【岩上安身のツイ録】細々継続中の「自転車部」、すぐに頓挫してしまった「バスケ部」、そして新たに「キックボクシング部」始動! IWJは「勤勉」と「すこやか」のバランスを模索中! 2015.4.25

記事公開日:2015.4.25 テキスト

 日刊ガイドの挨拶文で、若手スタッフの石川優君が詳しく書きしたが(※)、2月21日に北海道の帯広で突然の狭心症の発作で倒れてから、仕事にぼちぼち復帰し始めたのが3月半ば。本格的な復帰の第一弾目のインタビューとなったのが、3月23日に行われた鳩山由紀夫元総理のインタビューでした。発作に見舞われてから約一ヶ月後の再開です。

 それからだいたい一ヶ月(4月25日時点)。この間、どれくらいインタビューを重ねてきたかというと……なんと、15本! 2日に1本のハイペース! 過労死未遂のサバイバーなのに、なんで気がついたらこんなハイペースで仕事をしているんだ!? と、自分自身もビックリ!


没落する日米と急速に台頭する中国 安倍政権はいつまで「従米路線」を続けるのか?~岩上安身によるインタビュー 第531回 ゲスト ニューヨーク・タイムズ東京支局長 マーティン・ファクラー氏 2015.4.23

記事公開日:2015.4.25取材地: テキスト動画独自

※4月26日テキストを追加しました!

 集団的自衛権行使容認、辺野古新基地建設、TPP、歴史認識、AIIB——。安倍総理は4月26日から訪米し、オバマ大統領と日米首脳会談を行う他、米議会上下両院合同会議で演説を行うが、これらの懸案事項について、日米両国の間で協議が行われると思われる。

 2012年末の政権発足以来、日米同盟を何よりも最優先し、「従米路線」を堅持してきた安倍総理。今回の訪米も、「主人」である米国に対し、与えられた課題をいかに達成したかということを、「報告」しに行くだけのことに過ぎない。

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏との共著『崖っぷち国家 日本の決断』を発表したニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏は、民主党による政権交代が行われた2009年以来、日本に滞在し、日本の政治を取材し続けてきた。


【IWJブログ】「受信料支払い」でついにNHKが敗訴! 私文書偽造疑惑も? 東大・醍醐名誉教授「実在を裏付ける証拠のない受信契約書は私も見た」と証言! 2015.4.24

記事公開日:2015.4.24 テキスト

 国民はNHKに「さようなら」を告げる時期にきているのかもしれない。

 テレビを持っているというだけで契約義務が生じる「放送法」を盾に、受診料支払い訴訟で連戦連勝を重ねてきたNHKだが、そんなNHKに、ついに「黒星」がついた。

 NHKが千葉・松戸市在住の男性(66)に対し、受信料約18万円の支払いを求めていた裁判で、2015年4月15日、松戸簡易裁判所は「受信契約が締結していない」と判断。NHKの訴えを退けた。


元農相が証言! 自民党内ではすでにTPP妥結の雰囲気が蔓延? 永田町でTPP抗議行動~北海道の卵農家は「TPPで『TKG(卵かけご飯)』が食卓から消える」可能性を指摘 2015.4.24

記事公開日:2015.4.24取材地: テキスト動画

特集 TPP問題

 TPP交渉が佳境を迎えつつある。

 米国時間2015年4月23日、米議会下院の歳入委員会は前日の上院に続き、大統領に強い交渉の権限を委任する貿易促進権限(TPA)法案を賛成多数で可決した。「TPP妥結に欠かせない」とされるTPA法はこれから両院の本会議で審議にかけられる。

 TPA法案の成立は困難だとみられているが、予断を許さない状況には変わりない。TPPに反対する市民らは24日、衆議院第2議員会館前に座り込み、抗議の意思を示した。


ALPSの使用済廃フィルタを収容する容器上面の水たまり、さらに増えて合計14基に、原因はいまだ特定できず~東京電力定例記者会見

記事公開日:2015.4.23取材地: テキスト動画

 2015年4月23日17時40分ごろから、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPSの使用済廃フィルタを収容するHIC容器の上面に見つかった水たまりについて、継続点検の結果、さらに3基のHIC上にもあり、合計14基に溜まり水があることが判明した。


AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身によるインタビュー 第530回 ゲスト 経済評論家・宋文洲氏 2015.4.21

記事公開日:2015.4.23取材地: テキスト動画独自

 「日中は是々非々でつきあうべき」――。ソフトブレーン株式会社の創業者で、現在は経営コンサルタントや評論家として活動している宋文洲氏は、日本がAIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加見送りを表明したことに関して、「好き嫌い」の「情」ではなく、その都度のニーズに応じて外交政策を展開すべきだ、と語った。

 宋氏は、現在の中国がAIIBや「シルクロード経済圏」構想など、沿岸部ではなく内陸を重視し、鉄道やパイプラインといったインフラを整備しようとする事情を説明。西安などといった内陸部は、上海や北京などといった沿岸部と比べ、依然として金回りが悪く、より近い欧州との接続を目指しているのだという。


安倍総理の訪米に合わせ米ワシントン・ポスト紙で「辺野古移設反対」を直接アピール~世界18ヶ国から110万ものアクセス――沖縄意見広告運動記者会見 2015.4.22

記事公開日:2015.4.23取材地: テキスト動画

※4月23日テキストを追加しました!

 「2014年は世界18ヶ国から110万件のアクセスがあった」

 沖縄基地建設に反対する市民グループ「沖縄意見広告運動」は、米国時間の4月27日午前0時から3日間、米ワシントン・ポスト紙のWEB版に、辺野古の米軍基地建設に反対する広告バナーを掲載する。掲載時期は、安倍総理が訪米する時期と重なるという。


奄美の山を切り崩し、辺野古の海を埋めるかのような政府の強行、ずさんな環境保全策で生態系が壊されつつある現実~辺野古の海を守る緊急シンポ・環境省ヒアリング 2015.4.14

記事公開日:2015.4.23取材地: テキスト動画

※4月23日テキストを追加しました!

 「辺野古の海を守る緊急シンポジウム」が2015年4月14日(火)、衆議院第一議員会館で開催され、シンポジウム後半は環境省ヒアリングも行われた。主催は日本自然保護協会。

 シンポジウムの冒頭、同会理事長の亀山章氏は、「辺野古大浦湾の自然保護の問題は、世界の自然保護問題としてとらえる必要がある。一国の防衛問題とは次元の異なるものだと思っている」と訴えた。


子宮頸がんワクチン推進派による声明は「事実に基づかない」 副反応被害者・弁護士らが抗議 ~推進派医師が被害者らに「醜悪である」などと暴言を浴びせていたことも明るみに 2015.4.21

記事公開日:2015.4.22取材地: テキスト動画

 専門家らでつくる団体「HPVJAPAN」が、2015年3月31日付けで子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種を勧める声明を発表した。これに対し4月21日、薬害オンブズパースン会議と全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が記者会見を行ない、同声明の問題点を指摘し、強く批判した。


「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第529回 ゲスト 井戸謙一弁護士 2015.4.19

記事公開日:2015.4.22取材地: テキスト動画独自

 福井県にある関西電力高浜原発3、4号機をめぐり、隣接する滋賀県の住民ら29人が運転差し止めを求めた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)は2016年3月9日、住民側の申し立てを認め、運転差し止めを決定した。

 3号機は1月末に再稼働したばかりだが、仮処分決定は直ちに効力を持つため、関電は一度運転を停止する。その後、異議申し立てと仮処分の執行停止の申し立てをする方針だ。稼働中の原発が仮処分決定で停止するのは全国初。住民側の弁護団・井戸謙一弁護士は、2015年4月にも福井地裁に対し、高浜原発3、4号機の安全対策は不十分だとして運転停止の仮処分を求め、これが認められていた。


川内原発再稼働差し止め却下 弁護団は地裁の「事実誤認」を指摘、「九電の反論をそのまま採用した『コピペ判決』だ」と批判 2015.4.22

記事公開日:2015.4.22取材地: テキスト動画

 鹿児島県の川内原発1、2号機の再稼働差し止めを住民らが求めた仮処分の申し立てに対し、鹿児島地裁(前田郁勝〈いくまさ〉裁判長)は2015年4月22日、申し立てを却下する決定を出した。事業者の九州電力は7月上旬に1号機の再稼働を目指しており、住民側は福岡高裁宮崎支部に即時抗告する方針を示した。

 決定を受け、司法記者クラブで会見を開いた住民側の弁護団の一人、只野靖弁護士は今回の決定に対し、「九電の反論をそのまま採用している『コピペ判決』だ」と批判した。


川内原発再稼働差し止め申し立てが却下された決定に対し委員長「コメントする立場にないが、規制委の業務は粛々と進めていく」~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.4.22

記事公開日:2015.4.22取材地: テキスト動画

 2015年4月22日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。九州電力川内原子力発電所1、2号機の再稼働差し止めの仮処分を住民らが申し立てたのに対し、鹿児島地裁がこれを却下する決定を下したことについて、田中委員長は、「コメントする立場にはない」が、「規制委の業務は粛々と進めていく」との考えを表明した。


「決着持ち越し」に終わった日米協議 「TPA法案可決は困難」を伝えないメディア、報じられない米国の要求 2015.4.21

記事公開日:2015.4.21 テキスト

特集 TPP問題

 TPPをめぐる日米閣僚級会議は4月21日未明、「決着持ち越し」で終了した。甘利明TPP担当大臣は21日の閣議後会見で、「意味ある前進をできた。焦点となっていたコメと自動車分野では距離は縮まっている」と述べた。

 しかし甘利氏もフロマン米通商代表部(USTR)代表も、揃って「残された課題がある。引き続き協議が必要だ」と語っている。米国側は、米国産コメ20万トン以上の輸入拡大という要求水準を引き下げたというが、日本側が主張する5万トンより多く、いまだ大きな隔たりがある。


冤罪を防止するための刑事訴訟法一部改正案に矛盾!? 捜査権限の拡大により冤罪を増やす可能性も――弁護士らが数々の問題点を警告 2015.4.13

記事公開日:2015.4.21取材地: テキスト動画

特集 共謀罪|特集 秘密保護法

※4月21日テキストを追加しました!

 「盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える ―超党派国会議員と市民の勉強会」が2015年4月13日(月)、参議院議員会館で行なわれた。弁護士の小池振一郎氏・海渡雄一氏が講演し、改正案の内容や問題点について解説した。


「最大のヤマ場」を迎えたTPP交渉 タイムリミットは4月末の安倍総理訪米か? 元農相が暴露する日米合作「TPP反対派封じの工作」が進行中? 2015.4.20

記事公開日:2015.4.20 テキスト

特集 TPP問題

 安倍総理の訪米を前に、TPP交渉が「最大のヤマ場」を迎えている。

 TPPをめぐる日米閣僚級協議が4月19日に続き、20日も午前中から続いている。初日の19日、甘利明TPP担当相は協議後、記者団に「今日の協議は良かったと思う。日米間に残された課題を整理し、明日、協議する道筋をつけた」と述べ、フロマン米通商代表も「いい協議ができた。明日への道筋をつけた」と好感触を示した。


【岩上安身のツイ録】TPPはすべての人に降りかかる! 〜発癌性の高いホルモン剤や抗生物質を投与された牛肉が出回り、月給2万円の国々の労働者と競争させられる社会を受け入れるのか 2015.4.19

記事公開日:2015.4.20 テキスト

特集 TPP問題

 北米自由貿易協定(NAFTA)を92年に締結してから、米国労働者の賃金は40年前の水準にまで落ちた。これは、TPPによって、間違いなく日本でも起こる。山田正彦元農水相は、私に2日前に語ったばかり。それを裏付けるデータがタイミングよく報じられた。


現役NHKチーフプロデューサーが警鐘「会社をクビになるより、はるかに恐ろしいものが見える」――沈黙するメディア、記者のサラリーマン化を危惧 2015.4.19

記事公開日:2015.4.20取材地: テキスト動画

 「報道や表現を自粛しない人たちのオフ会」が2015年4月19日、東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターで行なわれた。

 会の目的は「翼賛体制の構築に抗する 言論人、報道人、表現者の声明」の連名者が意見発表・意見交換・交流すること。一部では、「萎縮と自粛」の現実についての現場からの報告が行われ、二部では、この会の今後の展開について、参加者も交えて議論された。


「年間20ミリ基準」を司法の場で争う時が来た――福島県南相馬市の住民534人が国を相手に提訴「避難勧奨解除は違法」経産省前で解除撤回を求め訴え 2015.4.17

記事公開日:2015.4.20取材地: テキスト動画

※4月20日テキストを追加しました!

 国による一方的な「年間20ミリシーベルト」基準が、初めて、司法の場で争われることになった――。

 福島県南相馬市の住民132世帯534人が、2015年4月17日、国の「特定避難勧奨地点」解除は違法だとして、1人あたり10万円の慰謝料と解除の取り消しを求め、東京地裁に提訴した。提訴に先立ち行なわれた経済産業省前でのアピール行動で、住民の1人は、いまだ毎時10〜20マイクロシーベルトを測定するホットスポットが点在している中、昨年2014年12月末の解除後、住民がほとんど帰還していない現状を訴えた。


【岩上安身のツイ録】「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」 志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く! 2015.4.19

記事公開日:2015.4.19 テキスト

2015年4月19日16時からの井戸謙一弁護士インタビューは
IWJ Ch1で→ http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

 今、滋賀県に向かう新幹線の車中。のぞみで名古屋へ→こだまで米原へ→東海道線で南彦根へと乗り換える。昨日、電車の乗り継ぎを調べてくれた事務の若いスタッフが、元気よく「よねはらで乗り換えです!」と言っていた。まあ、「まいばら」は、意外に難読駅名のひとつかもしれない。

 これから、弁護士の井戸謙一さんにお会いしに行く。初めてお会いする。


農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身によるインタビュー 第528回 ゲスト 西尾正道氏、黒田洋一郎氏 2015.4.18

記事公開日:2015.4.19取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
※4月20日テキストを追加しました!

 「日本は世界トップクラスの農薬大国である」――。この言葉には、多くの人々が疑問を持つかもしれない。なぜなら、あらゆる農作物について、「国内産のものは安全だ」という言説が、日本人の間で広範に流布されているからだ。

 しかし、実はそうではない。OECDの調査によれば、単位面積あたりの農薬使用量は、米国やオーストラリアをおさえ、日本と韓国がダントツのトップなのである。

 そして、この農薬使用量の多さと相関していると考えられるグラフがある。それが、発達障害の有病率を表したグラフだ。こちらも、日本と韓国がダントツのトップ。驚くべきことに、農薬の使用量と、発達障害の発生率は、関係している可能性が極めて高いのである。