「もう一人のマララ」米軍ドローンの誤爆被害にあったナビラさん父子が語る、戦争被害の実態「米国は戦争ではなく教育にお金を」 2015.11.16

記事公開日:2016.2.4取材地: テキスト動画

※2月4日テキストを追加しました!

 加害者が、過激派組織と米国であるのとでは、被害者側のその後に「大きな差」が生じる。

 パキスタンの反政府勢力、タリバンの支配下に生きる人々の惨状を告白し「勇気ある少女」として世界的に知られるようになった、マララ・ユスフザイさんは2012年10月、下校途中に武装勢力に狙い撃ちされ、頭部と首に銃弾を受ける重傷を負った。15歳の少女に対する残虐行為に世界中から激しい非難の声が上がり、女優でUNHCR特使でもあるアンジェリーナ・ジョリー氏がパキスタン、アフガニスタンの少女のために約400万円を寄付するなど、マララさんの存在は広く知れ渡ることとなった。


「民主と維新だけで話し合ったって勝てない」〜生活・小沢代表が民主党に忠告!参院選新潟選挙区・菊田氏鞍替え出馬を「大義から外れた姑息なやり方」と痛烈批判 2016.2.2

記事公開日:2016.2.3取材地: テキスト動画

 「野党統一候補としてみんなでやろうという大義から、全く外れた非常に姑息なやり方だ」

 今夏の参院選までカウントダウンが始まったというのに、遅々として進まない「野党共闘」。足かせになっているのは、こともあろうに民主党なのではないか。野党第一党に対する不安や不満の声が野党内からもくすぶり始めている。生活の党と山本太郎と仲間たちの小沢一郎代表は2016年2月2日の定例会見で、民主党を「姑息」だと痛烈に批判した。


「うちは社論として軽減税率を求めている。だから安倍政権を批判するな」!?堕ちたメディアの実態を専門家らが告発「総務省は自民党こそ行政指導すべき」と報道圧力に憤り! 2015.12.15

記事公開日:2016.2.3取材地: テキスト動画

※3月2日テキストを更新しました!

 「先進国、民主主義国で、政権与党が個別の番組を理由にテレビ局を呼びつけることがあるでしょうか?」

 立教大学社会学部でメディア論を教える砂川浩慶氏は、外国メディアの記者たちに向かって、こう問いかけた。


「スーパーマン」になりたがる内閣の下心〜安倍政権が「無邪気」に導入を目論む「緊急事態条項」はワイマール憲法を形骸化した「全権委任法」!憲法学者・石川裕一郎聖学院大学教授講演 2016.1.24

記事公開日:2016.2.3取材地: テキスト動画

◆ヤバすぎる緊急事態条項特集はこちら!
※3月3日テキストを更新しました!

 安倍政権が憲法改正の突破口に位置づける「緊急事態条項」。

 同条項が現行憲法に盛り込まれていないのは、内閣に強大権力を握らせる明治憲法に対する反省からであり、安倍総理が同条項の新設理由に挙げる「災害対応」は、これまでの法制で十分対応可能である――。

 憲法学者で聖学院大学教授の石川裕一郎氏は2016年1月24日、東京都練馬区の生涯学習センターで開かれた学習会「改憲の目玉・国家緊急権って何だ?」で緊急事態条項の不必要性を説いた。


事故から5年目の福島第一原発を視察、原点を確認し直す意向~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2016.2.3

記事公開日:2016.2.3取材地: テキスト動画

 福島第一原発事故から5年目を迎えるにあたり、田中委員長は規制委員全員が福島第一原発を現地視察し、規制委員会、規制庁の発足の契機になった原点を改めて確認する意向を示した。同時に住民帰還に向け、不安感の払拭も狙っているという。


【特別寄稿】「夫婦同姓」は“富国強兵”と切り離せない「新しく創られた伝統」!――もう政治なんて待てない……夫婦別姓を司法に問うた5年間の闘い(選択的夫婦別姓訴訟原告・小国香織氏) 2016.2.2

記事公開日:2016.2.2 テキスト

 2015年12月16日午後3時から始まった最高裁判所の大法廷。寺田逸郎裁判長が判決を読み上げます。

 「上告棄却する。上告費用は上告人らの負担とする」――。

 ここまでは想定内でした。夫婦別姓を認めない民法の規定は違憲かどうかが争われたこの裁判は、表向きは国に損害賠償を求める形になっており、そこまで認められるのはハードルが高いと弁護士なら知っていましたし、原告の私たちもそれは聞かされていました。


二審もDHCが敗訴!澤藤統一郎弁護士への名誉棄損訴訟 弁護団「スラップ訴訟に成功体験をさせてはならない」 2016.1.28

記事公開日:2016.2.2取材地: テキスト動画

※2月2日テキストを追加しました!

 「大丈夫だろうとは思っていたけれども、やはり判決を聞いてほっとしました」――。化粧品や健康食品の製造販売大手、株式会社DHC(本社・東京都港区)と吉田嘉明・同社代表取締役会長が澤藤統一郎弁護士を名誉毀損で訴えた訴訟の控訴審判決が2016年1月28日、東京高等裁判所(柴田寛之裁判長)で行われ、昨年9月の一審に続き、二審でもDHC側の請求は棄却された。

 判決後、集まった支援者らを前に、澤藤弁護士は安堵の表情を浮かべた。


「伝えなければいけないことがあるんです」――ISによる殺害から1年、教会仲間が語るジャーナリスト・後藤健二さんの「志」!憲法改正「前夜」、我々は後藤さんの死を忘れてはならない! 2016.2.1

記事公開日:2016.2.2取材地: テキスト動画

※2月2日テキストを追加しました!

 「伝えなきゃいけないことがあるんです。伝えるためには、そこにいかないとダメなんですよ」――。IS(イスラム国)に殺害されたジャーナリスト・後藤健二さんは、同じキリスト教会に通う仲間にこう話していたという。

 後藤さんを人質にとったISが、後藤さんの殺害映像を流したのは、日本時間の2015年2月1日、早朝5時頃だった。最悪の結末を迎えてからちょうど1年経った2016年2月1日、東京・JR四ツ谷駅前で「憎しみの連鎖を断ち切ろう!後藤健二さんの死を忘れない2・1サイレントアクション」(主催・解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会)が開催された。


建屋まわりのフェイシングはあまり手がついていないと曖昧に答える東電~東京電力定例会見 2016.2.1

記事公開日:2016.2.1 テキスト動画

 降雨の地下浸透を抑制するフェイシングは、5、6号機や汚染水タンクのあるOP35mエリアは2015年度内に完了する見込みだが、護岸や建屋周りはまだ手がついていないと曖昧に答え、具体的な進捗状況をまったく公表しなくなった。


またもや自民党議員の「カネ」問題!熊本選出・松村祥史議員に3500万円もの「出所不明金」!神戸学院大学・上脇博之教授「松村議員と政党支部の共謀だろう」 2016.2.1

記事公開日:2016.2.1 テキスト

※IWJ会員・無料サポーター向けに毎朝配信している「日刊IWJガイド」より抜粋し、リライトしました。

 おはようございます。城石エマです。「悪代官と悪徳商人」のごとき甘利大臣の騒動の裏で、もう一つ、自民党議員の「怪しいカネ」問題が浮上しています。

 熊本選挙区の松村祥史(まつむら よしふみ)参議院議員に、3500万円もの出どころの不明な「寄付金」があることが発覚しました。


「ちょっと『市民連合』ってよくわかりませんので…」って岡田代表、まさか!?―自民党への「転身」が噂される鈴木貴子議員の何様な発言、そして鈴木宗男氏の「男の勝負」とは!? 2016.1.30

記事公開日:2016.2.1取材地: テキスト動画

※2月1日テキストを追加しました!
※本稿はIWJ会員に無料で発行している「日刊IWJガイド」2016.1.312016.2.1 から転載し、編集・加筆したものです。

 IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文です。2016年1月30日に開催された民主党大会が開催され中継・取材を行ないました。

 「どこ見て政治やっているんだ!」

 これは、SEALDsの本間信和さんが、遅々として進まぬ今夏の参院選挙に向けての野党共闘体制に業を煮やして、講演会で叫んだ言葉です。


【第241-245号】岩上安身のIWJ特報!社会全体が「山谷」化している現代日本 ~山谷争議団事件と新宿西口バス放火事件から、差別と搾取の構造を問う 安田好弘弁護士インタビュー 2016.1.31

記事公開日:2016.1.31 テキスト独自

 

 安田氏との接点は、昨年の2月21日、北海道の帯広で開かれた石川知裕元衆議院議員(小沢一郎氏の元公設第一秘書)の、陸山会事件の「裁判報告会」だった。石川氏から司会を依頼された私は、石川氏の弁護をつとめた安田好弘氏の基調報告を聞きながら、パネルディスカッションをさばいた。


「安倍総理の『国家催眠』に引っかかるな」~前泊博盛氏が日米同盟の現実を解説──「オスプレイが首相官邸に落ちたら、米軍が官邸を封鎖するだろう。日本は主権国家ではなく属国だから」 2015.12.19

記事公開日:2016.1.30取材地: テキスト動画

特集 空飛ぶ欠陥機オスプレイ
※1月30日テキストを追加しました!
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 「本土では、日米地位協定を実感する場面がない。憲法への愛着も薄い。沖縄では、憲法は『奪い取った』ものだが、本土では『権利は与えられるもの』。だが、権利は行使しないと奪われる」──。

 2015年12月19日、東京都練馬区の練馬区職員研修所で、沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛氏を講師に迎え、「なぜ、どうして、強行? 辺野古の新基地建設 日米地位協定に見る『日米同盟』の現実」が開催され、用意した席が不足するほどの盛況となった。


南スーダン・自衛隊員の殉職が「改憲」の説得材料に使われる可能性~ジャーナリスト・布施祐仁氏らが安倍政権の詭弁をけん制、改正PKO法「極めて危険」 2016.1.12

記事公開日:2016.1.30取材地: テキスト動画

※1月30日テキストを追加しました!

 2015年9月19日に成立した安全保障関連法で、国連平和活動(PKO)に関する法律を、自衛隊の武器使用基準を緩和する方向に変えた安倍晋三政権。その安倍政権が重ねる「南スーダンに紛争はない」との強弁に、激しく異議を唱える講演が、2016年1月12日、東京都内で行われた。

 「南スーダンに紛争が続いていることを認めたら、PKO派遣中の自衛隊を撤退させなければならないからだ」と、ジャーナリストの布施祐仁氏は説明する。本当は紛争が起こっていることを知りながら、同国に自衛隊を派遣し続ける安倍政権を、厳しく批判する発言だ。


「みんなで勝てる候補者を!」民主党・福山哲郎議員の訴えに、「それって共産党は黙って降りろってことだろ!?」と会場大ブーイング!「ミナセン」市民選対勝手連シンポジウム 2016.1.22

記事公開日:2016.1.29取材地: テキスト動画

※1月29日テキストを追加しました。

 この夏の参議院選挙に向けた野党統一は、はたして本当に実現するのか――?

 市民勝手連「ミナセン(みんなで選挙)」の全国各地29団体が集まり、2016年1月22日、参議院議員会館でシンポジウムが行われた。野党共闘の気運を盛り上げるべく行われたシンポジウムだったが、会場に集まった人々の鬱憤は晴れるどころか、逆に深まったと言えるかもしれない。


(9)訪米6日目(前編):宜野湾市長選後の、「オール沖縄」;金秀グループ会長と連合沖縄会長を結んだ想い~違いを乗り越えた結託、その舞台裏で~AFL-CIO(米労組)本部訪問 2015.11.18

記事公開日:2016.1.29 テキスト動画独自

 「現職の強みは今回の選挙に限らず見られるもの。私の考えとしては、オール沖縄が高まりこそすれ、鎮まることはないと思っている」――。

 応援していた志村候補の敗北を受け、報道陣のマイクを向けられた翁長雄志沖縄県知事は、「オール沖縄」の今後についてこう述べました 2016年1月24日(日)沖縄県宜野湾市の志村恵一郎候補事務所で開票速報を見終わったあと、報道陣の質問に答えての発言です。


「米軍は日本を守らない!」という事実が米公文書によって明らかに! 政府が日米新ガイドラインに施した翻訳上の姑息な仕掛けとは!? ~岩上安身によるインタビュー 第608回 ゲスト 『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏 第1弾 2016.1.28

記事公開日:2016.1.28取材地: テキスト動画独自

※3月5日テキストを追加しました!
本日、3月5日(土)13時より、国際ジャーナリストで早稲田大学客員教授、『仮面の日米同盟~米外交機密文書が明かす真実』の著者である春名幹男氏に、岩上安身が単独インタビューを行います!


【速報!】甘利大臣辞任で幕引き!?「『あっせん利得罪』の可能性もあり、議員の資格も問われるはず」と神戸学院大・上脇教授が指摘!安倍政権「4トップ」の一角が陥落で「ドミノ倒し」開始の可能性も!? 2016.1.28

記事公開日:2016.1.28 テキスト
▲辞任会見する甘利明経済再生担当大臣(2016年1月28日)

 「週刊文春」誌上で「政治とカネ」を巡る疑惑が報じられていた甘利明経済再生担当大臣。甘利氏は2016年1月28日の夕方5時から1時間あまり内閣府で記者会見し、2013年11月と2014年2月の2回にわたり、建設会社の社長と担当者からそれぞれ現金50万円を自分自身が受け取った事実を認め、大臣を本日辞任する意向を明らかにした。

 2月4日に出席が予定されていたTPPの調印式には出席しないことが決まった。


「共産党とは同席したくない」と言う民主党議員「でも安倍ちゃんよりいいでしょ」―慶大名誉教授・小林節氏、「絶対野党共闘!どこ見て政治やってるんだ」―SEALDs・本間信和氏 2016.1.16

記事公開日:2016.1.28取材地: テキスト動画

※1月28日テキストを追加しました!

 「安倍王朝確立より隣の共産党の方がいい」――

 2016年1月15日付の日刊ゲンダイに掲載された、慶応大学名誉教授の小林節氏と民主党の岡田克也代表との対談記事の見出しである。

 1月19日、憲政記念館にて「さぁ、安倍政治を終らせよう1.19集会」が開催され、小林氏と、大学生からなる団体SEALDsの中心メンバーである本間信和氏が講演を行った。


国会で議員に北朝鮮の「工作員」と名指しで侮辱!?された『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』著者「拉致被害者家族会」元事務局長蓮池透氏に岩上安身が訊く!第1弾~岩上安身によるインタビュー 第607回 2016.1.27

記事公開日:2016.1.28取材地: テキスト動画独自

※2月26日テキストを追加しました!|特集 れいわ新選組

 「2002年10月24日朝、弟は中山内閣官房参与に、北朝鮮には戻らないと電話で伝えた。ところが、『10月23日に、5人の意志を携帯電話で確認した』という安倍さんの発言を、朝日新聞が伝えている。それはありえない。当時、5人は携帯なんか持っていません。また、安倍さんが『北朝鮮に戻るな』と5人を引き止めたこともないのです」。

 衝撃的な当事者の証言である。