秘密保護法で原発も「特定秘密」の対象に 日比谷野音で大規模な反対集会 2013.10.29

記事公開日:2013.10.29取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井信篤)

 「特定秘密保護法案」と「日本版NSC設置法案」の国会審議が始まったことを受け、10月29日(火)、日比谷野外大音楽堂で、市民、国会議員、弁護士などが集まり大規模な反対集会が行われた。

 超党派の議員でつくる「立憲フォーラム」から、代表の近藤昭一衆議院議員をはじめ、多数の国会議員が駆けつけた。同フォーラムは、「憲法第96条を先行改憲しよう」という主張が急速に広がったことに危機感を持った国会議員が結成したもの。

■ハイライト

原発情報も特定秘密の対象に

 「秘密保護法案に反対するネットワーク」からは海渡雄一弁護士が参加。「政府は原発に関する情報は秘密にしないと言っていたが、国会議員との交渉の中で『技術的な部分を含めて秘密にすることがある』とはっきり認めました」と、政府の国民への説明が一転したことを指摘した。

 主催の「フォーラム平和・人権・環境」によると、集会の参加者は2800人。集会後にはデモが行われ、シュプレヒコールや鳴り物などで同法案に反対のアピールを行った。

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