日刊IWJガイド・非会員版「出国前のワクチン接種、検査にもかかわらず、五輪選手団来日2例目で陽性者確認! 変異株蔓延を許した『ザル』の水際対策で大丈夫なのか!? IWJは経済的なピンチが直面しています! どうか緊急のご支援をお願いいたします!」2021.06.22号~No.3204号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~出国前のワクチン接種、検査、陰性証明にもかかわらず、五輪選手団来日2例目(計38人)で陽性者確認! 変異株蔓延を許した「ザル」の水際対策で大丈夫なのか!? 一方、18日の丸川珠代五輪担当大臣会見でのIWJ記者による選手村での酒類持ち込み・コンドーム配布への質問をスポーツ各紙が報道! 経済的なピンチが直面しています! 6月も3分の2が過ぎましたが、ご寄付・カンパは目標額の18.4%! IWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■五輪5者協議で観客上限定員50%以内1万人で合意!「緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発動された場合、無観客も踏まえた対応」と言いながら、会見で武藤敏郎事務総長は「無観客といったことも選択肢としてあるということになった場合には無観客にすることも検討したい」と超消極的答弁!
■16日の米FOMCのゼロ金利解除前倒しの見通し表明を受け、21日日経平均が今年2番目の下落幅! 米長期国債利回りも下落、ドル安円高進行も一時的!? 22日パウエルFRB議長の米議会証言での緩和縮小を巡る発言に注目が集まる!
■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日12時より、岩上安身による「沖縄の風」伊波洋一参議院議員インタビュー、「重要土地調査規制法案スピード可決、アメリカ軍の戦略のために日本全体を武力攻撃の「標的」とする『台湾有事のための戦時立法』」をお送りします!
■【緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!! 12】本日午後8時から、2013年3月5日収録「岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏」を再配信します!
■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!
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■はじめに~出国前のワクチン接種、検査、陰性証明にもかかわらず、五輪選手団来日2例目(計38人)で陽性者確認! 変異株蔓延を許した「ザル」の水際対策で大丈夫なのか!? 一方、18日の丸川珠代五輪担当大臣会見でのIWJ記者による選手村での酒類持ち込み・コンドーム配布への質問をスポーツ各紙が報道! 経済的なピンチが直面しています! 6月も3分の2が過ぎましたが、ご寄付・カンパは目標額の18.4%! IWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 19日に来日したウガンダの五輪選手団9人のうち1人が、成田空港のPCR検査で陽性と判定されたことが明らかになりました。

 20日付け時事通信は「選手団は、英アストラゼネカ製のワクチン接種を受けて、陰性証明書を取得していたという。陽性が確認された選手団員の症状は不明で、陰性が確認できるまで指定施設で待機する」と報じました。

※ウガンダ選手団、1人陽性 他の8人、大阪の合宿地に―東京五輪(時事通信、2021年6月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000139&g=spo

 海外の選手団の来日は、6月1日のオーストラリアの女子ソフトボールチームの選手とスタッフ29人に次ぐ2例目です。

 選手団は全員、出国前に2度のワクチン接種を受け、出国前72時間以内に受けた検査による陰性証明書を提出するなど、政府や大会関係者らが強調する「安心安全」の対策を取っていたにもかかわらず、わずか2例目の選手団、しかも9人という少人数の選手団から早くも陽性者が見つかったことは、この先の混乱を想像せずにはいられません。

 東京五輪大会組織委の橋本聖子会長は、5月21日のIOC調整委員会会議後の会見で、海外からの選手、関係者を7万8000人と発表しています。

※第11回IOC調整委員会会議後の橋本聖子会長コメント(TOKYO2020、2021年5月21日)
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/news/news-20210521-01-ja

 しかし、出入国在留管理庁の統計によれば、昨年5月から今年5月までの13ヶ月間で、入国者が最も多かったのは、昨年12月の6万9742人、次いで11月の6万6603人、次が今年1月の5万5718人です。そのほかは昨年10月が3万人台、それ以外の月は1万人台かそれ以下です。

※外国人入国者数及び日本人帰国者数の推移(速報値)令和2年5月~令和3年5月(出入国在留管理庁)
http://www.moj.go.jp/isa/content/001350463.pdf

 たったこれだけの人数で、現在の国内での変異株の蔓延を許してしまったことを考えると、政府が強調する「徹底した水際対策」がいかに「ザル」であり、そんな管理体制のもとでの五輪の入国者7万8000人がいかに危険な人数であるかがわかります。

 一方、IWJ記者は先週6月18日の丸川珠代東京オリンピック・パラリンピック大臣の定例会見で、選手村への酒類の持ちこみや、コンドーム16万個の配布計画について質問しました。

 これに対して丸川大臣は「酒類について、またコンドームの配布についてどうするかということに対しては、組織委員会で検討されるとうかがっておりますので、組織委員会でどのように検討されるのか、まずはうかがってから相談をしたいと思います」と、担当大臣としての判断を放棄しました。

※五輪選手村では酒類の持ち込みは禁止されず、コンドーム16万個配布! IWJ記者の感染拡大懸念に丸川大臣は「組織委員会にうかがってから相談」と責任逃れ!~6.18丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣定例記者会見 2021.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493295

 このIWJの質問に対する丸川大臣の回答は、スポーツ報知、デイリー、スポニチなど、スポーツ紙各紙に大きく取り上げられました。

※丸川珠代五輪相、選手村の酒類&コンドームは「まず組織委員会で検討されるとうかがっている」 観客数上限は明言避ける(スポーツ報知、2021年6月18日)
https://hochi.news/articles/20210618-OHT1T51068.html

※丸川五輪相、選手村のコンドーム、酒類配布は「組織委が検討」「伺ってからご相談」(デイリー、2021年6月18日)
https://www.daily.co.jp/general/2021/06/18/0014425294.shtml

※丸川五輪相、選手村の酒類、コンドーム提供は「組織委で検討される」(スポニチアネックス、2021年6月18日)
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/06/18/kiji/20210618s00048000301000c.html

 ツイッターなどSNSでは「政治家としての主体性のない奴! 大臣どころか政治家失格です」「コンドーム配布と酒はやめろ、と、強い要望出して議論するとかしないんですか?」など、大きな反響を呼びました。

 本日も、IWJは丸川大臣の会見に参加の予定です。挙手していても指されないこともありますので、質問できるかどうか、わかりませんが、精いっぱい頑張りますので、応援をよろしくお願いします。

 6月もいよいよ残り3分の1。IWJの期末となる7月末まで、あと約40日となりました。

 IWJはなんとか来期も存続し、よそでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っております。どうかご寄付・カンパでのご支援や、まだ会員登録をされていない方は、会員登録をよろしくお願い申し上げます。

 6月1日から18日まで間に103件、152万500円のご寄付・カンパを頂戴しました。誠にありがとうございます。しかしながらこの金額は、5月までの不足分から算出し直した6月、7月の新たな月間目標額である826万7150円の18.4%にとどまっています。このままでは6月もさらに大幅に累積不足額を増やしてしまうことになります!

 さらに、コロナ禍による会員の減少によって会費収入が前期比20%減となり、IWJの財政は大きく悪化しています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなってしまいます。

 このままでは、7月末の期末は大幅な赤字に転落して迎えることになってしまいます。それは即ち、IWJが存続の危機に直面することを意味します。

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

 そして、まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

 赤字が重なれば、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できてはおりません。

 他方、岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しているからです。

 しかもIWJから報酬を得ることなく「ただ働き」で働き続けているので、貯金は増えることなく、日々減り続けており、これ以上IWJに私財を投じれば、貯金が本当に底を尽いてしまうからです。

 つまり、岩上安身が「無報酬」を余儀なくされるような「異常」な状態が続くと、岩上安身がつなぎ資金を貸すこともできなくなり、IWJは行き詰ってしまうのです。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。

 政府は国民に対してろくに説明せず、マスコミも正面切ってまともに伝えようとしませんが、日本は今、急激な勢いで、勝算のまったくない、米国の国益と覇権を守るためだけで自国は守らない、無謀な戦争への道をひた走りつつあります。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「差し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法」の成立を急いだのも、すべて戦争準備のためです。

 その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」としていいように使われ、米中の覇権争奪の戦場とされてしまう悲惨な事態です。

 大手メディアなどは、まともにこの危険性を十分に伝えようとせず、従って、日本国民の大半は、自分たちがとてつもなく危険で悲惨な目に合わされる可能性があるという事実をまったく知らされていません。

 6月17日も、代表の岩上安身が菅総理に、18日もIWJ記者が岸防衛大臣に、米国の戦略に隷従していくだけで日本の国民の安全は守れるのか鋭く質問を行いました!

※はじめに~菅総理会見で岩上安身が「内閣独裁体制になれば日本は普遍的な価値を重んじる民主主義国家のグループから脱落する」と指摘! 菅総理は重要土地取引規制法の強行採決を「極めて民主的」と言い逃れ、「米中対立に冷静に距離を置く道を探るべきではないか」との質問には、「対中包囲網なんか、私、作りませんから」とうろたえ! IWJの財政危機に、どうか緊急のご支援をお願いいたします!(日刊IWJガイド、2021.06.18号~No.3200号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48948#idx-1

※2021.6.17 【IWJ代表 岩上安身 質問】菅内閣総理大臣記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=oCRXIL9IKRc

※<IWJ取材報告 1>「台湾有事の際に最前線となる自衛隊と近隣住民の被害見積もりは?」IWJ記者の質問に岸大臣は「仮定の質問への回答はひかえる」「台湾海峡問題は当事者間の直接対話で平和的解決を」~6.18岸信夫 防衛大臣 定例会見(日刊IWJガイド、2021.06.19号~No.3201号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48950#idx-4

 IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます!

 改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 どうぞ、今月6月と今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

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店番号 022
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口座番号 3080612
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◆中継番組表◆

**2021.6.22 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】10:35メド~「武田良太 総務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 武田良太 総務大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた総務省関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b7%8f%e5%8b%99%e7%9c%81
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【IWJ・Ch4】11:20メド~「丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた丸川珠代大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/marukawa-tamayo
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【IWJ・Ch5】11:25メド~「岸信夫 防衛大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 岸信夫 防衛大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた防衛省関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%98%b2%e8%a1%9b%e7%9c%81
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【IWJ_YouTube Live】12:00~「岩上安身によるインタビュー ゲスト伊波洋一参議院議員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による伊波洋一参議院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた伊波洋一氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%bc%8a%e6%b3%a2%e6%b4%8b%e4%b8%80
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【IWJ・Ch7】16:30~「東京都医師会 記者会見―内容:『東京2020オリンピック・パラリンピック開催についての意見書』について」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 東京都医師会による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京都医師会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e4%bc%9a
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【緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!! 12・IWJ_YouTube Live】20:00~「[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1] 岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2013年3月に収録した、岩上安身による前泊博盛氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた前泊博盛氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%89%8d%e6%b3%8a%e5%8d%9a%e7%9b%9b

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401

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◆中継番組表◆

**2021.6.23 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Ch5】18:00~「#NOlympicDay オリンピック・パラリンピック反対 6・23全国・全世界同時行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「反五輪の会」ほか8団体の呼びかけによる、スタンディング・アピールとデモを中継します。これまでIWJが報じてきた東京五輪関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af
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【緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!! 13・IWJ_YouTube Live】20:00~「米軍基地の負担を強いられてきた沖縄からみる集団的自衛権への異論、憲法を軽視する安倍政権を前泊氏が批判ー憲法破壊の『集団的自衛権』行使容認反対!安倍政権は民衆の声を無視するな!戦争をさせない1000人委員会 6.19 院内集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2014年6月に収録した、「戦争をさせない1000人委員会」主催の院内集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた集団的自衛権関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%9b%86%e5%9b%a3%e7%9a%84%e8%87%aa%e8%a1%9b%e6%a8%a9

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/147515

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■五輪5者協議で観客上限定員50%以内1万人で合意!「緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発動された場合、無観客も踏まえた対応」と言いながら、会見で武藤敏郎事務総長は「無観客といったことも選択肢としてあるということになった場合には無観客にすることも検討したい」と超消極的答弁!

 東京五輪開催まで32日となった昨日21日、東京五輪・パラリンピックをめぐり、東京都、国、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、大会組織委員会による5者協議が行われました。

 5者協議では、「すべての会場において、観客数の上限を収容定員50%以内で1万人とする」との日本側からの方針を、IOC、IPCが受け入れました。

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■16日の米FOMCのゼロ金利解除前倒しの見通し表明を受け、21日日経平均が今年2番目の下落幅! 米長期国債利回りも下落、ドル安円高進行も一時的!? 22日パウエルFRB議長の米議会証言での緩和縮小を巡る発言に注目が集まる!

 6月19日のこの日刊IWJガイドでお伝えしましたが、米国の中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)が16日、米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策の方針を発表しました。

 FOMCは「引き続き金融政策の緩和スタンスを維持する」と表明したものの、これまで2024年以降と見込んでいたゼロ金利政策の解除を2023年中に前倒しする見通しが示されたため、16日の米国市場が下落し、その影響を受けて、17日の東京株式市場も下落しました。

※米国がコロナ禍からの景気回復を受け、ゼロ金利政策解除の前倒し方針を表明! 当面はゼロ金利政策と量的緩和を維持すると発表するも、金融引き締め前倒しとの情報でダウ平均、日経平均が一時下落(日刊IWJガイド、2021年6月19日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48950#idx-9

 週が明けた昨日21日、東京株式市場の日経平均株価は続落し、終値は前週末比953円15円安の2万8010円93円。21日付けロイターは「今年2番目の大きさとなる下げ幅を記録して引けた」と報じています。

※日経平均はリスクオフ続き大幅続落、今年2番目の下げ幅に(ロイター、2021年6月21日)
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-close-idJPKCN2DX0HK

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■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日12時より、岩上安身による「沖縄の風」伊波洋一参議院議員インタビュー、「重要土地調査規制法案スピード可決、アメリカ軍の戦略のために日本全体を武力攻撃の「標的」とする『台湾有事のための戦時立法』」をお送りします!

 6月16日に閉会した第204回国会は、2つの重要な戦争準備法「改正国民投票法」と「重要土地利用(あるいは調査)規制法」の2本が可決された、歴史的分水嶺となる国会でした。

 改正国民投票法は文字通り改憲への扉です。これまで数々の強行採決、違憲解釈を重ねてきた安倍・菅政権のもとで改憲が行われれば、憲法そのものを封じてしまう「緊急事態条項」があらゆる手段を尽くして導入される危険性があります。CM規制のない改正国民投票法の問題については、4月29日に行われた岩上安身による小西洋之参議院議員(立憲民主党)のインタビューをぜひ御覧ください。

※5月6日の連休明けにコロナ禍のドサクサに紛れて国民投票法改悪案が衆議院で可決!? 日本は「米国の戦争に自動参戦する国」に! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1039回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491497

 しかし、もう1つの「重要土地利用(調査)規制法」の真の問題点については、ほとんど知られていません。衆参合わせて審議時間わずか26時間というスピード採決だったため、マスメディアも、その中身の問題点に踏み込んで大きく取り上げてはきませんでした。多くの方々が「外資による森林や水源地の買収を防ぐ法律でしょう?」と思っているのではないでしょうか。あるいはもう少し詳しく知っている方ならば、「安全保障の問題だから、自衛隊や米軍基地の周辺の土地を外資が買って電波妨害をしたりするのを防ぐのでしょう?」とおっしゃるかもしれません。

 残念ながら両方とも「不正解」です。

 たしかに「外資による森林や水源地の買収」は国会でも問題にされました。政府が立法根拠とした地方自治体から上がっている意見書のほとんどが「外資による森林や水源地の買収」を問題にしていたからです。

 しかし、法律の目的は違いました。5月11日に衆議院本会議で法案の趣旨説明等が行われ、5月19日衆議院内閣委員会で趣旨説明、審議が5月21日に始まりました。21日、重徳和彦衆議院議員(立憲民主党)の「外国資本、外国人への森林の売買」の規制の必要性に関する質問に対して、小此木八郎国務大臣は以下のように回答しています。

小此木大臣「これは有識者会議の提言においても、既存の措置があることを踏まえて、森林を対象とすることについては、慎重に検討していくべきと提言がありました。また、防衛関係施設の周辺や国境離島の土地は、まず最優先で制度的枠組みの対象とすべきという提言もございました。このため、本法案にもとづく調査等の対象には、重要施設の周辺や国境離島等に所在するもの以外の森林は含めないこととしています」

 森林や水源地は「重要土地利用(あるいは調査)規制法」の対象ではないのです。

※第204回国会衆議院内閣委員会、第26号、令和3年5月21日(国会会議録検索システム、国会図書館)
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120404889X02620210521&current=1

 もうひとつ、「自衛隊や米軍基地の周辺の土地を外資が買って電波妨害をしたりするのを防ぐ」といいますが、実は「外資」を対象とすることは法律のどこにも示されていません。6月4日、参議院内閣員会で、柴田巧参議院議員(日本維新の会)からGATS(サービスの貿易に関する一般協定)との関係について問われた小此木大臣は以下のように回答しています。

小此木大臣「次に本法案と、WTO・GATSの関係についてご質問をいただきました。重要施設等の機能を阻害する行為については、その主体が外国人・外国法人であるか、または日本人日本法人であるかにかかわらず、適切に対処することが必要であります。そのため、本法案は、調査や利用規制の対象を外国人・外国法人の利用者に限定しない、内外無差別の枠組みとしております」

 安全保障と言いながら、「内外無差別」、外資であるかどうかは問題ではないのです。日本国民もまた、「重要土地利用(調査)規制法」の対象なのです。

 なぜ「重要土地利用(調査)規制法」が外資との関係で理解されるようになったのでしょうか。もちろん外資による土地買収への懸念を訴える地方自治体の意見書を立法根拠としてあげた政府側の説明が根本にありますが、衆議院での審議の初日、トップバッターの自民党・杉田水脈議員が、外資による土地買収への危惧を強く訴えたことも、「重要土地利用(調査)規制法」が外資による土地の買収を防ぐものだという誤った印象を与え、ミスリードを決定づけた可能性もあります。

※第204回国会参議院本会議、令和3年6月4日(参議院インターネット審議中継)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 5月21日、杉田議員は基地への抗議活動を行う市民を対象にすべきだと発言しています。

杉田議員「5月11日の本会議にて本法案の趣旨説明、質疑が行われた際、共産党の先生より、辺野古基地建設を例に、抗議活動に対する法の適用について御質問があり、注視区域内にある土地等において、単に座込みを続けている場合など、重要施設の機能を阻害する明らかなおそれがない態様で行われているものについては、本法案にもとづく勧告、命令の対象になるとは考えていないという大臣からの御答弁がございました。

 もちろん、状況などを考慮して、一概に判断することは困難かと思いますが、例えば、全国から派遣される反対派の人々によって起こる交通渋滞や、プラカードを持った活動家が道路を占拠するなどによって救急車などの緊急車両の通行の妨げになるなど、そういった影響も耳にしております。また、フェンスに結ばれたリボンやガムテープで留められた横断幕、そして派遣された人々に支給されているお弁当のごみなどが風に飛ばされるなどして基地の中に入ってしまうことも十分に考えられます。

 不法占拠による座込みや道路交通法を無視した抗議活動についても、本来であれば、この法案によらずとも取り締まることができる行為でありますが、本法案に照らしてみても、一見して直ちに重要施設の機能を阻害しているように見えなくても、そこから派生する影響等も十分に考慮して、本来の目的を果たしていただきたいと思います。

 以上は意見として申し上げます」

 このショッキングな発言は、さすがにメディアでも「行き過ぎ」ではないかと取り上げられましたが、「意見」であったため内閣委員会で小此木大臣からの回答はなく、杉田水脈議員の私見として済ませられてしまった感があります。

※第204回国会衆議院内閣委員会、第26号、令和3年5月21日(国会会議録検索システム、国会図書館)
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120404889X02620210521&current=1

 しかし、この杉田議員の発言は、まさにこの法律の「本来の目的」であったのかもしれません。

 「重要土地利用(調査)規制法案」の問題点についてはすでに、「戦前の要塞地帯法の拡大再現」、「私権の侵犯」、「内閣独裁」といった観点から日本弁護士連合会をはじめとする識者が批判の声をあげています。

※重要土地等調査規制法案に反対する会長声明(日本弁護士連合会、2021年6月2日)
https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2021/210602.html

※こんなひどい人権侵害法案が、なぜ内閣提出法案として提案が許されたのか/憲法と国際人権規約に反する「重要土地調査規制法案」の撤回を求める(海渡雄一)(レイバーネット、2021年4月26日)
http://www.labornetjp.org/news/2021/0426kaido

※重要土地調査規制法案の衆議院可決に抗議する(社民党、2021年6月1日)
https://sdp.or.jp/statement/research-regulation-land/

 IWJも「重要土地利用(調査)規制法案」は、内閣独裁を可能にする「緊急事態条項の部分的先取り」だと指摘してきました。

※日刊IWJガイド・特別公開版「重要土地法など進む戦争準備! 背景に米中対立・緊張激化! IWJは徹底的リアリズムで戦争回避し平和と民主主義守る方途探ります! 財政危機に緊急ご支援お願いします」2021.06.17号~No.3199号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48945

※日刊IWJガイド・特別公開版「『権威主義の礼賛、法治主義の侮辱だ!』怒声飛び交う参院内閣委での強行採決! 国会会期末直前深夜、重要土地利用規制法が成立!」2021.06.16号~No.3198号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48942

 しかし、なぜ菅政権が「重要土地利用(調査)規制法」の成立を急ぐのか、その理由や動機について明らかにした声明はこれまでほとんど見当たりませんでした。そうした中、注目すべき発言をしたのは、沖縄県出身の伊波洋一参議院議員です。

 6月8日、首相官邸前で、伊波洋一参議院議員がスピーチをしました。その中で伊波議員は、「重要土地利用(調査)規制法」の背景には、「台湾有事」の際に日本列島全土を最前線の戦場とする米軍戦略があることをずばり指摘したのです。

 この官邸前抗議活動についてはIWJも取材し、伊波議員のスピーチの文字起こしもしています。ぜひ御覧ください。

※「重要土地」とは米軍のミサイル配備地!「台湾有事の戦時立法! 日本全体を戦争に巻き込む法案です!!」と伊波洋一参議院議員が訴え!~6.8「重要土地調査規制法案」を参議院で廃案に!6.8緊急抗議集会 2021.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492935

 3月には米インド太平洋軍のデービットソン司令官が「台湾有事は6年以内」と発言しました。4月の日米共同宣言にも「台湾海峡」が盛り込まれました。5月には、日米豪仏の4カ国が共同軍事演習「ARC21」を東シナ海・鹿児島で実施しています。この共同軍事演習には今後、英、独、蘭も参加する予定とされてます。6月、G7共同声明とNATO共同声明にも「台湾海峡」が盛り込まれました。このように台湾を巡って急速に緊張が高まっています。その中での「改正国民投票法」と「重要土地利用(調査)規制法」の大急ぎの採決の意味と、その背景にある米国の対中戦略、そのために日本がどのように「道具」として利用されようとしているのか、じっくりと考えたいと思います。

 第204回通常国会が閉会し、沖縄に帰る間際の伊波議員に、岩上安身がインタビューを申し込み、受けていただくことができました。ぜひ、本日の岩上安身による伊波参議院議員のインタビューを御覧ください。

 現在、IWJでは「緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!」を組んでいます。伊波議員はずっと米軍の戦略を、米軍戦略に関する資料と沖縄の各基地で展開される軍事演習を通して追ってきました。伊波議員には、2010年以来、岩上安身が繰り返しインタビューをしており、今回の特集でも再度取り上げています。どうぞご興味のある方はぜひ御覧ください。

※(再掲載)辺野古埋立積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ!防衛省は「知らないふり」!? 辺野古の海を汚しながら「値の付かない」赤土と高額な予算との差額を懐に入れているのは誰だ!? ~岩上安身によるインタビュー 第923回 ゲスト 会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一参議院議員 2019.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442603

※パックス・アメリカーナの解体をとらえ日米安保を乗り越えよ! ~岩上安身によるインタビュー 第901回 ゲスト 参議院議員・会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一氏 2018.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430985

※「中国と戦争になっても米国は守ってくれない。日本は盾と矛の役割を担わされている」~変化する米中関係、敵基地攻撃論が浮上した「理由」!~岩上安身によるインタビュー 第828回 ゲスト 伊波洋一参議院議員! 2017.12.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408133

※岩上安身によるインタビュー 第658回 ゲスト 参院選野党統一予定候補(沖縄選挙区)伊波洋一・元宜野湾市長~自身の掲げる主要政策、米国の戦略「オフショア・コントロール」など 2016.6.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/308352

※「中国のミサイル1400発で日本は一度壊滅させられ、中国に花を持たせて戦争を終結させる。それが米国の戦略」~岩上安身によるインタビュー 第600回 ゲスト 伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長 2015.12.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/279853

※[IWJ日米地位協定スペシャルNo.4]日本全土が戦場に 在日米軍はまず逃げる!? 米軍「統合エアシーバトル」全容判明~岩上安身によるインタビュー 第295回 ゲスト伊波洋一元宜野湾市長 2013.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/72007

※岩上安身によるインタビュー 第76回 ゲスト 元宜野湾市長 伊波洋一氏 2010.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/709

※岩上安身によるインタビュー 第56回 ゲスト 前宜野湾市長伊波洋一氏 2010.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/9581

※岩上安身によるインタビュー 第34回 ゲスト 伊波洋一宜野湾市長 2010.7.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/11348

■【緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!! 12】本日午後8時から、2013年3月5日収録「岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏」を再配信します!

 6月16日に閉会した国会では、改憲発議を可能にする改正国民投票法と、緊急事態条項の部分的先取りともいえる、内閣独裁を可能にする重要土地取引規制法が成立してしまいました。これにより、日米安保のもとで米国の対中戦争に日本の国土と自衛隊を犠牲に差し出す準備が大きく前進してしまったといえます。

 そこで本日午後8時から、2013年3月5日に収録した「[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1] 岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏」を再配信します。

 『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(2013年、創元社)の編著者である前泊氏は、元琉球新報論説委員で現在は沖縄国際大学教授です。

 在日米軍は「横田ラプコン」と呼ばれる広大な支配空域を東京を含む関東・中部地方上空に有し、ここから米軍関係者らは基地内へ税関も検疫も通らず、自由に出入りできます。

 インタビュー冒頭で前泊氏は「基地の中に自由に入れて、そして基地のフェンスの外にも自由に出入りができますから、事実上、入国管理がされていないということですね」と語ります。

 「一体、日本というのはどういう国なのか? この国に主権はあるのか?」

 岩上安身のこうした疑問に、前泊氏は次のように答えます。

 「結局、日本の主権をアメリカに支配されている。そのための条約というのがありますね。日米安保条約というのがあります。この安保条約が『なぜ結ばれたのか』というところを、実は日本人はあまり知らないんですね。『日米安保は大事だ』と言っている人たちも、どういう経過でこれが結ばれたのか。

 サンフランシスコ講和条約というのがあります。1952年に発効するわけですが、この講和が成立すると、日本の占領政策は終わるわけです。終わるということは、占領軍は撤退しなければいけないんです。

 ところが、占領軍は撤退をしなかったんです。そして、今もいます。戦後70年、他国の軍隊が、この日本国内に駐留をしているんですね。この駐留している根拠が、占領がなくなったら終わるわけですから、それでも継続させるために結んだのが、実は日米安保条約なんです。

 その安保条約を……実際に基地を置くために必要な取り決めが、日米地位協定なんです。逆に言えば、地位協定があって、基地を置くために、それをオーソライズ(許可)するために日米安保条約を結んで、そして講和条約を結んだということです。占領政策を継続するために、安保条約が結ばれたというふうに思って良いと思います」。

 さらに前泊氏は、重要な点を指摘します。

 「日米安保条約は『条約』ですが、日米地位協定は『協定』なんです。

 『条約』と『協定』の違いというは『条約』というのは国会の審議を通らなければいけないものなのですが『協定』はそういう義務がないんです。そうすると、ここですべてを勝手に決めることができる。

 国民の知らないところで結ばれている。ですから、国民が知らないのは当たり前なのですが。知らないところで決められたものが、実は国民の権利をかなり侵害しています。

 それから『日本の法律を無視しても良い』という治外法権を認めて、不平等条約というのが成り立っているというのが、この地位協定の問題点ですね」

 そして前泊氏は、国会の審議を通らない日米地位協定が「実は憲法よりも上にある。つまり、憲法が無視されている。地位協定によって国民主権が無視されている」と語りました。

 インタビューはここから、オスプレイの強行配備、普天間基地の辺野古への移設問題、さらには原発再稼働からTPP交渉参加まで、「日米地位協定」を切り口に、日米間に横たわるいくつもの政治的課題についてうかがいました。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください。

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【緊急シリーズ特集!日本は歴史的分水嶺を越えた!? コロナ禍の陰で改憲と一体の国民投票法が成立!戦争への道を許すな!! 12・IWJ_YouTube Live】20:00~
[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1] 岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 なお、YouTubeでのライブ配信は当日限りの公開となりますが、IWJの一般会員様は再配信終了後から2ヶ月間、サポート会員様はいつでも、以下のURLから動画をご視聴いただけます。ぜひ、会員へのご登録をご検討ください。

※[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1]岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏 2013.3.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!

 IWJでは今夏も、新たなTシャツの製作・販売を予定しています。そして、もしも現在の自公政権で改憲が行われ、憲法に緊急事態条項が加えられてしまえば「永遠のお別れ」となってしまうかもしれない現行の日本国憲法の条文をあしらったTシャツにしたい、「憲法を着たい!」と考えています。

 そこで、IWJ会員、日刊IWJガイド読者の皆さまに、憲法の何条の条文が好きか、自分が着たいと思うか、ご意見を募集します!

 現在の与党・自民党が中心となって進めている、緊急事態条項の追加を前提とした改憲論議は、9条だけでなく、すべてを心肺停止させ、二度と復活させない、現行憲法を全否定するものです。

 そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視し、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきたいとIWJは考えています。

 この機会に、憲法の各条文を改めて振り返り、ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください!

 日刊IWJガイドでは、憲法21条の表現の自由と、憲法12条の国民の不断の努力について、その重要性を繰り返し記してきました。

 IWJが市民メディアとして活動しているのは、表現の自由を根拠とし、同時に我々IWJ自身がこの憲法を守るための国民の不断の努力として、この活動を行なっているのです。それを我々は忘れてはいけませんし、たくさんの方々に、我々を支えてくださることも、憲法12条の国民の不断の努力に相当するものであるということを伝えていきたいと思います。


第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
(2) 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 岩上安身は12条、21条に加えて、一番好きな条文であり、かつ一番重要な条文のひとつとして幸福追求権をうたう13条をあげ、さらに憲法尊重義務を示す99条を推薦しながら、他にも素晴らしい、大事な条文が数多くあると述べています。


第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 例えば憲法前文もいいし、基本的人権を規定する第11条、法の下の平等を示す第14条、奴隷的拘束及び苦役を禁止する第18条、思想及び良心の自由を保障する第19条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する第25条、拷問及び残虐な刑罰を禁止する第36条、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とする第97条、憲法を「国の最高法規」と規定する第98条なども素晴らしい条文です。これを空文にせず「命」を吹き込み続けるのは、先にあげた第12条の「国民の不断の努力」です。

 こんな話を普通にできるように、このTシャツを契機に機運を高めたいと思います。現在の与党と一部のエセ野党が進めているのは、9条だけでなく、これらすべてを心肺停止させ、二度と復活させない、そうした現行憲法全否定条項なのだということ、そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視して、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきましょう。

 また現行憲法と、自民党の醜悪で邪悪な改憲草案を全文読み比べる鼎談を、岩上安身と梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士との3者で行い、その内容を加筆した上で書籍にした『前夜』があります。ぜひ、憲法を手に取って、読んでみてください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 憲法をもっと素敵な方向に改めたい、と考えるのは自由です。しかし、憲法がもつ、主権者たる国民から権力者への制約として書かれたという本質、そしてそれが国の法秩序の最上位に存在し、最高法規とされていることを毀損するような「改悪」は決して許されません。

 自民党の改憲案は緊急事態条項の導入も大問題ですが、そもそも自民党案では、国民が権力者にあてて書いた権力の制約という憲法の本質が根本から侵されています。これは憲法と呼べる代物ではありません。

 そのこともぜひ、憲法が危機に瀕しているこの夏、Tシャツを着て、『前夜』をお読みになって、一人でも多くの方々と憲法について、語りあい、憲法12条に定められた「不断の努力」として、何をなすべきか、それぞれお考えいただけたらと存じます。

※ご意見は、下記メールアドレス宛てに、件名を「好きな憲法条文」としてお送りください。
メールアドレス:office@iwj.co.jp

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210622

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、中村尚貴)

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