「規制側に工程表の概念が必要」の意見に、森本次長「今ただちに具体的にということはない」~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2014.3.11

記事公開日:2014.3.11取材地: 動画
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(IWJ・赤間一欽)

 2014年3月11日(火)14時から、東京・六本木の原子力規制庁で森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。

 記者からは、同日午前に行われた原子力規制委員会・田中俊一委員長の訓示において、壇上で福島第一原発の現在の進捗状況を説明した、保安検査官に関連した質問が上がった。

 保安検査官が述べた、「福島第一原発に、廃炉のためのロードマップがあるが、私たち規制側にも工程表のような概念が必要だと感じた」との発言について、質問を受けた森本次長は、次のように回答した。

 「今ただちに具体的にということはないが、むしろ、そういう声が現場から上がったということを受け止めて対応するが、一点だけ申し上げれば、1ミリシーベルトの検討を先般行ったが、それを踏まえての対応ということについては、時間的なものも含め、東京電力に指示をし、それを実施計画に移すということになっている。また、委員長から除染を含め、作業環境の改善というのを求めていますから、そういったものについて東京電力からヒアリングをし、かつ規制委員会として対応の仕方を決めていく」

■全編動画

  • 日時 2014年3月11日(火) 14:00〜
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

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