【告知】その存在は日本国憲法を超える!? 知られざる「日米合同委員会」の実態に迫る! 鳩山由紀夫元総理、矢部宏治氏インタビューを会員限定で連続再配信 2015.3.12

記事公開日:2015.3.12取材地: テキスト
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 岩上安身もレギュラーコメンテーターとして出演するテレビ朝日「モーニングバード!」が、3月5日、番組内のコーナー「そもそも総研 たまペディア」の中で、日米合同委員会について取り上げた。

 番組では、テレビ朝日の玉川徹氏が、鳩山由紀夫元総理と、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』の著者である矢部宏治氏にインタビュー。一般の国民にはほとんど知られることのない、日米合同委員会の実態に迫った。

 日米合同委員会とは、日本側からは外務省北米局長を、米国側からは、在日米軍司令部副司令官をそれぞれ代表とし、月2回、日米地位協定にもとづき、在日米軍を具体的にどう運用するかということをめぐって、日本の官僚と米軍によって行われる会議のことである。

 鳩山氏は、総理在任中、普天間飛行場の移設先をめぐり、ぎりぎりの交渉を行っていた。2010年4月6日、鳩山氏は、首相公邸で、外務省、防衛省の実務者と、普天間飛行場の「徳之島移設案」について協議。これは、鳩山氏の指示で、絶対に外に漏らしてはいけないものだったが、翌日の新聞朝刊に、この協議内容が官僚からリークされた。鳩山氏は、「官僚たちは、『首相以外のなにか』に忠誠を誓っていた」と、当時を振り返っている。

 官僚たちが忠誠を誓う「首相以外の何か」。それこそが、日米合同委員会に他ならないのだと、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』の著者である矢部宏治氏は指摘する。そしてそれは、驚くべきことに、日本国憲法をも超えてしまう存在なのだ――。

 日米合同委員会とは何か。そして、日本はなぜ、在日米軍基地を撤去できないのか。IWJでは、3月13日から3夜連続で、日米合同委員会に迫るアーカイブを会員限定で再配信する。

◆日米合同委員会に迫る! IWJ会員限定再配信シリーズ◆

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「【告知】その存在は日本国憲法を超える!? 知られざる「日米合同委員会」の実態に迫る! 鳩山由紀夫元総理、矢部宏治氏インタビューを会員限定で連続再配信」への1件のフィードバック

  1. 山﨑享子 より:

    「日本はなぜ基地と原発は止められないのか」を読ませて頂き、戦後から現在まで日本の状況を理解すると共に大変なショックをうけました。政治家の動きがよくわかるようになりました。誰を向いて行動しているか?税金が流れているか?今後も勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いたします。

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