2012年2月11日(土)、アバンセホールで開催された「小出裕章氏講演会」の模様。
「火力発電所は東京湾周辺に連立している。東京電力は世界最大の原子力発電保有会社にも関わらず、元々東京電力とは何も関係のない場所(東北電力管内)、つまり福島と新潟に原子力発電所を作り、長い送電線で東京へ電気を送って来た。」と、担いたくない部分を地方に押し付けながら利益を得て来た電力会社の体質や、そこから作られる電気を使用する側の人間の責任、についても触れた。
また、「日本政府は今回の事故を起こした張本人で責任者。寧ろ犯罪者と私は呼びたい。犯罪者が自分の犯した犯罪を正しく申告する道理は無い訳で、なるべく軽く申告している。世界の様々な研究者が(福島原発事故に対する)評価を出す様になったが、こんなに小さな数値を出す研究者など居ない。政府は“放射線管理区域の様な汚染地域でも勝手に住め”と、事故後に法律を放棄した」として、日本政府の根本的なあり方そのものを激しく批判した。
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