日刊IWJガイド・非会員版「米国と欧州で、ウクライナ紛争をめぐる支援と反対の分裂が明確に! ウクライナ戦争第一幕の区切り!? そして第二幕の行方は!?」2024.1.22号~No.4129


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米サリバン大統領補佐官らが「議会が数日以内にウクライナへの追加軍事援助を承認しなければ、ロシアは数週間、長くても数ヶ月で戦争に勝つ可能性がある」と警告! ドイツ連邦議会はウクライナへの巡航ミサイル供与を否決! しかしNATOは冷戦後最大規模の軍事演習を行うと発表! ロシア軍はウクライナ国内のフランス「傭兵」多数を殺害したと発表! 今後は外国の軍事顧問も「区別なく」攻撃する方針に変更か!? 米国と欧州は、戦争を好まない国民レベルと、対ロシア戦に積極姿勢を見せる国家もしくは超国家的なNATOレベルとで、分裂している! ウクライナ戦争第一幕の区切り!? そして第二幕の行方は!?

■IWJへの緊急支援をお願いいたします! 1月は19日までに、76件、81万400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の20%であり、1月の残り10日間で80%が必要です!! 岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間あまり経って、ようやく平熱に戻りました。新年早々ピンチに見舞われましたが、IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきます! そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 1月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>岩上安身は1月22日(月)、ウクライナ紛争の背景について、元日本経済新聞記者、元朝日新聞モスクワ特派員で、元高知大学准教授、ロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家の塩原俊彦氏に、録画収録でインタビューを行います! また、2月2日(金)には、早稲田大学文学学術院の岡真理教授へ、現在ガザで起きているイスラエルによるジェノサイドの歴史的背景について、録画収録でインタビューを行います! さらに2月7日(水)には、東京経済大学の早尾貴紀教授に、イスラエルによるガザでのジェノサイドについて、第2弾のインタビューを予定しています!

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! ラブロフ外相「ゼレンスキーとその子分は可能な限り権力にしがみつきたいだけ」、「ロシアが『敗北』するという希望はまったくない」!】(ロシア外務省、1月18日)

■「【IWJ号外】ウクライナの大物政治家デルカッチ氏が驚愕発言!!『バイデンファミリーの事件の幕引きのため600万ドルの賄賂が汚職隠蔽のテロに使われた』!!(第2回)」を出しました!

■<IWJ取材報告>「日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないか?」IWJ記者の質問に「ロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携し厳しい制裁を講じていく」と、ロシアとの和平より対立を深めることを目指すと、上川大臣が回答!!~1.19 上川陽子 外務大臣 定例記者会見
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■はじめに~米サリバン大統領補佐官らが「議会が数日以内にウクライナへの追加軍事援助を承認しなければ、ロシアは数週間、長くても数ヶ月で戦争に勝つ可能性がある」と警告! ドイツ連邦議会はウクライナへの巡航ミサイル供与を否決! しかしNATOは冷戦後最大規模の軍事演習を行うと発表! ロシア軍はウクライナ国内のフランス「傭兵」多数を殺害したと発表! 今後は外国の軍事顧問も「区別なく」攻撃する方針に変更か!? 米国と欧州は、戦争を好まない国民レベルと、対ロシア戦に積極姿勢を見せる国家もしくは超国家的なNATOレベルとで、分裂している! ウクライナ戦争第一幕の区切り!? そして第二幕の行方は!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨年6月からのウクライナ軍の大規模な『反転攻勢』がほぼ失敗に終わって、ロシア軍の進攻以降、約2年が経過しようとしているウクライナ紛争は、第一幕が、一区切りを迎えつつあるようです。

 このまま、停戦となれば、ウクライナ紛争は、カンマではなく、ピリオドが打たれることになるわけですが、そうなる確率は今のところ低いと言わざるをえません。次の第二幕への展開への模索が、両陣営とも、すでに始まっています。

 次の展開とは、第一に、ウクライナとロシアの間の戦争が、これまでのような2国間の争いという形で、延長されるというシナリオがひとつ。

 第二のシナリオとしては、ウクライナ単独ではもはやロシア軍には勝てないので、NATO(欧州・米国)が加勢し、ロシア軍とNATO軍との全面対決にまで、発展させてしまうというシナリオです。

 さらに最悪のシナリオとして、欧州戦線だけでなく、中東での戦乱も拡大して、東アジアにおいても、米中の対決が現実のものとなり、日本も巻き込れて、第三次世界大戦へと、人類が踏み出してしまうという可能性です。

 ロシア軍が、2022年2月の侵攻前の段階にまで撤退しない限り停戦には応じないという姿勢を、ゼレンスキー政権は頑なに主張しており、現状ではともかく東西ともいったんは矛を収めて、停戦する、というシナリは、一番可能性が薄そうです。

 私たちは、重大な分岐点に差し掛かっていると、考えらます。

 米国では、バイデン政権がウクライナ支援にこだわる一方、トランプ前大統領は、昨年3月に「大統領に返り咲いたら真っ先にウクライナ支援を停止する」と表明するなど、両陣営はウクライナ支援の姿勢が真っ二つに分かれています。

※トランプ氏「最優先でウクライナ支援停止する」 大統領への返り咲きに自信(2023年3月5日)(ANNnewsCH)
https://youtu.be/BQubgkp0sWQ

 さらに、ロシア『スプートニク』日本版は今年の1月19日、「トランプ氏、ウクライナ支援の阻止を共和党に命令」と題して、X(旧ツイッター)に、次のように投稿しました。

 「トランプ氏、ウクライナ支援の阻止を共和党に命令

 #トランプ 前米大統領は不法移民流入の阻止に必要な条件がすべて満たされるまで、国境警備の強化と引き換えに #ウクライナ への支援を拠出するという #バイデン 政権との合意を支持しないよう呼びかけた。

・トランプ氏は自身のSNS、トゥルース・ソーシャルに投稿した中で、『(メキシコからの)侵略阻止に必要なものがすべて揃うまでは、国境の取引に応じるべきではない』と記した。

・また、トランプ主義者とされるジョンソン下院議長は『国境問題に関しては完璧な取引をする』との期待を示した。そのうえで、『安全な国境と公正な選挙がなければ、我々の国は成立しない』と警告した。

 議会上院トップのシューマー院内総務は12月、トランプ氏が共和党議員に影響を与え、ウクライナへの追加支援を阻止する力を持っているとの懸念を示していた」。

※スプートニク日本のXへの投稿(2024年1月19日)
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1748127454282281159

 トランプ候補は、直近でも、重ねて、ウクライナへのこれ以上の軍事支援をやめさせるべく、大統領選挙の本番まで、まだ10ヶ月ある現段階から、ウクライナへ金を投じることを阻止しようとしているわけです。

 翻って、日本の岸田政権の外交姿勢をみると、岸田総理にしろ、上川外務大臣にしろ、ウクライナへの支援のために、能登震災への支援以上の金額を割き、この先もウクライナを支援する日本の姿勢は変わらないと、ゼレンスキー政権に約束して、現在のバイデン政権の姿勢が米国の外交姿勢として永遠に続くかのような前提で、対米追従外交を繰り広げている始末です。

※【第1弾! 上川陽子外相がウクライナ支援 の一環で、新たにNATO基金に3700万ドル(約53億円)を拠出すると表明! 片や能登半島地震の「プッシュ型支援」には47億4000万円!】騙されてはいけない! ウクライナ支援とはボロボロになったウクライナに戦争継続させるための資金! 負け戦に無駄金を投じるな! さらに岸田総理は、最低の支持率で、能登震災に見舞われているさなかに、改憲発議をすると記者会見で発表! 今年は正念場とは、米国の「代理戦争」の捨て駒になるべく、戦争準備に邁進するということ! 日本を東アジアにおけるウクライナにする気か!(『共同通信』2024年1月7日ほか)
(日刊IWJガイド、2024年1月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240110#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53104#idx-5

※「日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないか?」IWJ記者の質問に「ロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携し厳しい制裁を講じていく」と上川大臣!!~1.19 上川陽子 外務大臣 定例記者会見 2024.1.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521083

 しかし、トランプ候補が、大統領選に勝利し、大鉈を振ってウクライナへの軍事予算を削り、米国の、対ウクライナ、対ロシア外交姿勢を180度変えるようなことがあれば、岸田政権は、どうするつもりなのでしょうか。

 先々への見通しを欠いた、岸田政権の拙劣で硬直した外交姿勢には、懸念せざるをえません。

 米議会では、1月18日に下院で、3月までの暫定的なつなぎ予算法案が可決し、政府閉鎖は回避したものの、バイデン政権が求めるウクライナ支援などを含めた補正予算案については、共和党の反対で、可決の見通しは立っていません。

※バイデン大統領が署名し「つなぎ予算」成立 ウクライナ支援などの補正予算案は可決のめど立たず(東京新聞、2024年1月20日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304105

 米『NBC』は20日付け記事で、「ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)とアヴリル・ヘインズ国家情報長官は、17日に行われた非公開の会合で、議員らに対して『議会が今後数日以内に、ウクライナへの追加軍事援助を承認しなければ、ウクライナは今後数週間で防空・砲兵能力が枯渇し、ロシアは数週間、長くても数ヶ月で戦争に勝つ可能性がある』と率直に語った」と報じています。

 こうしたバイデン政権の閣僚らの、脅しのような警告によって、共和党議員らが考えを改め、一定額のウクライナ支援予算を通す可能性がないとはいえません。

 しかし、そうした予算を投じたところで、劣勢のウクライナ軍が、ロシア軍に対して優勢に転じるという保証はまったくありません。

 防空システムの再整備だけで、戦況を変えられるわけではありません。長く延びた地上の戦線でも、防御中心だったロシア軍が、攻勢に転じ始めていて、ウクライナ軍は地上戦でも押され始めているとの情報があります。

 もし、膠着していた最前線の何ヶ所か、破られれば、そこから、ウクライナの地上軍が敗走し始める可能性もあります。そうなったら、米国からパトリオットミサイルを送るだけでは挽回できません。

※’Incredibly stark’: Biden aides give lawmakers a grim assessment of Ukraine without more aid(NBC、2024年1月20日)
https://www.nbcnews.com/politics/white-house/incredibly-stark-biden-aides-give-lawmakers-grim-assessment-ukraine-ai-rcna134792

 昨年12月22日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、欧州では、ドイツ政府がリトアニアにドイツ軍5000人の派兵を決め、ロシア軍と直接対峙することになりました。

※はじめに~ドイツ軍がロシア軍と全面対決へ!? ベラルーシ・ロシアと国境を接するリトアニアにドイツ軍5000人の重装甲第42旅団が展開! 他方、ドイツ社会は、ロシアからの格安の天然ガス提供が断たれて以来、深刻な経済的苦境が続き、それに乗じて極右政党AfDが旧東ドイツ地域を超えて全国的に急速に躍進! 次にファシズムが再来するときは、反ユダヤ主義ではなく、親米・親イスラエルで、反イスラム主義をベースとするのか!?(日刊IWJガイド、2023年12月22日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231222#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53048#idx-1

 その一方で、ドイツ連邦議会は、ドイツ政府の姿勢と正反対の姿勢を示し、ウクライナへのミサイル供与の決議案を否決しています。

 『スプートニク』日本版は、今年の1月18日、Xに次のように投稿しています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■IWJへの緊急支援をお願いいたします! 1月は19日までに、76件、81万400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の20%であり、1月の残り10日間で80%が必要です!! 岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間あまり経って、ようやく平熱に戻りました。新年早々ピンチに見舞われましたが、IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきます! そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 1月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 12月は192件、271万8500円のご寄付をいただきました。ありがとうございます!

 これは、毎月の活動費の月間目標額400万円の68%です。残念ながら、12月はあと32%、128万1500円、目標額に届きませんでした。

 11月、12月と、2ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 年が改まったこの1月は、1月1日から19日までの間に、76件、81万400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました!

 この金額はしかし、月間目標額400万円の20%であり、あと10日間で80%が必要です!!

 今年こそ、この1月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 IWJは、さらに松の内が明けて早々、ピンチに見舞われていました。

 岩上安身は1月8日に喉の痛みや悪寒、発熱などの症状があらわれ、9日に病院でインフルエンザと診断されました。8日以降も発熱が続き、発症から1週間以上経って、ようやく16日、平熱に戻りました。スタッフへの感染を避けるため、その後も自宅で療養しながら、毎日のこの日刊IWJガイドへの赤入れや、スタッフへの指示を続けてきました。

 19日には再び微熱が出ましたが、クリニックでの検査の結果、コロナもインフルエンザも陰性とわかりました。本日22日から、復帰し、早速本日、元高知大学准教授で、元日本経済新聞記者、元朝日新聞モスクワ特派員、評論家の塩原俊彦氏に、ウクライナ紛争について、録画収録でインタビューを行います。詳しくは、ぜひ後段のお知らせを御覧ください。

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額は合計で2200万円となってしまいました。第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2024.1.22 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】19:00~「たんぽぽ舎『電磁波の何が問題か』―登壇:大久保貞利氏(電磁波問題市民研究会事務局長)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「たんぽぽ舎」主催の講座を中継します。これまでIWJが報じてきた健康被害関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%a2%ab%e5%ae%b3

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◆中継番組表◆

**2024.1.23 Tue.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】ウクライナの大物政治家デルカッチ氏が驚愕発言!!「ブリズマ事件の幕引きのために使われた600万ドルの賄賂が汚職隠蔽のテロに使われた」!!(第2回)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521133

「日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないか?」IWJ記者の質問に「ロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携し厳しい制裁を講じていく」と上川大臣!!~1.19上川陽子 外務大臣 定例記者会見https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521083

中村之菊(なかむらみどり)氏「本土の99パーセントの『民意』が、この1パーセントの(沖縄の)『民意』を押し潰している!!」~1.17米軍廃棄物問題シンポジウム in 千代田 ―登壇:宮城秋乃氏(軍事環境研究者)、立憲民主党 屋良朝博 衆院議員ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521051

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■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>岩上安身は1月22日(月)、ウクライナ紛争の背景について、元日本経済新聞記者、元朝日新聞モスクワ特派員で、元高知大学准教授、ロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家の塩原俊彦氏に、録画収録でインタビューを行います! また、2月2日(金)には、早稲田大学文学学術院の岡真理教授へ、現在ガザで起きているイスラエルによるジェノサイドの歴史的背景について、録画収録でインタビューを行います! さらに2月7日(水)には、東京経済大学の早尾貴紀教授に、イスラエルによるガザでのジェノサイドについて、第2弾のインタビューを予定しています!

 岩上安身によるインタビューが、続々と決定しています。

 岩上安身は本日1月22日(月)、元日本経済新聞記者、元朝日新聞モスクワ特派員で、元高知大学大学院准教授の、ロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家の塩原俊彦氏に、ウクライナ紛争について、録画収録でインタビューを行います。

 塩原氏は、昨年12月2日に行われた講演で、ウクライナ紛争の背景として、第2次大戦終了時のヤルタ会談でのソ連領土の決定に言及。また、大戦中にはウクライナ西部リヴィウ出身のウクライナ民族解放運動の指導者ステパーン・バンデーラが、ウクライナ独立運動のために、ナチスドイツと協力していたことも説明するなど、日本の大手メディアが一切報じない歴史的事実にまで踏み込んで、語っています。

※現在のウクライナ戦争も2014年のウクライナ危機も、核心は第2次大戦後のヤルタ会談での米ソによる領土決定だった!~12.2 平和のための学習会 塩原俊彦さんが語る「ウクライナ戦争をどうみるか」2023.12.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520118

 本日録画収録で行われるインタビューでは、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年に、米国が2度、和平のチャンスを潰したという事実や、ロシア軍による戦争犯罪とされているブチャでの市民虐殺への疑問、ウクライナ紛争によって西側軍需産業が儲かることや、ウクライナ支援を米国の金融界が、この上ない投資の機会ととらえていることなど、「ウクライナ戦争長期化の理由」を、事実に沿っておうかがいする予定です。

 また、2月2日(金)には、早稲田大学文学学術院の岡真理教授へ、現在ガザで起きているイスラエルによるジェノサイドの歴史的背景についてのインタビューを、録画収録で行います。

 岡教授は、昨年12月22日に新著『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)を緊急出版したばかりです。

 この『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』は、「ガザで何が、なぜ起きているのか」といった歴史的文脈とポイントを、平易に解説した著書です。この本は、IWJが昨年10月20日に中継した、京都での岡教授の緊急学習会をもとに書かれたとのことで、IWJの映像の一部も使われ、クレジットも入っています。

※「『地上戦が起きたら』じゃない!『暴力の連鎖』でも『憎しみの連鎖』でもない!今起きてることが既に(イスラエルによる)ジェノサイドだ」~10.20「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授 2023.10.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519239

※ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義(大和書房)
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b10040675.html

 さらに、2月7日(水)には、イスラエルによるガザでのジェノサイドについて、東京経済大学の早尾貴紀教授にインタビューを行います。

 このインタビューは、昨年11月13日に行われたインタビューの続編です。

※イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519713

 早尾教授は、パレスチナ・イスラエル問題や社会思想史がご専門で、『希望のディアスポラー―移民・難民をめぐる政治史』(春秋社、2020年)『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎、2020年)などのご著書があり、イスラエルの歴史家イラン・パペ著『イスラエルの民族浄化』(法政大学出版局、2017年)や、ホロコーストサバイバー2世の在米ユダヤ人政治経済学者サラ・ロイ著『ホロコーストからガザへー―パレスチナの政治経済学』(青土社、2009年)などを共訳されています。

 このサラ・ロイ著『ホロコーストからガザへー―パレスチナの政治経済学』は、前述の岡教授と、ジャーナリストの小田切拓氏との共訳です。

 早尾教授には、南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に、イスラエルによるガザでのジェノサイドを告発した裁判のことなどを中心に、お話をうかがう予定です。

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! ラブロフ外相「ゼレンスキーとその子分は可能な限り権力にしがみつきたいだけ」、「ロシアが『敗北』するという希望はまったくない」!】(ロシア外務省、1月18日)

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、1月18日に開催された年次記者会見で、記者からウクライナの選挙と将来の紛争解決について問われ、「ゼレンスキーとその子分は可能な限り権力にしがみつきたいだけ」で、「ロシアが『敗北』するという希望はまったくない」と述べました。

 年次記者会見で最初に質問を行った記者は、「ウクライナで今年大統領選挙が行われた場合、ロシアと対話する意思のある人物が政権を掌握することができるか?」と質問をしました。

ラブロフ外相「率直に言って、ウクライナの政治問題についての議論では、細かいことはあまり気にしていない。(中略)

 西側諸国は、ゼレンスキーに選挙を行うよう強く勧めたと聞いている。どうやら、選挙運動と投票で、ゼレンスキーを西側の利益に沿わせることが可能になることを期待しているようだ。

 ゼレンスキーは公の場で、戦争が続いているため選挙は行わないと発表している。これは(中略)、この男と、その有名な子分達の、可能な限り権力にしがみつきたいという願望を反映している」。

 最初に質問を行った記者はもうひとつ、「将来の紛争解決という観点から、ウクライナが英国と安全保障協定を結んだ。他のG7諸国とも同じようにウクライナと安全保障協定を結ぶ可能性がある。ロシアにとってそれはどれほど重要か? ウクライナには中立の立場がなくなるということか?」と問いました。

ラブロフ外相「西側諸国はより柔軟な対応を望んでいるようだ。どうやら彼らは、ロシアに『戦略的敗北』を与えるという最終目標を掲げて、大々的に宣伝されている(※ウクライナの)反転攻勢が、単なる幻想であることをすでに理解しているようだ。(中略)

 彼らは自分たちの間違いに気づいているが、それを認めるのは難しい。(中略)

 数ヶ月前、ウクライナをNATOに加盟させるか、EUに加盟させるかという問題について、西側諸国の間で意見の「衝突」があった。(中略)これは、欧州の安全保障にとって、まったく無意味で無責任で危険な動きであることは誰もが理解していた。

 ウクライナと西側諸国との二国間協定の締結は、追加的なものだ。

 私は、ゼレンスキーとリシ・スナック英国首相が合意した文書の内容を聞いた。英国が攻撃された場合に、ウクライナが英国を防衛する義務を負うとでも考えない限り、法的拘束力のある条項はないと分析している。これは冗談のように聞こえる。(中略)

 プーチン大統領は、『ロシアは交渉を拒否しない』と何度も言っている。(中略)

 (交渉を妨害する)人たちは、(ウクライナ紛争を)長引かせれば長引かせるほど、後で折り合いをつけるのが難しくなることに気づくべきだ。今、私たちはこの予測が現実のものとなりつつあることを目の当たりにしている。ロシアが『敗北』するという希望はまったくない」。

※Foreign Minister Sergey Lavrov’s statement and answers to media questions during a news conference on Russia’s foreign policy performance in 2023, Moscow, January 18, 2024(ロシア外務省、2024年1月18日)
https://www.mid.ru/ru/foreign_policy/news/1926392/?lang=en

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■「【IWJ号外】ウクライナの大物政治家デルカッチ氏が驚愕発言!!『バイデンファミリーの事件の幕引きのため600万ドルの賄賂が汚職隠蔽のテロに使われた』!!(第2回)」を出しました!

 1月19日に、「【IWJ号外】ウクライナの大物政治家デルカッチ氏が驚愕発言!!『バイデンファミリーの事件の幕引きのため600万ドルの賄賂が汚職隠蔽のテロに使われた』!!(第2回)」を出しました!

 昨年12月13日に米下院でバイデン大統領に関する弾劾調査が正式に始まりました。

 ウクライナ紛争においては、ウクライナの敗北が決定的となり、今年の11月には、バイデン大統領の再選がかかった米大統領選が控えています。

 各種の最新世論調査では、経済政策への信頼度を中心に、トランプ前大統領への支持が、バイデン大統領を大きく上回っています。

 この局面で発表されたウクライナの大物政治家、アンドリ・デルカッチ(Andriy Derkach)氏によるバイデンファミリーのウクライナ汚職の証言は、極めて重要な意味を持っています。

 【IWJ号外】第1回では、米国務省のアントニー・ブリンケン国務長官が、ロシアのウクライナ侵攻直前に、慌てふためいて、ゼレンスキー大統領に、デルカッチ氏抹殺を指示したことをお伝えしました。

 バイデンファミリーの汚職を知り尽くしたデルカッチ氏の口から、バイデン大統領が、バイデンファミリーの汚職を捜査していたヴィクトル・ショーキン前検事総長を辞任に追い込んだ真実が、世界に語られるのを恐れたのです。

 そして、ゼレンスキー大統領の側では、驚いたことに、米国からの支援を引き出すカードとして、このヴィクトル・ショーキン前検事総長を人質としていることもお伝えしました。

 【IWJ号外】第1回は、以下から御覧いただけます。

※【IWJ号外】ウクライナの大物政治家が証言!ブリンケン国務長官がキエフでゼレンスキーに対し、「バイデンの汚職関連の解決ができないなら、我々が解決する(証人を消すの意味)」と脅迫! 2024.1.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521055

 アンドリ・デルカッチ氏は、1998年に、スームィ州からウクライナ最高会議「ヴェルフナ・ラーダ」の代議員に選出され、国家予算問題委員会の委員を歴任しました。1998年から2020年までの22年間、「ヴェルフナ・ラーダ」代議員を務めたベテランの政治家です。

 現在、アンドリ・デルカッチ氏は、命の危険を感じて、2022年からベラルーシの首都ミンスクに避難しています。

 バイデンファミリーのウクライナ汚職に関する最重要情報を握っている最重要人物のアンドリ・デルカッチ氏に、米国のジャーナリストでアンカーの、シモーナ・マンギャンテ(Simona Mangiante)氏が、1月の第2週に、ミンスクに飛んで単独インタビューしました。

 IWJは、この単独インタビューを、全文、仮訳・粗訳しました。インタビューは長大なので、複数回に分けてお伝えします。今回は、その第2回です。

 ぜひ、【IWJ号外】で、どのメディアも伝えない米国とウクライナの真実をお確かめください!

■<IWJ取材報告>「日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないか?」IWJ記者の質問に「ロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携し厳しい制裁を講じていく」と、ロシアとの和平より対立を深めることを目指すと、上川大臣が回答!!~1.19 上川陽子 外務大臣 定例記者会見

 1月19日午後3時頃より、東京都千代田区の外務省にて、上川陽子外務大臣の定例記者会見が開催されました。

 質疑応答でIWJ記者は、ウクライナ情勢、特に、対露制裁措置について、以下のように質問しました。

 「ウクライナ情勢について、先週、ロシア・メディアが、『米国が、ロシア産原油の輸入を再開し、価格上限設定を上回る価格で取引した』と報じました。これは、まったくの対露制裁破りです。米国は、ウランもロシアから購入しています。

 ウクライナの敗戦が濃厚で、米欧とも軍事支援を控え、対露制裁をもはや遵守する気もなさそうです。中東も緊迫しており、日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないでしょうか。御見解を教えてください」。

 上川大臣は、次のように答えました。

 「ロシアによるウクライナ侵略でありますが、力による一方的な現状変更の試みでありまして、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であると、そのような行動につきましては、高い代償が伴うことを示していくということが必要と考えております。

 日本は、G7を始めとする国際社会と緊密に連携をし、厳しい対露制裁措置を迅速に実施してまいりました。

 エネルギー分野につきましては、G7首脳声明、これにもとづきまして、石油・石炭を含めロシアのエネルギーへの依存をフェーズアウトすることとしているところであります。

 引き続きロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携して、厳しい制裁を講じてまいります」。

 厳しい制裁などと、上川外相は言われますが、欧州は石油ではなく、ロシアから石油を輸入したインドが、ディーゼルオイルに精製したものを輸入するなどして、巧妙に立ち回っています。

※号外第23弾】「インドのメディアがロシアの石油は秘密裏に欧州に出荷されているとスクープ! ロシアのタンカーでは目的地不明のタグが大活躍! 西側は自分たちにはローカル・スタンダードがあると考えている」 2022.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505251

 従属国に制裁を守らせようと押し付けてくる米国は、自らは、価格上限制度も守りません。

※対露制裁を主導し、ロシア産原油の輸入禁止を他国に強制してきた米国が、ロシア産原油の輸入を再開!! 米国の許し難いダブルスタンダード! これほどまでに卑劣な米国の対露制裁に追従していけば、日本は自滅の道を歩むばかり!(日刊IWJガイド、2024年1月13日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240113#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53110#idx-4

 その事実を指摘した上で質問しているのに、事実を否定もせず、棒読みのように、ロシアの侵攻を暴挙というだけで、実効性のある制裁などできず、欧州と日本は逆にその制裁ゆえに自分たちがダメージを被っているのです。これを悲喜劇と言わずして、なんと言えばいいのでしょうか。

 ぜひ、上川外相と、ラブロフ外相の会見を、比べてみてください。政治家の実力や能力、見識は、その国の国民の民度に比例します。

 会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※「日本も早く対露制裁を解除し、ロシアからのエネルギー資源の輸入に乗り出すべきではないか?」IWJ記者の質問に「ロシアの侵略をやめさせるべく、G7を始めとする国際社会と連携し厳しい制裁を講じていく」と上川大臣!!~1.19 上川陽子 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521083

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240122

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴)

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