コンテンツ種別: テキスト
福島第一原発は「やりがいのある職場環境」なのか――作業者アンケートの実施~東京電力「中長期ロードマップの進捗報告(8月分)」 2014.8.28
2014年8月28日18時から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況に関する記者会見」が開かれた。汚染水対策である増設・高性能ALPS、海水配管トレンチの凍結止水、サブドレン浄化設備といった対策の進捗、作業者アンケートの実施といったトピックスを発表した。
新国立競技場、新設よりも改修を──伊東豊雄氏の改修案発表を受けてシンポジウムが開催される 2014.5.12
特集 新国立競技場問題
※ 本記事は、2014年5月15日にアップした記事を再掲したものです
新国立競技場の建設のため、現在の国立競技場の解体工事が7月から始まる予定である。5月末には、「SAYONARA国立」というイベントが行われる。新国立競技場のデザインは、昨年11月に行われた国際コンペで、イラク出身の建築家ザハ・ハディド氏の案が選ばれた。
しかし、この案に対して、多くの専門家や知識人から様々な問題が指摘されている。5月12日(月)、昨年プリツカー賞を受賞した建築家の伊東豊雄氏、人類学者の中沢新一氏、建築エコノミストの森山高至氏、建築史家で京都工芸繊維大学教授の松隈洋氏がシンポジウムを開催した。
新国立競技場をめぐり、建築家の槇文彦氏らが会見とシンポジウム開催 都の「7月解体」計画に疑問の声 2014.4.23
特集 新国立競技場問題
※ 本記事は、2014年4月27日にアップした記事を再掲したものです
2020年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画に反対する建築家の槇文彦氏や、市民グループ「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」共同代表の森まゆみ氏ら6人が4月23日、東京都内で会見し、現在の国立競技場の取り壊しの延期や、新国立競技場における練習用のサブトラック設置計画の見直しなどを求める要望書を、近く文部科学省と東京都に提出することを明らかにした。
吉田調書、「個人的には手に入れば読みたい」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.8.27
2014年8月27日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。政府が吉田調書を公開する方針を示したことについて、規制委としては改めて規制基準に取り入れる考えはないことを示した。委員長個人としては、「手に入れば読みたい」とコメントした。
増設ALPSの性能試験計画を承認~2014年度 第21回原子力規制委員会 2014.8.27
2014年8月27日(水)10時30分から、2014年度第21回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原発の増設ALPSに関する実施計画の変更認可が承認、認可された。また、規制委と事業者トップとの意見交換会を、10月から月一回のペースで公開で行うことがほぼ了承された。
慰安婦問題、朝日「誤報」で高揚する「右派メディア」の主張を徹底論破~岩上安身によるインタビュー 第452回 ゲスト 哲学者・能川元一氏 2014.8.15
特集 戦争の代償と歴史認識
※サマリー記事を追加しました(8月29日)。
旧日本軍による従軍慰安婦の「強制連行」を巡り、朝日新聞は8月5日付けの記事で、「済州島で慰安婦狩りをした」と証言した故・吉田清治氏を取り上げた記事について、「一部に事実関係の誤りがあった」と認める報道を行った。吉田氏の証言については、従来から「証拠がない」として疑問視する声があがっていた。
24人の「傍聴する権利」は24,000円以下!?~放射線による健康影響を議論する「専門家会議」で過剰規制する環境省に市民らが緊急申し入れ 2014.8.25
国はいつまで、被災者の声に耳をふさぎ続けるのか――。
福島原発事故による放射線の健康影響の把握や健康管理の在り方を検討する専門家会議が、8月27日(水)に開催される。これに先立ち、「放射能からこどもを守ろう関東ネット」など26の市民団体が名を連ね、25日、主催者である環境省に申し入れを行なった。
その内容は、環境省が会議の傍聴希望者を恣意的に選別している可能性があるとし、過剰規制に抗議するもの。やりとりは1時間以上に及んだが、その中で、環境省が27日の会合の傍聴者の数を半数に減らした事実が発覚。疑念の払拭どころか、環境省に対する不信感が増す申し入れ行動となった。
各事業者からフィルタベントの説明を受ける予定~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.8.26
2014年8月26日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。8月28日(木)の第133回審査会合で、複数の事業者それぞれのBWRプラントについて、それぞれフィルタベントに関する説明を受ける予定になっていることが報告された。
「これはメディアの堕落だ」NHK退職者1500人が籾井会長の辞任、罷免を求めてNHKに要請書を提出 2014.8.21
「安倍政権に対する危機もあるが、我々に共通しているのは、恥ずかしいという思いだ」――。
「政府が右というのを左とは言えない」、「(慰安婦制度は)どこの国にもあった」などと、公共放送のトップとして不適切な発言を重ねているNHKの籾井勝人(もみいかつと)会長。
「籾井氏は会長として相応しくない、恥ずかしい」という思いで一致した元NHKの職員らが21日、NHK経営委員会に対し、籾井会長に辞任を勧告し、応じない場合は放送法に基づいて罷免するよう求める要請書を、賛同する1500人の元職員の名簿と合わせて提出した。
さまよい続けた「棄民」たちの凄惨な末路「お国のためにはどうでもいい」? 足尾鉱毒事件から学ぶ公害の問題点 2014.8.24
足尾鉱毒事件田中正造記念館と渡良瀬川研究会が8月24日、群馬県・館林市で第42回となる渡良瀬川鉱害シンポジウム「―学ぼう!館林と田中正造」を開催した。
「公害の原点」と呼ばれる足尾鉱毒事件と、福島第一原発事故の共通点などが論じられた。
約2.5万本相当、高レベル放射性廃棄物の最終処分の行方 2014.8.20
「ベクレルフリー北海道」代表のマシオン恵美香氏ら市民団体が中心となり、核廃棄物の処分方法や処分場に関して、政府関係機関との2回目の会合を8月20日、参議院議員会館で行なった。
政府側からは資源エネルギー庁、文部科学省、JAEA(日本原子力研究開発機構)、原子力規制庁、日本原燃、NUMO(原子力発電環境整備機構)が参加した。
地下水浄化試験状況を福島県漁連に説明「理解が得られたら海洋放出」~東電定例会見 2014.8.25
2014年8月25日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。サブドレン設備の浄化試験結果を県漁連に説明したことを報告。今後も港湾への放水が承認されるまで、丁寧に説明を続ける予定だという。
【IWJウィークリー62号】(PDF版を発行しました) 2014.8.25
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【IWJブログ】広島土砂災害、自衛隊の到着の遅れは朝の渋滞に巻き込まれたためと判明! 「あと一時間早く出動してくれれば!」~遅れた初動が命取り、渋滞中、最高指揮官はゴルフ漬け 2014.8.24
広島市北部の安佐南区で、8月20日未明、前日からの豪雨の影響により、大規模な土砂災害が発生した。
23日の時点で、死者は49人、行方不明者は41人にものぼる。警官、消防隊員、自衛隊員が懸命の捜索活動にあたっているが、現在も断続的に降り続く雨のため、救助活動は難航している。
沖縄キャンプ・シュワブゲート前に3600人、首相官邸前にも450人の市民が政府の辺野古基地建設に「NO」 2014.8.23
辺野古新基地建設の一環として、ボーリング調査を強行した日本政府、防衛省に対する抗議集会が、8月23日、沖縄キャンプ・シュワブのゲート前で開かれた。
集会には3600人(主催者発表)もの市民が駆けつけた。これに呼応して、同日、首相官邸前でも連帯の抗議行動が行われた。官邸前には450人(主催者発表)の人々が集まった。
「再び国民を同じ道にひきずり込みかねない悪法を安倍内閣は進めている」戦争体験者・日本赤十字看護大学名誉教授が警鐘 2014.8.22
安倍政権の退陣を訴える市民団体「アベ NO THANK YOU!」が8月22日、日比谷で集会とパレードを開催した。
「アベ NO THANK YOU!」はもともと、今年の通常国会に提出され、成立した「医療介護総合確保推進法案」に反対する医療関係者らが集まって広がった市民団体である。
東京五輪に向けて舛添知事が受動喫煙防止条例制定を示唆「十分考えられる一つの選択肢」 2014.8.22
舛添要一東京都知事は、8月22日(金)、都庁で定例の記者会見を行なった。会見で舛添知事は、来月9月1日から始動する東京国際金融センター推進会議の第1回会合の開催についてや、菅義偉官房長官との会談、2020年の東京五輪に向けて、都内の受動喫煙防止条例制定の検討などについて話した。
「政府は信用できない」~川内原発再稼働反対を訴え官邸前で市民らが抗議 2014.8.22
九州電力川内原発の審査書案がとりまとめられ、政府は再稼働に向けて推進する構えをみせている。首都圏反原発連合の主催で行なわれた8月22日の首相官邸前抗議では、川内原発再稼働を阻止しようと、多くの参加者が声を上げた。