国民民主党は9月11日、午後1時より千代田区永田町の全国町村会館にて党大会を開き、立憲民主党との合流にともなう解党を決めた。
国民民主党は分党し、新立憲民主党に合流する議員と、参加しない議員で結成を目指す新党などに分かれ、2018年5月の結党からは2年4か月、1996年の民主党、民進党、希望の党、国民民主党の流れから数えれば24年に渡る活動を終えた。
所属国会議員48名、都道府県連代議員21名(加えてウェブ参加20名)によって開催されたこの党大会は、小熊慎司衆議院議員の司会で進行し、まず平野博文幹事長から9日の議員総会で解党が議決されたことが報告され、それを受けて玉木雄一郎代表の発言が行われた。
玉木代表は一旦降壇した平野幹事長を呼び戻して感謝を述べ、これまでの党運営の労をねぎらった。
そして玉木代表は、「国民民主党はまさに名前のとおり、国民生活の向上と民主主義発展のために結党した。この思いをあらためて皆さんと確認して、より良い政治実現、何よりも国民のための政治を実現するため、それぞれの立場で頑張っていこうではありませんか。皆さまに、幹事長とともに感謝を申し上げ、最後のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました」と述べ、国民民主党最後の党大会は閉会した。