【スピーチ全文掲載】「創価学会信者の願いを公明党議員が踏みにじるようであれば、落選運動に転じる!」~「戦争法案」に賛成する公明党を徹底批判!創価学会員・天野達志さんが魂の訴え! 2015.9.18

記事公開日:2015.9.18取材地: テキスト動画
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特集 安保法制

 「もし、強行採決するようであれば、私たち信者の願いを踏みにじるようであれば、私はもう、落選運動に転じますよ!」――。

 創価学会員の一人として、これまで選挙のたびに公明党を支えてきた天野達志さんは、9月17日に国会前で行われた集会でマイクを握り、公明党を痛烈に批判するスピーチを行なった。

 公明党の支持母体として、「鉄の結束」を誇ってきた創価学会。しかし、集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案をめぐり、この「鉄の結束」が崩れつつある。

 天野さんは、「平和の党」を標榜してきた公明党が「戦争法案」に賛成することに疑問を抱き、創価学会員の間で、公明党に同法案に反対するよう求める署名を集めた。集まった署名の数は9177筆。その署名の束を抱えて、天野さんが自宅のある愛知県から上京。署名を公明党本部で山口那津男代表に渡そうとしたのは9月8日のこと。

 東京は台風の影響で雨が降りしきっていたが、公明党本部は門前払い。雨の中、立ち尽くして党側の誠意ある対応を求めた天野さんを、党側が折れて、本部内に招き入れたのは9月11日のことだった。4日間、ずぶぬれになりながら粘った天野さんは、1万人近い人々の思いがこもった署名を、党の職員の手に渡した。

 この日、国会前でマイクを握った天野さんは、「なんで私たち学会員が、こんな戦争法案を進める公明党を応援しなくちゃいけないんだ!ふざけんな!」と、終始強い調子で公明党を糾弾。法案が成立した場合、公明党を応援することをやめ、「落選運動に転じる」と語った。(平山茂樹、文責・岩上安身)

 以下、天野達志さんのスピーチ全文と動画を掲載する。

■天野達志さんのスピーチ動画

天野達志さんスピーチ文字おこし

 「みなさんこんばんは!私、ちょっと緊張しております。

 まずは、御礼を申し上げます。7月30日から、私、一人の創価学会員として、この安保法案を白紙撤回を求める請願書の署名活動をさせていただいておりました!

 おかげさまで、全国からご賛同いただき、9177筆の署名をいただきました!ありがとうございました!

 8月30日の国会前のデモにおきましては、創価学会のメンバー他に、私の活動に賛同してくださる方々が20人もご助力いただきまして、その日一日で、4000筆も集まったんです!ありがとうございました!

 私はね、今日、申し上げたい!

 私の両親は創価学会員です。その流れもありまして、私は生まれた時から創価学会員でした。

 こんなことをね、みなさんの前で、『私は創価学会員です』なんて、言うことありませんよ、普通は。なんでこういうことを言わなくちゃいけなくなったんですか!

 私はね、公明党を応援していました。公明党というのはね、本来、平和の党で、人間の命を守る、戦争は絶対反対だって、そういう仏法の根幹の命をもって、公明党が誕生したんじゃありませんか!

 しかし、今の公明党はなんなんだ!

 私たち学会員は、騙されたんだ!

 おかしいじゃないか、こんな法案。戦争法案じゃないか!なんで私たち学会員が、こんな戦争法案を進める公明党を応援しなくちゃいけないんだ!ふざけんな!

 私は先週、公明党の本部に立ちました。9月8日の火曜日から、9日、10日、11日、4日間も立たされたんですよ。笑い事じゃないですよ。公明党職員はね、誰も私に顔を見せてくれませんでした。

 私たちは当たり前のことをやったはずです。戦争は反対。人の命が大事。それが民主主義でしょ。なんで強行採決ができるんですか!

 私は怒っています!私たち学会員も、もっと怒らなければいけません、本当は!

 でもね、みなさん、聞いてください。私はね、学会の中ではね、正しいことを言おうとする人が、今、いじめられているんですよ。これは本当のことなんです。9100を超える署名を集める際に、色んな方々からお手紙をいただきました。そのお手紙を見ると、涙が止まりません。

 大きな組織になりましてね、その地元で、これは違うじゃないか、公明党のやっていることはおかしいじゃないか、仏法と違うじゃないか、池田先生の教えていることと違うじゃないか、そういうことを言う人が、村八分にされているんです。

 これは問題があります。私はこの運動を通じて、本来あるべき創価学会、それから公明党に戻ってほしい。

 だけども、それがかなわないのであるならば、私は公明党を、来年の参院選では、応援しません!

 もし、強行採決するようであれば、私たち信者の願いを踏みにじるようであれば、私はもう、落選運動に転じますよ!

 創価学会員の思い、これは当たり前のことなんです。誰も殺さない、誰も殺させない。この戦争法案を阻止するために、連帯をします。どうもありがとうございました!」

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  1. 武尊 より:

    この人今後どの党に投票するんだろう?
    その事を発しないとダメでしょう。
    他の学会員の人で「公明党が有ったから、こ野程度の法案にする事が出来た」と言う発言を新聞社に電話して来た人もいたそうです。こういう未だに覚醒していない人を説得していかなければ、落選運動位じゃ創価は公明とくっ付いたままですよね。

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