■■■ 日刊IWJガイド「統幕監部の『暴走』は安倍政権以前から!? 青井未帆教授がシビリアン・コントロール崩壊の『新事実』を中継で暴露!~野党共闘へ! 野党5党から来賓を招き、大歓声に包まれた第15回社民党大会! マスコミが報じなくてもIWJは報じる!!」2016.2.21日号~No.1256号~ ■■■
(2016.2.21 8時00分)
おはようございます! IWJの記者の原です。
寒くて乾燥した冬は嫌なものですが、暖かいが雨でジメジメした冬というのも辛いものがあります。昨日がそうでした。僕は雨と冬がとにかく苦手なのですが、最近、「まぁ、これも風情といえば風情だな…」などとクールに受け止めているのは、池波正太郎の「真田太平記」を読んでいる真っ最中だからでしょうか。
先週月曜日の15日、有楽町で行われた第二東京弁護士会主催の安全保障法廃止に向けた街頭宣伝行動を取材・中継してきたのですが、この日も雨が降っていました。そこでゲストとして登壇したのが、雨合羽に身を包んだ学習院大学法科大学院教授・青井未帆さん。その青井さんの口から驚きの「新事実」が飛び出しましたのでご紹介しますね。毎度のことですが、マスコミは報じていない「その事実」です。
・・・目次と中継番組表のあとで!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■統幕監部の「暴走」は安倍政権以前から!? 青井未帆教授が「シビリアン・コントロール」崩壊の『新事実』を街宣で明らかに!
┠■いよいよ野党共闘へ!野党5党から来賓を招き、大歓声に包まれた第15回社民党大会!~鍵をにぎる、連合の動きは?(山本愛穂)
┠■「私のIDでアダルトサイトが運営されている」!? マイナンバー先進国・韓国でほんとうにあった怖い話 マイナンバーシリーズ記事をアップ!(城石エマ)
┠■「米国は日本を守らない」という不都合な真実を「黙殺」し、国民を騙す安倍政権~その欺瞞を暴いた春名幹男氏への岩上安身インタビューを本日再配信!!(佐々木隼也)
┠■対象商品全品50%オフの大SALE!!IWJの人気商品が今なら半額!みんなでIWJTシャツを着て、国会前を埋め尽くしましょう!(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?「マルコムXが暗殺された日」
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2016.2.21 Sun.**
【Ch5】13:30~「安保関連法に反対するママの会@東京主催『2.21全国一斉高校生デモ応援スタンディング』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※同日15時より開催される「T-ns SOWL企画・全国一斉高校生デモ」開始前に、「安保関連法に反対するママの会@東京」がスタンディングを行い、デモを応援する。
【IWJ_KYOTO1】13:30~「社会を変えるためのデータ分析、座間宮ガレイさんに聞いてみよう!戦争はイヤや!憲法を守らない嘘つき政府はいらん!でもどうしたらええの?」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※座間宮ガレイ氏が講師を務める「宇治から始める考えるネットワーク」主催のお話会を中継します。ゲストは福山哲郎参議院議員・倉林明子参議院議員。
【IWJ_HYOGO1】13:30~「第37回メディアを考える市民の集い ―お話 坂本充孝・東京新聞福島特別支局長」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※第37回目の開催となる「メディアを考える市民の集い」を中継します。主催は「NHK問題を考える会(兵庫)」。
【IWJ_IBARAKI1】14:00~「Sauda@ibr futuring T-nsSOWL 全国いっせい高校生デモ 若者デモ大人デモ水戸デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※水戸駅南口出発→千波湖→水戸駅北口→南町自由広場のコースで行われる、「T-nsSOWL 全国いっせい高校生デモ 若者デモ大人デモ水戸デモ」を中継します。
【Ch4】14:00~「止めよう!辺野古埋立て2・21首都圏アクション国会大包囲」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「『止めよう! 辺野古埋立て』国会包囲実行委員会」、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり実行委員会」主催による国会包囲行動。沖縄から、稲嶺進氏(名護市長・オール沖縄会議共同代表)、安次富 浩氏(ヘリ基地反対協議会共同代表)らが参加します。
【IWJ_EHIME1】14:30~「石手寺住職と語ろう 3*PEACEえひめ講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ehime1
※四国八十八ヶ所51番札所 石手寺の加藤俊生住職が講師として登壇する講演会を中継します。テーマは「宗教家として現在の宗教対立を見て何を感じるか。住職がなぜ安保法制に反対するのか」。
【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】15:00~「2.21止めよう!辺野古埋立て 国会大包囲、京都同時アクション☆」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1
※「2・21首都圏アクション国会大包囲」に連帯しておこなわれる同時アクションの模様をツイキャス中継します。主催は京都沖縄連帯集会実行委員会。
【Ch5】16:00~「T-nsSOWL企画・全国一斉高校生デモ」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※安保法制に反対する高校生の団体「T-nsSOWL」企画による、全国一斉デモの模様を中継します。
【録画配信・Ch6】17:30~「『建国記念の日』反対 2016年2・11集会 ~歴史に学び世界の平和を立憲主義・民主主義を日本に」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※2016年2月11日に収録した「『建国記念の日』に反対し思想・信教の自由を守る連絡会」主催による集会の模様を録画配信します。
【再配信・Ch1】20:00~「 『米国は日本を守らない!』日米新ガイドラインに施された翻訳上の仕掛けとは~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665
※2016年1月28日(木)に収録した、岩上安身による早稲田大学客員教授・春名幹男氏インタビューを再配信します。Twitterアカウント @IWJ_ch1 にて、本インタビューの模様を実況ツイートします。
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◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2016.2.22 Mon.**
【Ch未定】13:30~「『TPP交渉差止・違憲訴訟』第3回口頭弁論期日・東京地方裁判所門前集会」
※「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」主催。TPP交渉差止・違憲訴訟 第3回口頭弁論前に東京地方裁判所前で行われる集会の模様を中継します。
【Ch未定】14:30~「TPPフォーラム『日本の農業と食の安全、協同組合の行方-海外の専門家が指摘する影響と問題点とは-』」
※「公益財団法人生協総合研究所」主催。米国から格差問題と政治情勢に詳しい専門家2名を迎え、それぞれの立場からTPPの与える影響と抱える問題点について講演及びパネルディスカッションが行われます。基調講演を行うサーニャ・リードスミス氏は、開発問題や南北問題を主に取り扱う「サード・トレード・ネットワーク」のリーガル・アドバイザー兼シニア・リサーチャー。パネルディスカッションでは、国際コンサルタントであり、米国政治の事情に詳しいトーマス・カトウ氏が登壇します。
【Ch未定】17:30~「『TPP交渉差止・違憲訴訟』第3回口頭弁論期日・報告集会」
※「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」主催。 TPP交渉差止・違憲訴訟 第3回口頭弁論終了後に開催される報告集会の模様を中継します。
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【Ch未定】18:00~「安保法の適用・運用の危険性と問題点の解明 ~PKO活動・IS空爆を素材に~」
※「日本弁護士連合会」主催のシンポジウム。パネルディスカッションでは、内藤正典氏 (同志社大学大学院教授)、松井芳郎氏 (名古屋大学名誉教授)、半田滋氏(東京新聞論説兼編集委員)が登壇します。
【IWJ_HYOGO1】18:30~「高浜原発再稼働に抗議する2.22パレード」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」「ゼロこねっと」「さよなら原発神戸アクション」が呼びかけ団体となり開催される、高浜原発再稼動に抗議するパレードを中継します。
【録画配信・Ch5】19:30~「袴田巖さんの再審無罪を求める2・13全国集会 ~再収監を許さないために今何をすべきか~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※2月13日(土)に収録した、「袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会」主催の集会を録画配信します。
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はい、では青井未帆さんの明かした「新事実」についてご紹介します!
■統幕監部の「暴走」は安倍政権以前から!? 青井未帆教授が「シビリアン・コントロール」崩壊の『新事実』を街宣で明らかに!
「実は本日、民主党政権下で、すでに防衛省・統合幕僚学校が、研究のひとつとして『集団的自衛権を行使すべし』という部内報告書を作り、統幕長に上げていたことが情報公開請求で明らかになりました」――。
・・・え? いま、何て言った!?…と、最初に聞いたときは耳を疑いました。
東京の有楽町の街頭、冒頭でも書いた通り、2月15日、第二東京弁護士会の主催による安保法廃止に向けた街頭宣伝での青井未帆・学習院大学法科大学院教授の発言の一節です。
昨年の参院安保特別委員会で、共産党の小池晃議員が、「安保法案成立時期の見通し」などが書かれた統幕監部の内部文書の存在を暴露。さらに同党の仁比聡平議員が、やはり河野克俊幕僚長が2014年末に訪米した際の内部文書を公開し、米軍幹部と会談した河野統幕長が、「2015年夏までには安保法制が整備できる」などと語っていたことを明るみにしました。まだご記憶に新しいかと思います。お二人には岩上さんが単独インタビューし、詳しく聞き出しているので、サポート会員登録のうえでご視聴ください!
※2015/08/12 「自衛隊が米軍の指揮下に入るのは間違いない」――“調整メカニズム”で「軍軍間」協力!? 秘密文書で発覚した「独立と主権を蔑ろにする異常な対米従属」小池晃議員に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257515
※2015/09/03 米国に忠誠を誓う「軍人政治家」がペンタゴンで交わした「密談」の衝撃の全容! 防衛省内部文書・第二弾を暴露した共産党・仁比聡平議員に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261463
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
統幕監部は「制服組(自衛官)」中心の組織です。そのトップが国会や国民の存在を無視し、米軍上層部に対し、単独で、まだ安保法案の中身も定まっていない時期に「2015年夏に安保法案が成立する」との見通しを先行して示していたわけです。自衛隊の上層部は、国民によって選ばれた国権の最高機関である国会よりも、米軍の方に「忠誠」を誓っているわけですね。
軍事組織が何に対して「忠誠」を誓っているのか、というのは、きわめて重要です。「同盟国」とはいえ、他国の軍隊である米軍に「忠誠」を尽くしていたら、自衛隊は独立主権の実力組織とはいえません。自国を防御する「自衛隊」ではなく、他国である米国を防御する「他衛隊」なのか、という疑いが色濃くなります。集団的自衛権の行使容認の本質が米国の戦争に「下請け」として追随してゆくものであることを考えると、これは由々しきことと言わざるをえません。
自衛隊が米軍の「下請け」と化す動きは、集団的自衛権行使容認を推進する安倍政権の暴走と連動した動きなのかと思っていましたが、青井氏の話が事実であれば、民主党政権下ですでに「日米同盟のために集団的自衛権行使すべし」という、憲法を無視した「軍の暴走」が始まっていたことになり、根は相当に深いことになります。
こんな重大ニュースですから、現場から、事務所にいるIWJの記者たちに、「事実関係を調べてくれないか」とメールしましたが、その返信は、いずれも「そんな情報はヒットしない」というもの。聞き間違いかと思い、帰社後に、録画を振り返ったのですが、確かに青井未帆さんはそう証言しています…。そこで後日、青井さんご本人に連絡をして確認を取りました。その情報の出処とは…。この続きは、IWJのサイトで記事にします! 会員登録をまだされていない方は、大急ぎで登録をして続報をお待ちください!
IWJの中継を日頃からチェックしている方には、こうした貴重な「新事実」が届くダイレクトに届くことがしばしばあります。青井さんの街宣の模様は、会員の皆さんは全編ご視聴できますので、ぜひご視聴ください!
※2016/02/15 第二東京弁護士会主催・安全保障法廃止に向けた街頭宣伝行動(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287367
青井未帆さんには、昨年岩上さんがインタビューし、「日米調整メカニズム」によって、自衛隊の行動が米軍に委ねられてしまう可能性についてお聞きしました。こちらも必見!サポート会員の皆さんにはご覧いただけますので、こぞってご視聴ください!
※2015/07/08 「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124
・会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
続いては、「野党共闘」の動向について、昨日社民党大会を取材してきた山本愛穂記者よりご報告です!
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■いよいよ野党共闘へ!野党5党から来賓を招き、大歓声に包まれた第15回社民党大会!~鍵をにぎる、連合の動きは?
おはようございます。IWJで事務や記者を兼業している山本愛穂です。
「やった!」という気持ちと、「遅いよ!」という気持ちが入りまじってはいます。でも、ほんの少し、安堵しました。ここにきてやっと野党共闘への動きが加速を始めたようです。
昨日2月20日、社会民主党第15回定期全国大会の中継に行きました。13時より永田町星陵会館で開催され、地方議員も含めた社民党議員約200名と来賓客、報道関係者が出席しました。この社民党大会には、なんと野党5党の幹事長や代表――民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の今井雅人幹事長、共産党より志位和夫委員長、そして生活の党より小沢一郎・生活の党と山本太郎となかまたち共同代表――が出席、歴史的な党大会となりました。
前日の19日には、ようやく野党による党首会談が実現、昨年9月19日に強行採決された安全保障関連法の廃止、国政選挙で協力し、与党を少数に追い込むことで合意。「安倍政権打倒」で一致しました。
ちなみにこの大ニュース、「NHKの7時のニュースが伝えなかった!」というお怒りの声がネットで散見されました。IWJはガッツリ報じているのに「不偏不党」。電波法を、守らなきゃいけないはずのNHKが、なぜ野党結集というビッグニュースを報じないのでしょうか。参院選まであと4ヶ月強。与党へ遠慮しているのだとしたら、高市総務大臣から注意された「不偏不党」「公平性」という言葉を「与党偏重」の指示と「曲解」している可能性があるのではないでしょうか。そんなことでは困るので、「おーい、NHK、どういうことなんですか!」と電話取材しました。
以下、その回答です。
「私ども窓口は、ニュース内容について、どうして取り上げたか、どうして取り上げないかは回答していない。ニュースで何をお伝えするかは、総合的な判断から考えており、ひとつひとつ答えることはできない。担当部署に電話はつなげないので、手紙かメールを。すぐに回答はできないかもしれない」
自民党に呼びだされればホイホイ応じるのに、国民の疑問には応えようとしない。仮にも「公共放送」「皆さまのNHK」と自称するテレビ局が、こんな態度でいいのでしょうか?
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※2016/02/20 社会民主党 第15回定期全国大会(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288092
◆各党の国会対策委員長による記者会見の様子はこちらをご覧ください!
※2016/02/19 野党5党が「選挙協力」「安倍政権打倒」で合意!沖縄選出・照屋議員「『オール沖縄』の戦いと共通のものがある」~民主・維新・共産・生活・社民が安保法廃止法案を共同提出
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287888
◆「数日前だったら暗い顔をしてインタビューを受けていた」という上智大学教授・中野晃一氏、野党5党による党首会談の前日に岩上さんが直撃インタビュー!
※2016/02/18 どうなる野党共闘!夏の参院選に向けて「市民連合」が果たす役割とは? ~立憲デモクラシー、学者の会、市民連合を支えるキーパーソン・上智大学教授中野晃一氏に岩上安身が直撃インタビュー!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287721
~こうした動画アーカイブはサポート会員になっていただくことで、全て無料で視聴することができます。財政難の折、ぜひサポート会員への切り替え登録をご検討ください!~
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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話は野党共闘に戻りますが、私自身も「ああ、もうこのまま野党共闘も何も起こらないまま選挙を迎えるんじゃないか・・・」と、脱力していたこともあって、社民党大会の中継現場では、舞台上に各野党の錚々たる面々が並んでいるのを見て、さすがにちょっと鳥肌が立ちました。その高揚感は、会場にいた社民党の議員も共有していたようです。
はじめに挨拶を行った吉田忠智党首は、緊急事態条項は「ナチスの手口」であるとして、その危険性を訴えました。吉田党首に続き、野党5党からの来賓がスピーチをすると、会場が大きく沸きました。
まず、民主党の枝野幹事長が「われわれ5党の政策は違うが、違いをのりこえて結束できる。民主党の議席を獲得することよりも、自民党とその補完勢力をどう抑えるかのほうが大事だ」と、力強く述べると、会場からは大きな拍手が上がりました。
また、共産党の志位委員長は、冒頭で「社民党の党大会で挨拶をさせていただくのは、社会党時代を含めて初めて」と笑いを誘い、19日の野党5党党首会談に触れながら、「昨日も発表した選挙協力は、国民の『野党は共闘』の声に答えたもの。32の1人区の戦いでは、戦争法案廃止のため、思い切った行動をしたいと思います」と熱意を語り、こちらも大きな歓声がわき上がりました。
こうしたスピーチに感銘を受けながら、私が思い出したのは、沖縄県の「島ぐるみ会議」のことでした。皆さまはもうご存知かとは思うのですが、「島ぐるみ会議」は、辺野古新基地建設に反対する翁長雄志知事をサポートする、様々な属性をもつ個人の集まりです。財界人や市民運動、おじい・おばあから主婦から学生までさまざまな人々が、保守や革新という政治信条上の壁をも乗り越えて、結集・連帯することに成功した「オール沖縄」の中核をなす団体です。
日刊ガイドでも何度も告知をさせていただいた通り、私は昨年の11月に「島ぐるみ会議」による米国でのロビーイング活動を追いかけて、約1週間に渡る渡米密着取材を行いました。そのなかで印象に残っているのは、米国最大の労働団体AFL-CIOの本部で、沖縄屈指の企業グループである、金秀グループ会長の呉屋守将氏と、連合沖縄会長の大城紀夫氏が、違いを乗り越えた連帯を語るシーンです。大企業のトップと、労働団体のトップという異色の取り合わせがともに活動する姿勢は、米国の関係者も非常に高く評価をしていました。
オール野党共闘の先行モデルがオール沖縄であることは間違いありません。オール沖縄の、小異を乗り越えて大同についた鮮やかな手法や、地道なロビーイングには、参院選に向けて非常に学ぶところが大きいと改めて感じました。連載記事も、あわせてお読みいただければと思います。
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◆島ぐるみ会議 年始連載一覧はこちら!
※2016年 年始特別連載:辺野古基地建設反対「島ぐるみ会議」訪米団完全密着レポート~日本政府を飛び越えて―沖縄がアメリカと始めた直接対話
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%B3%B6%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%BF%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E8%A8%AA%E7%B1%B3
◆金秀グループ会長の呉屋守将氏と、連合沖縄会長の大城紀夫氏らによる米労組訪問はこちら
※2015/11/18 (9)訪米6日目(前編):宜野湾市長選後の、「オール沖縄」;金秀グループ会長と連合沖縄会長を結んだ想い~違いを乗り越えた結託、その舞台裏で~AFL-CIO(米労組)本部訪問
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社民党大会には、政府関係者の他にも、SEALDsの本間信和氏や平和フォーラムの福山真劫氏らも参加し、「野党共闘」を歓迎する熱いスピーチを行いました。
2月13日の記者会見で、共産党排除を鮮明にしていた連合の神津里季生会長からメッセージが届いていたことにも驚きましたが、神津会長は何を思って「軌道修正」したのでしょうか。共産党排除により、野党結集がままならなくなることは、自民、公明を筆頭とする改憲勢力を利するだけであり、ひいては参院で3分の2の議席をとらせて緊急事態条項を憲法に書き込ませてしまう、という懸念が、ようやく連合幹部の耳にも届いたのでしょうか。詳細は近日中に記事化しますので、そちらをご覧ください!
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山本愛穂でした!続いてはマイナンバー制度の危険性に警鐘を鳴らす、IWJのオリジナルマスコットキャラクター(?)「エマイナちゃん」の中身である城石エマ記者より、新記事のお知らせです!
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■「私のIDでアダルトサイトが運営されている」!? マイナンバー先進国・韓国でほんとうにあった怖い話 マイナンバーシリーズ記事をアップ!
おはようございます。「エマイナ」の中の人こと、IWJの城石エマです。自民党議員のカネ問題や、不適切発言が相次ぐ中で、本当に大事なニュースが埋もれつつある今日このごろ、自民党は「めくらまし」のために自爆の連続をわざと演じているのでないか? とすら勘繰りたくなる今日このごろです。
日替わりの不祥事で正直、お腹がいっぱい、という方も多いと思いますが、さらにここにきて、今度は林幹雄経産相に、税金の“着服”疑惑が発覚したとか。2月19日付けの日刊ゲンダイによると、林大臣が代表を務める自民党支部は2011~14年、林大臣本人に計約320万円を「組織活動費」として支出。4年間で計42回、1回当たり3万~17万5000円を支払っていることが発覚したとのことです。
党本部から支部に渡った政党助成金は国民の税金が原資ですが、これについては、政治資金規正法上の規制はないので、具体的な使途を報告する義務もないそうです。つまり、資金を「ポケット」に入れていても、国民にはわからないということですね。これについてはIWJも取材していきたいと思いますが、また新たな「政治とカネ」疑惑に、ほとほと呆れるほかありませんし、もし「着服」などしていれば、許されることではありません。
閣僚や与党議員の汚職が続く中、私が声を大にして危険を訴えたいのが、マイナンバー問題です!
先日、ついに私も市役所へ通知カードを取りに行ってしまいました。もちろん、マイナンバーが便利そうだから、ではありません。不在通知が入ってから約3カ月、放置に放置を続けてきましたが、市役所での交付ミスや手続きミスが相次ぐニュースを見て、ふと、「このまま市役所に置いておくと、ずさんに扱われて逆に危ないんじゃないか…」と不安がよぎったためです。
役所へ取りに行くと、「ここに名前を書いて、身分証を見せてくださ~い。はい、ありがとうございま~す。ではマイナンバーが見つかればお呼びしますね~」…え、本人確認はこんなに簡単でいいの!? 「見つかれば」って、見つからなければ困るんですけど! など、色々な疑問がわいてきて頭の中がぱんぱんになりました。受け取られていない通知カードが山積しているのでしょうか。私のマイナンバーは、どんな山の中に埋もれているのでしょうか? 30分くらい待ったあと、無事(?)に手に入りました。
この間、なんどもお伝えしてきましたが、マイナンバーの通知カードを受け取ろうと受け取るまいと、「背番号」はもう、みなさん一人ひとりに付けられてしまっています。「私は通知カードを受け取ってないから、マイナンバー関係ないもんね」と思っている方、日本に住民票を持つ人でマイナンバーと無関係な人はいません!
それではもうマイナンバーに異を唱えても遅いのかと言うと、そうではありません! マイナンバーは、国民に浸透し「便利」から「当たり前」の存在になったそのときこそ、猛威を奮います。
今回新たに、マイナンバー先進国・韓国で実際にあった個人情報流出の「怖い」実態をお伝えするシリーズ記事をアップしました!「サーバーとかセキュリティとか言われても、イマイチぴんと来ない…」という方も、これをお読みいただければ、きっとマイナンバーの「ヤバさ」に気がつくはずです!
シリーズ1は、韓国取材の豊富な「共通番号制度いらないネット」世話人の白石孝さん独占インタビュー!カネ問題で閣僚辞任した甘利明元大臣と、「電波停止」発言で物議をかもす総務省・高市早苗大臣とが両輪となってゴリ押ししてきたマイナンバー制度に、白石さんはギョッとするような「政府の真意」を読み取っています。ぜひ、こちらの記事をお読みください!
・2016/02/04 「全員が持つと、カードの性格が変わってくる。場合によっては『監視目的』だ」――マイナンバー先進国・韓国で取材した白石孝氏が、日本政府の真の目的を暴く!〈シリーズ1〉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285987
白石さんは韓国で行った取材の様子を収めたDVDを、IWJに特別公開してくださいました。韓国の共通番号を使った不正行為は、日本人の想像をはるかに超えるものです。このままいくと、日本も同じ末路に…と思わず身震いするでしょう。シリーズ2では、そんな白石さんの韓国取材のDVDを、抜粋紹介していますので、詳しくはぜひ、こちらをご一読ください!
・2016/02/18 共通番号「先進国」の韓国では、職員が故意に個人情報を漏洩!警察が生体情報と結びつけ!制度に慣れ過ぎたらもう後戻りはできない!〈シリーズ2〉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287780
シリーズ最後は、日本人記者で韓国に暮らした経験のある、渡部睦美(わたなべむつみ)さんへのインタビューです!渡部さんは、韓国に暮らし始めわずか3年目に、自分の住民登録番号(韓国版マイナンバー)が流出し、知らないところで自分名義のアダルトサイトを運営される、という被害に遭われました。インタビューの中、渡部さんは何度も、「住民登録番号は、韓国社会にとってもはや、なくてはならないもの」とおっしゃいました。マイナンバーが「便利」を超え、「ライフライン」と化すその時、どんな危険が待ち伏せているのでしょうか?ぜひ、以下の記事でご確認下さい!
・2016/02/19 韓国で住民登録番号制度の被害に遭遇!知らない間に私の名義でアダルトサイトが運営されていた!?〈シリーズ3〉
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287834
なお、シリーズ記事を全編お読みいただくためには、会員にご登録いただく必要があります。この機会にぜひ、会員にご登録ください!お願いします!!
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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城石エマ記者でした!続いては、佐々木隼也記者より本日のお得な再配信についてご案内です!
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■「米国は日本を守らない」という不都合な真実を「黙殺」し、国民を騙す安倍政権~その欺瞞を暴いた春名幹男氏への岩上安身インタビューを本日再配信!!
おはようございます! IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。
直球で問いかけたいと思いますが、米国は、日本が中国と戦ったとき、米軍は日本側に立って尖閣諸島を守るために戦ってくれるのでしょうか?
こう問われたら安倍総理やその支持者は、「そんな馬鹿なことは聞かないでいただきたい。これだから左翼のみなさんは…」などと憮然とした態度で返してくることでしょう。1月27日にワシントンで行われた講演会で、米海軍司令官のハリー・ハリス氏が、「中国に攻撃されれば尖閣を守る」と発言したと朝日新聞や読売新聞が報じたばかりです。
--しかし、この安倍政権の面々を含めた「安保妄信派」の方々が信じてやまない「神話」に、まっこうから冷や水を浴びせているのが、外交問題に詳しい国際ジャーナリストで早稲田大学客員教授の春名幹男さんです。
新刊『仮面の日米同盟~米外交機密文書が明かす真実』を刊行したばかりの春名さんは、このハリス氏発言について、「オバマ大統領もそうでしたが、ハリス司令官もあくまで言葉だけですから、中国への警告と日本への『リップサービス』と受け止めた方がいいのではないでしょうか」と、1月30日の日刊ゲンダイ(http://goo.gl/Imm1sk)で語っています。
米軍は、日本のために中国を相手にして戦う意志は毛頭ない――この驚くべき事実を春名さんは公開された米国の公文書を徹底に調べ、エビデンス(証拠)をもって明らかにしています!
本日は20時より、この春名さんへの岩上さんによるインタビューを、再配信します! インタビューで春名さんは、「米国は日本を守らない」という驚きの事実について、詳細に語っています。
春名さんによると、2015年4月27日に発表された「日米新ガイドライン」の英語版と日本語版を詳細に分析すると、外務省が安倍総理の意向に沿うかたちで、恣意的に翻訳しているそうです。なんと、英語版には、「日本が武力攻撃を受けた時は、日本本土を主体的に防衛するのは自衛隊であり、米軍の任務はあくまで『サブ』に過ぎず、自衛隊を支援し補完するのみである」と書かれているといいます。これは岩上さんが入手し、明らかにしてきた日米合同図上演習「ヤマサクラ」(正式名称は「日米共同方面隊指揮所演習」)の想定とまったく同じであり、ぴったり符合します。
◆ヤマサクラについては岩上さんと山本太郎議員の対談DVDや、下記のインタビューをご覧ください!
※山本太郎 × 岩上安身 特定秘密会談(原発×戦争)×秘密=?!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=87
※2013/04/24 【IWJブログ:政府が緊急配備した「PAC3」で北朝鮮のミサイルをすべて撃墜はできない!~岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏 緊急インタビュー】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/75617
この安倍総理とその支持層であるネトウヨや日本会議も真っ青の事実の詳細を、ぜひ、みなさまの目と耳で確かめていただき、彼ら「安保妄信派」に突きつけていただければと思います!
仕事や家事、用事で今夜の再配信を観れない…!! という方は、ぜひ、以下の動画記事より、ご覧ください! IWJ会員であれば、いつでも全編ご覧いただくことができます!! この機会に、IWJのこうした取材活動を直接支える、IWJ会員にご登録をしていただければと思います。
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・2016/01/28 「米国は日本を守らない!」
日米新ガイドラインに施された翻訳上の仕掛けとは~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665
・会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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ちなみに、「尖閣を守るのはあくまで自衛隊」という事実は、春名氏一人の指摘ではありません。2010年、当時外務大臣だった岡田克也氏が、岩上さんの質問に対し、まったく同じ見解を明言しているのです。
会見で岩上さんは、2005年に日米で発表された「日米同盟:未来のための変革と再編」の文書の中で明白に、「島嶼部については日本側の負担である。日本側が分担する。島嶼部の防衛は第一義的に自衛隊がやるものであって、米軍は出動しない」ということが明記されていることを指摘。「米国が日本を守る」というのは矛盾があるのでは? と質問しました。
これに対し岡田外相(当時)は、「一義的に日本を守るのは当然日本人です。自衛隊です」と断言したのです。
これは岡田さん一人の見解ではなく、外務省としての公式見解です。つまり、外務省・政府も、とっくの昔から、米国は尖閣で日本を守らない、という事実を知っていたのですね。知っていながら、「いやそんなことはない!」と開き直り、あたかも米軍が日本を守るかのような、事実とは違う虚偽の妄想をふりまく。そんな総理に付合わされ、「その引き換えとして」米国の戦争のために「下請け」として他国に駆り出される自衛隊員の心中は、いかばかりでしょうか。
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・2010/05/11 尖閣諸島への侵略想定で「一義的に日本を守るのは当然日本人、自衛隊」と岡田大臣が明言 ~岡田外務大臣会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/15918
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佐々木記者でした!続いては、城石エマ記者が再登板。冬だからこそ“逆に”着たい、オシャレなIWJTシャツなど、IWJグッズのオススメです!
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■対象商品全品50%オフの大SALE!!IWJの人気商品が今なら半額!みんなでIWJTシャツを着て、国会前を埋め尽くしましょう!
再びご挨拶させていただきます。IWJ学生記者の城石エマです!
寒い日が続き、待ちゆく人はみな、セーターにダウン姿ですが、IWJの事務所にいると外の寒さを忘れるような光景に出会います。事務所にいるIWJスタッフの約20人中3人くらいが、なんと、こんな寒い日々でも常に「IWJ Tシャツ」を着て、半袖で仕事をしているんです!!
さすがに、普通の皮膚感覚をお持ちのみなさま(私も)に半袖一枚は寒過ぎると思いますが、しかし春はもうそこまで迫っています。そろそろ衣替えの準備はいかがですか?
IWJでは、定番の「TRUE DEMOCRACY Tシャツ」だけでなく、色やデザイン豊富なオリジナルTシャツを多数取り揃えています。中でも私のオススメは、「あじさい」Tシャツです!私がIWJに入る前から、城石父カメラマンがいつも着ていたのですが、外国のロックバンドのツアーTシャツか何かかと思っていました。それくらい、オシャレなんです!!
スタッフも「あのTシャツ欲しいな…」と狙いをつけているのですが、川島アンナ・物販リーダーに「商品だからダメでーす」と制され、しぶしぶ諦めています。
そんな、スタッフも自信をもってオススメするIWJTシャツの中から、厳選人気商品を、普段は3780円(税込)のところ、今ならなんと半額の1890円(税込)で販売しております!
昨年夏の国会前でデモが繰り広げられたとき、取材をしながら時々IWJTシャツを着ている方を見かけ、とても嬉しくなりました。この夏は、いよいよ参院選、改憲をめぐる天王山の戦いです。昨年よりもさらに国会前は激戦の場となるでしょう。
私たち有権者にできることは、声をあげること、選挙に行くこと、そしてIWJTシャツを着て私たちの声を「可視化」することです!!!今年の夏は、みなさん揃ってIWJTシャツを着て、国会前をカラフルな「DEMOCRACY」のメッセージで埋め尽くしてやりましょう!!安倍政権もギョっとするはずです。
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■大好評!「誰でもイチから学べる緊急事態条項」は、「饗宴VI」DVDと『前夜・増補改訂版』がオススメ!!
さらに城石エマからお知らせします! IWJスタッフが胸を張ってオススメできる商品は、Tシャツだけではありません!
岩上さんが行く先々で連呼して、徐々に名前の知れ渡ってきた「緊急事態条項」、民主党の岡田克也代表や日本共産党の志位和夫委員長も、ついにその名をはっきりと口にし、福島みずほ議員は国会で安倍総理を追及しました。昨日、社民党の定期大会を取材したIWJの山本愛穂記者によると、吉田忠智党首も「緊急事態条項はナチスの手口だ!」と絶叫していたそうです。
野党の国会議員がようやく危機感を持つに至ったのは、恐らく昨年末に岩上さんが行った、岡田代表へのインタビューが「効いた」のでしょう。岩上さんによる、岡田代表へのインタビューは、以下の記事をご参照ください!
・ 2015/12/25 「緊急事態条項」への認識を問う! 憲法を「眠らせ」ようとしているのは誰か 民主党は「ナチスの手口」に屈するのか? 岩上安身が岡田克也代表を単独直撃インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280184
名前が知れ渡ったら、次は内容が知れ渡らなければなりません。「ナチスの手口」としか言いようのないその実態は、「饗宴VI」のDVDと、『前夜・増補改訂版』を参考にしてください!自民党改憲草案をここまで詳細にひもといた書籍は、『前夜』を除いて他にはありません。この1冊は、みなさんの小さな疑問にも一つ一つ丁寧に答えてくれるはずです。そこに「饗宴VI」のDVDをご覧いただければ、いかに多くの識者が様々な角度から本気で、この「壊憲」を止めようとしているかが分かるはずです。
セット購入がおすすめの「饗宴VI」と『前夜・増補改訂版』は、こちらからお買い求めください!
※【増補改訂版・岩上安身単独サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
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※『饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』
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DVDは、Amazonでもお取り扱いを開始しました!ますます便利なIWJ物販サービスを、この機会にぜひお試しください!
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いつも元気な城石エマ記者でした! ご苦労さまでした!
さて、残すは「わとはぷ」だけとなりました。今日もボリューム盛りだくさんな『日刊IWJガイド』でしたね。「こんなに長いの読めないわ!」という方もいるかと思いますが、目次を見ていただき、気になるところだけナナメ読みしていただくこともおすすめしています!
IWJの活発な取材活動は皆さんのご支援で成り立っています。そこで、皆さんにお願いです!
IWJでは、この冬、ドイツのベルリンとフランクフルトで開催される、原子力発電所事故に関するイベントに在欧スタッフの鈴木樹里記者を派遣し、取材・中継します!
ベルリンでは、IPPNW(International Physicians for the Prevention of Nuclear War)主催の3日間(2月26~28日)にかけて行われるイベント「五年後の福島と30年後のチェルノブイリ」を取材。ベルリン取材でかかる経費の概算見積は、合計164,808円で、そのうち、通訳料として84000円ほどかかる見積もりです。
また、フランクフルトでは、IALANA(Intl. Association of Lawyers Against Nuclear Arms)、Evangelical Mission in Solidarity (EMS)などが主催する3日間(3月9日~11日)のイベント「原子力リスクに反対する正義と信仰」を取材します。核の危険について、様々な視点から国際的な議論を行うとのことです。
また、最終日の11日は、SEALDsの奥田愛基さんとフランクフルト大学の学生の対話集会の模様も取材予定です。フランクフルト取材でかかる経費の概算見積は、合計160,895円ですので、合計で345,703円の経費がかかる見込みです。
これは交通費・宿泊費・通訳料などのミニマムなコストの合計であって、人件費や食事代などは含まれていません。すべての経費を合計したら50万円を越えるでしょう。オランダのアムステルダム在住の鈴木樹里記者にお隣のドイツへ出張取材してもらう、というだけで、これだけかかってしまいます。もちろん日本からカメラマンや記者を派遣したら、もっと高くついてしまいます。欧州駐在のスタッフがいるからこそ、この金額で抑えられているともいえます。
IWJの台所は、言うまでもなく超厳しい状態です…。しかし、東電会見も国会前の脱原発抗議も撮り続けてきたように、原発・被曝に関する重大なイベントや会見は、できる限り可視化し、皆さんのもとに届けたいと考えています。そういう冒険的な取材を決断できるのはIWJだけだという自負もあります!
しかし、IWJのチャレンジは、支えてくださる皆さまのバックアップがあってこそ、成り立ちます! ベルリン・フランクフルト取材のために、緊急カンパを募りたいと思います! どうぞ、IWJの取材活動をご寄付・カンパによってご支援ください!
皆さんが会員登録され、会費を納めて下さることが、は、IWJの取材活動の基盤となります。財布の中身も厳しいご時勢ではありますが、可能な範囲で、ご寄付・カンパいただければとても助かります。よろしくお願いします!
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパもお願いしています!!
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■わとはぷ~What happened today?
今日は、米国の黒人運動指導者マルコムXが演説中に暗殺された日です(1965年)。僕はスパイク・リー監督の映画『マルコムX』を観て以降、彼のカリスマ性に魅了され、一時期、マルコムXのTシャツも好んで着ていることがありました。岩波新書から出ている荒このみ著『マルコムX――人権への闘い』も読みましたが、これも勉強になりました。
余談ですが、オバマ大統領が妻のミシェル・オバマさんと初めてのデートで観にいった映画は、ブルックリンの貧しい黒人社会の現実を描いたスパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』だそうです。ちなみに、僕はどちらのDVDも「家宝」として所持しています。
…話をマルコムXに戻します。数々の犯罪に手を染めていた悪党が強盗の罪で逮捕され、獄中で黒人史に目覚め、伝道師となって黒人解放運動を率いた末に、もともとマルコムX自身が所属していたイスラム運動組織の逆恨みによって暗殺される――。
そんな波乱の人生を生きたマルコムXは、白人社会に対する「過激思想」の持ち主だとみられてきました。例えば、「公民権運動は前進している」という主張に対し、こんなことを言っています。
「白人は黒人の背中に30cmのナイフを突き刺した。白人はそれを揺すりながら引き抜いている。15cmくらいは出ただろう。それだけで黒人はありがたいと思わなくてはならないのか?白人がナイフを抜いてくれたとしても、まだ背中に傷が残ったままじゃないか」
表現は過激で恐怖感を覚えますが、それほど黒人差別の傷は深いんです。また差別されている側が、差別の度合いを緩められるだけで「感謝」してしまう倒錯的な心理もみごとについています。マルコムX自身、幼少期に白人至上主義のレイシスト団体であるKKK(クー・クラックス・クラン)によって家を放火され、その後、父親が惨殺されていますし。マルコムXの雄弁な演説に、多くの黒人が熱狂しましたが、荒このみさんは、白人社会への憎悪をあおる過激発言は、マルコムXの「イメージ戦略」だと荒さんは分析し、暴力的な意思はないと述べています。
白人社会との融和を訴えたキング牧師とは違い、アフリカへの回帰を訴えたマルコムXは、アメリカの黒人の権利だけでなく、普遍的な「人間の尊厳」を求めていたと分析。キング牧師との対立は、黒人運動を分裂させるために意図的に作り出されたものの可能性も指摘されています。
さらに余談ですが、ボクシングの元世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリは、マルコムの思想に啓蒙され、イスラム教に改宗。カシアス・クレイという本名を捨てて、アリという名を名乗ります。チャンピオンとして、世界中に名前がとどろいたそのピークに改名したのです。互いに影響を与え合う関係になっています。
先日、深夜に事務所で岩上さんと一緒に仕事をしていた時、ブレイクタイムして岩上さんから、モハメド・アリがすごいボクサーだったかを力説され、その場でYouTubeを確認。85年生まれの僕にとっては、アリはすでに「伝説」であり、実際の試合は見たことがなかったのですが、ネットのアーカイブの中で蘇るその姿はヒラリとパンチをかわし、ノーガードの態勢から突如として相手にパンチを叩き込む、まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」、超天才ボクサーでした。
アリの偉大さはそれだけではない、と岩上さんに教えられました。
ベトナム戦争の兵役を拒否してベルトを剥奪されながら、最高戦まで戦い抜いて勝利をつかみ、リングにカムバック。ジョージ・フォアマンとの歴史的な一戦でチャンピオンに返り咲きます。
つい熱が入り、長くなってしまいましたが、我々IWJは今日もマルコムXのように雄弁に、そしてモハメド・アリのように「蝶のように舞い、蜂のように刺」していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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