ジョン・レノンとオノ・ヨーコを中心に結成されたプラスティック・オノ・バンドの「Give Peace A Chance(平和を我らに)」のメロディにのせて、解釈改憲による集団的自衛権行使容認に反対する抗議行動が6月30日(月)、渋谷ハチ公前で行なわれた。
参加者らは、ヴェトナム戦争に対する反戦歌・平和へのメッセージソングとして作られた「Give Peace A Chance」を、ギターやパーカッションで演奏しながら歌い、これと並行して、渋谷を行き交う人々が次々にマイクアピールした。
スクリーンでは、同日に総理官邸前で行なわれた集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する抗議行動が映し出された。
通行人の中で足を止め、マイクを握った多くは外国の人々だ。様々な国の外国人が日本語でスピーチし、「戦争は悲しいことだけ」「戦争はイヤだ」「世界で1番大切なこと、平和だよ」とアピールした。
参加者らは、渋谷を歩く若者に向けて、安倍政権が憲法の解釈を変えて集団的自衛権の行使を容認しようとしていることに、少しでも関心を持つよう呼びかけた。
元自衛隊員「本当に戦争するということを安倍総理は分かっていない」
官邸前だけでなく、ハチ公前でも。音楽と言葉。
渋谷で若者が抗議!日本でこの曲を切実な思いで聞くことになるとは。
これが人種・国家を超えた不変の想い。皆で繋がろう、大きな声で文句を言おう。