2022年1月12日、東京都千代田区の参議院議員会館で、社会民主党・福島瑞穂党首による定例記者会見が行われた。
社会民主党はこの日、常任幹事会を開催し、今年7月に行われる参議院議員選挙に立候補する第1次公認候補を発表した。いずれも比例代表で、現党首で現職の福島瑞穂・参議院議員と副党首で新人の大椿裕子氏の2名。今後随時公認候補を擁立する構えだ。
また、任期満了に伴う党首選挙は1月14日に告示され、候補者が1名の場合はその日に当選を確認し、当選証書が授与される。福島瑞穂・現党首は「愛する社民党の先頭で党首として頑張り抜きたい」と立候補を表明、他に立候補者が出る可能性は少なく、引き続き社民党を主導する見込みだ。
さらに福島氏は、IWJ記者の米軍関係者によるとみられるコロナ感染の市中拡大と日米地位協定のあり方についての質問に答えて「在日米軍を特別扱いするな、(コロナの)水際対策の中で同じようにやるべきだ」と述べ「日米地位協定の中に検疫の問題は入っていなかった。検疫の問題をきっちり入れてやっていきたい」と語った。