「社会通念上問題があったことは反省します。二度と行わないようにしたいと思います」
10月31日、国会内で民進党・野田佳彦幹事長による定例の記者会見が行なわれた。IWJは野田幹事長に対し、白紙領収書に自ら金額などを加筆した「白紙領収書疑惑」について質問して、事実関係を問いただした。
野田幹事長は、白紙領収書疑惑を「事実です」とはっきり認め、「反省し、二度と行わない」と誓ったものの、責任をとって幹事長を辞任する考えは「ありません」と断言した。
(取材・高橋 敬明 記事・原佑介)
「社会通念上問題があったことは反省します。二度と行わないようにしたいと思います」
10月31日、国会内で民進党・野田佳彦幹事長による定例の記者会見が行なわれた。IWJは野田幹事長に対し、白紙領収書に自ら金額などを加筆した「白紙領収書疑惑」について質問して、事実関係を問いただした。
野田幹事長は、白紙領収書疑惑を「事実です」とはっきり認め、「反省し、二度と行わない」と誓ったものの、責任をとって幹事長を辞任する考えは「ありません」と断言した。
記事目次
■ハイライト
野田幹事長の事務所が、政治資金パーティで受け取った白紙の領収書に自ら金額などを書き込んでいたことは、読売新聞の調査で10月23日に明らかになった。
IWJは野田幹事長の記者会見で、この事実関係について確認した。
野田幹事長は、「パーティで会費を渡したときに、代理の者が白紙領収書を受け取って帰ってきて、会費に見合った金額を書き込んだことが3件あったのは事実です」と認めた。
そのうえで、「社会通念上、問題あることは認識しています。私は政治資金パーティを開かないので発行することはないが、パーティに呼ばれ、領収書が白紙だったときはきちんとしたものに訂正し、改めて領収書を出してもらえるように言っていくようにする」との方針を示した。また、「党としても、白紙領収書を出さないように通達を出した」と明かした。
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