「安保法制問題とは何か」でキャンパス集会 ~「民主主義は選挙投票がすべてではない」とデモ参加意義の議論も 2015.10.19

記事公開日:2015.11.4取材地: テキスト動画
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(取材:沼沢純矢、文:IWJテキストスタッフ・富田充)

特集 安保法制反対メッセージ
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 大学生を中心とするグループ、SEALDs(シールズ)の台頭で、今回の「安保闘争」では若い世代の関心が集まったのは周知の事実だが、法への賛否の姿勢を決めかねている学生の姿も、今なお少なくない。

 神奈川県の横浜市立大学・金沢八景キャンパスでは、同法の強行採決から約1ヵ月後の2015年10月19日、「これからどうなる?安保法制―学生×学者×弁護士トークセッション」が開かれた。同大学有志の教員や学生、さらには弁護士が登壇し、安保法の柱である集団的自衛権の行使がなぜ憲法違反なのかなどについて議論が交わされた。

 スピーチでは、安保法を強引に成立させた安倍晋三政権への怒りがにじむ発言が相次ぎ、「デモに参加しても政治は変わらない、という意見があるが」との学生の質問には、市民運動に熱心な弁護士の飯田学史氏が、「選挙で選ばれた政治家らが間違ったことをやろうとしたら、『おかしい』と声を上げることが参加民主主義だ」と力説した。

■ハイライト

  • 日時 2015年10月19日(月) 18:00~
  • 場所 横浜市立大学 金沢八景キャンパス(神奈川県横浜市金沢区)
  • 詳細 2015年安保法制関連法案に反対する横浜市立大学有志共同アピール
  • 主催 YCU安保法制を考える会(学生有志、教員:山根徹也氏、上村雄彦氏、廣田全男氏、高橋寛人氏、平松尚子氏、渡會知子氏、永岑三千輝氏、金子文夫氏、中西新太郎氏、五十嵐陽子氏)

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