脳科学者・茂木健一郎氏が、2015年9月4日に行われた「SEALDs(シールズ)」主催の国会前抗議でマイクを握った。東大法学部も卒業しているという茂木氏は、同学部の教授をやっていた長谷部恭男氏までが憲法違反だと言っていることをあげ、「国会というのは法律を作る専門家がやっているはずなのに、それ(憲法学者の声)を無視して法案を通すというのは、法的安定性という意味で信じられない」と語った。
「スピーチをしてもしょうがないので…」と前置きした茂木氏は、忌野清志郎の名曲「FM東京」の替え歌を披露。歌詞で、安保法案を痛烈に批判した。
歌い終わった茂木氏は、「安保法案、バルス!(※)」のシュプレヒコールをあげ、その場を後にした。
以下、茂木氏のスピーチと熱唱の動画を掲載する。
- (※)「FM東京」は忌野清志郎が「ザ・タイマーズ」として発表した楽曲で、「FM東京くさったラジオ、なんでもかんでも放送禁止さ」などの過激な歌詞で知られる。「RCサクセション」などの曲をFM東京が放送禁止にしたことへの抗議の曲。
- (※)「バルス」とは、スタジオジブリの映画「天空の城ラピュタ」で、ラピュタを「崩壊」させる呪文として映画終盤で登場する言葉。
みんな頑張ってアベ晋三退陣、安保法案廃案へ不屈の力を示しましょう‼️