2021年12月1日、東京都千代田区の参議院議員会館で、福島瑞穂・社会民主党党首による定例の記者会見が行われた。
会見では、前日の11月30日に行われた立憲民主党代表選挙で、泉健太氏が新代表に選出されたことを受け、野党共闘や野党合同ヒアリングの今後について、福島党首に質問が及んだ。
福島党首は「泉健太氏に期待することは、新自由主義の転換と憲法改悪阻止。国民の命と暮らしを守るために連携をしていきたい」と述べ「野党共闘はブレずにやっていくというのが社民党の立場だ」と表明した。
また、福島氏は「野党共闘は失敗だった、野党は批判ばかりしている、野党合同ヒアリングのやり方はまずかった、というのはむしろ、自民党・公明党側の利害で言われている『呪いの言葉』だ」と述べ、野党の結束・工夫・団結を恐れる人たちがばら撒いている「呪いの言葉」に負けるなと訴えた。
野党合同ヒアリングについては「森友、加計学園、桜を見る会など情報開示や何が問題かクリアカットに追及できた」と指摘し、「国会の質問は時間が限られている。野党合同ヒアリングは有益・有効だった。続けて行こうと呼びかける」と要望した。