「私たちには対案があります!」~激戦の大阪選挙区で蓮舫・民進党代表代行が「人への投資」を基盤とする経済政策への転換を主張!「1%の大金持ちよりも、99%の普通に暮らす皆さんの幸せを実現したい」、民進党・尾立源幸氏が訴える! 2016.6.25

記事公開日:2016.6.25取材地: テキスト動画
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(取材:中継市民関西、文:西原良太)

 大阪府選挙区は改選数4。改憲勢力からは自民党、公明党、日本のこころを大切にする党から各1人、おおさか維新の会から2人の計5人が出馬している。それに対して野党からは民進党と共産党からそれぞれ1人の計2人出馬しており、4議席を7人が争う激戦区となっている。

 大阪はおおさか維新の会の地盤であり、公明党候補も過去6回の参院選で連続して当選している。このため、自民、公明、おおさか維新の改憲勢力が議席を独占する可能性もある。

 民進党現職の尾立源幸(おだち もとゆき)氏は議席を死守すべく、大阪市北区の梅田HEP FIVE(ヘップファイブ)前にて街頭演説をおこなった。応援には蓮舫・民進党代表代行がかけつけた。

■全編動画

  • 弁士 蓮舫氏(民進党代表代行、参議院議員、参院選東京選挙区候補)/尾立源幸氏(参院選大阪選挙区候補・現職)
  • タイトル 参院選 民進党 大阪選挙区 尾立源幸候補 街頭演説 ―応援弁士 蓮舫・代表代行
  • 日時 2016年6月25日(土)12:00〜
  • 場所 梅田 HEP FIVE(ヘップファイブ)前(大阪市北区)
  • 告知 民進党サイト

 演説がおこなわれたのは、2016年6月25日。前日にはイギリスでEU離脱に関する国民投票がおこなわれ、EU離脱派が多数を占めた。この結果を受け、日本の株価は大暴落。前日から一時1,300円以上下げ、終値は15,000円を割り14,952円となった。これは2014年10月以来、約1年8か月ぶりの安値である。

 「この3年半、安倍総理がおこなってきたアベノミクスの成果が、あっという間に脆くも崩れました。はっきり申し上げて、安倍総理の経済政策は終わったと、改めてお訴えさせていただきます」

 蓮舫氏は景気回復を演出するために株価のつり上げをおこなってきた安倍総理を鋭く批判した。

 「『経済が良い、景気が良い、株価が上がった、これが私の経済政策です』と、安倍総理はずっと国会で、何度も何度も自画自賛を繰り返してまいりました。ところが、外的要因によって株価は15,000円台、円は90円台、あっというまに3年前に戻ってしまった」

 重要なことは、安倍政権が株価釣り上げのために、私たちの年金資金を株式市場に投入して来たことだ。株式市場は本来的に不安定で、投機性をはらんでいる。年金資金の運用先としては不確実で不安定過ぎると不安視されてきたが、懸念が現実のものとなってしまった。

GPIFの運用実績報告を7月29日に遅らせ、選挙後まで年金資金損失の実態を隠す安倍政権

 安倍政権は2014年10月、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式投資枠を引き上げ、株高を演出してきたのだが、前日の株価下落により、たった1日で2.2兆円もの損失出してしまった。

 問題なのは、安倍政権が、例年7月上旬に公表してきたGPIFの年度ごとの運用実績の公表を、参院選後の7月29日に遅らせていることだ。2016年3月時点の株価から、昨年度の運用実績は約5兆円の赤字になっていると思われ、参院選への影響を避けるために政権が恣意的に公表を遅らせたと批判されている。それに追い打ちをかけるように、さらに2.2兆円の損失が加わったのだ。

 株高を演出し支持率を維持するために、年金積立金を使って博打をおこない、損をしたら年金受給年齢の引き上げや、受給金額の引き下げを画策する。一体だれのための政治なのか?

 「限られた税金をマネーゲームに投じるのではなくて、本当に必要なところに再分配をしていくことこそが政治に求められています。」

 蓮舫氏は続けた。

 「行き詰った経済政策は見直すべきです。私たちには対案があります」

 「奨学金をしっかりと返せる環境を作ろうじゃないですか。貧困に落ちている子どもたちに、貧困から抜け出すための施策を講じようじゃないですか。人への投資をすることによって、経済の再分配、大企業だけでなくて人に投資をすることで、日本経済はまだまだ力があります」

 今求められているのは、自民党やおおさか維新の会が主張するような新自由主義路線からの転換であり、民進・共産・社民・生活の野党4党が主張する所得の再分配を中心としたリベラル政策である。

 「1%の大金持ちよりも、99%の普通に暮らす皆さんの幸せを実現したい」

 尾立候補は演説の第一声で訴えた。

 一握りの富裕層のためではない、「みんなのための政治」がいま、求められている。

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