安倍政権が秘密保護法案の成立を目論む臨時国会が、10月15日に開会した。衆議院第一議員会館では、「市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案に反対する院内集会」と題した集会が行われ、約220名の参加者が詰めかけた。国会議員や弁護士、大学教授など、各界から秘密保護法案への反対の声があがった。集会終了後、福島みずほ議員に意見を聞いた。
(IWJ・須原拓磨)
特集 秘密保護法
安倍政権が秘密保護法案の成立を目論む臨時国会が、10月15日に開会した。衆議院第一議員会館では、「市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案に反対する院内集会」と題した集会が行われ、約220名の参加者が詰めかけた。国会議員や弁護士、大学教授など、各界から秘密保護法案への反対の声があがった。集会終了後、福島みずほ議員に意見を聞いた。
記事目次
■ハイライト
日本弁護士連合会・前事務総長の海渡雄一弁護士は、秘密保護法について「軍事情報が秘密とされると、歯止めがきかなくなる可能性がある」と指摘。さらに海渡氏は、「日本政府は40トンを超えるプルトニウムを保有している。仮に、政府が核兵器開発を行おうとした場合、最も重要な秘密として扱われるかもしれない」と語り、「そうなると、国民が知らないうちに日本は核兵器保有国となってしまう」と、秘密保護法制定による危険性を解説した。
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