11月4日、京都府警の公安警察官が京都大学との協定を破り、通告なしに大学キャンパス内に入り込んでいたとして、警官が学生に取り押さえられた問題をめぐって、7日(金)12時より、京都大学全学自治会同学会中央執行委員会の学生らが、吉田キャンパスのシンボルであるクスノキ前で記者会見を行った。
11月4日、京都府警の公安警察官が京都大学との協定を破り、通告なしに大学キャンパス内に入り込んでいたとして、警官が学生に取り押さえられた問題をめぐって、7日(金)12時より、京都大学全学自治会同学会中央執行委員会の学生らが、吉田キャンパスのシンボルであるクスノキ前で記者会見を行った。
■ハイライト
全学自治会同学会中央執行委員会 = 中核派 = 極左暴力集団
IWJが中継した、本日の京大公安事件の同学会・記者会見に関する現地ツイート・中継ツイート・主催者声明・背景説明などをまとめました。よろしければ御覧下さい。
京大公安侵入事件(京大ポポロ事件)・京大クスノキ前会見のまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141533477859782901?page=2
この事件で真っ先に思い出しのが日本共産党幹部宅盗聴事件である。警視庁管内において行われた神奈川県警の犯行について神奈川県警は関与を否定したが、裁判の経過を追ってゆくと組織的に関与した疑いが濃厚であった。
一部の新聞にとって今回の事件は、所沢高校や国立の小学校の時のように安倍政権の教育政策に事件を利用するよい材料となるだろう。数社の“質問”の仕方自体がその目的の為の偏向報道の材料集めであることを強く印象付ける。今回も同じ顔ぶれで偏向報道をし、右翼団体の街宣車が京都大学周辺に大挙押しかけることは想像に難くない。もちろん警察は“言論の自由”を理由に本気で取り締まることは無いだろう。かつての日教組大会と同じように。
現在の東京の早稲田大学や法政大学の例をだすまでもなく、学外からの弾圧が最終的には大学当局からの弾圧になることは目に見えている。むしろその“計画”の為のスタートといえる事件だけに、大学当局や学生自治会は相手の手の内を充分に読んで最大限の警戒をしなければならない。敵は知性と教養と自由な言論が大嫌いな、下品で粗野な連中である。しかも嘘も暴力も大好きな最低最悪の連中なのだ。