表現の自由、情報公開、国民主権の促進に生涯を捧げ、2012年6月12日に亡くなった弁護士・日隅一雄氏の意思を引き継ごうと創設した日隅一雄情報流通促進基金賞の第3回目の表彰式が2015年6月17日(水)、日比谷コンベンションホールで行なわれた。
大賞を受賞したジャーナリストの添田孝史氏は、著書『原発と大津波 警告を葬った人々』(岩波新書)で、地道な資料収集により政府や東電関係者が福島沖の地震津波を予測していた事実を裏付けた。そして、情報公開請求により集めた資料をWEB上に公開し、一般市民にもアクセス可能なものとした。
選考委員の一人であるメディア総合研究所の岩崎貞明氏は、「添田さんの活動は新しい時代のジャーナリズムのあり方を身をもって示されたのではないか」と高く評価した。
日隅一雄情報流通促進基金大賞は『原発と大津波 警告を葬った人々』の著者・ジャーナリストの添田孝史氏が受賞「日隅さんがいなかったら、私の本は世の中に出なかった」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249577 … @iwakamiyasumi
日隅さんの志は受け継がれている。涙が出ます。
https://twitter.com/55kurosuke/status/614025696340393984