「革新勢力は、まず手をつなぐことが必要」 ~とめよう壊憲!護憲結集をめざす 神戸円卓会議パートIII 2013.11.24

記事公開日:2013.11.24取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・花山/奥松)

特集 憲法改正

 「いつも市民の動きは遅すぎる。憲法を壊そうとする勢力に勝利するために、革新政党、革新勢力、護憲勢力は、『今』からの連携を」──。

 2013年11月24日、神戸市兵庫区の兵庫勤労市民センターで、「とめよう壊憲!護憲結集をめざす 神戸円卓会議パートIII」が行われた。参議院議員選挙前の6月30日に行われた、同会議の「パートII」に続くこの集会では、しがらみを越えた護憲勢力の結集を目指し、愛知、長野、兵庫の取り組みが報告され、討論が行われた。

記事目次

■ハイライト

  • 登壇者 パネリスト
    • 佐藤三郎氏(兵庫、とめよう壊憲!護憲結集!実行委員会 代表)/池住義憲氏(愛知、政治を考える市民の会 共同代表)/竹内忍氏(長野、素敵な憲法に乾杯!市民パーティ 世話人)
    • コーディネーター 松本誠氏(市民まちづくり研究所、政策提言市民団体・市民自治あかし 代表)

市民運動の動きはいつもギリギリ、連携につながらない

 佐藤三郎氏は護憲派の市民団体の活動に関して、「全国で、おそらく1万を超えるであろう団体が、インターネットで見る限り、参院戦前に護憲政党の結集を掲げていた集会は、ほとんど見当たらなかった。7月の参院選では、脱原発を一番曖昧にごまかした、自民党が大勝した。だから、庶民というか、われわれの要求を政治の場に反映するには、やはり、大衆運動と共に、選挙対策を含めた政治の闘いに取り組まないとダメではないか」と危機感を表した。

 続けて、「選挙の日程が固まってくる時期になると、なんとかしないといけない、と動き出すが、いつも市民の動きは遅すぎる。そして、結局、共闘をあきらめてしまう。憲法を壊そうとする勢力に勝利するには、革新政党、革新勢力、護憲勢力が、みんな手をつながなければならない。革新勢力や労働組合の活動を見ていると、やはり共闘できないという現実にぶつかる。革新勢力は、まず手をつなぐことが必要と痛切に感じる。 愛知の機密的組織的取り組み、長野の新しい発想を参考にしながら、『まだ、3年ある』ではなく、『今』から連携することを考えたい」と、神戸の取組みの発展が必要との認識を示した。

「脱原発」「憲法改悪許さない」の2点で共闘を目指す

(…会員ページにつづく)

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