日刊IWJガイド・非会員版「ロシアからマクドナルドは撤退してない? 欧州や日本企業が米国を筆頭とする経済制裁で撤退を余儀なくされている中、米国企業はロシアで営業中」2022.4.7号~No.3493号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ロシア国内からマクドナルドは撤退していない!? 欧州や日本の企業が米国を筆頭とする経済制裁によってロシアから撤退を余儀なくされている中で、米国企業はロシアで平然と営業中! ロシア連邦を構成するタタールスタン共和国の首都、カザン最大のショッピングモールから見えてくる米国の欺瞞!

■【号外第14弾】の英文解釈に対するご質問について

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額297万8184円に4月の未達分をあわせた601万9600円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■<インタビュー報告>「ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証! 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く! 岩上安身による 国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第3弾」を中継しました

■他国にさせる戦争ほどおいしい商売はない! 米国は2019会計年度だけで80コースもジャベリン・ミサイルの訓練コースを無償でウクライナ軍に提供! ジャベリン・ミサイル製造企業のロッキード・マーチン社の株価は2月下旬の約380ドルから約450ドルまで急上昇!

■米国の軍事支援は大統領令による23億ドル(2830億円)以外にもウクライナ安全保障支援構想(USAI)にもとづく3億ドル(370億円)を追加支援! この中には、夜間ゲリラ戦用の軍用備品が含まれる! ゲリラ戦にうってつけの外国人戦闘員が、ウクライナで増え続けるのは当然!?

■3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月に引き続き、1月27日と1月31日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ危機」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~ロシア国内からマクドナルドは撤退していない!? 欧州や日本の企業が米国を筆頭とする経済制裁によってロシアから撤退を余儀なくされている中で、米国企業はロシアで平然と営業中! ロシア連邦を構成するタタールスタン共和国の首都、カザン最大のショッピングモールから見えてくる米国の欺瞞!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ロシア在住の森翔吾さんという日本人YouTuberの方が、現在のロシアについて、一般の生活者目線で多くの動画をアップされています。

※森翔吾さんのYouTubeチャンネル(2022年4月6日閲覧)
https://www.youtube.com/user/whitetop0717/videos

 このアップされた動画の中で、3月15日にアップされたロシア連邦のタタールスタン共和国の首都、カザンの様子を撮影した動画あります。

※【※冒頭3分、チャンネル無事の報告】ユニクロだけ大行列!?ロシア人に惜しまれつつ閉店へ…(IKEA、ZARA、H&Mは既に閉店)
https://youtu.be/4FIUaF3OMyc

 このカザンの街最大のショッピングモールを歩きながら、そこに入っているショップが映し出されていきます。

 驚いたことに、このモールに入っているマクドナルドは営業しているのです(動画5:25、16:44)。

 マクドナルドは、3月8日、ロシア国内の全ての店舗を一時的に閉鎖し、営業を停止すると発表しました。

 マクドナルドは「世界とともに侵攻と暴力を非難し、平和を祈る」と声明を出し、「店舗の再開がいつになるか、予測することは不可能だ」としています。

※マクドナルド、ロシアでの営業停止 全店舗を一時的に閉鎖(朝日新聞、2022年3月9日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ391RKFQ39UHBI005.html

 これを受けて、ロシア国家院議長のヴャチェスラフ・ヴォロージン(Vyacheslav Volodin)氏がロシア版マクドナルドを持つべきだと発言したことから、マクドナルドのMを横にした「B」(キリル文字のVでVanya’sのV)のロゴが特許出願され、SNSで大きな話題となりました。

※調査報道機関Bellingcatのエグゼクティブ・ディレクター、Christo Groze氏の3月17日のツイート
https://twitter.com/christogrozev/status/1504136237426294785?s=20&t=5gPVI3UnMZ-acC8LhRs66A

 マクドナルドの行動と声明は、明らかに矛盾しています。言行不一致、二枚舌、ダブルスタンダードの数々。まるで、米国国家そのものを象徴しているかのようです。

 他方で、この森翔吾さんの動画に映ったカザン最大のショッピングモールの中で、3月15日時点で閉店していたのは、次のショップです。

 H&M(スウェーデンのアパレルメーカー)やMANGO(スペインの衣料品デザイン製造メーカー)、LEVI’S(米国のジーンズ・メーカー)、ZARA(スペインのファッションチェーン) 、puma(ドイツのスポーツ用品メーカー)、swatch(スイスの時計メーカー)、スターバックス(米国のコーヒーショップ・チェン)、IKEA(スウェーデンの家具量販店)など。

 閉店したのはLevi’sやスターバックスなど米国企業もありますが、欧州のメーカーが多いことがわかります。

 他方、3月15日時点で開店していたのは、subway(米国のファーストフード・チェーン)、アディダス(ドイツのスポーツウェア・メーカー)、カルバン・クライン(米国のファッション・ブランド)、ナイキ(米国のスポーツ用品メーカー)、Reebok(米英のフットウェア・衣料品メーカー、2005年からアディダスの子会社)、

 LACOSTE(フランスのアパレル・ブランド)、アルマーニ(イタリアのファッション・ブランド)、LEGO(デンマークの玩具会社)、ベネトン(イタリアのファッション・メーカー)、ユニクロ(3月21日閉店)などとなっています。

 開店していたのは、欧州企業もありますが、国別では、マクドナルドやsubwayを始めとした米国企業が多くなっています。

 欧州や日本の企業の多くは、米国を筆頭とする経済制裁に伴う事業環境の悪化や株主や消費者からの圧力によってロシアからの撤退を余儀なくされています。ところが経済制裁の言い出しっぺであり、中心でもある米国企業は、ロシアに残ってビジネスを続けているケースが少なくないことがわかります。

 撤退を余儀なくされ、損失を被った企業からすれば、マクドナルドをはじめ、ロシアでビジネスをぬけぬけと続けている米国企業の姿を見たらどう見えるでしょうか。

■【号外第14弾】の英文解釈に関するご質問について

 【号外第14弾】の中の英文の解釈に関して、一般会員の源平様よりご質問をいただきました。
 
※【号外第14弾】マリウポリでの「ロシア軍による劇場攻撃で300人死亡」の情報源は、当時マリウポリにいなかったたった一人の「親アゾフ当局者」によるものと判明!! 米独立メディア『ザ・グレーゾーン』が、最初に記事を共同執筆したBBCの仲介者兼レポーターのウクライナ人女性を「民族主義的なウクライナの広報」と指摘! さらにBBCが「ロシア弱体化」を明確に意図した英政府の秘密プログラムに参加していた事実も暴露! 2022.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504340

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IWJ編集部の皆様

 いつも情報ありがとうございます。
 号外第14弾において、

 「The BBC & CNN’s lone source for 300 dead in the Mariupol theater is a single pro-Azov official no longer in the city.」
を「マリウポリ劇場で300人が死亡したBBC&CNNの唯一の情報源は、このとき市内にいなかった1人の親アゾフの当局者でした。」

 と訳しておられますが私の英語力は大したことありませんので自信を持って言えませんが、これは(今はもう市内にいない)ではないのでしょうか

 (このとき市内にいなかった)とすると、絶対に目撃できないのが明らかですが、
(今はもう市内にいない)なら、事実を目撃した後市外に出た可能性も考えられます。

 この情報の信頼性に関わることですので、
英語力のしっかりした人に確認していただけないでしょうか。(源平様)

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 源平様

 ご質問ありがとうございました。

 この「no longer」の使い方は、過去と現在を比較して、「過去には存在したが、今は存在しない」という意味ですが、問題は、「今」をどう解釈するかです。この記事を書いた時点の「今」か、マリウポリで爆発があった時点の「今」か。

 ここの文脈では、過去(爆撃とされる爆発より前)にはマリウポリにいたが、
今(爆発のあった時点)ではマリウポリにはいなかったと解釈しました。

 この解釈の根拠は、本文中の次の箇所です。

「Western media did not see fit to mention that Andryushchenko was likely far from Mariupol, as he recently acknowledged “that we are forced to move in order to preserve our intelligence network.” His boss, Mayor Vadim Boychenko, reportedly fled the city several days ago.」

 西側メディアは、アンドリューシチェンコがマリウポリから離れていた可能性について言及しなかった。彼は最近、我々の情報網を維持するために移動せざるを得なかったと認めたからだ。彼の上司であるヴァディム・ボイチェンコ市長は、数日前に市から逃亡したと伝えられている。

 この「Andryushchenko was likely far from Mariupol」の時間は、爆発があった「当時」ということだと思います。というのは、続いて、理由を「as he recently acknowledged “that we are forced to move in order to preserve our intelligence network.”」と示しているからです。

 “that we are forced to move in order to preserve our intelligence network.” の部分は、直接引用のため、現在形となっていますが、引用符を外せば、as he recently acknowledged that we had been forced to move in order to preserve our intelligence network.(彼は最近、我々の情報網を維持するために移動せざるを得なかったと認めたからだ)となり、爆発当時を振り返っていると読めます。

 ただ、Andryushchenko was likely far from Mariupol と言っており、そういう可能性があるとしています。

 上記の理由から、表題では、「マリウポリ劇場で300人が死亡したBBC&CNNの唯一の情報源は、このとき市内にいなかった1人の親アゾフの当局者でした」とさせていただきました。(編集部)

※なお、編集部説明の中の「as he recently acknowledged that we had been forced to move in order to preserve our intelligence network」の部分は、源平さんの第2信でのご指摘を踏まえて、「as he recently acknowledged that we were forced to move in order to preserve our intelligence network」から訂正したものであることをお断りいたします。

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額297万8184円に4月の未達分をあわせた601万9600円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、さらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 3月のご寄付・カンパの金額が確定したので、ご報告いたします。

 3月は、1日から31日までの31日間で、506件、592万6084円、目標額の141%のご寄付・カンパをいただいています。皆さま、ありがとうございます! 目標を超えた金額は、これまでの8か月間で蓄積してきた不足分の補填にあてさせていただきます。

 今期スタートの8月1日から3月末までの8か月間の累計の不足分は、あと297万8184円となりました。

 また、今月4月は1日から4日までの4日間で、63件、95万8584円、目標額の24%のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます。

 従って、3月末までの不足分297万8184円に、4月の未達分304万1416円が加わり、601万9600円が必要となります。今月4月を含めて、残り4か月で赤字雪ダルマを削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3268人です。そのうちサポート会員は1122人です(2022年4月1日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1842円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5365円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した、福島県沖で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響による、インタビューや動画配信に必要な設備の故障の修理費用、約70万円も含まれております。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難が、どのような第2幕を迎えるか予断を許しません。

 台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性も、しきりに取り沙汰されています。

 その場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまいます。日本がウクライナのような運命をたどり、戦場と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 こうした「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。その先には、国の命運を分けるような分岐点で大きな判断ミスをも犯す、愚かな世論誘導をしてしまう可能性が大です。我々は、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道をいく仕事をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかりが行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!

 こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、市民の皆さまに支えられることで、権力に忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、参院選もあります、改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.4.7 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】13:00~「いま、憲法審査会は?4・7院内集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「改憲問題対策法律家6団体」、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の院内集会を中継します。これまでIWJが報じてきた改憲関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%94%b9%e6%86%b2

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◆中継番組表◆

**2022.4.8 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】18:30~「京都府知事選 無所属 梶川憲候補 街頭演説 ―応援弁士:松尾匡立命館大学教授、田村智子参議院議員・日本共産党副委員長」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 京都府知事選 梶川憲候補の街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた京都府関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%ba%9c

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「政府は検査による流行状況の正確な把握を断念している?」リバウンド兆候の中「みなし陽性」をめぐるIWJ記者の質問に後藤大臣は「新規陽性者数の内数として人数を明確化している」~4.5後藤茂之 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504364

【号外第15弾】CIAのウクライナ関与の初期の拠点は米国南部の非公開施設だった! 2015年よりCIAは秘密集中訓練プログラムを実施!『このプログラムはウクライナ人に「ロシア人を殺す方法」を教えている』!『米国は内乱軍を訓練している』!『アフガニスタンで我々に起こったことはすべて確実にロシア軍にも起こるだろう』
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504410

【特別寄稿】鈴木宗男参院議員が勉強会「東京大地塾」でウクライナ問題での感情的なロシア糾弾を「歴史をどれだけ勉強しているのか」と批判! 元外務官僚で作家の佐藤優氏は「核を持って内にこもるロシア」を懸念!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504416

【IWJ速報4月4日、5日】ロシア軍によるブチャでの民間人虐殺の疑いについて、各国がロシアを非難、欧州はエネルギー部門の経済制裁示唆!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504425

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■<インタビュー報告>「ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証! 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く! 岩上安身による 国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第3弾」を中継しました

 昨日、4月6日水曜日、午後7時から「ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証! 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く! 岩上安身による 国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第3弾」をお送りしました。

 3月25日に行われた第1弾では、ロシアによるウクライナ侵攻について、なぜロシアはウクライナに侵攻しなくてはならなかったのか、ということを中心に、メディアで報じられ続ける「突如侵攻した! 悪いのはロシア!」というストーリーが本当に正しいのかどうか、検証しました。

 前回、3月30日に行われた第2弾では、六辻氏が兼ねてより懸念を示し、岩上安身が六辻氏にインタビューをする一つのきっかけにもなった、ウクライナの凖軍事組織で、今はウクライナ軍の一部に編入された極右ネオナチ組織「#アゾフ」の実態についてお聞きしました。

 #アゾフについては、ウクライナ東部ドンバス地域でのウクライナ軍によるロシア系住民の虐殺について、外務省元駐ウクライナ特命全権大使の角茂樹氏が、テレビ朝日の番組で、その虐殺行為を完全否定したり、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏も同局の番組で「彼らは思想的に無力化された」と、アゾフの主張を補強する発言をするなど、多くの人に真実が行き渡っていないどことか、事実が曲げられて報道されていました。

 第2弾のインタビューで、六辻氏は、アゾフの残虐性について次のように語っています。

六辻氏「2014年頃からすでにアムネスティ・インターナショナルという国際人権団体が指摘していました。民兵ですから、上意下達の指揮命令系統があるわけでもなんでもない、国際法も理解していない中で、とにかく気に入らなきゃ殺してしまえということになりやすいのです。それはウクライナだけでなく、どこでもそうです。

 そういう中で、『捕虜を捕まえた。こいつら殺してしまえばいいじゃないか』という虐殺行為というのはいくらもあったと、というふうに国際人権団体が報告しているんですけども、その後の事後調査というのはウクライナ当局は行って来ませんでした」

 第2弾のインタビューでは、アゾフの実態について、事実を曲げて報じる大手メディアと異なり、アゾフの結成から、特徴、その残虐性について、六辻氏に存分に語っていただきました。

 第1弾、第2弾のインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏 (IWJ、2022年3月25日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!第2弾~岩上安身によるインタビュー 第1071回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏(IWJ、3月30日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504186

 今回の第3弾は、前回時間が足りず伝え漏れてしまったアゾフの実態についてと、ウクライナが世界各国で募っている義勇兵、すなわち外国人戦闘員がもたらす安全保障上のリスクについて岩上安身がインタビューを行いました。

 インタビューの冒頭では、ウクライナのブチャでロシア軍が民間人を虐殺した疑いについての検証から始まりました。

 六辻氏は、ブチャでの民間人虐殺について「ロシア軍による虐殺の可能性を否定できない」とした上で「実際の詳しい調査抜きに、当事者であるところのウクライナ政府の言い分が全てであるかのように通ってしまっている」と、検証がされていないにもかかわらず、ウクライナの言い分通り、ロシア軍が虐殺した、「これは戦争犯罪である」と断定的に報道されてしまっていることに疑問を呈しました。

六辻氏「よく『戦争犯罪』という言葉と『人道に対する罪』という言葉が使われますけど、条件があるんです。組織的であるということ、計画的であるということ。上からの命令でもって、それを全体としてやっているというものでないと、戦争犯罪ではないのです。

 多くの市民が死んでいるということは確かであるし、そこは痛ましいのですが、ロシア兵がやったとしても、それが組織としての意識をもってやったのか、末端兵員の暴走でもって結果そうなったのか。これは結果が同じであっても、別の問題であり、注意しないといけません。

 ですが、今は最初から全てそれを戦争犯罪であると、ロシア軍の組織としての犯行だと規定しているというのが、一つ大きな偏りなのではないかと思います」

岩上「各国政府の首脳が(『戦争犯罪』)を口にして、バイデンと、ゼレンスキーを筆頭に、メディアがそれを伝えるという。でもそこには、きちんとした条件付けで、国際法にもとづかなければいけないということですよね。

 それを考えれば、中東でアメリカは何十年間にも渡って、罪のない子どもとか、おじいさん、おばあさん、女性(といった民間人)を(無差別空爆で)殺してきた。それを全て『コラテラルダメージ』という言葉で全部片づけた。つまり『巻き添え被害だから仕方なかったんですよ。意図はありませんでした』と『故意ではない、不作為です』と言って、数十万というオーダーで人が死んでも、何の戦争犯罪にもなりませんでした。国際社会から『戦争犯罪だ』という非難も受けなかったわけです。

 これ、数の多い少ないで、問題にすべきことではない。『200人というオーダーだから、少ないから良いんだ』なんて言うつもりは一つもありません。アメリカは(ケタ違いの何十万人というオーダーで民間人の犠牲を出しても)『わざとやったのではないんだ』で、(罪に問われることなく、制裁を受けることもなく)全部免れてきました。

(ロシアの犯行と決めつけるには)これがわざとであり、計画的であったということが立証されなくてはいけないですよね」

六辻氏「仰る通りです。そこを抜きにして、決めつけるのは政治的な、一つのプロパガンダになってしまいますよね」

 その後、インタビューは本題に移っていきました。是非、会員登録していただいて全編を御覧ください。

※4/6(水)午後7時~「ブチャ市での民間人大量殺害事件を検証!米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第3弾」を配信いたします
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 また、これまでのウクライナ危機の経緯について、岩上安身は2022年に入ってから、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に4回の連続インタビューを行っています。ロシアによるウクライナ侵攻に至るまでの経緯を知りたい方是非、御覧ください。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏(2022年1月27日、IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593

※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏(2022年1月31日、IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501693

※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏(2022年2月18日、IWJ))
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334

※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏(2022年3月3日、IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032

※ゼレンスキーの「正体」!? 彼が人気を得たドラマのテレビ局オーナーは富豪のコロモイスキー氏。同氏はユダヤ人でオレンジ革命から「親欧米派」活動、今米国滞在。各国は軍事支援で戦闘長引かせず、停戦交渉の場を! (2022年3月23、IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503761

 また、2013年に起こったユーロ・マイダン・クーデターからロシアによるクリミア併合、ウクライナによるロシア語話者への迫害についてもIWJは詳細に報じています。以下のURLから御覧いただけます。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 特定のスポンサーなく、できる限り客観的な情報を皆さまにお届けしようと岩上安身とIWJは日々奮闘しております。ぜひ、IWJの取材動画、そして記事、日刊IWJガイドを御覧いただき、ご理解とご支援をいただければ幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。

■他国にさせる戦争ほどおいしい商売はない! 米国は2019会計年度だけで80コースもジャベリン・ミサイルの訓練コースを無償でウクライナ軍に提供! ジャベリン・ミサイル製造企業のロッキード・マーチン社の株価は2月下旬の約380ドルから約450ドルまで急上昇!

 バイデン大統領は、3月24日のNATOサミットでのスピーチと、26日のワルシャワでのスピーチの中で、米国のウクライナへの武器供与の額について言及しています。

 3月24日のNATOサミットでは、バイデン大統領は「私が大統領に就任して以来、米国はウクライナに20億ドル(約2460億円)以上の軍事装備(対空システム、対装甲システム、弾薬)を提供することを約束しました」と述べています。

※Remarks by President Biden in Press Conference(ホワイトハウス、2022年3月24日)
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2022/03/24/remarks-by-president-biden-in-press-conference-7/

 3月26日のワルシャワでのスピーチでは、バイデン大統領は武器供与について次のように言及しています。

 「侵攻前の数年間、ロシア軍が国境を越える前に、われわれ米国はウクライナに6億5千万ドル(約798億9000万円)以上の対空・対機甲兵器を送っています。

 侵攻以来、米国はさらに13億5000万ドル(約1659億3000万円)の武器と弾薬を送っています」

※Remarks by President Biden on the United Efforts of the Free World to Support the People of Ukraine MARCH 26, 2022
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2022/03/26/remarks-by-president-biden-on-the-united-efforts-of-the-free-world-to-support-the-people-of-ukraine/

 米国のウクライナへの武器供与の額は、尋常ではありません。侵攻前から、戦争準備として、約800億円分の武器を供与し、侵攻以降1か月で、その2倍以上の約1700億円分も武器を供与しているのです。約束では、2500億円分も送るというのです。

 最新兵器の供与を誇らしげに金額を具体的に挙げて言及するバイデン大統領ですが、米軍がいくら最新兵器を送っても、ウクライナ軍がそれを使いこなせなければ意味がありません。

 なぜ、米軍の最新兵器をウクライナ軍は使いこなせているのでしょうか。

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■米国の軍事支援は大統領令による23億ドル(2830億円)以外にもウクライナ安全保障支援構想(USAI)にもとづく3億ドル(370億円)を追加支援! この中には、夜間ゲリラ戦用の軍用備品が含まれる! ゲリラ戦にうってつけの外国人戦闘員が、ウクライナで増え続けるのは当然!?

 米国は現在、バイデン政権発足以来、ウクライナに対して23億ドル(約2800億円)以上の軍事支援を約束しており、その中にはロシアの侵攻以来、16億ドル(約2000億円)以上の軍事支援を実施しています。

 米国のウクライナへの軍事支援は、これだけではありません。

 国防総省は4月1日付でウクライナ安全保障支援構想(USAI)の権限に基づく追加支援活動を議会に通知したのです。

※Defense Department Announces $300 Million in Additional Assistance for Ukraine(国防総省、2022年4月1日)
https://www.defense.gov/News/Releases/Release/Article/2987119/defense-department-announces-300-million-in-additional-assistance-for-ukraine/

 この国防総省の支援の発表内容は次のとおりです。

 「国防総省はUSAIを通じて、ウクライナの自衛能力を強化するため、最大3億ドル(約370億円)の安全保障支援を提供する。この決定は、ロシアの選択の戦争(*)を撃退するための英雄的な努力を支援するため、ウクライナの主権と領土の完全性に対する米国の揺るぎないコミットメントを明確にするものである」

訳注*)「選択の戦争」(war of choice)は「必要の戦争」(war of necessity)と対になる言葉です。

 第1期ブッシュ政権で国務省政策企画室の室長をつとめたリチャード・ハースが、イラク戦争を「選択の戦争」と初めて呼びました。

 自衛や国益を守るために選択の余地なく行う「必要の戦争」に対して、「選択の戦争」は、どうしても「必要」なわけではなく、他の政策オプションがあったにもかかわらず、戦争という手段を敢えて「選択」した、という意味になります。

※戦争「外注化」イラクでお手上げ(FACTA ONLINE、2007年7月号)
https://facta.co.jp/article/200707027.html

 USAIによる追加支援は、大統領令による武器の取り崩しのように、国防総省の在庫から取り崩した装備品を引き渡すのではなく、米国が産業界から調達する権限を持っています。

 今回の発表は、ウクライナ軍に新たな能力を提供するための契約プロセスの開始を意味するとしています。

 この支援パッケージの能力は、以下のとおりです。

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■3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は2月に引き続き、1月27日と1月31日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ危機」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて、「岩上安身のIWJ特報!」として毎月発行しています。

 「ロシアは2月、ウクライナに侵攻するだろう。我々は情報をつかんでいる」──そう警告し続けていた米国に対し、ロシアは一貫してこれを否定。ウクライナのゼレンスキー大統領も「米国メディアの報道はフェイクニュース。ロシアは侵攻しない」と国民に呼びかけていました。

 しかし、今年2月22日に、ウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認したロシアのプーチン大統領は、24日「特別軍事作戦」と称してウクライナに侵攻しました。

 ロシアの行動の背景には、東西ドイツ統一に際して約束された「NATOの東方不拡大」約束の裏切り、2014年のユーロ・マイダンから続くウクライナ政変への米国政府の関与、そしてウクライナとロシア、ナチス・ドイツ、ポーランドとの、ユダヤ人を介した歴史的な関係が、複雑に絡み合っています。

 こうした背景への理解を抜きに、この戦争で米国やウクライナの発表のみを盲信し、ロシアの主張はすべてフェイクだと決めつけて一方的に非難しても、決して平和にはつながりません。

 そこで、3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」では、2月に引き続き、ロシアの侵攻開始前の1月27日と31日に収録した「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋してお届けします。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593

※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501693

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第549号の目次)
・暗躍するウクライナハンドラー、ヌーランド米国務次官はマイダン事件にも関与! 反政府デモ隊を激励、新政権の人事にも口出し!
・「ロシアの偽旗作戦」との米国の発表自体、ロシアへの武力攻撃の口実の「偽旗作戦」!? ウクライナでつながるヌーランドとバイデン!
・オバマ政権当時、バイデン副大統領はウクライナ問題を担当。その息子は月5万ドルの高額報酬でウクライナのガス会社の取締役に!
・米本土から離れた火種を仕込み、危機を作り出す米国! それに乗せられず、どのように日本の国益を守るべきか?

(第550号の目次)
・ロシアとの戦争は「ない」と表明するウクライナ大統領を無視!?「ロシアはやるぞ!」と焚きつけてきた米バイデン大統領!
・ウクライナのNATO加盟の件は「今は不安定な状況だから、しばらく棚上げ」と言えば終わりだったはず!
・平常時の力関係の変更は困難でも、危機があれば逆転可能!「それで誰が損をして、誰が得をするのか」
・バイデン政権の指揮をとっているのは軍産複合体と金融界! 空売りを仕掛けて危機を演出すれば濡れ手に粟!?

(第551号の目次)
・プーチン大統領の「要塞ロシア」戦略! 外貨準備の積み増し、金の購入、対中輸出の開拓などで守りを固め、西側諸国の経済制裁を無効化へ!?
・米国にとって本当の脅威は中国!「ウクライナの問題は人為的に作られている危機ではないか」
・「米国にとってのファクト」と「ロシアの見るリアル」の違い! ドンバスで抑圧されたのはロシア系住民か、ウクライナ人か?

(第552号の目次)
・地域、民族がマトリョーシカのように重なるロシア! 揉め事の解決には複雑な手順が必要。それを無視して「侵略、占領」と騒ぐのは乱暴すぎる!
・米国は中国との国交回復の際、「台湾独立は支援せず」としたはず。クリミアがウクライナのものと言うなら、台湾は中国のもの!?
・ウクライナや台湾の問題で、当事国を差し置いて現状維持を覆そうとしているのは、他ならぬ米国ではないか?

 詳しくは、ぜひ「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

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※シリーズ:IWJ特報
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 また、孫崎氏に行ったインタビューの続編は、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。

※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334

※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032

 また、2014年のユーロ・マイダンの騒乱と、ヤヌコビッチ政権の崩壊、ロシアによるクリミア編入とウクライナ東部の戦闘、停戦協定である「ミンスク合意」へと経過を辿ってきた一連のウクライナ危機については、以下の特集も、ぜひあわせて御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 また、岩上安身はウクライナ軍の一部で、極右ネオナチ組織の「アゾフ連隊」について危機感を示している六辻彰二氏にインタビューを行っています。ぜひ御覧ください。

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後『白人テロ』拡大の危険を招く!~岩上安身によるインタビュー 第1070回 ゲスト 国際政治学者 六辻彰二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503870

※米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後「白人テロ」拡大の危険を招く! 岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 第2弾
https://www.youtube.com/watch?v=lBl_KnzzXAk&list=RDCMUCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ&start_radio=1

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
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■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴、富樫航、渡会裕)

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