麻生財務相は閣僚給与返納170万円で幕引き!? 改竄に関与し自殺した職員には「(命令を)拒否した人もいる」と心の弱さに責任があるかのような言い草!〜6.4財務省森友文書改竄調査報告会見 2018.6.4

記事公開日:2018.6.7取材地: テキスト動画
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(取材・大下由美 文・城石裕幸 文責・岩上安身)

 森友学園との土地取引の経緯に関する決済文書の改竄問題で、麻生太郎財務相が6月4日財務省内で記者会見を開き、財務省による内部調査の結果と関係者の処分を公表した。

■ハイライト

  • 説明者 矢野康治大臣官房長、伊藤豊秘書課長、太田充理財局長
  • 日時 2018年6月4日(月)15:30~
  • 場所 財務省(東京都千代田区)

 麻生財務相は佐川宣寿・前国税庁長官(改竄当時の理財局長)が決裁文書の改竄や廃棄の方向性を決定づけたことを認め、「停職3カ月相当」とし、退職金を減額することを発表した。しかし、麻生財務相自身については、閣僚給与の12ヶ月分を自主返納すると発表したが、これがわずか170万円。しかも「閣僚給与12か月分」という言い方にも数字上のトリックがある。

 国会議員に支払われる歳費と期末手当は、年間で約2170万円。閣僚にはこれに加えて年間750万円余りが閣僚給与として上乗せされ、約2930万円が支払われる。

 ただし安倍内閣では、財政難を理由に2014年4月から20%を返納しているため、麻生財務相に支払われている給与は、年間約2340万円。今回麻生財務相が自主返納すると言った閣僚給与とは、このトータルから20%を減額した2340万円から、国会議員としての給与に当たる2170万円については全く減額しないまま差し引いた、残り170万円のことだ。

 閣僚給与は年間750万円。そこから20%返納しても残りは600万円のはずである。「閣僚給与12か月分を自主返納する」と言いながら、返納するのはわずか170万円である。足繁く通う六本木5丁目の会員バー「ボヴァリー」に落とす年間の飲み代にも届かない額だろう。

 麻生財務相は進退については、またしても「考えていない」と語った。誰か記者クラブの番記者はこういう時に間髪入れず、「じゃ、今すぐ考えてください」とツッコミを入れてもらいたいものだ。そんな質問をした番記者は「お前、どこの社だ?」と麻生財務相に睨まれ、飛ばされるだろうが、しかし、記者自身にとってもそんなツッコミのひとつも出来ないのでは、記者クラブにしがみついていても仕方ないのではないか?

(…会員ページにつづく)

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