日刊IWJガイド・日曜版「西側メディアはロシアが宇軍の犯罪を示した『アリア式非公式会合』触れず。『IWJだけが頼りです』岩上安身が会員様のお声に返信を書きました」2022.5.8号~No.3524


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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」5月7日、国連安全保障理事会がロシアのウクライナ侵攻以来、初めて「ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明する」との議長声明案を全会一致で採択、同日非公式の「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」が開催され、ロシア側がウクライナ軍の国際人道法違反「犯罪」について、証言と証拠を提示! ドキュメンタリー映画『ドンバス』のアンヌ=ロール・ボネル監督も出席!

■IWJの活動には市民の皆様のご寄付・カンパが欠かせません! 昨年8月から4月末までの、第12期の9か月間にわたる累積の不足金額309万5534円に、5月の未達成分340万7445円をあわせて650万2979円、5月末までに必要です! 5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

■「IWJのような多角な視点で情報を伝えるメディアに期待せざるを得ません」「IWJだけが頼りです」ご寄付者様からメッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

■【中継番組表】

■[号外第27弾のお知らせ]【号外第27弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発! ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的! この戦争を独裁に対する民主主義の戦いというのは、情報操作以外の何ものでもない(後編)

■4月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月18日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、ウクライナ危機の本質に迫った部分を抜粋! テキストに詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」5月7日、国連安全保障理事会がロシアのウクライナ侵攻以来、初めて「ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明する」との議長声明案を全会一致で採択、同日非公式の「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」が開催され、ロシア側がウクライナ軍の国際人道法違反「犯罪」について、証言と証拠を提示! ドキュメンタリー映画『ドンバス』のアンヌ=ロール・ボネル監督も出席!

 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho
https://twitter.com/IWJ_Sokuho

 国連安全保障理事会は6日、ウクライナ情勢を巡り「ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明する」との議長声明案を全会一致で採択しました。ロシアの侵攻以来、安保理が声明を出すのは初めてです。5月の議長国は米国です。

※【速報6077】共同、7日:国連安全保障理事会は6日、ウクライナ情勢を巡り「ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明する」との議長声明案を全会一致で採択した。ロシアの侵攻以来、安保理が声明を出すのは初めて。
https://nordot.app/895405064885452800

 声明はノルウェーとメキシコが作成し、ロシアも支持しました。議長声明には強制力はありませんが、米国、中国、英国、フランス、ロシアの5カ国の常任理事国と、2年任期の非常任理事国10カ国(アルバニア、ブラジル、ガボン、ガーナ、インド、アイルランド、ケニア、メキシコ、ノルウェー、アラブ首長国連邦)が、全会一致に至ったという点が評価されます。声明には「ロシア」や「侵略」といった語は含まれず、ロシアも賛成しやすかったと見られています。

 ロシア国営メディア『TASS通信』も、「国連安全保障理事会は、(ロシアによる)特別作戦の開始以来初めて、金曜日(6日)の会合で米国(議長国)が提出したウクライナに関する声明を採択した」と報じました。

※【速報6079】TASS、6日:国連安全保障理事会は、(ロシアによる)特別作戦の開始以来初めて、金曜日(6日)の会合で米国(議長国)が提出したウクライナに関する声明を採択した。
https://tass.com/world/1448153

 グテーレス事務総長は声明を歓迎し、「命を救い、苦しみを軽減するため、平和を模索する努力を惜しまない」と述べました。グテーレス氏は以下のような声明を抱いています。

 「今日、初めて、安全保障理事会はウクライナの平和のために一つの声で話しました。私がよく言っているように、世界は銃を沈黙させ、国連憲章の価値を支持するために団結しなければなりません。私はこの支援を歓迎し、命を救い、苦しみを減らし、平和の道を見つけるための努力を惜しみません」

 グテーレス氏が、4月の26日にプーチン大統領を、続けて28日にゼレンスキー大統領を訪れて会談したことは、現在途切れ途切れにとはいえ動き始めたマリウポリの人道回廊の設置に貢献したと言えそうです。グテーレス氏の貢献に答えるかのように安保理の議長声明が採択されました。ただし、「全会一致」が前提とされた声明ともいえ、形式的な印象は残ります。

 一方、「表」の国連安保理の会合よりも、同じ6日に「裏」で、非公式に行われた国連安全保障理事会の「アリア式」会議、「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」のほうが、注目に値すると思われます。

 アリア・フォーミュラ会合とは、国連安全保障理事会の非公式会合のひとつです。1992年にベネズエラの国連大使で安保理議長だったアリア氏が考案したことで、この名前が冠されています。国連憲章や安保理の公式ルールでは明文化されてはいなくて、決議などはできませんが、外部の関係者を招き率直な意見交換を行うために開催されます。公式記録には残りません。

 今回、ロシアは、ようやく落ち着いた形で、非公式会合とはいえ、国際社会に向けて自らの主張を述べました。

 3月の安保理は、16日にマリウポリの劇場爆破事件が起こり、ロシアが提案する人道回廊の設定などの案が審議される予定だった17日、ロシアが「米国が関与したウクライナによる生物兵器の開発計画」を報告した18日は、「子供を含む民間人が避難していた劇場を攻撃したロシア」に対する非難一色で、まともに審議されることはありませんでした。

 ロシアのネベンジャ国連大使は、この会合で、特に民間人の避難を妨げた、ウクライナの軍隊と民族主義者の集団による「犯罪」の膨大な証拠映像を提示しました。

※【速報6084】TASS、7日:金曜日(6日)の国連安全保障理事会の非公式の「アリア式」会議で、ロシアの外交官は、特に民間人の避難を妨げた、ウクライナの軍隊と民族主義者グループによって犯された犯罪の膨大な証拠を提示した。
https://tass.com/politics/1448191

 ロシアはこれらの資料を、誰でもダウンロードできるように公開しています。動画を多く含むため、全体は3GBを超えます。ダウンロードされる場合はお気をつけください。

※【速報6135】ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合で、ロシア側が提供した資料が以下よりダウンロードできます。
https://disk.yandex.ru/d/-2u2YYNcjLcifA

 「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」については、ロシア国営メディア『TASS通信』が7日、詳しく報じています。以下に『TASS通信』の記事の全文仮訳をご紹介します。

 「ウクライナでの軍事作戦5月7日、10:54

 ロシア、国連でウクライナ軍による犯罪の膨大な証拠を提示―金曜日に行われた国連安全保障理事会の非公式会合『アリア方式』で、ロシアの外交官は、敵対地域から脱出したウクライナ市民のインタビュービデオを上映した。

 国連、5月7日、TASS/ 国連安全保障理事会の非公式会合『アリア方式』で、ロシアの外交官は、特に民間人の避難を妨げたウクライナ軍と民族主義者の集団による犯罪の膨大な証拠を提示した。ロシア大使のヴァシリー・ネベンジャ氏は、ウクライナ当局とその西側スポンサーは、この悲しい真実にスポットライトがあてられることを防ぐために最大限の努力を払っていると強調した。

 ネベンジャ大使は、ウクライナ軍が繰り返し住宅地に重火器を配備し、民間人を人間の盾として使用したことは、国際人道法違反であるという事実に十分な注意を払うよう、海外の関係者に要請した。

 (ネベンジャ大使は)『私たちは、ウクライナ軍と準軍事組織によって、これらの原則(国際人道法)がすべて組織的に侵害されていると信じるに足る十分な理由があります。ウクライナ軍が民間人を人質や人間の盾として利用しているという多くの目撃証言がある』と述べた。

 会議の出席者は、アパートや民間施設内に砲台を設置するウクライナ軍の戦術について説明を受けた。1階には戦車などの装甲車、屋上には狙撃手や携帯型ミサイル、重火器が配置され、平和な市民が文字通り挟み撃ちにされている。

 ロシア大使は、敵対地域からなんとか脱出したウクライナ市民のインタビュービデオを見せた。多くの人が、人道的回廊を使って避難しようとした人の車に、ウクライナ軍が発砲したと証言した。マリウポリに住む女性は、マリウポリの劇場内で起きた爆発はロシア軍の仕業だという噂をきっぱりと否定した。

 ジャーナリストたちの証言

 ドネツク、ルガンスク両共和国およびロシア軍が支配する地域で数週間を過ごしたジャーナリストたちが、その生の印象を聴衆に伝えた。

 イタリア人のジャーナリストでドキュメンタリー作家のジョルジョ・ビアンキ氏は、偽情報とプロパガンダは紛争解決を遅らせるだけだと述べた。

 (ビアンキ氏は)『私はヨーロッパ人だ。ヨーロッパについてフェイクニュースが広まるのを見たくはない』と述べた。そのような虚偽情報の例として、彼はマリウポリの劇場に対するロシアの攻撃疑惑を挙げた。

 ブルガリア人ジャーナリスト、アシア・ズアン氏(ニュースフロント社)は、ドネツク、ルガンスク両共和国の人々がウクライナの危機が戦争に発展することを望んでいないことを自分の目で確かめることができたと述べた。自国(ブルガリア)の当局に対し、紛争を拡大させるようなことは一切しないようにと呼びかけた。

 レバノンのテレビ局『アル・マヤディーン』のモスクワ支局長サリヤム・アディル氏は、紛争現場から何百キロも離れた安全な場所から見た事象と、現場で実際に起こっている事象とは大きな違いがあると強調した。現実と無関係な疑惑を広めようとする試みは、あまりにも劇的な(too dramatic to tolerate)状況であり、許容できないと述べた。

 一部のジャーナリストは、マリウポリ市を含むドネツク、ルガンスク両共和国の人々への取材やレポートを披露した。ウクライナ兵やアゾフ大隊の隊員がどのように家を砲撃し、市民の命を危険にさらし、住宅地に武器を配備したのか、インタビューに応じた人たちがそれぞれ個人的な記憶を語った。

 ネベンジャ大使は、『ロシアが偽情報を流している』と主張しようとした西側諸国の代表者たちにこう言った。

 『今日、私たちは自分たちのために話しているのではありません。

 最前線で何が起きていたかを体験した人々に、彼らがどのように生き延びたか、誰が実際にそこで残虐行為を行ったかを説明させるために、場を提供しているだけです。

 あなたが聞いている言葉はすべて彼らのものであり、私たちのものではありません。もし、あなたが彼らの話を聞きたくないのであれば、それは別の問題です。黙っていたほうが気が楽だというのなら、それはあなたの自由です。
 
 しかし、今日のイベントの目的は、証言できる人々に発言権を与えることであり、プロパガンダを広めることではありません』」。

 もうひとつのロシアメディア『RIAノーボスチ』も7日、「フランスのジャーナリストが『アゾフ』の犯罪について国連に証言した」という記事を出しました。『RIAノーボスチ』は、2015年当時のドンバス地方の状況を伝える貴重なドキュメンタリー映画『ドンバス』のアンヌ=ロール・ボネル監督に焦点を当てています。一部を仮訳します。

 「フランス人ジャーナリスト、『アゾフ』の犯罪について国連に証言を提示
  ―フランス人ジャーナリスト、ボネル氏が国連に『アゾフ』の犯罪についての証言を提出した。

 国連、5月7日- RIA Novosti/ フランスの独立ジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネル氏は、国連安全保障理事会の非公式会合で、アゾフ連隊のネオナチ(その戦闘員はロシアで刑事訴訟を受けている)が犯した犯罪の目撃者の証言を提示した。

 『アゾフは住宅を占拠し、人々を殴り、家から出そうとしない。彼らは人々をライフルの尻で殴る』ウクライナ東部の住民はインタビューでそう語り、その一部が披露された。このウクライナ人は、マリウポリからアゾフ海の岸辺をこっそり歩いて脱出したのだという。

 『家から出してもらえず、バットで殴られ、家にいることを強制されたという事実がある。アゾフ大隊は、一切の通行や移動を許可していない。私自身、外に出られなかった人を知っている』と1人の目撃者は言った。

 アンナという名前の別のマリウポリの住民は、人道的回廊について何も聞いていないと述べた。彼女によると、ウクライナ軍は家々の庭に軍用機器を置いたという」

※【速報6107】RIA、7日:国連安全保障会議の非公式会合で、フランスの独立ジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネル氏は、アゾフ連隊からのネオナチ犯罪の目撃証言を引用した。
https://ria.ru/20220507/prestupleniya-1787335018.html

 ボネル氏は6日、「H-1ドンバスの悲劇を目撃した記者として、国連に2度目の報告をする。複雑だが必要な会議だ。このような状況では、平和のために働くこの機関での対話と外交だけが、危機に終止符を打つことができるのだから」とツイートしました。

※【速報6114】アンヌ=ロール・ボネル氏「H-1 ドンバスの悲劇を目撃した記者として、国連に2度目の報告をする。複雑だが必要な会議だ。(続く)
https://twitter.com/al_bonnel/status/1522582630599995393

 ボネル氏のドキュメンタリー映画『ドンバス』(2016)は以下で御覧になることができます。フランス語字幕付きです。

※「ドンバス、忘れられた戦争」(アンヌ-ロール・ボネル監督、2016)
https://vimeo.com/202792798?fbclid=IwA

 IWJは『ドンバス』(2016)のフランス語字幕の仮和訳をしました。どうぞ御覧ください。

※2015年のドンバスで何が起こっていたのか? 貴重な証言の記録、2016年ドキュメンタリー映画「ドンバス」アンヌ-ロール・ボネル監督 仮訳出! 2022.4.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504732

 日本を含む多くの西側のマスメディアは、国連安保理が全会一致で議長声明を採択したことを一斉に報じましたが、残念ながら、「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」については、ロシアメディア以外の報道は見当たりませんでした。もちろんロシア側が提示した証言の信頼性は、今後さらに吟味されるべきです。しかし、非公式とはいえ、国連安保理に提出された資料です。まずはメディアが取り上げなければ、議論も始まりません。

 2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻では、西欧側と非西欧側に、世界が政治的にも経済的にも分断が進んでいます。

 ウクライナ政府はキエフに「メディアセンター」をつくり、そこに参集するジャーナリストのために飲み物などを用意し、毎日会見を開いています。ロシア軍による民間人殺害の現場とされる「ブチャ・ボロディアンカのバスツアー」も開催しているといいます。西側メディアの報道の多くはウクライナのメディアセンターから始まり、ロシア側から取材しているジャーナリストはほとんどいないか、取り上げられていません。報道の面でも大きく分断が進んでいます。

 「ロシアメディア」というとすぐに「フェイクでしょ」という声が上がります。しかし、それでいいのでしょうか?

 前述した通り、ロシア側は多くの証言動画を公開しています。

 「ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合」の様子は国連のサイトで公開されています。「フェイクでしょ」という方もどうぞ、御覧ください。

※【速報6116】国連、7日:会議の様子は、国連の記録動画で見ることができます。ボネル監督は29分ごろから登場します。(ウクライナ情勢-ロシア連邦政府代表部主催の国連安保理アリア・フォーミュラ会合)
https://media.un.org/en/asset/k1p/k1pvngjn8e

■IWJの活動には市民の皆様のご寄付・カンパが欠かせません! 昨年8月から4月末までの、第12期の9か月間にわたる累積の不足金額309万5534円に、5月の未達成分340万7445円をあわせて650万2979円、5月末までに必要です! 5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。5月も目標額を400万円に据え置きます。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、5月で10か月目に入りました。

 先月4月は1日から30日までの30日間で、345件、388万2650円、目標額の97%のご寄付・カンパをいただきました。目標額には達しませんでしたが、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

 今期スタートの8月1日から4月30日までの9か月間の累計の不足分は、309万5534円となっています。

 また、5月は1日から6日までの6日間で、24件、59万2555円、目標額の15%分に相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 従って、4月末までの不足分309万5534円に、5月の未達成分340万7445円を加え、5月末までに650万2979円が必要となります。今月5月を含めて、7月末に迎える期末までの残り3か月で赤字を削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3202人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年4月18日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2031円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5917円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した地震の際に大規模停電が起きて、その影響で、インタビューや動画配信に必要なIWJの設備が故障し、その修理費用が約70万円かかります。

 この故障を完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、いまだに再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。1日も早く復旧できるように、ご支援と、ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ロシアによるウクライナへの侵攻と、それに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。

 「同盟国」である日本は、国民の大多数が気づかないうちに、米国が段取りした「世界大戦」を戦う「連合国」のメンバーに加えられています。日本国民はまず、1人でも多く、この事実に気づかなければなりません。

 米国の真の狙いは、実現できるかどうかは別として、恒久的に米軍が欧州を軍事的に支配し、ロシアを米国に抵抗できないレベルにまで弱体化することにあります。それが米国の単独覇権の維持・強化になると、少なくとも米国の一部、ネオコンらは思っているからです。

 ロシアのウクライナ侵攻は、その米国の単独覇権の維持・強化戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。

 バイデン大統領は、5月3日、「ロシアとの戦いは、民主主義と中国との戦いの戦線のひとつに過ぎない」と指摘したと、『AFP』は伝えています。また、『RT』は、「中露に対する『文明の戦い』の最初の『実戦の戦闘』を戦っている」とバイデン大統領の言葉を伝えました。これらの言葉を、日本のマスメディアはほとんど報じていませんが、これは重要な発言です。

 IWJは、侵攻直後から、このウクライナ侵攻から始まった動きが、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性があると、散々、警鐘を鳴らしてきましたが、今回のバイデン発言は、対ロ戦線と対中戦線を直接、つなげるものであり、そうしようとしている「主体」は米国です。

 これまで、侵攻された当事国であるウクライナが「主体」で、米国を含む西側諸国は、第三者的立場でウクライナに連帯を表明し、加害国のロシアに抗議していたはずです。

 ところがバイデン大統領は、本音がぽろりとこぼれ出たのでしょう。「主体」は米国であり、「民主主義」対「専制政治」という戦いのために、中国とロシアに対する「文明の衝突」をこれから戦うというのです。そして、ウクライナはその最初の実戦なのだ、というのです。われわれIWJが当初から指摘して、批判してきたことがまた、その通りとなってきました。これはまさしく「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」という戦争なのです。この言葉はレーガン政権時の外交アドバイザーだったダグ・バンドゥ氏の論文の秀逸なタイトルです。ぜひ御覧になってください。

※「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」!! 米国のレーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が強烈にバイデン政権を批判する論文を発表! この戦争の主語は「ワシントン」であり、最後の1人まで戦わされるのは「ウクライナ」! これは「正義」の戦争なのか!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505301

 極東まで、米国が戦線を広げてきた場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル前線基地とさせられてしまう危険性があります。日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供して、米国の戦争の道具と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアをも同時に相手して、日本が戦わなくてはならない可能性があります。

 米国の支援があっても、そんな戦いを現実に遂行できるのか、その上で、核を保有したその3カ国に勝つことができるのかといえば、誰が考えてもまったく不可能でしょう。

 勝敗以前に、日本は開戦早々、全土をミサイルで空爆されて、軍事拠点と重要なインフラを破壊されます。日本は現在のウクライナのような状態となり、経済や、国民生活は破綻します。

 ウクライナの今年のGDPは、現時点で昨年の半分となる予想です。日本も参戦した場合は、GDPはそうしたレベルにまで落ちるでしょう。

 そんな状態を少子高齢化した日本国民が受け入れ、乗り切れるでしょうか。仮に敵国に痛撃を与えることができても、相手には最後の手段として、3ヶ国とも核攻撃というカードが残されています。日本に勝ち目はありません。米国から核弾頭をシェアリングされ、中距離ミサイルに配備したとして、核抑止が効くかどうか。通常戦力で、核を用いる余裕のないところまで追いつめられるでしょう。

 しかも日本は島国なので、ウクライナ国民の多くは陸続きの隣国ポーランド等へ逃れましたが、日本国民の多くは陸伝いに「難民」になることもできません。海を越えていこうとしても、渡航の安全性は保証されていません。

 どこをどう考えても、米国と同調し、ロシアに制裁を下し、いたずらにロシアとの緊張を高めることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。

 日本には原発が51基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。自国にミサイルが飛んでくる可能性のある戦争を、日本は遂行できるような国ではないのです!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。

 公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。

 しかし、その米国とウクライナのプロパガンダを、日本のマスメディアまでが鵜呑みにして垂れ流ししているようでは、ジャーナリズムの本来の役割を放棄していると言わざるをえません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、参院選もあります。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

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支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
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岩上安身拝

■「IWJのような多角な視点で情報を伝えるメディアに期待せざるを得ません」「IWJだけが頼りです」ご寄付者様からメッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

 ご寄付者様からメッセージをいただきました。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身が返信を書かせていただきます!

 嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、ぜひお寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!

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IWJ事務局 御中

 少額ですが、火曜日にカンパを送っておきました。

 ご確認ください。

 ウクライナ危機は局面が変わり、アメリカ一極支配が終わりを告げ、ロシア・中国・インドなどへの覇権の移行の段階に来ているように感じます。

 西側の支配が崩れかけているという認識は、今日のNHKニュースで解説していた京大の中西教授も持っていました。

 同僚の社会学の教員と話したのですが、西側は、自ら墓穴を掘って覇権を失おうとしています。

 資源大国に対する経済制裁は意味がなく、国連やG20からロシアを排除しても、排除されたロシアが加わった新たな国際組織ができるだけのことです。

 日本政府も負け組にならないように、よく考えて行動すべきでしょう。

 また、ウクライナ問題でロシアたたきをしているリベラル派の人びとも目を覚ますべきです。新冷戦はほぼ確実にロシアの勝利に終わるのですから。

 彼らが依拠した西側の社会科学は、グローバルな世界の終焉によって、有効性を失いました。

 IWJが正しかったことがもうすぐ誰の眼にもわかるのではないでしょうか。

 ご奮闘をお祈りします。

(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます!

 米国の一極支配は、すでに無理がありすぎて、ほころびを見せており、米国が何も事を起こさなければ、そのままゆるやかに多極化の方向へ向かってゆくものと思われました。

 もしも米国が一極単独覇権支配の維持を、断固としてつづけようとするならば、米国の経済規模を名実ともに中国が追い抜く前に、できるだけ早く、中露等にくさびを打ち込まなければならなくなるでしょう。米国がこのまま黙って覇権を失うのを傍観はしていないだろうから、いつか、何かやらかすだろうと思っていました。

 特に中国に対しては、前政権のトランプ大統領の時代から、不条理な理由とつけては制裁を繰り返していたので、この中国を牽制する方向にバイデンも進むのではないかと思っていましたら、思いがけず、ウクライナ方面から発火しました。

 ウクライナにおける米国の仕掛けは、2014年から確認できていたので驚きはありませんでしたが、長年の米国の工作が功を奏する形で、ロシアがついにしびれを切らし、戦車とともに国境を越えてしまいました。ロシアが「悪役視」されるのは、確実でした。

 しかし、その前に、多くの人々に理解していただく必要のあることがありました。

 ウクライナ国内のロシア語話者が、突如として公用語としてのロシア語を奪われ、教育の機会と就職の機会を奪われるという「文化的民族浄化」を受けていたこと、そしてネオナチ組織が、ロシア語話者に対して無差別に暴行、虐殺を行っても、ウクライナ当局はその犯人を逮捕せず、犯罪を見のがし続けたこと。

 さらに東部地域、ロシア語話者が多いドンバスで自治を求める声が上がると、ウクライナ国軍が「自国民」に対して、空爆や砲撃まで加えて、武力による「民族浄化」の段階に至ったことなど、ウクライナ側に大いに問題がある、といえる点がありましたから、それを踏まえて、状況を報じ始めました。

 ところが私が予測できず心底驚いたのは、西側の政権だけでなく、各国のマスメディアの報道の偏向ぶりです。これまでの経緯をふまえず、ロシアだけが「悪」とするような報道ばかりです。まるで洗脳報道です。特に日本のマスメディアは、その偏向が世界で最も激しかったと思われます。

 足並みがひとつも乱れることなく、全紙・全局が、8年間のウクライナ側の暴力はなかったことにし、ただただロシアの暴力的侵攻だけをとがめ続けました。

 これに影響を受けて、おっしゃる通り、「リベラル派の人びと」も、「ロシア叩き」一辺倒になってしまいました。私も多くの友人・知人から苦言を呈されましたし、炎上もしました。

 しかし、事実は事実です。真実は真実です。米国は、中露を相手にするに当たって、ウクライナから始め、欧州を米国の追従一辺倒に引き締め直し、ありとあらゆる経済制裁の手を使ってロシアを弱体化させようとしています。

 プーチンが本当に独裁者であり、プーチンさえ取り除けば、西側のコントロールに翻弄される「弱いロシア」となる、と信じ込んでいるかのようですが、甘い見方です。ロシアの大地にはロシアの独立と強さを支える思想が根づいており、そこからプーチンが生まれてきたのであって、その逆ではありません。

 いずれにせよ、ロシアを弱体化して、米国の準従属国としてしまえば、残るは中国で、攻め口は東の太平洋側からだけではなく、陸路で北から、西から、攻めることもできます。

 中国攻略戦でも、また、米国自身の手は使わず、自国の兵士の血は流さず、他国の兵士を使って、米国産の武器を持たせて戦わせるのでしょう。バイデン大統領自身が口にした、中露を相手にした「文明の衝突」において、ウクライナは最初の戦線のひとつに過ぎない、という言葉に、米国の本音がモロに出ています。

 東アジアで、中国と、あるいは、もしかするとロシアや北朝鮮をも相手にしての代理戦争をやらされるのは、日本です。日本は我が身を滅ぼすような選択はするべきではありません。

 本来ならば、ジャーナリズムがこぞってこの危機に対して立ち上がらなければなりません。ところが日本のマスメディアときたら、ネオナチのアゾフの代弁をしているという体たらくです。なので、ここは微力ながら、独立メディアとして、IWJは、全力を尽くして、この代理戦争の押し付けに抵抗したいと思います。

 今後とも、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いします。

 岩上安身

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 いつもメルマガ熟読しています。

 そうなんですよ、元ウクライナ大使の馬淵さん、少なくとも今回の件に関してはあの犯罪的嘘つきじじいの角茂樹に比べると、きわめてまっとうなことおっしゃっているんですよ。

 私も前から注目していました。

 まさか、チャンネル桜を評価する日が来るとは…。

 テレビも新聞もおぞましいまでに嘘まみれなのでIWJ(と一水会とチャンネル桜???)だけが頼りです。

 また、寄付します。頑張ってください。

(N.T. 様)

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N.T. 様

 ありがとうございます! チャンネル桜は、頼りにしないほうがいいと思います(笑)。

 馬渕氏は、ちょうどクリティカルな時期にウクライナ大使を務めたので、その時、見聞きしたことを話したり書いたりしているのでしょう。それ以外の極右的言説や陰謀論的言説は感心しませんし、私は同意しません。

 ただ、角茂樹元大使のように、温厚そうで誠実そうな顔と表情をして、アゾフ幹部と一緒に記念写真を撮っておきながら、「ネオナチによる虐殺などひとつもなかったと言い切れる」などと、国を危うくするような嘘を地上波の生中継で断言できるような人の方が、はるかに恐ろしいと思います。それをしれっとオンエアし、留保もつけなかったテレ朝にも本当に驚きました。

 私の心の中に、いくばくかは残っていた、新聞・テレビへの信頼感は、今回のウクライナ侵攻をきっかけに、一気に蒸発してしまいました。

 TBSの金平茂紀さんまで、アゾフ幹部に「自分たちはネオナチではない」「すべてはプーチンのフェイクだ」などと言いたい放題のデマ発言をしゃべらせておいて、画面のあらゆるところに映るナチス親衛隊のシンボルであり、アゾフのシンボルである「ヴォルフスアンゲル」にぼかしを入れてオンエアする。これが何よりも、彼らがネオナチの魂を持っていることの証明なのに、それにはぼかしを入れて、一般視聴者には届かないようにする。これは犯人の犯行隠しの「共犯」行為以外の何ものでもありません。

 TBSは死んだ、何度も死んだ。TBSだけでなく、すべての日本のマスメディアは死んだ。今、動いているのはゾンビに過ぎない。

 これは、はっきりそう宣言しておきたいと思います。

 ジャーナリズムの魂を失ったら、ジャーナリストとしては死んだも同然です。私とIWJは、いきたままジャーナリズムの魂を抱えて、これからも皆様に真実をお伝えします。

 どうぞ今後とも、ご支援をよろしくお願いします!

 岩上安身

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 私は首相の一日、東京新聞ですが必ず目を通しています。

 昨晩は官邸で記者会見がありました。官邸記者クラブの各社は、事前に質問書を提出、当てられた記者に首相は答えを見ながら回答します。

 岩上さんのようなフリーの記者は何を質問するか、鋭い問いかけをするのでめったに当てられません。

 私の住んでいる藤沢市でも、不動産バブルが起きています。アベノミクスの失敗で円安不況が迫っています。

 日銀はどうするのか? 政府は? すぐ、やらねばならないことが沢山あります。

 安倍、菅、岸田と続いたが今の岸田首相は参院選が終わるまで、おとなしくしています。選挙後、自民党案の防衛費2パ一セント、憲法改憲、消費税アップと目白押しです。

 政権交代しかないですが、時間がかかりそうです。

 どうしたらいいのか?

 IWJのような多角な視点で情報を伝えるメディアに期待せざるを得ません。

(炭谷克己 様)
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炭谷克己 様

 ありがとうございます!

 4月25日に岸田総理会見に行きましたが、案の定、指されませんでした。しかも今回は、いつもならば指名されなかった記者はその日の夜のうちにメールで質問を送れば回答が来ることになっていたのに、そのメール質問も受けつけませんでした。今回だけでなく、今後もメール質問を受けつけるかどうかは不明であると官邸報道部はいうのです。どんどん会見自体がクローズドなものになりつつあります。

 藤沢市あたりでもバブルになりつつある、とのことですが、こんな不況で賃金ものびず、少子化もあり、住宅ローンを組める正社員の数すら減っているというのに、首都圏、名古屋圏、関西圏でも、マンションがバブル期以上の高値で売買されている、というのは理由がわかりません。こうした問題については、5月12日木曜日に、エコノミストの田代秀敏氏インタビューの続編として、お話をうかがおうと思っています。

 ぜひ、ご視聴ください!

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.5.8 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・兵庫】「参院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

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◆中継番組表2◆

**2022.5.9 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】18:30~「岩上安身によるジャーナリスト 布施祐仁氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身によるジャーナリスト布施祐仁氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた布施祐仁氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b8%83%e6%96%bd%e7%a5%90%e4%bb%81
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【IWJ・Ch5】18:30~「シンポジウム『立憲主義の理念を共有する野党の勝利で、いのちと暮らしを守る政治の実現を』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた野党共闘関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%85%b1%e9%97%98

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【号外第26弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発!ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的!ウクライナに言論の自由はない! (前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505625

【IWJ速報5月5、6日】ウクライナでは武器や支援物資が闇市場で転売が恒常化!? ロシア産ガス禁輸問題でEUは右往左往、年内全面禁輸を2日で撤回! 英ジョンソン・保守党が統一地方選挙で惨敗の見通し!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505637

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■[号外第27弾のお知らせ]【号外第27弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発! ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的! この戦争を独裁に対する民主主義の戦いというのは、情報操作以外の何ものでもない(後編)

 米独立系ニュースメディア『ザ・グレーゾーン(The Grayzone)』が、4月28日付けで「本当のゼレンスキー:有名ポピュリストから不人気なピノチェト式新自由主義者へ」と題し、ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ(Olga Baysha)氏へのインタビュー記事を掲載しています。

 昨日は、この『ザ・グレーゾーン(The Grayzone)』の記事の前半部分をIWJが仮訳し、【号外第26弾】としてお届けしました。今回は残りの後半部分を【号外第27弾】として、本日午後にお届けします。

 インタビューを行い記事を書いたナタリー・ボールドウィン(Natylie Baldwin)記者は、ロシアと米国の外交政策に関するライターで、『The View from Moscow:Understanding Russia & US-Russia Relations(モスクワからの視野:ロシア理解と米露関係)』の著者です。

 以下から、インタビュアーのナタリー・ボールドウィン氏による、ウクライナ人学者、オルガ・ベイシャ氏へのインタビューの前文が始まります。

 ウクライナの学者オルガ・ベイシャは、ヴォロディミル・ゼレンスキーが広く嫌われている新自由主義政策を取り入れ、ライバルたちを弾圧し、彼の行動がいかに現在のロシアとの戦争に拍車をかけたかを詳述しています。

 2019年に国の最高権力者に上り詰めた喜劇俳優のヴォロディミル・ゼレンスキーは、おそらくトランプ弾劾劇場の脇役として以外は、平均的なアメリカ人にはほとんど知られていませんでした。

 しかし、2022年2月24日にロシアがウクライナを攻撃すると、ゼレンスキーはアメリカのメディアで突然、Aリストの有名人に変身しました。アメリカでニュースを見ている人たちは、おそらく手に負えないような悲劇的な出来事に襲われ、最終的には同情を集めるように見える男の映像に打ちのめされたのです。

 そのイメージは、カーキ色の服を着た、疲れを知らないヒーローが、小さな民主主義国家を統治し、東からの独裁の蛮行をたった一人で食い止めるというイメージに発展するのに時間はかかりませんでした。

 しかし、西側メディアが丹念に作り上げたイメージの向こう側には、もっと複雑で、お世辞にも良いとは言えないものがあります。ゼレンスキー氏は、平和の追求を公約に掲げ、73%の得票率で当選しましたが、その他の綱領は曖昧なものでした。しかし、侵攻の前夜、彼の支持率は31%に落ち込んでいました。それは、不人気な政策の追求が原因でした。

 ウクライナの学者であるオルガ・ベイシャは、『ウクライナの民主主義、ポピュリズム、新自由主義(Democracy, Populism, and Neoliberalism in Ukraine)』の著者です。『仮想と現実の境界で(On the Fringees of the Virtual and the Real)』の著者でもあるウクライナの学者オルガ・ベイシャは、ゼレンスキーの権力の獲得と、大統領就任後の権力の行使について研究しています。

 以下のインタビューでベイシャは、ゼレンスキーの新自由主義の受け入れと権威主義の増大、彼の行動が現在の戦争にどのように貢献したか、戦争を通じての彼の逆効果で自己中心的なリーダーシップ、ウクライナ人の複雑な文化・政治観とアイデンティティ、マイダン中・後の新自由主義者と急進右派の連携、ドンバス地方全体のロシアの併合は2014年当時よりも地元住民に支持されない可能性について述べています」(ナタリー・ボールドウィン)

■4月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月18日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、ウクライナ危機の本質に迫った部分を抜粋! テキストに詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 4月は、2月18日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」のテキストに詳細な注釈をつけて、第553号から第557号まで5本を発行しました。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第553号の目次)
・ベトナム戦争のトンキン湾事件など歴史上多くの偽旗作戦をやってきた米国が撒き散らした虚報!「ロシア、2月16日に侵攻」
・空騒ぎの「Xデー」の翌日、ドンバス地方に打ち込まれたミサイルはどこから飛んできたのか?

(第554号の目次)
・当事者でもないバイデン大統領が「世界戦争だ!」と舞い上がる。この無責任発言を伝えない日本のマスコミ!
・「アメリカとロシアが撃ち合いを始めれば世界大戦! 米国人はウクライナから退避を!」と大騒ぎしても、救出に軍隊を出す気なし

(第555号の目次)
・米情報機関発とされる「予告」について、ゼレンスキー大統領は「他国がリスクを誇張している」と非難していた!
・ソ連崩壊の混乱から生まれたオリガルヒ(新興財閥)を操るプーチン。だが、ウクライナは複雑で誰も統治できない!
・割れるロシアの国民感情!「ウクライナ問題でロシアは介入すべきか」に賛成と反対が同数の43パーセント

(第556号の目次)
・ウクライナロビーは米政界で活発なロビイング!「ロシアが侵攻するかにかかわらず、制裁を科す」驚きの法案をバイデン政権が支持!
・米国製兵器を「さあ、買った!」と煽るテキ屋商法!? 米シンクタンクのCSISが「欧州の軍備増強を求める」論文を発表!
・軍産複合体がやりたいのは戦争の長期化! ウクライナ東部の混乱が続いて「ロシアはひどい国」とのイメージを作りたい

(第557号の目次)
・バイデンインフレが国民生活を直撃! ウクライナ問題で「われわれが正義」と言われても庶民には響かない!
・米国は「論理なき王朝」。9.11の犯人にアフガン人はいなかったのにアフガニスタン侵攻、ひとつの国をズタズタに!
・ウクライナはバイデン一家のビジネスの縄張り!? 副大統領時代から足繁く訪問、息子の利益のため汚職捜査中の検事総長はクビに!
・エマニュエル駐日大使の「北方領土支援」は、日本をロシアとの戦争に引き込むインセンティブ!?

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 孫崎享氏の著書「アメリカは中国に負ける 日本はどう生きるのか」のサイン本が入荷しました。下記のURLからぜひお買い求めください。ご購入は会員様のみとなっております。非会員の方はこの機会にぜひ会員となってご購入ください。

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■<今週の新記事振り返り>

【IWJ速報4月30日】ロシアはドル払いで再びデフォルトを免れる! ロシアはルーブルの金本位制を目指す!? 米国軍需産業は絶好調でもバイデン大統領の支持率は低迷したまま!英国紙が「トラス外相は火遊びをしている」と痛烈批判、ボリス・ジョンソン首相の支持率は29%! ラブロフ外相は、「ロシアの特別軍事作戦は西側の新植民地支配から世界を解放することに貢献」していると主張! 2022.5.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505473

【第549-552号】岩上安身のIWJ特報!「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.5.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505023

【IWJ速報5月1日】米英の煽情外交はどこまでいくのか? 中国『環球時報』は「『平和共存』は米国の辞書には存在しない」!ウクライナ政府はジャーナリスト用に「ブチャ・ボロディアンカバスツアー」開催! 2022.5.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505505

「長期評価に何もしなかった国と保安院の責任が問われなければならない!」――4.25「福島(生業訴訟)」最高裁上告審弁論期日~国と東京電力に責任を認めさせよう! 最高裁統一行動(院内集会・記者会見・報告集会) 2022.4.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505032

憲法施行75周年に、軍事大国化へ向かう政治を批判!「国の安全保障という名のもとに、私たちの命を粗末に扱う人々の言葉を信じてはならない!」~5.3 改憲発議許さない! 守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会 2022.5.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505514

「米国が西半球に適用する基本原則は、ロシアがウクライナに対して適用する基本原則と同じです」! 中国国営テレビ局CGTNがジョン・ミアシャイマー シカゴ大学教授に直撃インタビュー! 2022.5.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505524

「ウクライナ紛争で国際秩序が大きく変わり、絶対に守らなければならないものが明らかになった。それは日本国憲法だ」~5.3 生かそう憲法 守ろう9条 5・3 憲法集会 in 京都 ―講演:金平茂紀氏(ジャーナリスト) 2022.5.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505519

「核は持たない、敵基地を先に攻めないと知らしめる、平和が第一のスタンスで国政に臨む!」~5.5 次期参院選 兵庫選挙区 立憲民主党 相崎佐和子兵庫県参議院支部長 街頭演説会 ―応援弁士:蓮舫参議院議員、辻元清美参議院比例第20総支部長 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505552

「円の価値が下がって喜んでいるような今の政治はおかしい。おかしいことにははっきりおかしいと言える政治をさせて欲しい!」~5.4 立憲民主党 街頭演説 ―弁士:福山哲郎参議院議員、枝野幸男衆議院議員、辻元清美参議院比例第20総支部長ほか 2022.5.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505545

【IWJ速報5月3日】ハンガリーのオルバン首相をウクライナの活動家サイトがブラックリストに掲載! 露ラブロフ外相、伊テレビのインタビューで「最も過激な反ユダヤ主義者はユダヤ人」と発言し、イスラエルが猛反発! 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505576

【IWJ速報5月4日】バイデン大統領は、「ジャベリン」開発工場を視察!民主主義と中国などの専制主義との戦いの戦線の一つにすぎないと指摘とAPF通信が報じる! 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505567

「医療は単に技術ではなく、人間社会の生き方の問題!『人権意識』が必要!!~4.27新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本をめざして」『生命操作時代の科学・技術、社会』―講師:上林茂暢氏 2022.4.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505182

【Youtube Live配信】5月5日(木)午後7時30分~ 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー配信ページ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

【号外第26弾】ウクライナ人学者オルガ・ベイシャ氏がゼレンスキーの独裁政治を告発!ウクライナ政治は新自由主義による搾取と民族主義者によるテロの標的!ウクライナに言論の自由はない! (前編) 2022.5.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505625

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド・日曜版「風薫る5月を迎えました。4月中のご支援誠にありがとうございました。5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!」2022.5.1号~No.3517
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50702

日刊IWJガイド「西側が報道しない不都合な真実! ラブロフ露外相が新華社インタビューで語った『脱ドル・脱オフショア』と停戦保障国組織への中国参加構想!」2022.5.2号~No.3518号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50715

日刊IWJガイド「ウクライナ情勢の裏で進む憲法改正準備! 衆院憲法審ではCM規制、運動資金規制を置き去りにしたまま、新たな国民投票法改正案が審議入り!!」2022.5.3号~No.3519号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50719

日刊IWJガイド「『IWJ_Sokuho』露ラブロフ外相、インタビューで『ヒトラーにユダヤ人の血』『最も過激な反ユダヤ主義者はユダヤ人』と発言し猛反発!」2022.5.4号~No.3520号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50725

日刊IWJガイド「バイデン氏が『ジャベリン』工場を視察! 戦争は『民主主義と中国など専制主義との戦線の一つにすぎない』とバイデン氏が指摘とAFPが報じる」2022.5.5号~No.3521号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50728

日刊IWJガイド「<インタビュー報告>米国の代理戦争が引き起こす食糧・エネルギー不足の『狂乱物価』が日本を襲う! 岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」2022.5.6号~No.3522号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50739

日刊IWJガイド「ラブロフ露外相のナチス発言をプーチン大統領がイスラエルのベネット首相に謝罪!」2022.5.7号~No.3523号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50743

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
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■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、富樫航、六反田千恵)

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