日刊IWJガイド・非会員版「10月7日以降、世界中で反ユダヤ主義の嵐が吹き荒れている! 同様に反イスラム教の事件も急増!」2023.10.27日号~No.4055号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦と、その後のイスラエルのガザでの武力行使以降、世界中で反ユダヤ主義の嵐が吹き荒れている! 米国では東海岸とカリフォルニア州、五大湖周辺に集中! デトロイトのダウンダウン・コミュニティーのシナゴーグ理事長の女性が刃物で複数回刺されて死亡! フランスでは、ベルサイユ宮殿や空港で、偽の爆破予告が相次ぐ! ただし、同時に反イスラム教の事件も各地で急増!

■10月は残り5日となりましたが、今月のご寄付の目標額まであと91万1400円が必要です! さらに累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済まであわせた毎月の目標額613万円までは、あと307万1400円が必要です! 赤字転落回避のため、どうか、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! イスラエル、米軍の防衛準備のためガザ侵攻を遅らせることに同意】イスラエル国防軍がガザ地上侵攻を遅らせるのは、危機的状況にあるパレスチナ人のための人道的配慮でも、ハマスに囚われた人質の安全確保のためでもない! ヒズボラ、フーシ派など親イラン武装組織が中東地域に駐留する米軍を攻撃! ロシアは、東地中海で待機する米空母打撃群に対し、黒海で「キンジャール」搭載戦闘機の配備を恒久化!(『ウォール・ストリート・ジャーナル』、2023年10月25日ほか)

■【第2弾! イスラエルの元与党議員モーシェ・フェイグリン氏がテレビインタビューで「(他民族を徹底殺戮した)聖書的な方法(旧約聖書)でまだ復讐を果たしていない」と、ガザの徹底破壊とパレスチナ人の全員追放を訴え! 「人類に多大な危機をもたらせ!」とも! さらに別のインタビューではガザは「完全に焼き払われ」「(第二次大戦で連合軍の無差別爆撃を受けたドイツ南部の都市)ドレスデンに変わるべき」と発言! 2009年の村上春樹氏のスピーチを、今こそ思いかえすべき時!】(『イスラエルナショナルニュース』、2023年10月25日)

■「【IWJ号外】トルコのエルドアン大統領が、イスラエルのテロ組織のような非人道的行動を「決して認めない」と真っ向から批判! ハマスを「テロ組織ではなく、領土と国民を守るために奮闘する解放派戦士のグループ」だと擁護!」を出しました。
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■はじめに~10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦と、その後のイスラエルのガザでの武力行使以降、世界中で反ユダヤ主義の嵐が吹き荒れている! 米国では東海岸とカリフォルニア州、五大湖周辺に集中! デトロイトのダウンダウン・コミュニティーのシナゴーグ理事長の女性が刃物で複数回刺されて死亡! フランスでは、ベルサイユ宮殿や空港で、偽の爆破予告が相次ぐ! ただし、同時に反イスラム教の事件も各地で急増!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦と、その後のイスラエルのガザでの武力行使以降、世界中で反ユダヤ主義の嵐が吹き荒れています。

 イスラエルに次いでユダヤ人人口が多いのは、米国(2007年時点、約512万8000人、同時期のイスラエルのユダヤ人口は543万5800人)です。2007年の人口データを見ると、米国とイスラエルのユダヤ人口の差は、30万人強だけです。この米国における最大のユダヤ人団体、名誉棄損防止同盟(Anti-Defamation League、略称: ADL)が、24日、反ユダヤ主義的事件の発生件数の速報値を発表しました。

 10月7日のハマスの「アルアクサの洪水」作戦と、その後のイスラエルのガザでの武力行使以降、反ユダヤ主義的事件の報告件数は、前年同期比で約400パーセント増加(約5倍)としています。

※ADL Records Dramatic Increase in U.S. Antisemitic Incidents Following Oct. 7 Hamas Massacre(ADL、2023年10月24日)
https://www.adl.org/resources/press-release/adl-records-dramatic-increase-us-antisemitic-incidents-following-oct-7

 ADL過激主義センターの速報値によると、報告された嫌がらせ、破壊行為、暴行事件は、昨年の同時期に比べ388%増加したといいます。

 ADLは、2023年10月7日から23日の間に合計312件の反ユダヤ主義的事件を記録し、そのうち190件はイスラエルとガザでの戦争に直接関連するものであったと報告しています。これに対し、2022年の同時期には、ADLはイスラエル関連の4件を含む64件の事件の予備報告を受けただけでした。

 全米地図に反ユダヤ主義的事件をプロットした地図を見てみると、東海岸と五大湖周辺、カリフォルニア州が目立って多いことが分かります。

※Data on Antisemitic Incidents and Anti-Israel Rallies in the U.S. Since Hamas’s Attack on Israel(ADL、2023年10月26日閲覧)
https://www.adl.org/stand-with-israel

 とくに、注目されるのは、単なる反イスラエル集会だけではなく、ハマスの攻撃を支持する反イスラエル集会も、ADLが記録していることで、プロットされた地域では、東海岸とカリフォルニア州のほか、フロリダ州やハワイのホノルルでも起きています。

 器物破損や破壊行為を伴う反ユダヤ主義事件は、現実の暴力行為を伴うため、より深刻です。これに関しては、同じように、ユダヤ人の住民が多い東海岸とカリフォルニア州が目立っています。10月22日には、ニューヨーク・シティでも起きており、ユダヤ系企業のオフィスに「ファック・イスラエル」「ファック・ジュー」とスプレー書きした事件が記録されています。

 この他、ADLは、全米で起きた事件のサンプルも示しています。

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■10月は残り5日となりましたが、今月のご寄付の目標額まであと91万1400円が必要です! さらに累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済まであわせた毎月の目標額613万円までは、あと307万1400円が必要です! 赤字転落回避のため、どうか、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 おはようございます。岩上安身です。

 10月も下旬に入り、急に冷え込むようになってきました。

 正念場を迎えているIWJの第14期も、3ヶ月目となります。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、9月のご寄付・カンパは、804万9400円と、月間目標額の400万円の201%に届きました! また、今期第14期が始まった8月は赤字でしたが、その不足分107万4700円と、9月の目標額400万円をあわせた507万4700円に対しても、159%に届き、2ヶ月連続で赤字をまぬがれています! 目標額を超えた分は、約5000万の累積の借金の返済に回したいと思います。ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!

 10月は、25日までに、177件、305万8600円のご寄付・カンパ(月間目標額の76%)をいただいております! ありがとうございます!

 ただ、それでもまだ、ご寄付・カンパは、月間目標金額400万円の7割にとどまっております。IWJは、今月再び、赤字転落の危機を迎えております。今月も残すところ5日となりました。10月の目標額400万円まで、残り5日間で、あと24%、91万1400円が必要です! 赤字転落回避のため、引き続き、月末まで、どうぞご支援をよろしくお願いします!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れによって、毎月の返済額も約30万円ずつ7年間にわたると、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります。前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということです。

 今月10月は、月々の返済まで含めた月間目標額約613万には、あと50%、307万1400円足りません!

 どうか、月400万円を超え、613万円近くにまで達するよう、皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いします。

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.10.27 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・エリアCh1・京都】19:00~「緊急セミナー〈歴史の忘却に抗して――パレスチナにおけるジェノサイドを見すえながら、危機の時代における人文知の役割を問う〉―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「自由と平和のための京大有志の会」主催の緊急セミナーを中継します。これまでIWJが報じてきたパレスチナ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/palestina

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◆中継番組表◆

**2023.10.28 Sat.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】仰天!!! 新しい民族浄化か!? シオニストによるガザ全住民のエジプト強制移住計画!!! ナチズムとシオニズムの相似性がいよいよ浮きぼりになってきた!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519330

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! イスラエル、米軍の防衛準備のためガザ侵攻を遅らせることに同意】イスラエル国防軍がガザ地上侵攻を遅らせるのは、危機的状況にあるパレスチナ人のための人道的配慮でも、ハマスに囚われた人質の安全確保のためでもない! ヒズボラ、フーシ派など親イラン武装組織が中東地域に駐留する米軍を攻撃! ロシアは、東地中海で待機する米空母打撃群に対し、黒海で「キンジャール」搭載戦闘機の配備を恒久化!(『ウォール・ストリート・ジャーナル』、2023年10月25日ほか)

 イスラエル国防軍によるガザへの地上侵攻が迫るとみられ、国際的にも緊張が高まる中、『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』が25日付で、「イスラエルは、米国が防衛を準備できるよう、ガザ侵攻を遅らせることに同意」した、と報じました。『WSJ』は、米当局者やイスラエルの計画に詳しい関係者らへ取材をしています。

 『WSJ』によると、米国防総省は、「イラク、シリア、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に駐留する米軍をミサイルやロケット弾から守るため、12近い防空システムをこの地域(ガザ地区)に配備しようと躍起になっている」ため、米政府関係者は、早ければ今週末にこれらの部品が配置されるまで、ガザ地区への地上侵攻を延期するよう、イスラエル側を説得しています。つまり、ガザ地区への地上侵攻は、そのバックアップを行う米軍の準備が整い次第行われる、ということになります。ガザでこれからパレスチナの民間人が大量虐殺されるとしたら、イスラエル単独の犯行ではなく、米軍・米国も加担していることになります!

 イスラエル国防軍によるガザ地上侵攻については、国際社会から、ガザ地区に住むパレスチナ人への人道援助の観点、ハマスが拘束している人質の安全確保と解放の観点からも強い懸念が示されています。

 人道援助や人質の安全のために、イスラエル国防軍が地上侵攻を遅らせたのかというと、そうではありません。『WSJ』は、ある米政府当局者が、仮にイスラエル国防軍によるガザ侵攻が始まれば、「米軍は様々な武装集団の標的になる」ため、最大の懸念は「米軍に対する脅威」だと述べた、と報じています。

 『WSJ』によると、すでに、イラクとシリアで、無人機やミサイルを使った攻撃が少なくとも13回あり、その結果、米国人の契約社員1人が死亡し、米軍の無人機が破壊され、シリアでは少なくとも20人、イラクでは10人の兵士が負傷したということです。

※Israel-Hamas War Updates: Israel Agrees to Delay Gaza Invasion to Allow U.S. to Prepare Defenses(The Wall Street Journal、2023年10月25日、26日更新)
https://www.wsj.com/livecoverage/israel-hamas-war-palestinians-news/card/israel-agrees-to-delay-invasion-of-gaza-so-u-s-can-rush-missile-defenses-to-region-wFU3kduhruPhm6e8OM7b

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■【第2弾! イスラエルの元与党議員モーシェ・フェイグリン氏がテレビインタビューで「(他民族を徹底殺戮した)聖書的な方法(旧約聖書)でまだ復讐を果たしていない」と、ガザの徹底破壊とパレスチナ人の全員追放を訴え!「人類に多大な危機をもたらせ!」とも! さらに別のインタビューではガザは「完全に焼き払われ」「(第二次大戦で連合軍の無差別爆撃を受けたドイツ南部の都市)ドレスデンに変わるべき」と発言! 2009年の村上春樹氏のスピーチを、今こそ思いかえすべき時!】(『イスラエルナショナルニュース』、2023年10月25日)

 イスラエルのテレビニュース『イスラエルナショナルニュース』が、与党リクード党員で、元議員のモーシェ・フェイグリン氏にインタビューを行い、フェイグリン氏が「イスラエルはガザをさら地にし、すべてのパレスチナ人をエジプトに追放すべきだ」と述べました。

 『イスラエルナショナルニュース』は、10月25日付けでこの動画を「限定配信」でYouTubeにアップしていますが、イスラエルの急進的シオニズムメディア『ISRAPUNDIT』が、この動画とテキストを報じたため、視聴可能となっています。

※フェイグリン(Israel National News-Arutz Sheva、2023年10月25日)
https://youtu.be/xdfPz93biFQ

 『ISRAPUNDIT』の記事は、フェイグリン氏の発言を、次のように報じています。

 「あれから18日が経ったのに、私たちが聖書的な方法でまだ復讐を果たしていないという事実、そして隣人全員や世界中の反ユダヤ主義者に対して… 私たちは地球上のすべてのユダヤ人の、基本的な生存権を失ってしまったことを認識しなければなりません」。

 さらにフェイグリン氏は、「私たちの当面の目標は、ガザを破壊することでなければならないと信じている」と述べ、次のように語っています。

 「地上も地下トンネルも破壊する。そして軍隊を送り込むのだ。ガザのすべての人々がラファに逃げ込むようにするのだ。人類に多大な危機をもたらすのだ。グーシュ・カティフやヤミットでやったように、地域全体をさら地にするのだ。私たちは、やりたいときにやる方法を知っている。そしてグーシュ・カティフを再建する。それこそが、ただちになすべきことだ。それが唯一の答えだ。それ以下のことをすれば、我々は敗北し、同じことを何度も繰り返すことになる」。

※Former MK Moshe Feiglin:Destroy Gaza, only then send the army in(ISRAPUNDIT、2023年10月25日)
https://www.israpundit.org/former-mk-moshe-feiglindestroy-gaza-only-then-send-the-army-in/

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■「【IWJ号外】トルコのエルドアン大統領が、イスラエルのテロ組織のような非人道的行動を「決して認めない」と真っ向から批判! ハマスを「テロ組織ではなく、領土と国民を守るために奮闘する解放派戦士のグループ」だと擁護!」を出しました。

 トルコのエルドアン大統領が、10月25日、与党公正発展党(AK党)議員への演説で、イスラエルがガザで民間人に残虐行為を行なっていると述べ、一般のパレスチナ人に対して「人道に対する罪」が犯されていると、真っ向から非難しました。

 さらにエルドアン大統領は、イスラエル訪問の予定を中止したと明らかにし、「理性と良心を持った他のすべての国に対し、イスラエル国家を正気に戻すよう、圧力をかけるよう呼びかける」と訴えました。

 また、エルドアン大統領は、欧米諸国が「テロ組織」と認定しているハマスについて、「テロ組織ではなく、自由と、国土と国民を守るために努力している、ムジャヒディーン(戦士)の集団だ」と表明しました。

 トルコの国営メディア『TRT』は、このエルドアン大統領の演説が、世界中で取り上げられたことを、10月25日付け記事で、次のように報じています。

 「エルドアン大統領の発言は、世界のメディアで広く報道された。

 アラビア語チャンネルの『アルジャジーラ』と、英国通信社『ロイター』は、エルドアン大統領の発言を生中継した。

 フランスの新聞も、エルドアン大統領の声明を紙面に掲載した。

 『ル・モンド』、『ル・エクスプレス』、『ル・フィガロ』、『ル・パリジャン』などのフランスの新聞は、エルドアン大統領のネタニヤフ批判に注目した。

 『エルドアンはイスラエルに行かない』。

 米国の新聞『ウォール・ストリート・ジャーナル』も、エルドアン大統領のハマスについての発言を強調した。

 『ユーロニュース』と『ドイチェ・ヴェレ』も、ハマスに関するエルドアン大統領の発言を強調した。

 インドで放送している『CNBC』と『TV18』も、エルドアン大統領の言葉を報道した放送局の一つだった」。

※ガザに関するエルドアン大統領の発言は世界のメディアで取り上げられた(TRT、2023年10月25日)
https://www.trthaber.com/haber/dunya/cumhurbaskani-erdoganin-gazze-aciklamalari-dunya-medyasinda-806874.html

 このニュースは、日本の大手メディアでも、『テレ朝ニュース』や『時事通信』、『産経新聞』など、一部で報じられはしましたが、それほど大きなニュースにはなっていません。

※「ハマスはテロ組織ではない」トルコ大統領がイスラエルを批判(テレ朝news、2023年10月26日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000321488.html

※ハマスは「テロ組織でない」 トルコ大統領、対イスラエルで強硬(時事ドットコム、2023年10月25日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102501087

※トルコのエルドアン大統領がハマス擁護「テロ組織ではない」 中東、欧米の「二重基準」批判広がる(産経新聞、2023年10月26日)
https://www.sankei.com/article/20231026-WCD2NJ6OTNL6LD6NL52WGJA62A/

 『TRT』は25日付け記事で、このエルドアン大統領の演説の「ハイライト」を報じています。演説は、トルコ共和国の建国100年を前に、国内政治や外交姿勢、テロ対策などを包括的に語ったものです。しかし、イスラム主義政党であるAK党での演説ということもあり、パレスチナにおける、シオニズム国家イスラエルの成り立ちにさかのぼってのイスラエル批判に、多くの時間が割かれています。

 エルドアン大統領は演説で、イスラエルの後ろ盾となって、パレスチナ人虐殺に目をつぶり続けてきた西側諸国へも、厳しい非難を展開しています。

※エルドアン大統領「政治ショーは平和をもたらさない」(TRT、2023年10月25日)
https://www.trthaber.com/haber/gundem/cumhurbaskani-erdogan-yapilan-hicbir-siyasi-sov-baris-getirmeyecektir-806767.html

 IWJは、『TRT』が報じたエルドアン大統領の演説ハイライトの中から、パレスチナ問題について語った部分を粗訳・仮訳し、昨日IWJ号外として発行しました。ぜひ、お読みになってください。

※【IWJ号外】トルコのエルドアン大統領がイスラエルのテロ組織のような非人道的行動を「決して認めない」と批判! ハマスを「テロ組織ではなく、領土と国民を守る解放派戦士のグループ」だと擁護! 2023.10.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519357

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231027

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、前田啓)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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