コンテンツ種別: テキスト
【IWJブログ】高まる辺野古沖の緊張「銃剣とブルドーザー」に抗う沖縄と「なぜ作業が遅れている。さっさとやれ」と怒鳴り机を叩く安倍総理 2014.9.2
辺野古新基地建設をめぐり、建設に反対する住民と海上保安庁の攻防が連日続いている。海保の警備はあまりにも過剰な点が目立ち、けが人も出ている。あまりに強権的な姿勢は、現代の「銃剣とブルドーザー」と言っても過言ではない。
「銃剣とブルドーザー」とは、今に続く在日米軍基地問題の出発点である。米軍による土地接収は、1952年のサンフランシスコ講和条約締結を前後して、二つの時期に分けられる。
米軍は沖縄占領と同時に住民を収容所に入れ、居住や農業などに適した広大な土地を軍用地として接収し、これを無償で使用した。さらにサンフランシスコ講和条約発効後、米国民政府は、1953年に「土地収用令」を公布し、真和志村(現那覇市)銘刈・具志、宜野湾村(現宜野湾市)伊佐浜、伊江村真謝など、各地で強制的な土地接収を開始。武器を持たず必死に反対を訴える住民に対し、米軍兵士は銃剣で武装し、強制的にブルドーザーで家屋を押しつぶし、耕作地を敷きならしていったのだった。
内閣改造目前での谷垣法相による死刑執行、国連勧告を無視し続ける日本政府に人権団体が強く抗議 2014.8.29
仙台拘置所の小林光弘死刑囚と東京拘置所の高見澤勤死刑囚の死刑が執行されたことに対し、8月29日、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本を含む4つの人権団体が抗議の記者会見を開き、雨の中、法務省前での抗議行動を行なった。
【岩上安身のツイ録】風雲急を告げるウクライナ情勢/NATOへの加盟は冷戦終焉後の最大の地政学的転換点 2014.9.2
特集 IWJが追う ウクライナ危機
※2014年8月31日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
ガザで無期限の停戦が決まった。失われた命は戻らないし、破壊し尽くされた街やインフラの復旧はこれからだし、封鎖も解かれていない。支援物資が届くようにゲートが開いたこと、沿岸での漁ができるようになったことくらい。
これまで起きていたことがあまりにひどかったので、これだけのことでも喜んでしまう。もちろん、ミサイルが飛んでくる恐怖から一時的にであれ解放されたことは、喜ばしいに決まっている。でも絶対に忘れてはならないことは、イスラエルは、大規模な作戦以外でも攻撃を行ってきた事実。
福島第一、3号機の使用済み燃料プールがれき落下は現地規制事務所が対応~規制庁定例ブリーフィング 2014.9.2
2014年9月2日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発3号炉のSFP(使用済み燃料プール)内へのがれき落下事案について、規制委員会は現地規制事務所が対応しているという。
国会周辺のデモ規制を示唆した自民・高市政調会長発言に市民らが抗議、自民は火消しの談話を発表 2014.9.1
ヘイトスピーチのみではなく、市民による国会周辺のデモや街宣活動も、「規制の対象」となることが懸念されている。
8月28日に行われた自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」の初会合で、高市早苗政調会長は、国会周辺の街宣活動に対して「何時間も仕事にならない状況が続いて、とても電話の声も聞こえないので、批判を恐れることなく議論を進めてまいりたい」と発言。この発言を受けて、9月1日17時30分より、衆議院第二議員会館前で、「国会周辺デモ規制断固反対! 永田町アクション」が行われた。
福島第一、3号機使用済み燃料プール内にがれきが落下~東電定例会見 2014.9.1
2014年9月1日(月)17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。
福島第一原発3号機SFP(使用済燃料プール)内に約570kgのがれきが落下し、燃料集合体の上に載っている状態になった。現在、プール水質や線量に有意な変化はないという。
辺野古の過剰警備を続ける海上保安庁、市民に対する強制排除は「弾圧」でも「違法行為」でもないと強弁 2014.8.29
辺野古沖で新基地建設に向けたボーリング調査が続くなか、建設に反対する市民らは連日、海上での抗議行動を展開しているが、海上保安庁による法的根拠のわからない強制排除、拘束などが相次いでいる。社民党の福島瑞穂参議院議員は8月29日、議員会館に防衛省、海上保安庁の職員を招き、緊急行政交渉「辺野古に基地はいらない!海保の過剰警備は問題だ!」を開いた。
国会正門前の抗議行動、下水道工事でなくなる可能性も ~川内原発再稼働やめろ!国会前大集会 2014.8.30
10月下旬から開始予定の東京都下水道局が行う下水道工事により、東日本大震災以降、国会正門前で繰り返し行われてきた抗議行動の場がなくなる可能性があるという。夏休みも1日を残すだけとなった8月30日、首都圏反原発連合主催による、川内原発再稼働反対を訴える抗議行動が国会正門前で行われ、「週末の抗議行動が最後になるかもしれない」とアナウンスされた。
「再稼働の判断主体はどこにあるのか」田中委員長へ質問通告~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.29
2014年8月29日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。
記者が「再稼働の判断主体がどこにあると考えているのか」と田中委員長に質問を通告したことについて、回答は後日の定例記者会見を希望した。
ヘイトスピーチ規制に舛添知事「ナチスまがいのことを許しては五輪開催できない」 2014.8.29
「ナチスまがいのことを許しては東京五輪を開催できませんよ!」――。
8月28日、自民党のヘイトスピーチ規制に関するプロジェクトチームが始動した。東京都の舛添要一知事は、翌日29日の定例会見で、法規制へ向けた議論が始まったことを歓迎した。
【文化】スタジオジブリ鈴木氏「宮﨑駿なき後は庵野秀明」/庵野氏、忘れがたい作品は「新世紀エヴァンゲリオン」 2014.8.26
10月23日から10月31日まで開かれる東京国際映画祭の記者会見が8月26日、アカデミーヒルズで行われた。
オープニングフィルムは、ディズニー・アニメーションの最新作『ベイマックス』が、ワールドプレミアで公開される。一方、クロージングフィルムは、累計発行部数1100万部を突破する岩明均氏の『寄生獣』の実写映画が選ばれた。
【ガザを伝える「第三の目」〈4〉】「恒久的」なガザ停戦合意は本物か!? ~「お願いだ、もう止めてくれ」ハマスのロケット弾とイスラエルの「レイシズム」に怯えるイスラエル人ジャーナリストの叫び 2014.8.31
特集 中東
イスラエル側の死者69人、 パレスチナ側の死者2143人。「虐殺」とも呼べるイスラエル軍の一方的な攻撃に晒されていたガザ地区に、ひとまずの平和が訪れた。
イスラエルとパレスチナは8月26日、ガザ地区における長期的な停戦に合意し、同日午後4時(日本時間27日午前1時)に発効した。7月8日から50日続いた戦闘は、とりあえずの終息をみせた。
合意によれば、イスラエル側は「パレスチナ人の漁業権の拡大」や、「ガザへの人道援助、救援物資、再建のための建設資材の搬入」を認めることに同意し、2007年から続けていた経済封鎖を緩和したという。
【広島土砂災害】災害に乗じて広がる流言飛語 「朝鮮人洗浄」を煽る「自警団」 ~反復される関東大震災「朝鮮人虐殺」の記憶 2014.8.31
※『九月、東京の路上で~1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』著者、加藤直樹氏に岩上安身がインタビュー。8月31日~9月2日 の19時~3夜連続、Ch1で配信します。関東大震災に際し、朝鮮人への虐殺が行われた東京各所でロケを敢行しました。ぜひ、ご覧ください。
■【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く
[日時]8月31日~9月2日の19時~ 3夜連続配信!
[配信]IWJ・Ch1
根拠のないデマにより治安悪化が叫ばれ、「自警団」の結成にまで発展する。
90年前の9月1日、関東大震災が発生した時に起きたことだ。地震に襲われ混乱している地域では、「朝鮮人が井戸に毒を入れ、放火、強盗、強姦をしている」といった流言が広まった。各地に自警団が組織され、朝鮮人へ暴力をふるい、虐殺したことが知られている。
【文化】「誰かを倒す革命に答えはない。必要なのは各々の中の意識革命だ」 ラッパー・DELI氏が松戸市議選に向け本格始動開始 2014.8.28
「って事で、俺は今年の11月に俺の地元である松戸市の市議会議員選挙に立候補します!す。もう決めた!」――。
ラッパーのDELI氏が2014年6月18日、突如、twitterで、自身の地元・千葉県松戸市議会選挙への立候補を表明した。
DELI氏はソロ活動の他に、2000年代の日本のHIPHOPシーンを牽引した8人のラッパー集団「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」の一人としても、若年層を中心に広く知られている。
立候補表明後、自身の政治団体「PLANET ROCK」を立ち上げたDELI氏は8月28日、池袋のクラブ「BED」で政治資金パーティーを開催した。
【岩上安身のニュースのトリセツ】「ロシア軍による国境侵犯、ウクライナ軍が撃破!」とポロシェンコ大統領の「から騒ぎ」~ウクライナと西側総ぐるみの「8.15虚報!?」とその後の「だんまり」(前編) 2014.8.29
ウクライナ大統領がイギリス首相に「侵入したロシア軍装甲車両を撃破した!」と――「報道」
あの騒ぎはいったい何だったのだろうか――
内戦の続くウクライナ東部では、死者は2千人を超え、ガザと同じ一般市民が多数巻き添えになっている。避難民の数はすでに70万人を超えた。一大惨事である。
「自分の名前をひらがなで書くのが精一杯」――子宮頸がんワクチン被害者らが「薬害根絶デー」に訴え 2014.8.25
特集 子宮頸がんワクチン
「普通の高校生として、みんなと一緒に笑い合ったり、ふざけたりする時間を過ごしたかった」――。
サリドマイド被害、薬害スモン、薬害エイズ、陣痛促進剤被害、薬害筋短縮症、MMRワクチン被害、薬害ヤコブ、薬害肝炎、薬害イレッサ、タミフル副作用被害――。私たちの生活に身近に存在している薬品によって被害が生じた、あらゆる薬害を根絶することを呼びかける「薬害根絶デー」の第15回目となる集会が8月25日、弁護士会館で開かれた。
「集団的自衛権は、国際社会に向けた参戦の意思表示だ」 ~新外交イニシアティブ『虚像の抑止力』出版記念シンポジウム 2014.8.25
「沖縄について、ワシントン(米政府、連邦議会、シンクタンク)は、ほんのひと握りの人間以外、知識も興味もない。アメリカは、大統領が変わると役人もごっそり変わるので、日本に影響を及ぼすことのできる要人は、30人くらいしかいない」――。
8月25日、新外交イニシアティブ(ND)設立1周年記念で行われたシンポジウムで、事務局長の猿田佐世氏は、米国内における沖縄基地問題の認識の実情をこう語った。
「一日も早く殺処分ゼロの社会を」~ 犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議連準備会で著名人らも応援 2014.8.28
超党派の国会議員による「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(略称:はっぴぃ0(ゼロ)議連)の設立準備会が、8月28日、参議院議員会館にて開催された。会合には、呼びかけ人の国会議員、文化人、著名人ならびに市民団体などが参加した。