日刊IWJガイド「辺野古への新基地建設の賛否を問う機会までも奪う県民投票拒否の不当さと危うさ!」2019.1.11日号~No.2311号~(2019.1.11 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~辺野古への新基地建設の賛否を問う機会、権利すら奪う県民投票拒否勢力の不当性!悪しき先例となることを防ぐため市民が立ち上がる!
┠■【中継番組表】
┠■「東大名誉教授のデータ改竄」にどう立ち向かうべきか? 原発事故被災者の「保養」を現場で支えながら、日本社会の構造的問題も論じてきた『原発事故後の子ども保養支援』の著者、疋田香澄氏の視点に注目!
┠■<お知らせ>
┠―■昨日の日刊ガイドでもお伝えしましたが、年が明け、岩上さんの顔色や声色、しぐさや立ち居振る舞いのスピードなどを見ると、微かに、しかし確実に快方に向かっているような印象を受けます。岩上さんが完調するまで、私たちスタッフは、精一杯のフォローをしていきます! 引き続きIWJの活動にご支援を賜りますよう、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが先月12月20日より発売中!ぜひご購入をご検討ください!
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■はじめに~ 辺野古への新基地建設の賛否を問う機会、権利すら奪う県民投票拒否勢力の不当性!悪しき先例となることを防ぐため市民が立ち上がる!

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設の賛否を問う、県民投票実施を目指して集まった市民らが1月7日、沖縄県の宜野湾市役所前にて県民投票の実施を求めてアピール行動を行いました。宜野湾市の松川正則市長は昨年12月25日、市役所で会見し、県民投票実施のための予算が市議会で否決されたことを理由に、投票事務を行わないと表明していました。

※宜野湾市、県民投票不参加 議会の否決は「重い」 玉城知事への批判も(琉球新報、2018年12月26日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-853967.html

 7日の宜野湾市役所前でのアピール行動でスピーチした、石垣島出身のある大学生は、「いい正月ですね」と新年の挨拶はできないと話し始め、宜野湾市をはじめ一部の市町村で県民投票が行われないことは、参政権を奪うという権利侵害だと訴えました。

 その大学生は、沖縄戦終結直後の米海軍軍政府時代、政治部長J・T・ワトキンズ少佐が、「米軍政府は猫で、沖縄はネズミである。ネズミは猫の許す範囲でしか遊べない」と語った猫・ネズミ論に改めて言及しました。続けて、県民投票不実施を表明した市町村が出ていることを喜んでいる一部の人々は「肉屋を支持するブタ」ではないか踏み込みました。

※猫・ネズミ論 (ねこ・ねずみろん)(琉球新報、2003年3月1日)
https://ryukyushimpo.jp/okinawa-dic/prentry-42535.html

 そして、「ウチナーンチュは人間じゃないですか」と結んだ大学生の様子は、不当な権利侵害に屈しない姿勢がうかがえる話しぶりでした。この大学生のスピーチをはじめ、「みんなで行こうよ!2月24日は県民投票の日」との横断幕が掲げられた同集会の様子は、IWJ沖縄中継市民によって中継・配信されました。録画を記事にアップしておりますので、ぜひ下記のURLよりご視聴ください。また、拡散もぜひ、よろしくお願いします。

※県民投票の実施を求めるアピール行動(宜野湾市役所前) 2019.1.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439102

 このような市民の声を無視する形で、松川宜野湾市長は10日午後、再度県民投票を行わない意向を表明しました。住民投票自体を否定し、投票事務を行わない、ということは由々しき事態です。逆の立場で考えたらどうでしょうか。

 もし、憲法改正の発議が行われ、国民投票が実施されることが決まった際に、投票事務を拒否することを表明する地方公共団体の首長が現れれば、安倍政権は何といって罵るでしょうか。

※宜野湾市長、県民投票不参加を再表明 沖縄県の勧告に疑義(沖縄タイムス、2019年1月10日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/370072

 辺野古新基地建設の賛否以前に行政が投票事務を行わないというのは、民主主義の制度を揺るがす事態です。そのような「悪しき先例になり得る」状況に危惧の念を抱いて、声を上げた市民の姿を、IWJは今後もお伝えしていきます。

 また、来る夏の参議院議員選挙において「オール沖縄」がどのような戦略で戦っていくのか、注目されます。参院選に立候補する考えを示していた現職の糸数慶子議員が、出馬を辞退する意向を固めたことが報じられました。

※現職の糸数慶子氏、出馬辞退へ 参院選沖縄 きょう正式表明(沖縄タイムス、2018年1月10日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369919

 代わって立候補するのは琉球大学法科大学院教授の高良(たから)鉄美氏とのことです。憲法学者としての高良教授の講演は、下記のIWJのページをご覧ください。

※講演会「再び沖縄を『捨て石』にする安保法制」―講師 高良鉄美・琉球大学法科大学院教授 2016.3.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/293441

 この件に関して、糸数議員が昨日10日午後7時半より会見を開きました。冒頭糸数議員より、高良教授の憲法学者としての活躍や、辺野古新基地建設反対運動に尽力してきたことをふまえ、後を託すことに決めた旨説明がありました。とりわけ、改憲を目論む安倍政権に対抗する上でも「憲法学者としての高良先生のお力が本当に必要になる」と糸数議員は強調しました。

 IWJが中継・配信した動画は下記のURLよりご覧ください。

※【IWJ_okinawa1】糸数慶子参議院議員による参院選に関する記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439374

 岩上さんによる糸数議員へのインタビューは、下記をご覧ください。

※【沖縄名護市長選】「次世代に負の遺産を受け渡してはならない」糸数慶子参院議員が「沖縄の思い」を語る 2014.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/119324

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◆中継番組表◆

**2019.1.11 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【「ゆ」党再編の要!?橋下徹と維新の「正体」シリーズ特集再配信 3・IWJ_Youtube Live】15:00~「二重行政より悪い三重行政になる可能性も!?『都構想で4000億円浮くと言うが、実際の効果は1億円しかない』―大阪市議らが橋下市長による都構想の矛盾を警告」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2015年4月収録。自由民主党大阪市会議員団が各会派に呼びかけ、公明党やOSAKAみらいの市議らとともに開催した集会「『大阪市廃止・分割を考える会』 IN 西成区」を再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242839
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【年末年始特別企画!作家・歴史評論家 原田伊織氏シリーズ特集再配信 5・IWJ_Youtube Live】17:00~「戦国時代の日本では合戦よりも老若男女の生け捕りが横行、奴隷として国内外に売っていた!! 戦争賛美の『官軍教育』から抜け落ちた真実に迫る!~7.11岩上安身による作家・歴史評論家原田伊織氏インタビュー第2弾(後半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年7月に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー第2弾(後半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた原田伊織氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E4%BC%8A%E7%B9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427062
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0
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【「国家神道」のルーツを探る!島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビューシリーズ特集再配信 4・IWJ_Youtube Live】20:00~「『神道』理解のカギは室町時代にあり!吉田兼倶による神道理論の体系化、その意義とは?岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー2日目(中世・近世編)後半」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年11月に収録した、岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー2日目(中世・近世編)後半を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた井上寛司氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AF%9B%E5%8F%B8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/352464

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◆中継番組表◆

**2019.1.12 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【「国家神道」のルーツを探る!島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビューシリーズ特集再配信 5・IWJ_Youtube Live】20:00~「天皇制ファシズムと『国家神道』、そして柳田國男が温存した『神道』のドグマとは? 岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー3日目(近代・現代編)前半」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年12月に収録した、岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー3日目(近代・現代編)前半を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた井上寛司氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AF%9B%E5%8F%B8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/355952

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】西日本豪雨による甚大な被害は安倍晋三政権の「ダム緊急放流殺人」!? 河川工学が専門の今本博健・京都大学名誉教授が人災濃厚と結論づける独自試算を発表!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439330

【岩上安身のツイ録】立憲民主党幹部らの伊勢神宮への集団参拝に正当性はあるか!? 神話と歴史の切断を経験しないまま、薄ぼんやりとその境界をごまかしてきた日本に残る排外主義・侵略主義の根!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439346

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■「東大名誉教授のデータ改竄」にどう立ち向かうべきか?原発事故被災者の「保養」を現場で支えながら、日本社会の構造的問題も論じてきた『原発事故後の子ども保養支援』の著者、疋田香澄氏の視点に注目!

 今月3日の日刊IWJガイドで取り上げたように、福島第一原発事故による放射能汚染について「福島は安全」と宣伝してきた早野龍五・東大名誉教授がイギリスの科学雑誌(Journal of Radiological Protection)で発表した2本の論文に、本人の同意を得ていないデータが使われていただけでなく、それらデータの被曝線量を3分の1に過小評価して扱っていたことが明らかとなりました。

※「科学的」な根拠は改竄と捏造だった!? 「福島は安全」と宣伝し続けた早野龍五・東大名誉教授の論文で被曝線量を3分の1にしていたことが発覚!(日刊IWJガイド、2019年1月3日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38213#more-38213

 早野氏は、毎日新聞の取材に対し、「伊達市から同意のあるデータの再提供を受けられなかった場合、両論文の撤回もやむを得ない」と述べたとのことです。データ取得および利用の手続きの問題には答える一方で早野氏は、自身の犯したデータの過小評価についてどのように考えているのでしょうか。

※「同意あるデータ再提供なければ撤回も」早野・東大名誉教授 原発事故論文で(毎日新聞、2019年1月9日)
https://mainichi.jp/articles/20190109/k00/00m/040/206000c

 早野氏の一連の不可解で不誠実な言動には当然批判すべき点があり、早野氏はオープンな記者会見を開くなどして、せつめい責任を果たすべきです。と同時に、より広い視野で今回の「被曝線量データ改竄事件」に向き合う必要もあると思われます。

 『原発事故後の子ども保養支援――「避難」と「復興」とともに』(人文書院、2018年)(https://amzn.to/2CghdP4)の著者、疋田香澄氏は「やっぱり嘘だったのかと安易に科学不信に陥るのではなく、原発事故後の科学と人権、科学と政治の関係について考えて」いく必要を訴えています。

 同書に収められなかった、疋田氏による黒川眞一名誉教授(高エネルギー加速器研究機構)へのインタビューの内容を含んだ寄稿が人文書院のウェブサイトに掲載されています。上記の早野論文における問題点を2017年から指摘していた黒川氏の発言と、その意義を論じた疋田氏の寄稿はぜひ下記のURLよりご覧ください。

※[寄稿]『原発事故後の子ども保養支援』著者・疋田香澄氏 科学と人権に誠実であること(人文書院ウェブサイト)
http://www.jimbunshoin.co.jp/news/n28094.html

 岩上さんは昨年8月に疋田氏にインタビューしています。福島の子どもたちを放射能の不安のない場所に一時的に受け入れる「保養」の現場について、疋田氏にボランティア活動の成果をうかがうとともに、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシやウクライナにおける「保養」、すなわち転地療養が、国費で行われることも取り上げています。こちらもあわせてご視聴ください。

※大切なのは保養という選択肢があること! 311原発事故後に全国で展開される多様な保養とは? リフレッシュサポート代表 疋田香澄氏に岩上安身がインタビュー! 2018.8.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428981

■<お知らせ>
■昨日の日刊ガイドでもお伝えしましたが、年が明け、岩上さんの顔色や声色、しぐさや立ち居振る舞いのスピードなどを見ると、微かに、しかし確実に快方に向かっているような印象を受けます。岩上さんが完調するまで、私たちスタッフは、精一杯のフォローをしていきます! 引き続きIWJの活動にご支援を賜りますよう、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきありがとうございます。

 昨日の日刊ガイドでもお伝えしましたが、年が明け、岩上さんの顔色や声色、しぐさや立ち居振る舞いのスピードなどを見ると、微かに、しかし確実に快方に向かっているような印象を受けます。あえて摂っている休息が功を奏してきたのかもしれません。

 一方で、この日刊ガイドでも、毎日ご紹介させていただいております皆さまからの激励・ねぎらいのお言葉が、岩上さん、そして私たちスタッフにもっとも大きなエネルギーを与えてくれているのは間違いありません。

 ご寄付・カンパが「物理的」な応援であるとすれば、皆さまからのメッセージは「精神的」な支えです。いつも本当にありがとうございます。岩上さんの完全復活に向け、私たちスタッフも全力を尽くしています。大手メディアには提供できない、真の「価値ある情報」を皆さまに提供できるよう、頭と体をフルに使って頑張っていきますので、より一層のサポートをいただきますようよろしくお願いいたします。

 本日は、Y.Y.さんより頂いたメールメッセージをご紹介させていただきます。Y.Y.さんも、岩上さんの病状には漢方がよいのではないかとお寄せいただいております。やはり、「漢方」は非常に重要なアプローチのようです。

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 いつも貴重な情報をありがとうございます。
 
 IWJは非常に貴重なメディア、存在と感じており、岩上さんはその旗手としてなくてはならない存在と思っています。体調不良とのこと、心中よりご心配申し上げます。

 当初は心臓のご病気とのことでしたが、最近のニュースを拝見すると直接心臓の症状だけでもないようにお見受けしました。

 拝見するような、陰の症状には、漢方薬のアプローチも効果的かもしれません。

 普通の薬よりも高価で、すぐに効き目の出るものではないかもしれませんが、試してみてもよいかもしれません。またどうせかかるなら、本格的な漢方治療の方がよいかと思われます。私が普段お世話になっているのが以下の薬局さんと、岩上さんのお住まい近くの薬局さんを検索できるURLをのちほど別途ご提供いたします。一度、漢方専門薬局を尋ねられてみてはいかがでしょうか?お早いご快癒を祈念しております!

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 Y.Y.さん、真摯なご配慮に満ちたメッセージ、本当にありがとうございました。明日、岩上さんは大学病院で東洋医学を専門に取り組んでいる北里大学病院の漢方科にかかる予定です。すぐには効果が出るものではないかもしれませんが、何事にも取り組む必要性があると思いますし、そうした情報をお伝えしていくことも、会員の皆様にとって意味のあることと存じます。

 また、ご寄付いただいた方から、岩上さんの快復を待ち望み応援してくださるメッセージがたくさん寄せられています。本日は、その中から1つご紹介させていただきます。

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 12/20  2000円寄付 気持ちだけです。IWJが存続して欲しいため。(匿名希望)

IWJが頼りです。でも、お身体大切になさりながら、頑張ってくださいますように。(匿名希望)

独自の視点で鋭く切り込むIWJの記事やインタビューで勉強させて頂いています。少額で申し訳ありませんが。(匿名希望)

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 ご寄付いただき、そして岩上さんへの温かいメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございます! 皆様のご期待に添えるよう精進してまいりますので、何とぞ今後とも、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします。

 さて、連日IWJスタッフから新年のご挨拶をさせていただいております。本日は動画班スタッフの八重樫拓也、テキスト班スタッフの尾内達也の2名からご挨拶させていただきます。

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 皆様、新年明けまして、おめでとうございます。

 IWJ入社1年目、動画班スタッフの八重樫拓也と申します。

 業務内容は主に、現場での中継取材、映像編集、リード文執筆などです。現場で会員の方に声をかけて頂き、「応援してるよ!」と励まされたり、時には少ない時間ですが、色々お話したりもします。とても嬉しいことです。

 先日現場(※)にて、会員の方からこんな貴重な質問を頂きました。「放射性物質に汚染された魚と、放射性物質に汚染されていないゲノム編集魚、どちらが安全だと思う?」この2択の質問に、私は即座に答えられませんでした。こうした視点での取材はかなり重要だと思いました。今後追究していきたいと思います。

※ゲノム編集は簡単な技術!? すでに実用化されている可能性も!! ~公開座談会「不思議な紳士が語る日本が目指す不思議な未来」ゲノム編集技術問題・生殖補助医療・遺伝子組み換え食品・生命科学と政治、軍事、経済 2018.10.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433637

 個人的な今年の目標は、「現場にもっと関わって取材する」。欲を言うならば、取材現場において、視聴者の方に衝撃を与えるような取材がしたいと思います。岩上さんが、オリバー・ストーン監督に、日本に仕込まれているマルウェアのことを質問したように。鋭い質問をし、現場を活性化させたいです。

 IWJはたくさんの皆様によって支えられております。

 今年も感謝の気持ちを常に忘れず、大手メディアにはできない取材を、岩上さんを筆頭に、スタッフ一同で取り組んでいきたいと思います。
何とぞよろしくお願いいたします。

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 皆さま新年あけましておめでとうございます。

 テキスト班の尾内達也と申します。

 いつも暖かい励ましと貴重なカンパ、差し入れをありがとうございます。

 私は2017年7月にIWJに入りました。今年の夏で丸2年となります。私にとって大きな節目になったのは、2011年3月11日の東日本大震災でした。このときは、千葉県松戸市の自宅で仕事をしながら認知症の叔母の介護していました。松戸市が放射能のホットスポットになったことで、家族をさいたま市へ避難させ、私は介護のため松戸に残りました。

 2年間「放射能別居」を続けて、2015年から埼玉県でふたたび一緒に生活を始めました。この間、被爆を避けながら日常生活を送るときの指針となったのは、テレビ・新聞ではなく、ツイッターなどのインターネットから発信される情報でした。そうした情報の中で輝きを放っていたのが、IWJから発信される情報でした。

 この3.11をきっかけに、金曜官邸前デモなどにも参加し、同じ問題意識を持った多くの仲間を得て、3.11の社会的な背景について考えるようになりました。そこから見えてきたのは、原子力ムラを含むその上位集団である「国家利権村」の存在です。それは自公政権と経団連、国家官僚(検察)、司法、御用学者、御用メディアなどから成る一部の集団が「国家」の名を騙って、さまざまな手法で民衆を「操作」し、自分の利益を最大化しようとする動きでした。一連の森友・加計問題はまさにその典型です。

 IWJが一貫して戦っているものの正体とは、この国家利権村とそれを取り巻く国際的な「国家利権村のネットワーク」にほかなりません。そのように、私は考えています。

 私は、これまで、企業での企画職や環境問題のコンサルティング、英文雑誌の編集、塾関係の仕事などをしてきましたが、これまでで一番長い経験が、現在も本業にしている翻訳業です。20年以上、英語とドイツ語を日本語に翻訳する仕事をしています。

 テキスト班では、私は岩上さんの一つ下の58歳と年長者の部類に入りますので、若い人が仕事をしやすいように心がけつつ、翻訳関連の仕事(※)や記事作成などを行っています。

※マティス国防長官の辞任書簡をIWJが仮訳掲載!~トランプ大統領が独断で決めたシリアからの米軍撤退にマティス国防長官が反発し、辞任へ! マティス氏を支持する声にいら立ったトランプ氏は退任を2ヶ月前倒しに! 2018.12.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438596

 IWJへは週に2~3日の勤務と、限られた時間ですが、優れたジャーナリストである岩上さんの考え方を学びつつ、少しでも良い仕事をしたいと考えています。

 まだまだ、学ぶべき点が多く、至らないことも多くあると思いますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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 ここで、ご寄付・カンパのご報告をさせていただきます。

 IWJの今期が始まった8月1日から1月10日までにお寄せいただいたご寄付・カンパの総額は1895万4560円、日割りの目標額の77%となっています。新年明けた1月1日から1月10日までのご寄付・カンパは84万7500円で、日割り目標額の56%にまだとどまっています。

 ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます! 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 ですが、まだまだ厳しい経営状況が続いています。IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いがあります。

 どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJを支えてくださるよう、この機会にご検討いただけないでしょうか!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「IWJ特報!」は、岩上さんによるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガで、すでにお伝えしたように「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で、5位に入賞しています! インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

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 またIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが先月12月20日より発売中!ぜひご購入をご検討ください!

 昨年12月20日より、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しております! 今回、発売しているのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 なお、関氏のインタビューDVDは大人気につき、残りわずかとなっております。購入ご希望の方は、どうかご検討をお急ぎください!

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、中村尚貴、八重樫拓也、尾内達也、小野坂元)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/