2012年6月6日、eシフト主催による「脱『原子力ムラ』の規制組織を作ろう」の院内学習会が開かれた。体制を巡る与野党の対立により発足が遅れていた原子力規制組織だが、一転、今国会で原子力規制委員会が設置される見通しとなった。参加者らは、脱「原子力ムラ」の組織づくりを目指すため、国会での十分な審議を与野党議員に求めることで一致した。
(IWJ・ぎぎまき/IWJ・遠田)
2012年6月6日、eシフト主催による「脱『原子力ムラ』の規制組織を作ろう」の院内学習会が開かれた。体制を巡る与野党の対立により発足が遅れていた原子力規制組織だが、一転、今国会で原子力規制委員会が設置される見通しとなった。参加者らは、脱「原子力ムラ」の組織づくりを目指すため、国会での十分な審議を与野党議員に求めることで一致した。
■ハイライト
現在、政府案と自民・公明党による自公案の2つが提出され、国会の審議の中で論戦が続いている。政府案は環境省に原子力規制庁を設置し、緊急時に総理に指示権を与えるもの。一方、自公案は3条委員会としての原子力規制委員会と規制庁を置くことで独立性を確保し、事故が起きた際の決定権は専門家に委ねるとしている。
もう一点、参加者から発言が続いたのは「経歴制限」と「ノーリターン・ルール」について。
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