほんとうに可能なのか? 小池氏はカイロ大学卒業証明書の都議会提出をなぜ拒否するのか? など、都知事選の気になる争点が満載の共同会見となった。
司会進行と代表質問団は、日本記者クラブ企画委員の、小栗泉氏(日本テレビ)、川上高志氏(共同通信)、瀬口晴義氏(東京新聞)、森田景史氏(産経新聞)の4名。以下に記者会見の概略を紹介する。
- 東京都知事選立候補予定者 共同記者会見(日本記者クラブ、2020年6月17日、ページ内にYouTube動画リンクあり)