┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~11月です! IWJの第14期も4ヶ月目に入ります! 8月、9月、10月と皆さまのご支援により、3ヶ月連続で活動費用の月間目標額400万円を上回りました! ありがとうございます! 10月のご寄付・カンパの額が確定しました! 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした! ありがとうございます! 累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、毎月613万円が必要です! どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
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┠■<号外を出しました>「スコット・リッター『なぜ、私はもはやイスラエルの味方ではなく、これからも二度とそうではないか』(前編)~イスラエルの情報将校『彼(ネタニヤフ)はイスラエルを滅ぼすだろう』!」
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾 スクープ!! イスラエルに米軍の秘密基地はすでに存在していた!!】ジョー・バイデン大統領とホワイトハウスは、ハマスとの戦いの最中にイスラエルに米軍を派遣する計画はないと主張しているが、10月27日付『インターセプト』は、イスラエルにおける米軍の秘密基地は古くは2017年から存在し、10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦の2ヶ月前には、秘密レーダー施設『サイト512』の拡張工事契約まで交わされていたことを暴露!(『インターセプト』2023年10月27日)
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┠■【第2弾 ネタニヤフ首相、ハマス殲滅の「作戦は第3段階」に入り、ガザ地区内への地上侵入を拡大した、と表明】イスラエルは自由世界を守り「悪の枢軸」と戦う善なる戦士なのか? まるで、ウクライナは西側諸国の価値観を守り、悪の「専制主義・権威主義」と戦う善なる戦士だというゼレンスキー大統領の主張と瓜二つ! ガザ地区でイスラエル軍に殺害されたパレスチナの民間人は、3542人の子ども、2187人の女性、29人のジャーナリストを含む8525人! ガザ報道局は「イスラエル軍はガザ地区に1万2000トン以上の爆発物を投下、その爆発力は広島に投下された原爆に匹敵する」と告発! 事実上の無差別大量殺害・民族浄化が繰り広げられている!(『スプートニク』、10月31日ほか)
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┠■<IWJ取材報告>イスラエル・パレスチナ情勢について「在留邦人の安全確保に万全を期しながら、事態の早期沈静化や人道状況の改善に向けた外交努力を積極的かつ粘り強く進めていく」と上川大臣!~10.31上川陽子 外務大臣 定例記者会見
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┠■ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算! 米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!~10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!! この松村昌廣教授インタビューを11月3日に再配信します!
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■はじめに~11月です! IWJの第14期も4ヶ月目に入ります! 8月、9月、10月と皆さまのご支援により、3ヶ月連続で活動費用の月間目標額400万円を上回りました! ありがとうございます! 10月のご寄付・カンパの額が確定しました! 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした! ありがとうございます! 累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、毎月613万円が必要です! どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
おはようございます。IWJ編集部です。
晴れ間の多い11月になりました。秋が足早に深まりつつあります。
ウクライナと中東と、世界同時多発戦争の様相を帯びてきました。晴れていても、日の光が不穏に感じられてきます。
来週の8日には立冬を迎えます。そして、2023年もあと2ヶ月というあわただしさです。
正念場を迎えているIWJの第14期も、4ヶ月目に入ります。
私、岩上安身の訴えにお応えいただき、今期第14期が始まった8月、9月、10月は、3ヶ月連続でご寄付・カンパは、月刊目標額を上回りました!
前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、緊急でつなぎ融資を出し、その額2200万円となってしまいました。
今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月刊目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします!
月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万の返済に回したいと存じます!
債務が少しずつでも減っていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! 皆さま、本当にありがとうございます!
10月のご寄付・カンパ額が確定しました! 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした!ご寄付・カンパは、月間目標金額400万円の109%となりました。ありがとうございます!
これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。
第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。
今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。
他方、金融機関からの借り入れ2500万円の毎月の返済額は約30万円ずつ7年間にわたることが決まっており、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります!
前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。
そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月の活動費の収支がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということになります。特に金融機関への返済は待ったなしです!
どうか、613万円近くにまで達するよう、皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いします。
皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
岩上安身
■<号外を出しました>「スコット・リッター『なぜ、私はもはやイスラエルの味方ではなく、これからも二度とそうではないか』(前編)~イスラエルの情報将校『彼(ネタニヤフ)はイスラエルを滅ぼすだろう』!」
スコット・リッター氏が、10月14日に、自身のサブスタック、『スコット・リッター・エキストラ』で、リッター氏とイスラエルとの関係を、詳しく語っています。
※Why I no longer stand with Israel, and never will again(スコット・リッター・エキストラ、2023年10月14日)
https://www.scottritterextra.com/p/why-i-no-longer-stand-with-israel?publication_id=6892
国連特別委員会(UNSCOM)代表団の団長として、1994年にリッター氏が初めてイスラエルを訪れたとき、非常に優秀で人間的にも立派なイスラエル空軍の情報将校と知り合います。彼がホストとしてリッター氏を迎えてくれましたが、このホストとの関係を通じて、大変興味深いイスラエル社会の一面が浮かび上がってきました。
それは、自分たちを、パレスチナ人を大虐殺し、祖国から追い出した「侵略者」だと自覚しているがゆえに、イスラエルには、パレスチナとの平和共存を目指す道と、「鋼鉄のヘルメットとキャノン砲の口」でしか問題の解決はないという戦争の道が、少なくとも、90年代までのイスラエルには、共存していたという事実です。
ここには、パレスチナ人たちの、根拠のある「憎悪」から目をそらさない、というイスラエル人の最低限の誠実さが、どちらにもありました。
たとえば、その最低限の誠実さは、イスラエル初代大統領のダヴィド・ベン・グリオンの言葉に現れています。
「もし私がアラブの指導者だったら、イスラエルとは決して協定を結ばないだろう。私たちは彼らの国を奪ったのだから。神が我々に約束したのは事実だが、それがどうして彼らの興味を引くというのか。私たちの神は彼らの神ではない。反ユダヤ主義、ナチス、ヒトラー、アウシュビッツがあったが、それは彼らのせいなのか? 私たちがやってきて、彼らの国を盗んだのだ。なぜそれを受け入れるのか?」。
現在、元与党議員モーシェ・フェイグリン氏を始め、ネタニヤフ政権自体が、旧約聖書の記述を根拠として、ガザ殲滅を押しすすめています。しかし、初代大統領のダヴィド・ベン・グリオンの時代には、この旧約聖書の信仰を相対化できる知性がイスラエルの指導層には、少なくともまだ存在したのです。
※第2弾! イスラエルの元与党議員モーシェ・フェイグリン氏がテレビインタビューで「(他民族を徹底殺戮した)聖書的な方法(旧約聖書)でまだ復讐を果たしていない」と、ガザの徹底破壊とパレスチナ人の全員追放を訴え!「人類に多大な危機をもたらせ!」とも! さらに別のインタビューではガザは「完全に焼き払われ」「(第二次大戦で連合軍の無差別爆撃を受けたドイツ南部の都市)ドレスデンに変わるべき」と発言! 2009年の村上春樹氏のスピーチを、今こそ思いかえすべき時!】(『イスラエルナショナルニュース』、2023年10月25日)(日刊IWJガイド、2023年10月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231027#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52883#idx-6
さらに、イスラエルの建国の端緒に存在する「ナクバ」と「ホロコースト」を反復することで問題解決を図ろうとする、現在の極右のベンジャミン・ネタニヤフ政権は、パレスチナ人そのものを殲滅し、エジプトの砂漠に追放すれば、パレスチナ人の憎悪が消えると考えているのです。
パレスチナ人という人間たちを物理的に、1人残らず消し去れば、彼らの抱えている、自分たちに向けての憎悪はこの世からなくなるという究極のジェノサイド、いや、ひとつの民族を絶滅させるナチスのホロコーストの発想です。ナチスは隠れてそれを行いましたが、イスラエルには、全人類の眼前で、堂々と、しかも旧約聖書を根拠としてやろうとしているわけです。これを「良心」を失った人間たちによる集団狂気と呼ばずして何と呼ぶべきなのでしょうか!?
イスラエルの暴挙を止めようとしない米国やその従属国の政府は全て「共犯」です。しかし、現在の岸田政権が「共犯」でも、日本国民がこの狂気の虐殺に反対すれば、我々は「共犯」であることをまぬがれることになります! 個々人の力は無力に見えても、この虐殺に反対の声をあげなければいけません!
※【IWJ号外】仰天!!! 新しい民族浄化か!? シオニストによるガザ全住民のエジプト強制移住計画!!! ナチズムとシオニズムの相似性がいよいよ浮きぼりになってきた! 2023.10.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519330
30年前、リッター氏を迎えたホストのイスラエル空軍の情報将校は、奇しくも、ベンジャミン・ネタニヤフ氏をこう評しています。
『彼(ネタニヤフ)はイスラエルを滅ぼすだろう』『彼は憎しみしか知らない』。
この言葉は、今、聞くと、非常なリアリティーがあります。
いったいどうして、このようなヒトラーの亡霊とも言える狂気がイスラエル国中を覆っているのでしょうか。
スコット・リッター氏は、1991年から1998年にかけて、イラクにおける大量破壊兵器捜索のための国連主任査察官を務め、このときの査察経験から、2003年3月20日に米国がイラクに侵攻する直前に、イラクのサダム・フセイン政権は、米国政府が気にするほどの大量破壊兵器を保有していない、と公然と論じ、米国のイラク戦争の根拠を根本から批判しました。
イラク戦争は、イラクによる大量破壊兵器保持における武装解除進展義務違反を理由としたものでした。
2004年10月に、米国が派遣した調査団が「イラクに大量破壊兵器は存在しない」との最終報告を提出して、リッター氏が開戦前から批判していたことが事実だったと認められました。大量破壊兵器保有疑惑は、米国の言いがかりだったのです!
ウクライナ紛争では、同国内のマイノリティーであるロシア語話者への無制限の暴力と殺戮を行っているウクライナを、米国をはじめとする西側諸国は正当化し、ロシアを悪魔化した西側報道の嘘を、スコット・リッター氏はX(旧ツイッター)やYouTube、ブログなどで暴き続けてきました。
リッター氏が、西側NATOを批判的に見ることができたのは、イラク戦争の経験があったことが大きいと思われますが、夫人がグルジア人であることや、自身がソ連邦の歴史を大学で専攻したことも影響していると思われます。
IWJは、ウクライナ紛争の開始直後から、ダグラス・マクレガー元大佐やジャック・ボー元スイス戦略情報局諜報員などともに、公平に紛争を観察できる元軍人として【IWJ号外】や『日刊IWJガイド』で注目してきました。
※【IWJ号外】対露制裁はまったく効果なし!! ロシアを現地視察してきた元国連兵器査察官のスコット・リッター氏「ロシアは経済的な復活を遂げつつある」、対露制裁は逆に米国の覇権崩壊を加速! 2023.6.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516374
※【号外第17弾】スコット・リッター氏の「クラマトルスク市の鉄道駅を攻撃したミサイルの残骸からシリアルナンバーを取得せよ」という呼びかけに対し、親ロシア派とみられるアカウントから、駅攻撃に用いられたのはウクライナ軍が保有する「9M79-1」系統のミサイルだという報告! ロシア国防省は、ロシア軍はそもそも「トーチカ-U」を使っていないと発表! クラマトルスク市の駅を攻撃したのはウクライナ軍!? 2022.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504642
※はじめに~元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏が、ロシア『RT』に寄稿!「それほど遠くない将来、ウクライナ軍は現在の防衛線を維持できなくなり、ドニエプル川以西に撤退を余儀なくされる」と分析!「平和と復興のためにはウクライナが降伏して現実を受け入れるしかない」と指摘! 敗戦国日本が新憲法で軍国主義者を排除したことを引き合いに、新憲法でのウクライナ民族主義者の排除も提言! IWJが全文仮訳!!(日刊IWJガイド、2023年9月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230906#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52709#idx-1
ぜひ、スコット・リッター氏が、軍人同士の交流の経験をもとに語るイスラエル社会の具体的な諸相を【IWJ号外】でお読みください。
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◆中継番組表◆
**2023.11.2 Thu.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2023.11.3 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh2・福島】11:00~「『放射線防護の民主化フォーラム 2023-2030 with 飛田晋秀写真展、減思力展、原子力災害考証館 furusato――福島の経験を共有し、放射線の影響からの“身の守り方”を市民の視点で問い直す』に関する記者発表」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2
「放射線防護の民主化フォーラム」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた福島原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
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【IWJ・エリアCh2・福島】13:00~「『放射線防護の民主化 2023-2030』――福島の経験を共有し、放射線の影響からの”身の守り方”を市民の視点で問い直す」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2
「放射線防護の民主化フォーラム」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた放射線被ばく関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E8%A2%AB%E6%9B%9D
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【タイムリー再配信 1104・IWJ_YouTube Live】18:00~「米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速! 岩上安身による 桃山学院大学法学部教授 松村昌廣氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2023年8月に収録した、岩上安身による 桃山学院大学法学部教授 松村昌廣氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた松村昌廣氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%BE%E6%9D%91%E6%98%8C%E5%BB%A3
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
81歳の小沢議員「このままだと社会が崩壊」と野党一本化訴える~10.26「政権交代を実現する会」結成大会―登壇: 立憲民主党 小沢一郎衆院議員、れいわ新選組 多ケ谷亮衆院議員、日本共産党 穀田恵二衆院議員、社民党 服部良一幹事長、ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519326
多摩地域でPFAS相談外来を開設! 米国のガイドラインによると、特に血中濃度が20ナノグラムを超える方たちは腎臓がん、甲状腺疾患、精巣がん、高脂血症の検査が必要!~10.23 多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519281
イスラエル・パレスチナ情勢について「在留邦人の安全確保に万全を期しながら、事態の早期沈静化や人道状況の改善に向けた外交努力を積極的かつ粘り強く進めていく」と上川大臣!~10.31上川陽子 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519486
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾 スクープ!! イスラエルに米軍の秘密基地はすでに存在していた!!】ジョー・バイデン大統領とホワイトハウスは、ハマスとの戦いの最中にイスラエルに米軍を派遣する計画はないと主張しているが、10月27日付『インターセプト』は、イスラエルにおける米軍の秘密基地は古くは2017年から存在し、10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦の2ヶ月前には、秘密レーダー施設『サイト512』の拡張工事契約まで交わされていたことを暴露!(『インターセプト』2023年10月27日)
10月27日付『インターセプト』が「米国はイスラエルに秘密軍事基地を静かに拡張」というスクープを出しました。
この記事の副題は、「秘密のアメリカの基地での工事を指摘する政府文書が、ガザ近くのあまり注目されていない米軍のプレゼンスについて珍しい手がかりを提供している」となっており、ジョー・バイデン大統領とホワイトハウスは、ハマスとの戦いの最中にイスラエルに米軍を派遣する計画はないと主張していますが、この10月27日付『インターセプト』の記事によって、イスラエルにおける米軍の秘密基地はすでに存在していることが暴露されているのです。
※U.S. QUIETLY EXPANDS SECRET MILITARY BASE IN ISRAEL
Government documents pointing to construction at a classified U.S. base offer rare hints about a little noted U.S. military presence near Gaza.(インターセプト、2023年10月27日)
https://theintercept.com/2023/10/27/secret-military-base-israel-gaza-site-512/
以下、『インターセプト』の記事の仮訳・粗訳になります。
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■【第2弾 ネタニヤフ首相、ハマス殲滅の「作戦は第3段階」に入り、ガザ地区内への地上侵入を拡大した、と表明】イスラエルは自由世界を守り「悪の枢軸」と戦う善なる戦士なのか? まるで、ウクライナは西側諸国の価値観を守り、悪の「専制主義・権威主義」と戦う善なる戦士だというゼレンスキー大統領の主張と瓜二つ! ガザ地区でイスラエル軍に殺害されたパレスチナの民間人は、3542人の子ども、2187人の女性、29人のジャーナリストを含む8525人! ガザ報道局は「イスラエル軍はガザ地区に1万2000トン以上の爆発物を投下、その爆発力は広島に投下された原爆に匹敵する」と告発! 事実上の無差別大量殺害・民族浄化が繰り広げられている!(『スプートニク』、10月31日ほか)
ロシアメディア『スプートニク』は31日付で、イスラエルのネタニヤフ首相が、ハマスとの戦いが「第3段階」に入ったという認識を示した、と報じました。
ネタニヤフ首相のこの発言を、イスラエル首相官邸が『X(旧ツイッター)』上で紹介しています。
「ベンヤミン・ネタニヤフ首相、本日の閣議冒頭にて:
『我々は戦争の真っ只中にいる。我々は、ハマスの軍事力と統治能力を破壊するという明確な目標を掲げている。我々はこれを組織的に行っている。
第1段階の阻止は完了した。第2段階の空からの攻撃は、ずっと継続する。第3段階、イスラエル国防軍(IDF)はガザ地区内への地上侵入(ground incursion)を拡大した。それは非常に綿密に、強力に進められ、系統的に一歩一歩段階を踏んで進んでいる。
同時に、我々は北方戦線でも積極的な抑止力を発揮できるように取り組んでいる。私はナスルッラーフ(※IWJ注1)にもう一度言う「もし、この作戦に全面的に介入するのであれば、あなたは生涯における過ちを犯すことになるだろう。想像を絶する打撃を受けることになるだろう」と。
我々は、人質解放のための作戦を継続しており、人質解放の確実な可能性をも生み出しており、ミスをすることはできない。作戦には時間がかかるだろう。
落とし穴があるだろう。困難もあるだろう。損失も発生するだろう。しかし、私は諸君にひとつ約束する。最終的には、ハマスは粉砕されるだろう。ハマスは敗北するだろう。ガザは変わるだろう。
そのためには忍耐と時間が必要だ。その時間を作るためには外交的支援を確保する必要がある。私は米大統領と毎日連絡を取り合っている。彼のチームは常に、(米国の)カンターパート(相当する部署)と話し合っている。
我々は、我々が我々だけの戦争を戦っているのではなく、彼ら(※IWJ注2)の戦争も戦っているということを明確にした。もし、ハマスが敗北しなければ、悪の枢軸が勝利することになるからだ。悪の枢軸が勝利すれば、自由世界は敗北することになるからだ。
この努力は人道的な努力でもある。それ自体が真実なのだ。我が国の軍隊を支援するものなのだから。我々は、ガザ地区南部に住民を移動させようとした。
我々はそこに安全地帯、安全な地域を作り、そこに人道支援を誘導したいと考えている。米国の友人とも連携してこれを進めている、これもまた、時間のかかるプロセスである。
何よりも必要なのは、団結力である。我々は、この戦争のために国家非常事態政府を結成した。国民はかつてないほど団結している。兵士たちは闘志を燃やしている。私は彼らを訪問した。
今朝は、私はギドニム(※IWJ注3)と一緒だった。それ以前にも、私はすべての部隊と一緒にいた。彼らが炎に包まれている(戦意が高揚している)のを見るだけでいい。なぜなら、彼らは我々が存亡をかけて戦っていることを理解しているからだ』」。
(※IWJ注1)ナスルッラーフ:ハサン・ナスルッラーフ(Hassan Nasrallah)は、1960年、レバノン生まれ。1982年からヒズボラに参加した。1992年にヒズボラの第2代事務総長アッバス・アル・ムサウィが、イスラエルの空爆によって殺害され、ヒズボラの第3代事務総長に就任した。ヒズボラは、イランとシリアの支援を受けているとされる。
・Hassan Nasrallah(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Hassan_Nasrallah
(※IWJ注2)彼ら:ネタニヤフ首相は、「彼ら」が誰なのか明言していないが、文脈を読めば、米国を指していると推察される。
(※IWJ注3)ギドニム:イスラエル警察第33部隊(Gidonim)をさす。イスラエルの首相官邸によると、10月30日、ネタニヤフ首相は、ギドニムを訪問し、戦闘について説明を受け、前線の指揮所を視察した。
・PM Netanyahu Visits Israel Police Elite Unit 33 (the Gidonim)(Prime Minister’s Office、2023年10月30日)
https://www.gov.il/en/departments/news/event-idf301023
※Prime Minister of Israel@IsraeliPM(X、3:54 AM・Oct 31, 2023、連投の冒頭のみ)
https://twitter.com/IsraeliPM/status/1719065351843934625
※【31日のニュース】イスラエル首相「作戦は第3段階」 米下院、対外支援案にウクライナ含まず(スプートニク、2023年10月31日)
https://sputniknews.jp/20231031/313-17580385.html
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■<IWJ取材報告>イスラエル・パレスチナ情勢について「在留邦人の安全確保に万全を期しながら、事態の早期沈静化や人道状況の改善に向けた外交努力を積極的かつ粘り強く進めていく」と上川大臣!~10.31上川陽子 外務大臣 定例記者会見
2023年10月31日、午後7時30分頃より、東京都千代田区の外務省にて、上川陽子 外務大臣の定例記者会見が開催されました。
会見冒頭、上川大臣より、大臣のイスラエル及びヨルダン訪問、および、JICAウクライナ事務所の再開についての報告がありました。
イスラエル・パレスチナ情勢について、上川大臣は、11月2日から5日まで、イスラエルとヨルダンを訪問し、パレスチナ側要人とも会談をする予定であり、特に、ガザ地区の人道状況の改善を最優先事項とし、人道目的の一時的な戦闘休止(humanitarian pause)、及び人道支援活動が可能な環境の確保を目的としています。
また、上川大臣は、『ハマス等によるテロ攻撃を断固として非難する』とした上で、『人質の即時解放と一般市民の安全確保』、『すべての当事者が国際法に従って行動すること』、そし『事態の早期沈静化』をこれまで一貫して求めてきていることを強調し、まったく予断を許さない状況の中、現地を訪問し、直接我が国の立場を伝え、意見交換する考えであるとしました。
JICAのウクライナ事務所再開について、上川大臣は、事務所の再開は、ウクライナの復旧・復興の促進に向けた日本政府の体制整備の一環であり、今後のウクライナの復旧・復興フェーズにおいて、不可欠である旨の考えを表明しました。
続いて、大臣と各社記者の質疑応答となりました。
質問は、イスラエル・パレスチナ情勢に関するものに終始し、ネタニヤフ・イスラエル首相の発言、日本政府の取組、ガザ地区における地上作戦と国際法、戦争のエスカレーション、そして、国際人道法の遵守と停戦など、質問の内容は多岐にわたりました。
IWJ記者は次のように質問をしました。
IWJ記者「重ねて、中東情勢について質問します。地上侵攻を始めたイスラエルを支持する米国では、この先、イランと米国との戦争を辞さないという発言をするリンゼイ・グラハム上院議員のような政治家も出てきています。
米軍が介入すれば、イラン・ロシア・トルコも参戦し、中東からの石油輸出も止まる可能性が高くなります。石油のほとんどを中東に依存する日本は、大変な苦境に陥ります。
日本は、イスラエルによるガザ侵攻の停止を強く求め、戦争のエスカレーションに反対すべきではないでしょうか。大臣のお考えをお聞かせください」。
上川大臣の答弁は次のとおりです。
上川大臣「従来から申し上げているとおり、我が国は、ハマス等によるテロ攻撃を断固として非難した上で、第一に、人質の即時解放、第二に、全ての当事者が国際法に従って行動すること。そして、第三に、事態の早期沈静化を一貫して求めてきております。
イスラエルに対しましても、私から、10月12日、コーヘン・イスラエル外相に対し、事態の早期沈静化を働きかけたほか、10月27日には、駐日イスラエル大使に対し、人道的休止及び人道アクセス確保のための協力を要請しいたしました。
日本としては、引き続き、刻一刻と動く現地情勢に応じて、イスラエル及びパレスチナを含む関係国や関係者等の間で、意思疎通を行い、在留邦人の安全確保に万全を期しながら、事態の早期沈静化や、人道状況の改善に向けた外交努力を、積極的かつ粘り強く進めてまいります」。
上川大臣の答弁は、御覧の通り、ハマスのテロは非難するが、ハマスよりはるかに多くの罪なき民間人をたった今も殺し続けているイスラエル国防軍のジェノサイドを厳しく非難しないのは、到底、合点がいきません。
また、上川大臣は、この戦争が、中東全域に拡大していった時の、エネルギー危機についてのIWJの質問に何も答えていません。
外務省は、あるいは岸田政権、日本政府はオイルショックを忘れたのでしょうか!? こんな危機管理ができない内閣では、日本経済・社会は崩壊しかねません。深刻に憂えざるをえません。
質疑応答の内容など、記者会見の詳細については全編動画をご確認ください。
■ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算! 米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!~10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!! この松村昌廣教授インタビューを11月3日に再配信します!
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10月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日に収録した、「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。
ウクライナ紛争は「ウクライナが反転攻勢に転じた」と言われながら、5ヶ月にわたる、長い膠着状態に陥っています。西側諸国の中には「ウクライナ支援疲れ」も見えており、ウクライナのNATO加盟については、ハンガリーが承認を渋っており、ドイツは加盟を認めないと舵を切りました。大きな進展がないまま、ウクライナのゼレンスキー大統領は相変わらず西側諸国に向けて、「武器支援をしてほしい」という要求のアピールを叫び続けています。
※【第1弾! ドイツのショルツ首相が7月のNATO首脳会議前、ウクライナのNATO加盟に「断固として反対」していることをバイデン米大統領に伝えていた!】米国の4人の情報筋が『ニューヨーカー』誌記者に証言!(『ニューヨーカー』、2023年10月9日)(日刊IWJガイド、2023年10月13日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231013#idx-6
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インタビューは、ウクライナの「反転攻勢」が事実上、大敗という形で終わっている、という指摘から始まりました。ウクライナ軍が苦戦しつつも善戦しているという西側のマスメディアの報道とは、まったく逆です。
最近では米国の保守系シンクタンクの報告書や外交専門誌に「ウクライナは勝てない」という見立てが出るようになり、ロシアへのさまざまな経済制裁は効果が上がらず、アメリカが目論んだ「ロシア弱体化・孤立化」は、実は「同盟国の弱体化」という結果につながっていることなどが語られました。
松村教授は、2014年のドンバス戦争から英米がウクライナを援助し、2022年まで育て上げてきた部隊の物資がほぼ枯渇し、西側の方も徐々に弾薬などを供給できなくなっているのだろうと推測して、こう続けました。
「西側の方が負けてるのに『勝っている』とか、ロシアも(自分たちが)勝っていることを(あえて)言わないのは、お互いに都合がいいから。
ロシアは、この状況が続けば米国の覇権が崩れていくことがわかっているから『墓穴を掘ればいいだろう』と。
アメリカの方は、これが続けば続くほどヨーロッパがボロボロになるし、日本に金を出させて力を削ぐことができる。そういう打算で、この嘘の状態を続けている」。
つまり、松村教授によれば、米国としては、潜在的に自分の競争相手となる欧州と日本などの「同盟国」という名の「従属国」の力を削ぐことを、中露の弱体化という表向きの国家戦略とは別に、真の目的として隠しもっている、というのです。
さらに、米国の覇権は外部要因よりも内ゲバによる「自壊」という形で崩壊するとの予想や、米中の経済は一蓮托生なので、潰れる時は一緒に潰れるため、米国覇権の崩壊後には「多極化」が出現するなど、研究者の視点でポスト・パクス・アメリカーナのシナリオの可能性を語りました。
最後に松村教授は、「ウクライナ戦争」という言い方は間違いで、「ウクライナにおける戦争」であり、周辺国がウクライナを戦場にしているのだと指摘しました。
「元々あそこはタタールの国で、その前はカザール(ハザール)。西と東の間で人種も文化もグラデーションになっている。ヨーロッパの最貧国で、北朝鮮や中国とも関係が深く、海千山千でやってきた。そんなに甘い国ではない。そういう、ややこしいところに、周りが手を突っ込んで、収拾がつかなくなっているのが現状だと思います」と締めくくりました。
以下、10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第620号の目次)
◆2023年の夏、静かなる膠着。勝負はすでについた!? ウクライナの「反転攻勢」は敗北、「ロシアには勝てない」という現実に今、西側諸国は出会っている!
◆西側は「負けている」と言わず、ロシアも「勝っている」と言わないのは双方に好都合だから! 米国は「長引けば欧州と日本の力を削げる」と打算的に思考!?
◆ウクライナ「反転攻勢」の現実! 西側はローマ軍のように1列で攻め進むが、ロシアはモンゴル式。敵に防衛をわざと破らせ、中に囲い込んでボコボコに!
(第621号の目次)
◆ウクライナ紛争は衰退する米国の軍事力を補う複合手法の典型。しかし、米国が目論んだ「ロシア弱体化・孤立化」はいまだに成功せず!
◆「リベラル金融寡頭制」になった米国の覇権。その崩壊は外部要因より内部の「自壊」という形になり、崩壊後には多極化が出現する!
(第622号の目次)
◆実は軍事費を縮小している米国! 東欧系・ユダヤ系ネオコンに深く食い込まれているバイデン政権は、国家理性の点からみると「えらく迷走している」
◆一度もレジーム・チェンジを経験していない大国アメリカ。「米国例外主義」を掲げて行き着く「開かれた社会」とは? それは「独裁」しかないのでは!?
(第623号の目次)
◆グローバリズムは、ある種の変形した宗教。寡頭制の米国では社会と国家が逆転、民間の利害関係で統治機構が乗っ取られた形になっている!
◆マスメディアは元々、戦争のプロパガンダ機関。今は戦時か準戦時体制なのでマスコミの大本営発表にも驚かないが「そこの認識がない人は混乱するでしょうね」
◆ウクライナは西と東が人種的、文化的にグラデーションの地域。そこに周囲の国が手を突っ込んで戦場にして、事態をややこしくしている!
『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!
まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。
『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。
※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810
岩上安身による桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。
※ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏 2023.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062
また、この「岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏」を、11月3日に再配信します。詳しくは、改めてお知らせいたします。
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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