■■■ 日刊IWJガイド「本日19時から岩上さんが『緊急事態条項』をテーマに講演! 野党5党首会談で共闘はどうなる!? 国会では安倍総理と野田元総理が3年ぶりに再度の茶番劇を展開!」2016.2.20日号~No.1255号~ ■■■
(2016.2.20 8時00分)
おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。
本日2月20日(土)、岩上さんが「憲法改悪を阻止しよう! 神奈川県民大会」というイベントで講演します! 場所は、神奈川県民ホール大会議室。イベントの開始は19時からで、岩上さんの登壇は19時15分から1時間です。事前申し込みは不要ですので、直接会場にお越しください。
※憲法改悪を阻止しよう! 神奈川県民大会
【日時】2月20日(日) 18時30分開場、19時開演
【場所】神奈川県民ホール 大会議室(http://bit.ly/1KtWnNw)
【詳細】http://on.fb.me/1SVG8vG
【主催】しみん父母の会@神奈川
【参加費】1,000円
今回の講演で岩上さんは、自民党が改憲により創設を目指す「緊急事態条項」の危険性を中心に、お話をする予定です。
安倍総理は、2015年11月11日の閉会中審査の中で、憲法改正において「緊急事態条項」の創設を目指す、と明言しました。この「緊急事態条項」、一見すると、「大規模災害やテロなどの際に必要なのではないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「緊急事態条項」について規定した自民党憲法改正草案第98、99条を見てみると、とんでもないシロモノであることが分かります。
なぜ、この「緊急事態条項」が危険なのか。それは、かつてヒトラー率いるナチス・ドイツが、独裁体制を確立する際に、この「緊急事態条項」を使ったからなのです。その「ナチスの手口」とは一体・・・? 本日の講演で岩上さんがポイントを分かりやすくお話しますので、ぜひ、お誘い合わせのうえ、イベントにお越しください!
当日、会場ではIWJ関連の書籍などを販売する物販コーナーも設けますので、ぜひ、ふるってお越しください!
さて、本日の日刊IWJガイドは、野党5党による党首会談の模様から、安倍総理と野田前総理による3年ぶりの対決など、盛りだくさんの内容でお送りします。
★本日のラインナップ
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■「対安倍政権」「安保法制廃止」を掲げ、野党5党が選挙協力で合意!まずは「スタートライン」に到達、今後の国政選挙に「はずみ」(原佑介)
┠■茶番劇再び!「増税のかわりに定数削減」の約束をめぐり安倍総理と野田元総理が舌戦!…ていやいや、そもそも国民は増税を認めていないですよ!(佐々木隼也)
┠■相次ぐ自民党議員の政治資金不正に有権者もうんざり!熊本・松村議員は野党統一候補に焦り!?元秘書の死をうけた山田議員事務所がコメント!(城石エマ)
┠■「黒人奴隷」発言の自民・丸山和也議員、議員辞職どころか、一転して開き直りと「逆ギレ」!(平山茂樹)
┠■DVD「饗宴VI~国民非常事態宣言!露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」好評発売中!(山本愛穗)
┠■IWJ書店のご案内
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2016.2.20 Sat.**
【Ch5】13:00~「社会民主党 第15回定期全国大会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※星陵会館でおこなわれる社民党大会を中継します。旧社会党から党名変更後、初の出席となる共産党・志位和夫委員長ほか、民主党・枝野幸男幹事長、維新の党・今井雅人幹事長、生活の党・小沢一郎共同代表らが出席予定。
【Ch4】13:30~「さよなら原発!フクシマ6年目の現実に向き合う ~小出裕章(元 京都大学原子炉実験所助教)講演会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「さよなら原発!三鷹アクション実行委員会」主催の講演会を中継します。講師は元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏。
【IWJ_OSAKA1】14:00~「シリーズ『”大阪のこれから”を考える学習会 ~国家戦略特区で変わる大阪の労働と医療~』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「NPO法人AMネット」「大阪を知り・考える会」共催の学習会を中継します。
【IWJ_KYOTO1】14:00~「第5回左京フォーラム~ マスメディア 大丈夫かい? ~ 『表現の自由。中~大弾圧と憲法崩壊』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「戦争をさせない左京1000人委員会」主催の講演会を中継します。講師は秋山豊寛氏(元TBS/宇宙飛行士) 、吉竹幸則氏(元朝日新聞記者)ら。
【IWJ_NIIGATA1】17:00頃~「映画『選挙フェス!』杉岡太樹監督トークライブ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-niigata1
※映画『選挙フェス!』上映終了後の杉岡太樹監督のトークライブを中継します。
【初公開・撮りおろし録画配信・Ch1】19:00~「岩上安身による元陸上自衛官・末延隆成氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年11月5日収録の、岩上安身による元陸上自衛官・末延隆成氏インタビューを録画配信します。
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◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2016.2.21 Sun.**
【IWJ_KYOTO1】13:30~「社会を変えるためのデータ分析、座間宮ガレイさんに聞いてみよう!戦争はイヤや!憲法を守らない嘘つき政府はいらん!でもどうしたらええの?」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※講師に座間宮ガレイ氏を招いておこなわれる「宇治から始める考えるネットワーク」主催のお話会を中継します。ゲストは福山哲郎参議院議員・倉林明子参議院議員。
【IWJ_HYOGO1】13:30~「第37回メディアを考える市民の集い ―お話 坂本充孝・東京新聞福島特別支局長」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※第37回目の開催となる「メディアを考える市民の集い」を中継します。主催は「NHK問題を考える会(兵庫)」。
【Ch未定】14:00~「止めよう!辺野古埋立て2・21首都圏アクション国会大包囲」
※「止めよう! 辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな! 総がかり実行委員会 主催による国会包囲行動。沖縄から、稲嶺進氏(名護市長・オール沖縄会議共同代表)、安次富 浩氏(ヘリ基地反対協議会共同代表)らが参加します。
【IWJ_IBARAKI1】14:00~「Sauda@ibr futuring T-nsSOWL 全国いっせい高校生デモ 若者デモ大人デモ水戸デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※水戸駅南口出発→千波湖→水戸駅北口→南町自由広場のコースで行われる、「T-nsSOWL 全国いっせい高校生デモ 若者デモ大人デモ水戸デモ」を中継します。
【IWJ_EHIME1】14:30~「石手寺住職と語ろう 3*PEACEえひめ講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ehime1
※四国八十八ヶ所51番札所 石手寺の加藤俊生住職が講師として登壇する講演会を中継します。テーマは「宗教家として現在の宗教対立を見て何を感じるか。住職がなぜ安保法制に反対するのか」。
【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】15:00~「2.21止めよう!辺野古埋立て 国会大包囲、京都同時アクション☆」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1
※「2・21首都圏アクション国会大包囲」に連帯しておこなわれる同時アクションの模様をツイキャス中継します。主催は京都沖縄連帯集会実行委員会。
【Ch未定】16:00~「T-nsSOWL企画・全国一斉高校生デモ」
※安保法制に反対する高校生の団体「T-nsSOWL」企画による、全国一斉デモの模様を中継します。
【録画配信・Ch6】17:30~「『建国記念の日』反対 2016年2・11集会 ~歴史に学び世界の平和を立憲主義・民主主義を日本に」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※2016年2月11日に収録した「『建国記念の日』に反対し思想・信教の自由を守る連絡会」主催による集会の模様を録画配信します。
【再配信・Ch1】20:00~「 『米国は日本を守らない!』日米新ガイドラインに施された翻訳上の仕掛けとは~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665
※2016年1月28日(木)に収録した、岩上安身による早稲田大学客員教授・春名幹男氏インタビューを再配信します。Twitterアカウント @IWJ_ch1 にて、本インタビューの模様を実況ツイートします。
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まずは、夏の参院選における野党共闘に向けての第一歩となった昨日の野党5党首による会談について、原佑介記者にレポートしてもらいます!
■「対安倍政権」「安保法制廃止」を掲げ、野党5党が選挙協力で合意!まずは「スタートライン」に到達、今後の国政選挙に「はずみ」
おはようございます!記者の原です。
アメフトをやっていると「チームプレイっていいなぁ」とつくづく思います。ポジションごとに個々の能力は異なりますが、それらがうまく「カチッ」とハマッて見事に「ひとつ」となったときに生まれる爆発力たるや、例えようのない喜びをもたらしてくれます。
昨日は民主、共産、維新、社民、生活の野党5党は、安保法制廃止法案を衆院に共同提出しました。これに先立って5党は党首会談(アメフト用語でいう「ハドル(作戦会議)」ですね)を開き、次の4点で合意に至ったということです。
(1)安保法制廃止、集団的自衛権容認の閣議決定撤回を共通の目標とする
(2)安倍政権打倒をめざす
(3)国政選挙で現与党とその補完勢力を少数に追いこむ
(4)国会における対応や、国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う
このニュースは大きな注目を集め、twitterでは「#安倍政権打倒フォーメーション」というハッシュタグがトレンド入り。僕のtwitterタイムラインでも「ようやくか」「これで望みが見えてきた」という声があふれました。ひとまず選挙協力すると合意した以上、野党はとにかくそれぞれの持ち味や特性を活かしてフォーメーションを組み、ひとつのチームとして自公の与党チームに当たっていくことで、バラバラでは発揮し得ない「爆発力」を生み出せればグッドかな、と思います。
ただ、昨日、議員会館で行われた「立憲フォーラム」の集会で、講師として招かれた京都精華大の白井聡さんは今回の選挙協力について、「重大な一歩ではあるが、拍手を送る気持ちはない。ここにくるまで何ヶ月かかったのか!」と、野党議員らの前で怒りを爆発させました。
また、白井聡さんは、連合の下部組織は「対安倍政権」で頑張っているのに、連合そのものは野党共闘の足を引っ張っているという「矛盾」を指摘。前原誠司議員や細野豪志議員などは「自民党に入りたかったが入れなかった人たち」で、実際に政権交代した際も、鳩山由紀夫首相の失脚後の民主党は「米国傀儡政権(自民党)の二軍」に過ぎず、米国からすれば「傀儡A(自民党)」と「傀儡B(民主党)」が政権を交代しあっているだけで、いずれにしても都合のいい傀儡国家に変わりはなかったと主張しました。
白井さんは「永続敗戦レジーム」から脱却するためにも、野党が協力し、新たに「本当に闘う政治家集団」を形成しなければならないと訴え、会場は拍手喝采に包まれました。会場には民主党議員も数名いましたので、彼らにとっては、さぞ耳の痛い話だったことでしょう。
「永続敗戦レジーム」については、白井さんが岩上さんのインタビューで詳しく語っていますので、サポート会員登録し、ご視聴ください!昨日の「立憲フォーラム」も、近日中に記事化しますのでお待ちください!
※2015/12/17 岩上安身による京都精華大学専任講師・白井聡氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279084
野党5党の国対委員長は安保法制廃止法案提出後に共同で記者会見し、それぞれ安倍政権打倒へ向けた意気込みを語りました。当然、IWJはこれを中継し、記事化しました。詳細は記事をお読みください!
※2016/02/19 野党5党が「選挙協力」「安倍政権打倒」で合意!沖縄選出・照屋寛徳議員「『オール沖縄』の戦いと戦争法廃止の戦いは共通のものがある」~民主・維新・共産・生活・社民が安保法廃止法案を共同提出
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287888
さらに一昨日、衆院の北海道5区補選で、共産党が候補者を取り下げると発表しました。共産党は、野党推薦の池田真紀氏が当選後も無所属を貫くことを候補者取り下げの条件に挙げていましたが、「戦争法廃止を貫く担保が見いだせればその限りではない」と柔軟な姿勢をみせ、候補の一本化に至りました。共産党が公認候補予定者を取り下げるのは、熊本に続いて2例目となります。
野党共闘といえば、共産党の志位和夫委員長が今日、都内で開かれる社民党大会に来賓として出席することになりました。なんでも、共産党トップの社民党大会出席は初のことだとか。他にも民主から枝野幸男幹事長、維新の党からは今井雅人幹事長、生活の党からは小沢一郎代表が出席するそうです。もちろん、IWJはこれも中継します。
オール野党結集に向けて、いよいよ動き出しましたね!我々も全力をあげてこうした動きをもれなくお伝えしていきます。
野党の合意項目の中には入っていませんが、IWJとしては、緊急事態条項阻止のために、改憲勢力が3分の2の議席を確保することは絶対に阻止しなければならないと確信しており、その重要性、必要性をこれからも伝えていきたいと思います!結集した野党への応援だけでなく、IWJの応援もぜひともよろしくお願いします!
取材しなければいけないテーマが続々と増えていきつつあります。IWJが夏の参院選に向け、アグレッシブな取材活動を続けられるように、ぜひともご支援をよろしくお願いします!
※会員登録はこちら!
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※ご寄付・カンパもお願いしています!
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原記者、ありがとうございました! 次は安倍総理と3年ぶりの対決になった民主党・野田佳彦元総理による国会での質問について、佐々木隼也記者にレポートしてもらいます!
■茶番劇再び!「増税のかわりに定数削減」の約束をめぐり安倍総理と野田元総理が舌戦!…ていやいや、そもそも国民は増税を認めていないですよ!
国会で、またも茶番劇が繰り返されました。みなさまは、2012年11月14日、当時総理だった野田佳彦氏と、当時野党だった自民党の安倍晋三総裁の党首討論を覚えていますでしょうか?
解散総選挙を迫る安倍さんに対し、野田さんは議員定数削減の実現を引き換えに了承。「(解散)やるんですね?やるんですね?」「(解散)やりましょう!やりましょう!」という、背筋が凍りつくようなサムい茶番劇の末、民主党は大敗し、自民党が政権を奪還しました。
TPPを推し進め、消費税増税を進めるなど、鳩山政権時代の民主党とは一変し、「ミスター官僚利益誘導」のような総理だった野田さん。突然の解散決定によって、自民党の大勝を演出し、今の安倍政権の「暴走」の立役者となりました。前出の白井聡氏の言葉を借りれば、立派に「チームB」の役割を果たし、自民党という「チームA」に「大政奉還」を果たしたわけですが、その野田さんが、昨日19日、3年ぶりに安倍さんとの「対決」に臨みました。
野田さんの主張は、「定数削減10を約束したのに、果たしていないではないか」というものです。これに対し安倍総理は、「我々は0増5減を達成した。しかし民主党はこれに反対したではないか」と反論。そしてこれに「民主党政権時代に30削減を提案したのに自民党は審議拒否したではないか」と反論するなど、まずは「激論」を演出。そして、最終的に安倍総理が「10削減の前倒しを約束」して、終わりました。
この2人の論戦、いつのまにか、議員定数削減が、消費税増税の「約束手形」であるかのような前提を、国民に刷り込んでいますよね。野田さん流に言うと、「国民に負担をしていただくのだから、我々も身を切る」ということらしいのですが、いつ大多数の国民が、「議員定数を削減するなら消費税増税やむなし」などと認めたのでしょうか。
そもそも、議員定数削減も、果たして本当に国民にとって良いことなのでしょうか?
立命館大学政策科学部准教の上久保誠人氏は、日本の議員の数は、他の先進国に比べて決して多くはない(10万人あたりの人口比ではむしろドイツやイギリス、フランスよりも少ない)ことをあげ、「議員数が少なくなると、各省庁から出される100以上の法案の一つひとつに、議員がしっかり関与できなくなり、結果的に官僚支配が強まってしまう」と指摘しています。
※日本の国会議員定数と議員歳費は「多すぎ・高すぎ」か?(2012年2月1日 ダイヤモンド・オンライン)
http://diamond.jp/articles/-/15943?page=3
財務省が主導する消費税増税。国民は8%も、この先予定されている10%への引き上げも、認めた覚えはありませんよね。以下、増税の問題の数々については、IWJはこれまでずっと追い続けています。ぜひこれをご覧いただき、野田政権が進め、安倍政権が引き継いだ消費税増税が、いかに国民生活に悪影響を与えているかを、再度、確認していただければと思います。
くれぐれも、安倍さんと野田さんの茶番劇に騙されてはいけません。
※【IWJブログ】安倍政権と経団連が国民の生活を「仲良く」ドリルで破壊!その引き換えに「法人税減税」!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276603
※2014/12/01「所得税と法人税の欠陥を直せば、消費税はなくてもよい」――『税金を払わない巨大企業』著者、富岡幸雄・中央大学名誉教授に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/210287
※2014/11/25 「財政で経済を潰す」に反転したアベノミクス 増税逆噴射で「日本の奈落」を招く財務省と安倍政権の狙いは
~岩上安身が政治経済学者・植草一秀氏に聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/208614
※2013/08/29 消費増税は円安・TPPと同様に、大手輸出企業を潤すための国政なのか ~「消費税増税の中止を求める税理士のアピール」記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/98763
※2015/01/29 トマ・ピケティ氏、来日シンポで「安倍税制」批判 「消費増税は低所得者を苦しめる」 ~GPIF改革論への苦言も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/228602
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佐々木記者、ありがとうございました! 次は来月末には大学を卒業してIWJに正式入社する予定の城石エマ記者より、自民党議員に相次ぐ「政治とカネ」問題について、レポートしてもらいます!
■相次ぐ自民党議員の政治資金不正に有権者もうんざり!熊本・松村議員は野党統一候補に焦り!? 元秘書の死をうけた山田議員事務所がコメント!
おはようございます!IWJ学生記者の城石エマと申します!
自民党議員の政治資金の汚職が止まりません。甘利明前経済再生大臣、島尻安伊子沖縄担当大臣、熊本選挙区の松村祥史参議院議員、兵庫県の末松信介参議院議員、そして疑惑の報じられている佐藤ゆかり議員・・・。ぶっちゃけ、有権者はうんざりしています。
そんな中、先日もお伝えした熊本選挙区の松村祥史参議院議員が2月15日、熊本市内で記者会見を行い、刑事告発された「3500万円」もの巨額政治資金の不正について、「言い訳」をしました。
松村議員の不正問題については、以下の記事にまとめています。こちらもぜひ、会員登録していただいて、記事全編をお読みください!
※またもや自民党議員の「カネ」問題!熊本選出・松村祥史議員に3500万円もの「出所不明金」!神戸学院大学・上脇博之教授「松村議員と政党支部の共謀だろう」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285488
自民党議員の選挙資金問題については、以下の記事もご参照ください!
※2016/02/06 自民党・末松信介議員が「政治資金の私物化」! 選挙資金には謎の巨額の「寄附」も――相次ぐ自民党議員の「カネ問題」に神戸学院大学・上脇博之教授、「自民党議員の『傲り』だ」!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286369
15日の松村議員の「言い訳」記者会見を報じた中日新聞によると、3500万円が不記載だったのは、「会計責任者が病気だったから記載違いが頻発した」からだそう。
この日刊IWJガイドをお読みいただいているみなさまには、もうすっかりお馴染みだと思いますが、政治資金問題と言えば、神戸学院大学教授で、「政治資金オンブズマン」共同代表、「落選運動を支援する会」呼びかけ人の上脇博之教授ですね。今回も、上脇教授に電話インタビューしました! 相次ぐ政治資金問題でマスコミ各社から引っ張りだこの上脇教授は、お忙しい中でもIWJのインタビューに快くお答えくださいます。いつも本当にありがとうございます!
上脇教授はIWJの取材に答え、次のようにコメントしました。
「辻褄が合いません。会計責任者が病気だったのなら、なぜ責任者を続けさせたのかが不可解です。かつ、あの選挙の時のお金だけがたまたま記憶違いで処理されたということですが、それなら出資報告全体がおかしくなるはずなんです」
まったくその通りですよね。松村議員の「言い訳」は、とても有権者が納得するようなものではありませんでした。さらに上脇教授は、こうも言っています。
「会計責任者が病気だった、ということにしたら、刑事責任を逃れられると、そういうことなんじゃないですか」
松村議員がこうして「言い訳」会見を開いた背景には、熊本選挙区で阿部広美氏が野党統一候補として擁立されたことが、焦りにつながっているとも見られます。野党共闘が自民党へのプレッシャーになっていることが、さっそく形に表れ始めています!
熊本での野党共闘については、先日市民連合と阿部氏が記者会見を行いました。以下の動画をチェックしてみてください!
※2016/02/11 【熊本】参議院選挙・熊本選挙区における阿部広美氏と「市民連合」との合意書調印と記者会見(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286833
一方、先日もチラリと触れましたが、自民党の山田賢司衆議院議員の元公設秘書・野田哲範(のだ てつのり)氏が、ブログに山田議員の「選挙買収」や「収支報告書の虚偽記載」などを告発した数日後、兵庫県西宮市の路上の車中で亡くなっているのを発見されました
車中にあった練炭から、マスコミの報道では、「自殺」とされていますが、告発との関連を報じる報道は多くありません。いまだに、「謎」のままです。
そんな中、IWJが山田議員の事務所へ取材を申し込むと、事務所は以下のコメントを出しました。
「昨年7月13日発売の週刊誌において、元秘書が刑事告訴したとする記事が掲載されましたが、実際に告発されたのか否かは当方では分かりません。告発がなされたのであれば、虚偽告発罪で元秘書を告訴する準備を進めておりましたが、今日に至るまで弊事務所関係者が告発されたという連絡はどこからもありません」
「虚偽告発罪で元秘書を告訴する」と言いますが、これだけでは山田議員が野田氏の告発の何を「虚偽」としているのか分かりません。山田議員に説明を求めるべく、これからも取材を続けたいと思います!
■「黒人奴隷」発言の自民・丸山和也議員、議員辞職どころか、一転して開き直りと”逆ギレ”!
再び平山です。2月17日の参議院憲法審査会で、「アメリカは黒人が大統領になっている。これ、奴隷ですよ」「日本がアメリカの第51番目の州になることについて、憲法上どのような問題があるのか」などと、問題発言を行なった自民党の丸山和也参議院議員。
発言直後には「問題発言ではないか」と詰め寄った記者団に対して「誤解を与えるような発言をしたことを大変申し訳なく思う」と謝罪、発言を撤回しましたが、昨日になると一転、態度を豹変させました。
国会内で記者団に対し、「意図的ではない」「良心に恥じることは何もない。批判は見当違いだ」「不条理で怒りを覚える」と、相次ぐ批判になんと”逆ギレ”。さらに、「アメリカへの尊敬の念がほとばしった言葉が、なぜ人種差別の言葉と受け取られるのか」と、改めて持論を展開しました。
丸山議員の発言は、「黒人奴隷」に言い及んだ点はもちろん差別的で大問題ですが、より問題なのは、「日本が米国の第51番目の州になることについて、憲法上どのような問題があるのか?」と発言した部分です。
IWJでは、丸山議員に発言の真意を確認するため、昨日も丸山事務所に対して取材を敢行。しかし、丸山議員本人は、個別取材を一切断っているとのことで、コメントを取ることはできませんでした。
昨日の日刊ガイドで葦澤美也子記者がレポートしていたように、丸山議員は参議院憲法審査会の質疑の中で、「十数年前から日米問題研究会というものがありまして、それで本まで発表されている」と発言しています。「日米問題研究会」とはどの組織を指すのか。そして「発表されている」という「本」とは具体的にどの本を指すのか、丸山議員も、同議員の事務所からも、具体的な回答がありません。IWJでは引き続き取材・調査を行っていますが、いまだ謎のままです。
※【国会ハイライト】自民党・丸山和也議員の「黒人奴隷が米大統領」差別発言と「日本が米国の51番目の州に」売国発言の「根っこ」に迫る!安倍政権による「米国属国化」とつながり?背後にある謎の集団とは?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287873
丸山議員が、「オレ、何か悪いこと言ったか?」といった態度を示していることからも分かるように、丸山議員自身は、「日本が米国の第51番目の州になればいい」という「売国」発言を問題発言だと認識していないフシがあります。言いかえると、こうした日本という「国のかたち」を「変える」どころか「溶かす」ことを目指している「同志」が他にもいること、同様の思惑を自民議員が共有している可能性があるということです。「そのとき、日本という国はないわけですが」と、さらっと国会の中で発言している。こんな重大な問題を、見逃していいわけがありません。
安倍政権は、TPP、集団的自衛権行使容認、原発再稼動と、米国の意のままに、売国的政策を連発してきました。丸山議員の発言が示しているのは、「売国」どころの騒ぎではなく、国を「溶かす」ような事態です。丸山議員は辞職する気がサラサラないようですが、このような問題議員には、一刻も早く辞職していただきたい。そして、その前に、彼が「溶国」思想を共有している「同志」たちが誰なのか、日米問題研究会とはどのような組織なのか、洗いざらい明らかにしてもらいたいと思います。
■DVD「饗宴VI~国民非常事態宣言!露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」好評発売中!
新人記者兼季節就農者の山本愛穂です。ここ数日、IWJ書店のご紹介を連続して担当しています。「饗宴VI」では物販ブースを担当していたこともあり、書店の商品には人一倍愛情を注いでいると自負しています。自信をもっておすすめいたしますので、本日も新作ラインナップのご紹介にどうぞお付き合いください!
まずは、2015年12月20日に開催された「饗宴VI~国民非常事態宣言!露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」のDVDです。
「饗宴VI」の第二部では、「緊急事態条項」をテーマとし、升永英俊弁護士や永井幸寿弁護士を中心にその危険性を語っていただきました。裏話をすると、升永弁護士のご登壇が正式に決定したのは、なんと開催のわずか10日前(!)のこと。直前のオファーにも関わらず、岩上さんの強い要望に応えて、ご登壇を快諾いただきました。
実は、岩上さんに、「緊急事態条項は、ナチスの全権委任法に匹敵する、あるいはそれ以上の大変に危険なもの。にもかかわらず、われわれ弁護士も、また憲法学者でさえもその点に気づいていなかった。この条項が通れば、国民にはなんの抵抗力もないことになってしまう」――と、その危険性を伝えたその人こそ、升永弁護士でした。
また、永井幸寿弁護士は、国家緊急権の創設に肯定的だった小林節・慶應義塾大学名誉教授に、「私は楽天的だった。災害時に、国家緊急権という概念を持ち出さなくてもいい」と、討論の最中に考えを180度転換させた、立役者です。
緊急事態条項の危険性を、いち早く見抜き、一石を投じた升永弁護士と永井弁護士に、「饗宴VI」をプロデュースした岩上さんは、ご登壇を願い、その結果、このシンポジウム全体が、緊急事態条項の危険性に警鐘を鳴らすものとなりました。両弁護士が登壇する饗宴VIの第二部は必見の内容です。現在、まだ豪華登壇者によるサイン入りDVDも発売中です。ぜひ、ご購入をご検討ください。
※『饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』(こちらの商品は、現在Amazonでも取り扱いをしています!)
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25
※2016/01/11 岩上安身による升永英俊・弁護士インタビュー ~緊急事態条項について(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281877
※2015/12/19 2016年最大の喫緊のテーマ!「国家を守り、人権を制限するのが国家緊急権。多くの国で権力に濫用されてきた過去がある」~岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279662
※こうしたアーカイブは、サポート会員になることで、全て無料で視聴することができます。財政難の折、ぜひサポート会員への登録変更をご検討お願いいたします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■永久凍土の上で立ちすくむシロクマは嘘…?~新作DVD『地球温暖化と原発ルネッサンス ~岩上安身による伊藤公紀氏インタビュー』
こちらの全5巻のDVDは、2013年2月14日から2015年8月21日までに、岩上さんが横浜国立大学教授の伊藤公紀氏に行った連続インタビューを収録したものです。現在、世界規模で取り組まれている、地球温暖化の大前提は「人為的CO2の増加」つまり「温暖化CO2要因説」ですが、伊藤氏はこの説に真っ向から疑問を呈しています。
溶けた永久凍土の上で立ちすくむシロクマも、水面上昇で沈んでいく発展途上国ツバルの映像も、実は嘘!? そして、温暖化を止めようとする動きの裏で進んでいく、原発の推進――。
環境問題のみならず、意図的な報道や科学的誤情報の裏側にある政治的意図について、中身の詰まったインタビューが収録されています。5巻は長いかも、という方、お試しに、まずは1巻をいかがでしょうか。ご購入をぜひご検討ください。
※DVD『地球温暖化と原発ルネッサンス ~岩上安身による伊藤公紀氏インタビュー』(全5巻)、ご購入はこちら!(こちらのDVDは、現在Amazonでも取り扱いをしています!)
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■売れ筋NO.1『前夜増補版』も、引き続きよろしくお願いします
また、「饗宴VI」のDVDとあわせて、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と岩上さんによる『前夜・増補改訂版』も、ぜひお読みください。自民党改憲草案の条文を、一文一文追いかけながら、憲法学の知識がない、「もしかしたら、改憲草案は危険かもしれない・・・?」という曖昧な知識しかない方でも、分かりやすく解説しています。今ならまだサイン本も販売しておりますので、この機会に、お読みいただければと思います。
あわせて、発売以降、継続してご好評いただいている『米国が隠す日本の真実』、そして、岩上さんが母校の早稲田大学で講演した「『王様は裸だ』と君は指摘する(できる)だろうか?――ネットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐えがたい認知的不協和音について」を収録した『「今を伝える」ということ』もおすすめです。
※【増補改訂版・岩上安身単独サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
※【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
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※『米国が隠す日本の真実』(岩上安身単独サイン入)ご購入はこちらから!
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※『米国が隠す日本の真実』(サインなし)ご購入はこちらから!
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※【岩上安身単独サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
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■良書のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください!
山本記者にオススメしてもらった書籍、DVD以外にも、IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを行っています。
現在、「IWJ書店」では、下記のラインナップを販売中です。ぜひ、お買い求めください!
・【岩上安身単独サイン入り】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194
・【岩上安身単独サイン入り】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
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・NEW!【中野晃一さんサイン入り!】『右傾化する日本政治』
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・NEW!【水島朝穂さんサイン入り】『検証 防空法―空襲下で禁じられた避難』
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・NEW!【津田敏秀さんサイン入り】『医学者は公害事件で何をしてきたのか』
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・NEW!【津田敏秀さんサイン入り】『医学的根拠とは何か』
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・『SEALDs×高橋源一郎 民主主義ってなんだ?』
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・【伊勢崎賢治さんサイン入り】『新国防論 9条もアメリカも日本も守れない』
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・【井筒高雄さんサイン入り】『日本と日本人を危うくする安保法制の落とし穴』
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・【山口二郎さんサイン入り】『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150
・【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149
・【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=125
・【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない!~労働安全衛生法指南』
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・【伊勢崎賢治さんサイン入り】『本当の戦争の話をしよう』
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・『百人百話 第一集』
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・『百人百話 第二集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=53
■わとはぷ~What happened today?
本日は2月20日です。本日は「ミスター・ジャイアンツ」こと、長嶋茂雄・読売巨人軍終身名誉監督の誕生日です。ミスター、おめでとうございます!
長嶋氏は立教大学野球部の中心選手として、東京六大学野球で活躍。当時の六大学のホームラン記録をひっさげて、1957年に鳴り物入りで巨人に入団し、開幕戦から3番サードで先発出場。ところが国鉄スワローズ(現・東京ヤクルト・スワローズ)のエースで通算400勝をあげた金田正一投手に4打席連続三振を喫するという、ほろ苦いデビューとなりました。
しかし、その後の長嶋氏の活躍は、みなさんご存知のとおり。「ON砲」と称された王貞治氏とコンビを組み、1965年から1973年まで、巨人は9年連続で日本シリーズを制しました。この「V9」時代は、日本の高度経済成長期と重なっており、時代を象徴する出来事としてしばしば語られます。IWJでいえば、1959年生まれ、今年57歳になる岩上さんがドンピシャの世代です。6歳から14歳まで、文字通り物心ついた時から思春期に至るまでの少年時代、ON率いるV9巨人と並走していたことになります。
1982年生まれ、今年34歳の私の世代にとって長嶋氏といえば、1992年から2001年までの第2次巨人監督時代のことが思い出されます。当時の巨人は、中日ドラゴンズから落合博満選手を獲得するなど、大規模な補強を敢行。今年2月3日に覚醒剤取締法違反で逮捕された清原和博容疑者を、1996年に西武ライオンズから獲得したのも、長嶋監督でした。
選手・監督としての実績だけでなく、そのチャーミングな振る舞いから、野球ファン、スポーツファンの枠をはるかに超え、国民的に愛された長嶋氏は、2013年4月に愛弟子の松井秀喜氏とともに国民栄誉賞を受賞しました。2004年11月に脳梗塞で倒れて以降、公の場に姿を現す機会は激減しましたが、今年の巨人のキャンプにも顔を出し、若手選手に声をかけているとのことです。
長嶋氏が監督時代に掲げたキャッチフレーズが「スピード&チャージ」でした。私はどちらかというと「アンチ巨人」だったのですが、「大きなホームランを狙うのではなく、盗塁などで積極的に次の塁を狙う」という意味のこのフレーズがとても好きでした。
IWJも、この「スピード&チャージ」の精神で、積極的に取材・中継を行いますので、どうぞご支援ください!
それでは、本日もよろしくお願いいたします。
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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