コンテンツ種別: テキスト
鮫川村の指定廃棄物焼却炉問題、地権者が国を相手取り操業差し止めの仮処分申し立て ~「法的根拠」を答えられない環境省 さらなる「偽造」も発覚か 2014.7.29
「まるで日本ではないかのよう」――。福島県鮫川村の高濃度放射性廃棄物(指定廃棄物)の焼却炉建設をめぐり、7月29日、地権者の堀川宗則氏が、国に対し操業差し止めの仮処分申し立てを起こした。その後に行われた記者会見で堀川氏は、環境省による事業の強行姿勢を批判した。
2013年7月、行政側が焼却炉建設の根拠としていた地権者18名の「同意書」をめぐり、地権者の一人である堀川宗則氏の署名捺印が、第三者によって「偽造」されたものであることが発覚。本人が建設に反対していることが明らかになったにも関わらず、環境省と村は同年8月19日、焼却炉の運転を強行した。
舛添知事、日韓関係改善アピールするも他国での反日運動に「極めて不快。野放しにして良いのか」と発言 2014.7.31
7月23日から3日間の日程で韓国・ソウルに訪問した舛添要一都知事は、7月31日(木)、東京都庁で定例記者会見を行なった。
「東電は全電源喪失を予想できた」検察審査会が勝俣恒久元会長ら元東電幹部3人に「起訴相当」議決 ~福島原発告訴団が福島市で緊急記者会見 2014.7.31
「安全対策費用軽減のための、根回し、時間稼ぎなどを行なっていた東電は、今回の全電源喪失による炉心損壊を予想できた」——。
2014年7月31日(木)、東京第5検察審査会は、福島第一原発事故をめぐり、勝俣恒久元会長(第12回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 2012.5.14)、武藤栄元副社長(第6回国会事故調査委員会(参考人:武藤栄 元東電副社長) 2012.3.14)、武黒一郎元副社長(第8回国会事故調査委員会 2012.3.28)の3人の元経営陣を、業務上過失致死傷罪で「起訴相当」と議決した。同原発事故をめぐっては、東京地検は昨年9月、東電元幹部ら42人を全員「不起訴処分」としていた。
今後、東京地検は再度捜査を行い、起訴するかどうかを改めて判断する。
「東京地検に起訴の圧力を」 ~再稼働反対! 首相官邸前抗議、東電幹部らの起訴相当議決を受けて 2014.8.1
7月31日、東京第五検察審査会は、東京電力元会長勝俣恒久氏を含む3人を業務上過失致死傷罪で「起訴相当」とする議決書を公表した。その翌日、8月1日に行われた盛夏の金曜日、官邸前抗議行動では、主催者発表で2300人が参加し、原発「再稼働反対」を訴えた。
川内原発「工事計画認可」補正申請の段階に~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.1
2014年8月1日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。8月8日の審査会合で川内原発の「工事計画認可」補正申請の準備状況を事業者から聴取する予定だと報告された。
海江田代表「民主党が中心となって統一会派を」野党協力に意欲、代表選前倒しは改めて否定 2014.7.31
民主党は7月31日(木)、両院議員懇談会を開催し、その後、臨時役員会を開催した。
懇親会は冒頭の代表挨拶まで報道陣に公開され、臨時役員会終了後、荒井聰役員室長による懇親会ブリーフィング、引き続き海江田万里代表による臨時記者会見が開かれた。
「原子力部門の行動指針」を文章化~東京電力「原子力安全改革プラン進捗報告(2014年度第1四半期)記者会見」 2014.8.1
2014年8月1日14時から、東京電力で「原子力安全改革プラン進捗報告(平成26年度第1四半期)記者会見」が開かれた。「原子力部門の行動指針」を文章化したこと等を、今期の主なトピックスとして発表した。
福島第一原発1号機建屋カバー解体時の情報公開方針を発表~東電定例会見 2014.7.31
2014年7月31日20時頃から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバーの撤去工事時に関する情報公開、ダスト飛散時の緊急通報の方法について発表した。
都合の悪い地震動を採用しない規制庁に異議〜川内原発の耐震に関する政府交渉 2014.7.29
九州電力川内原発1、2号機の新規制基準適合性審査を優先的に進めてきた原子力規制委員会は7月16日、2基が新規制基準に適合しているとする審査書案を発表した。しかし、火山リスクや事故時の避難計画、1号機の高経年化など、川内原発が抱える課題はいまだ山積みだ。事実上の「合格」を与えた規制委の判断は「拙速すぎる」と、専門家や市民の間では批判の声が上がっている。
パリのテロ事件を受け石破茂氏が共謀罪「成立させるべき」!? 平岡元法相は「共謀罪を作らずパレルモ条約に批准しようとしたが外務省の抵抗が強かった」と官僚の“裏事情”を告発! 2014.7.31
特集 共謀罪(テロ等準備罪)法案シリーズ|特集 秘密保護法
※2015年11月21日テキストを一部加筆しました!
パリでの同時多発テロ事件を受け、自民党幹部や閣僚などが「共謀罪」の導入を口にし始めている。石破地方創生担当大臣は、2015年11月21日、TBS「時事放談」の収録で、「テロは待ってくれない」として、共謀罪を「成立させるべきだ」との考えを示した。
難航する核廃棄物処分問題 最終処分場は公募から指名へ/電気料金は今後も上がり続けることを示唆 2014.7.29
「核廃棄物施設の誘致に反対する道北連絡協議会」他2団体の呼びかけにより、核廃棄物の処分方法や処分場に関して、政府関係機関と市民団体との意見交換会が7月29日(火)に参議院議員会館で行なわれた。
政府側からは、この日、原子力規制庁、資源エネルギー庁、文部科学省、NUMO(原子力発電環境整備機構)、JAEA(日本原子力研究開発機構)が参加した。
「封鎖解除なき停戦はしないというハマースは、パレスチナ人の気持ちを代弁している」 ~岡真理氏(京大教授)が語る、主要メディアが報じないガザの実情 2014.7.26
特集 中東
★本日(7月31日)20時より、岩上安身による岡真理・京大教授インタビューをCh1で配信!ぜひご覧下さい。→【IWJチャンネル1はこちら】
「イスラエルは、パレスチナ人を封鎖状態に置き、数年に一度、戦争を起こすほうが都合がいいのだ」──。
パレスチナ問題に詳しい岡真理氏(京大教授)は、7月26日に京都で行った講演で、パレスチナ問題の歴史や背景を無視した日本のマスコミ報道を批判。その上で、「2012年のガザ攻撃時の停戦条件が、封鎖解除であったにもかかわらず、イスラエル側は履行しなかった。今回も『封鎖解除については、停戦後に協議する』としている。ハマースが受け入れないのは当然だ」と語った。
【岩上安身のツイ録】佐世保女子高校生殺害事件 加害者は「他に出口を見いだすことができなかった優等生」「モーニングバード!」で岩上安身がコメント 2014.7.31
7月29日(火)朝8時から、テレビ朝日「モーニングバード!」に出演しました。
スタジオでは、佐世保で起きた、高校女子生徒による同級生の殺害事件が取り上げられました。「人を殺してみたかった」という供述、遺体の切断など、陰惨かつ不可解な事件です。逮捕された少女は、恵まれた家庭に育ち、東大を目指すほど、勉強熱心でもあったようです。「いい子」の「優等生」だからこそ、知的発達の進み具合に比べ情緒的発達が遅れ、バランスを欠いてしまって引き起こした事件かもしれません。
【岩上安身のニュースのトリセツ】紀元前から現代まで一気に語り尽くす東欧ユダヤ人とウクライナの2000年史 ~つながりあうイスラエル・パレスチナ問題とロシア・ウクライナ問題、絡みあう反ユダヤ主義とシオニズム ウクライナにおける反ユダヤ主義の長い歴史をたどる 大阪大学助教・赤尾光春氏インタビュー 2014.7.31
7月17日、乗員・乗客298人を乗せたマレーシア航空機が、内戦が続くウクライナ東部で墜落するという大惨事が発生した。事故ではなく、何者かによって撃墜されたと見られている。
この一報を受けてウクライナ政府は、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が、ロシアの支援を受けて地対空ミサイルによって撃墜したとする声明を発表した。
4月~6月期で4年ぶりの黒字回復~東京電力「2014年度第1四半期決算 記者会見」 2014.7.31
2014年7月31日17時から、東京電力で廣瀬直己社長らによる「平成26年度第1四半期決算 記者会見」が開かれた。販売電力料等の売上高が前年同期比+9.9%を達成し、経常費用が増加するも、4年ぶりに4月~6月期で黒字を回復した。
舛添都政 東京独自色を語る一方、国とのパイプも強調 規制撤廃には強気 2014.7.30
舛添要一東京都知事が7月30日、日本外国特派員協会で会見を行った。「知事就任から5ヵ月を経て、本格的に新しい都政が開始された」と語る言葉の端々からは、「東京国際金融センター」構想に代表される、規制撤廃重視の経済政策を推進しようとする姿勢が窺われた。また、外交都市としての東京を語る際には、国レベルの外交とは距離を置くとする一方で、安倍晋三総理との個人的な親密さをアピールした。
政府交渉で明らかになった驚きの「規制」実態 「対策を実施するので安全です」と宣言すれば審査はスルー!? 2014.7.29
日本一火山リスクが高い原発といわれる川内原発は、事実上、原子力規制委員会の新規制基準を満たすと認められ、早ければ10月にも再稼働するといわれている。しかし、敷地内の活断層や避難計画の不備も指摘されており、肝心の火山の影響を過小評価しているとみる火山学者も少なくない。
7月29日、「原子力規制を監視する市民の会」が原子力規制庁を招き、川内原発の火山審査に関する政府交渉を行った。