┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~エコノミストの田代秀敏氏が、中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が、米連邦破産法15条の適用を申請した件について、解説!「恒大は現在のところ破綻していません」、「『恒大破産』と報じるのは、誤報を通り越して、フェイク・ニュース」!「世界経済の最大の成長エンジンである中国経済が円滑に回復するように国際的な環境を整えることは世界全体の利益」、「米国による中国叩きこそ世界経済の最大リスク」!!
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┠■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!
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┠■【中継番組表】
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┠■シーモア・ハーシュ氏新記事!「CIAはウクライナの反転攻勢が失敗することを知っていた」ハーシュ氏の情報筋は「『反転攻勢』はゼレンスキー大統領による『ショー』であったが、政権内にはゼレンスキーのデタラメを信じる者もいた」と語った! バイデン政権の超タカ派トリオ、アントニー・ブリンケン国務長官、ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官、ビクトリア・ヌーランド米国務副長官代行の「夏」は凍える!?
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┠■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】
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┠■【第1弾! インドのジャイシャンカル外務大臣が、9月のG20サミットにウクライナを招待していないことを公表!】(『RT』、2023年8月17日)
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┠■【第2弾! ウクライナのベレシュチュク副首相がロシアへの「反転攻勢」が「長く、困難なものになる」と表明!】(『CNN』、2023年8月17日)
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┠■【第3弾! ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相が、ウクライナ経由の欧州向けロシア産ガス輸送の契約更新協議に応じない意向を表明! 2024年に欧州向けロシアの天然ガス契約満了! 輸出ゼロに!!】(『ロイター』、2023年8月16日)
┃
┠■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その73)>第四部 自由という災厄「第十三章「文明の衝突」の虚実 ―― 一九九四年二月~四月――」(Part3)
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┠■<今週の新記事振り返り>
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┠■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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■はじめに~エコノミストの田代秀敏氏が、中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が、米連邦破産法15条の適用を申請した件について、解説!「恒大は現在のところ破綻していません」、「『恒大破産』と報じるのは、誤報を通り越して、フェイク・ニュース」!「世界経済の最大の成長エンジンである中国経済が円滑に回復するように国際的な環境を整えることは世界全体の利益」、「米国による中国叩きこそ世界経済の最大リスク」!!
おはようございます。IWJ編集部です。
2021年から経営破綻が懸念され、国際的な巨額債務を再編中の中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が、17日、米連邦破産法15条の適用を米ニューヨーク州の裁判所に申請しました。この件については、昨日の日刊IWJガイドでも取り上げました。
※はじめに~巨額債務を再編中の中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が米連邦破産法15条の適用を米ニューヨーク州の裁判所に申請! 恒大集団とともに、注目を集めているのが、恒大集団と同じ不動産業で、中国最大手のデベロッパー「碧桂園(へきけいえん)集団」の債務不履行問題! 8月下旬に香港で行われる恒大集団の債務再編会議の結果と9月上旬に碧桂園集団がデフォルトに陥るかどうか。この2つは、世界経済を牽引してきた中国経済にとって、重大な転換点に!!…(日刊IWJガイド2023.8.19号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230819#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52651#idx-1
IWJは、さらに岩上安身のインタビューでおなじみの、金融コンサルティング会社インフィニティのチーフエコノミスト・田代秀敏氏に、以下の緊急質問を行いましたところ、田代秀敏氏から、ご回答をいただきました。以下に質問とあわせて、全文を掲載いたします。ぜひ、お読みください。
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【質問1. 恒大集団の破綻によって、中国の成長は鈍化し、日本の成長もそれに連れて鈍化すると思われます。株価にも影響するはずです。日本では雇用不安、失業、賃金低下の下方圧力として働く可能性が大きいと思われます。日本経済への影響についてお考えをお聞かせください】
恒大集団の販売額は中国で第30位に過ぎません。恒大の社債や株式は取引所での売買が停止されています。恒大が破綻したとしても、それだけで中国経済の成長率が低下するわけではありません。
しかも、恒大が米国連邦破産裁判所に「連邦破産法」(Bankruptcy Code(の適用を申請したと言っても、適用を申請したのは第15章(Chapter 15)であり、リーマン・ブラザーズが2008年9月15日に適用を申請した「連邦破産法」の第11章(Chapter 11)ではありません。
「連邦破産法」と括弧付きで記しているのは誤訳だからです。“Bankruptcy Code”は「連邦倒産法」と訳すべきであり、次の9個の章で構成されます(章に飛び番があるのは法律全体が未完成だからです)。
第1章 総則(General Provisions)
第3章 案件管理(Case Administration)
第5章 債権者、債務者、及び財産(Creditors, Debtors, and the Estate)
第7章 清算(Liquidation)
第9章 地方公共団体の債務整理(Debt Adjustment of a Municipality)
第11章 更生(Reorganization)
第12章 定期的収入のある農家もしくは漁師の債務整理(Adjustment of Debts of a Family Farmer or Family Fisherman With Regular Income)
第13章 定期的収入のある個人の債務整理(Adjustment of Debts of an Individual With Regular Income)
第15章 付属事件およびその他の国境を超える事件(Ancillary and Other Cross-Border Cases)
2001年にエンロンが、2008年にリーマン・ブラザーズが、第11章の適用を破産裁判所に申請した印象が強いせいなのか、第11章の適用申請を日本のメディアは倒産そのものとして報道します。
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■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!
おはようございます。IWJ編集部です。
IWJは8月1日より、新たな第14期のスタートを切りました。
第13期は、たくさんの方から温かいご支援をいただきました。
第13期、最後の7月に頂戴したご寄付の確定値が出ました。31日間で、182件、232万5000円です。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約60%にとどまります。
これにより、第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。
厳しい経済状況の中、第13期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。
新しく始まった第14期も、代表をつとめる私自身がいきなり、初めて、新型コロナ、それもオミクロン株に感染してしまい、ダウンするなど、波乱の幕開けとなっています。
感染して6日以上過ぎてからのPCRの再検査でも「陽性」が出て、実際、腹痛と下痢が続くなど、自覚症状がおさまらない状態であり、腰をすえて、隔離と治療・安静にあたってきました。
正直、新型コロナが、これほどしんどいものとは思いませんでした。人により、症状のあらわれは違うのでしょうが、私にとっては、過去の風邪やインフルエンザよりも、ヘビーな体験であり、しかも、症状の期間が長く、自宅で横になり、一日中、眠っているような状況が続きました。
しかし、一昨日8月18日、ようやくPCR検査で「陰性(不検出)」という結果が出ました。
大変、皆さまにはご迷惑をおかけしてきましたが、本日から出社しての仕事の復帰となります! どうぞ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いします!
IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えなくてはなりません! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!
8月のカンパ実績をお知らせします。8月1日から17日までの17日間で、43件、84万1000円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。
現状の会員数を、お知らせします。
7月末時点での会員総数は2605人(前年同日比:1040人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています!
経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.8.20 Sun.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2023.8.21 Mon.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「巨大データベース」よりもシステムダウン・リスクを回避する『分散型』システムを! 全員がマイナカードを持たずとも、今と同じパスポートや免許証、保険証で問題ない!!~8.17阿佐ヶ谷市民講座「マイナンバー制度 その本当の狙いとは何か? 隠された危険な本質を暴く!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518050
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■シーモア・ハーシュ氏新記事!「CIAはウクライナの反転攻勢が失敗することを知っていた」ハーシュ氏の情報筋は「『反転攻勢』はゼレンスキー大統領による『ショー』であったが、政権内にはゼレンスキーのデタラメを信じる者もいた」と語った! バイデン政権の超タカ派トリオ、アントニー・ブリンケン国務長官、ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官、ビクトリア・ヌーランド米国務副長官代行の「夏」は凍える!?
シーモア・ハーシュ氏は17日、『サブスタック』上に公開した最新記事で、「CIAはウクライナの反転攻勢が失敗することを知っていた」、「ブリンケン国務長官は、CIAからウクライナの攻撃がうまくいっていないという情報を受けていた」、「これはゼレンスキー大統領による『ショー』であったが、政権内には彼のデタラメを信じる者もいた」と報じました。
こちらはハーシュ氏の記事の格納部にあたりますので、詳細は『サブスタック』でお読みください。
※SUMMER OF THE HAWKS――Wishful thinking is still the rule among Biden’s foreign policy team, as the slaughter in Ukraine continues(タカ派の夏――ウクライナでの虐殺が続く中、バイデンの外交チームでは依然として希望的観測が支配的)(Seymour Hersh、2023年8月17日)
https://seymourhersh.substack.com/p/summer-of-the-hawks
以下に、ハーシュ氏の新記事の公開部分を仮訳でご紹介します。
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「トニー・ブリンケン(※米国務長官)、ジェイク・サリバン(※米国家安全保障担当大統領補佐官)、ビクトリア・ヌーランド(※米国務副長官代行)が率いるバイデン政権の外交政策集団の冒険を調べてから数週間が経った。戦争タカ派のトリオはこの夏をどのように過ごしたのだろうか?
サリバン国家安全保障顧問は最近、サウジアラビアのジェッダで今月初めに開催された第2回国際平和サミット(※IWJ注1)にアメリカの代表団を連れて行った。このサミットは、MBSとして知られるムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって主導されていた。彼は6月、サウジアラビアが支援するゴルフツアーとPGAの合併を発表した(※IWJ注2)。
その4年前、MBSは国家への不誠実さを理由に、イスタンブールのサウジアラビア領事館でジャーナリストのジャマル・カショギ氏を暗殺し、切断するよう命じたとして疑いで、告発されていた(※IWJ注3)。
ありそうにないように聞こえるが、このような和平サミットが開催され、その主役にMBS、サリバン、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が含まれていた。欠けていたのはロシア代表で、サミットには招待されていなかった。サミットには、代表団を送った50カ国弱の国の首脳がほんの一握り参加しただけだった。会議は2日間続いたが、国際的な注目はほとんど集められなかったとしか言いようがない。
ロイター通信によれば、ゼレンスキーの目的は、『ロシア軍の全撤退とウクライナの全領土の返還』を含む、戦争解決の基礎となる『原則』に対する国際的な支持を得ることだった。
ロシアの正式な反応は、プーチン大統領からではなく、セルゲイ・リャブコフ外務副大臣からなされた。リャブコフ外務副大臣は、このサミットを、ゼレンスキーの背後にグローバル・サウスを動員しようとする西側の『無益で破滅的な努力を続けようとする試みの反映』と呼んだ。
インドと中国は、サウジアラビアの莫大な石油埋蔵量に惹かれて代表団を送ったのだろう。あるインドの学者オブザーバーは、このイベントは『MBSのグローバル・サウスにおける招集力を誇示するのには十分だった』と切り捨てている。『(※サウジ)王国の同地域における位置づけも同様である。そして、おそらくもっと狭い意味では、中国が会議に出席することで、コンセンサスを構築しようとするアメリカの努力の助けになること…ジェイク・サリヴァンと同じ部屋にいますよ』と。
一方、遠く離れたウクライナの戦場では、ロシアがゼレンスキーの反攻を妨害し続けていた。
バイデン政権の外交政策サークルから、サウジアラビアでの取るに足らない会議を主宰するために現れたのがなぜサリヴァンだったのか、米国の情報当局者に尋ねてみた。
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■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】
■【第1弾! インドのジャイシャンカル外務大臣が、9月のG20サミットにウクライナを招待していないことを公表!】(『RT』、2023年8月17日)
8月17日付けロシア『RT』は、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣が16日、9月のG20サミットに、ウクライナを招待していないことを明らかにしたと報じました。
ジャイシャンカル外務大臣は、今年6月に、ウクライナをサミットに招待する予定はないと表明しています。
記事によると、「ジャイシャンカル外務大臣は、ウクライナの参加に対するインドの立場は、G20が成長と発展の促進に主に焦点を当てており、紛争解決の問題は国連安全保障理事会での扱いだという事実によるものだと説明した」とのことです。
G20サミットの招待状は、ロシアを含むG20加盟国と、スペイン、バングラデシュ、ナイジェリア、モーリシャス、エジプト、オランダ、オマーン、シンガポール、アラブ首長国連邦に送られたとのことです。
※Ukraine not invited to G20 ― India(RT、2023年8月17日)
https://www.rt.com/india/581386-ukraine-not-invited-g20-india/
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■【第2弾! ウクライナのベレシュチュク副首相がロシアへの「反転攻勢」が「長く、困難なものになる」と表明!】(『CNN』、2023年8月17日)
ウクライナのベレシュチュク副首相は、ロシアへの「反転攻勢」が「長く、困難なものになる」と表明しました。
8月17日付け『CNN』(日本語版)によると、ベレシュチュク副首相は、8月17日までに、SNS上で「『2、3週間』や『年末までに』『来春までに』ロシア軍との戦いが終わるとの考えは全て間違いと主張。『ウクライナは長い戦いへの準備をしなければならない』と説いた」とのこと。
さらに「『我々は今は最善を尽くしている。日々を我慢して欲しい』とし、『短距離走ではなく長距離走に備えよう』と訴えた」と、『CNN』は報じています。
※勝利への道は「長く困難」、来春でも終戦なし ウクライナ高官(CNN、2023年8月17日)
https://www.cnn.co.jp/world/35207938.html
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■【第3弾! ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相が、ウクライナ経由の欧州向けロシア産ガス輸送の契約更新協議に応じない意向を表明! 2024年に欧州向けロシアの天然ガス契約満了! 輸出ゼロに!!】(『ロイター』、2023年8月16日)
8月16日付け『ロイター』は、「ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は16日、同国を経由したロシア産ガスの欧州向け輸送について、2024年の契約満了に伴うロシアとの更新協議には応じない意向を示した」と報じました。
この『ロイター』の記事によると、「欧州は27年までにロシア産ガスの輸入を停止する方針を示している」とのことですが、「ロシア側は、欧州で需要があるなら24年以降もウクライナ経由でガスを供給できるよう、契約更新を検討する意向を表明していた」とのことです。
※ウクライナ、ロシア産ガスの欧州向け輸送協議せず 24年契約満了(ロイター、2023年8月16日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-gas-idJPKBN2ZS04B
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■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その73)>第四部 自由という災厄「第十三章「文明の衝突」の虚実 ―― 一九九四年二月~四月――」(Part3)
岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。
現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。
ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。
下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221120#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4
直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その71)>第四部 自由という災厄「第十三章「文明の衝突」の虚実 ―― 一九九四年二月~四月――」(Part1)(日刊IWJガイド、2023年8月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230806#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52610#idx-3
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その72)>第四部 自由という災厄「第十三章「文明の衝突」の虚実 ―― 一九九四年二月~四月――」(Part2)(日刊IWJガイド、2023年8月13日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230813#idx-8
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52635#idx-8
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「2」咆哮する欧州極右の群像
旧東独のネオナチが激しく荒れ狂うようになったのは、八九年十一月九日夜の劇的なベルリンの壁崩壊から、翌九○年十月の東西ドイツ統合までの約一年にわたる「至福の高揚」が、厳しい不況と失業という幻滅にとって代わられてから間もなくのことだった。九一年に入るや、ハーケンクロイツの旗を掲げた若者達による外国人襲撃事件が、旧東独で頻発するようになった。それに呼応するかのように、長らく押さえ込まれていた旧西独のネオナチも勢いを得て、外国人労働者への暴行や殺傷、難民施設への放火といった残忍な流血事件が連続し、壁の崩壊という宴の余韻を容赦なく吹き飛ばしてしまった。一時に比べ鎮静化したとはいえ、外国人排斥への不穏な呼びかけや凶行は、統一ドイツ全土で今に至るもあとを絶たない。
日を追うごとにナチス政権出現前夜のワイマール共和国に酷似してゆくロシアでは、九三年十二月の総選挙で極右の自民党が躍進。党首のジリノフスキーは、ドイツの極右政党DVU(デーフアーウー)の党首ゲアハルト・フライをはじめ、ヨーロッパ各地の極右勢力と精力的に同盟関係をとり結びつつある。
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■<今週の新記事振り返り>
小西洋之氏「今、あの違法な放送法の解釈は全面撤回されている。そういう意味では、テレビの報道の自由が守られているのは、私に文書を提供してくれた『本物の国家公務員』の方がいたから」~8.3 映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』完成披露イベント 2023.8.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517848
「8月15日は、戦没者を追悼し、平和を祈念する日。台風の影響により、参列がかなわないご遺族の思いもあわせて追悼式を挙行していきたい」と加藤厚労大臣~8.15 加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見 2023.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518033
「映画『広島』の上映会:原爆が落ちて皆さんが被害を受けるまでは、測ってみたら10分ぐらい。その中に原爆の様子や原爆で亡くなっていくシーンなど凝縮されていたので、強烈な印象があった」~8.11 原発反対八王子行動 2023.8.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517974
【IWJ号外】バイデンの汚職がウクライナの破滅を招いた!『グレイゾーン』が、元ウクライナ政府高官の独占インタビュー!(その1)2016年米大統領選挙でトランプ陣営の「汚職」をでっちあげ! 2023.8.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518005
10数人のジャニーズ・ジュニアが寝ているところにジャニー氏がきて……! 国連の批判をどう考えるか、林外相に聞きたい!―8.7 第5回立憲民主党「性被害・児童虐待」国対ヒアリング ―内容:国連調査団からのヒアリングを受けた石丸志門さんよりヒアリング 2023.8.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517877
石丸志門副代表「ヒアリングは、再発防止という点では、前向きにとらえられるところはあったが、救済については進展しなかった」~8.14 ジャニーズ性加害問題当事者の会「再発防止特別チームの調査協力後の報告会見」2023.8.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518012
【IWJ号外】バイデンの汚職がウクライナの破滅を招いた!『グレイゾーン』が、元ウクライナ政府高官の独占インタビュー!(その2)2014年マイダン・クーデターの時、米国は裏で全面的に関与!! 2023.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518043
「巨大データベース」よりもシステムダウン・リスクを回避する『分散型』システムを! 全員がマイナカードを持たずとも、今と同じパスポートや免許証、保険証で問題ない!!~8.17阿佐ヶ谷市民講座「マイナンバー制度 その本当の狙いとは何か? 隠された危険な本質を暴く!」2023.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518050
■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
日刊IWJガイド「バイデンの汚職がウクライナの破滅を招いた! 元ウクライナ政府高官『2016年米大統領選挙でトランプ陣営の「汚職」をでっちあげた』!」2023.8.13号~No.3986号
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230813
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52635
日刊IWJガイド「ダグラス・マクレガー米元陸軍司令官、多数の死者傷者を出しているウクライナ軍が部隊単位でロシア軍に降伏し『崩壊の瀬戸際にある』と指摘!」2023.8.14号~No.3987号
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230814
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52638
日刊IWJガイド「致死性合成麻薬フェンタニルの恐怖! 米国はフェンタニルなどの致死性合成麻薬で滅びつつある!?」2023.8.15号~No.3988号
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日刊IWJガイド「致死性合成麻薬フェンタニルの恐怖!(第2回)フェンタニル危機の責任をめぐる米中の舌戦は、新型コロナの起源をめぐる米中の対立と瓜二つ!」2023.8.16号~No.3989号
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日刊IWJガイド「ハワイ・マウイ島で発生した山火事の犠牲者は106人に! 再開発業者によって焼き出された避難民の人たちの人権が侵害されてゆく可能性も!」2023.8.17号~No.3990号
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日刊IWJガイド「ウクライナの臓器移植ビジネスを支える富裕国の臓器移植の需要の高さ! ドナーと待機者の数の著しい格差はグローバルな格差と直結する!」2023.8.18号~No.3991号
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日刊IWJガイド「中国最大級の不動産企業『恒大集団』が米連邦破産法15条の適用を米ニューヨーク州の裁判所に申請!」2023.8.19号~No.3992号
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、六反田千恵、前田啓)
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