大阪府全域で組織的な選挙違反!? 大阪維新の会がダブル選挙中に告発状を提出〜維新・元グラドル市議にも選挙違反の疑い!? IWJが逆質問 2015.11.13

記事公開日:2015.11.15取材地: テキスト動画
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(取材:柏原資亮、文:IWJテキストスタッフ・奥松由利子)

特集 「ゆ」党再編の要!? 橋下徹と維新の「正体」
※11月15日テキストを追加しました!

 「この選挙違反は組織的で、注意にも耳を貸さず、悪質で目に余る。以後も同様の行為が続くようであれば、さらに告発を追加していく」

 11月22日投開票となる大阪府知事選挙と大阪市長選挙の「大阪ダブル選」において、公職選挙法違反が横行しているとして、大阪維新の会選挙対策本部長の今井豊氏らが、2015年11月13日、大阪府警に告発を行い、その内容について、大阪維新の会本部で記者会見を行った。

 今井氏らは、選挙期間中に大阪府内の各地で「さよなら維新」という看板を掲げたグループが特定の候補者への投票を呼びかけていることや、「明るい民主大阪府政をつくる会」のビラを配布していることが、公職選挙法違反にあたるとして、大阪府警に告発状を提出した。府警側は告発内容を検討中だといい、この日の段階では、まだ正式な受理はされていないという。

 一方で、大阪維新の会の大阪市議が、告示前に特定候補への投票を呼びかけた(事前運動)として、市民から選挙違反で告発されている。この件についてIWJの柏原資亮記者が質問すると、維新の会関係者は、「この市議は、逆に暴力行為の被害者でもある。維新の会の各議員に対しては、いろいろな妨害行為がある」と応じた。

 そして、大阪維新の会では民主主義を大切にしていると前置きした上で、「しかし、選挙となれば公職選挙法を守らなければ民主主義が成立しない。今回、それを打ち破る、公正ではない行動があった。それが許せない」と語気を強めた。

 「では、(不公正があった場合は)維新の議員に対しても、告発は当然するということか」――柏原記者がこう尋ねると、「そうです」と頷いた。

記事目次

■ハイライト

  • 会見者 今井豊氏(大阪維新の会選対本部長、大阪府議会議員)ほか
  • タイトル 「大阪維新の会」選挙運動疑義行為告発に関する記者会見
  • 日時 2015年11月13日(金)18:30〜
  • 場所 大阪維新の会本部(大阪市中央区)

「さよなら維新」の看板を立て、特定候補の名を連呼

 はじめに今井氏が、「本日、公職選挙法違反について告発をした。大阪府内全域で組織的と思われる選挙違反、悪質な選挙違反があり目に余る。悪質というのは、注意されても耳を貸さないことだ。これは公職選挙法に対する侮辱でもある。われわれも法に基づいて選挙活動をしている以上、このような違反に対しては厳然とした対応をとらざるを得ない」と述べた。

 続いて、大阪維新の会代理人の弁護士から、大阪府警本部に提出した告発状の内容について説明があった。

 「選挙期間中の11月9日から12日までに大阪府下一円で、『さよなら維新』と書いたのぼりや看板などを掲げた、数名から十数名の人たちが『大阪府知事には栗原(=栗原貴子候補)、大阪市長には柳本(=柳本顕候補)』と連呼していた。これは公職選挙法243条1項で代行行為の禁止にあたる。

 同時に、『明るい民主大阪府政をつくる会』のビラを通行人に配っていた。同会は政治団体ではあるが、今回の選挙で特定候補の支援をしているわけではない。にもかかわらず、選挙期間中にビラを配るのは、これは公職選挙法252条の3項、政治団体ビラの頒布禁止に觝触する」

 告発の際には証拠として、城東区で現場を目撃した人の供述書、当該のビラ、違反行為を撮影した映像なども添付したとし、さらに、その映像の一部を7~8分間にわたって再生してみせた。

「いかに組織的なものか、わかると思う。わが陣営が選挙違反を指摘しても、(撮影は)プライバシー侵害だと反発される。毅然とした態度をとらざるを得ない」。 

名前の出た候補者の陣営に抗議はせず

(…会員ページにつづく)

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「大阪府全域で組織的な選挙違反!? 大阪維新の会がダブル選挙中に告発状を提出〜維新・元グラドル市議にも選挙違反の疑い!? IWJが逆質問」への3件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    2015/11/13 【大阪】 大阪府全域で組織的な選挙違反⁉︎ 大阪維新の会がダブル選挙中に告発状を提出〜維新・元グラドル市議にも選挙違反の疑い⁉︎ IWJが逆質問 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/274884 … @iwakamiyasumi
    柏原記者、ナイス質問。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/666136678755536897

  2. あのねあのね より:

     IWJの配信記事に《【速報】マック赤坂氏が橋下徹氏の演説会で暴行被害 〜動画がとらえた維新の会関係者らの暴力行為》というエントリーの記事があるが、維新の会は自分たちの都合で被害者を装っているのではないのか。適菜収氏が実例を上げ、詐欺師だから嘘をつくのは当然だと指摘する“橋下氏の政党”が警察を利用したという先入観があるが、それが事実であるという感覚はぬぐえないのである。警察はとても散臭い“橋下氏の政党”を利するようなことが有ってはならない。
     しかし橋下氏は、“実力者”安倍晋三ととても仲がよさそうなので、不当な権力を使って邪魔者を排除にかかっても驚かない、世の中が既にナチスの時代になってしまっているからだ。かつて作家の田中康夫氏も御自身が選挙に出られたときに、他の陣営がやっていることを田中氏だけ当局に禁止されたことがあるそうだ。全体主義国にアリがちな事では有るが、日本の警察は何故か特定の政党にだけは法律の適用が緩いのだ。今回も大阪維新の会の提出した告発状だけ受理されて、安倍政権に都合がよい対応がされると予想される。

  3. バカ市長はいらない より:

    大阪維新の会はいらない選挙期間中に民間人に電話して橋下徹のボイステープ流してましたよね?
    それも反維新側の行動なのかな?

@55kurosukeさん(ツイッターのご意見) にコメントする コメントをキャンセル

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