■■■ 日刊IWJガイド・番組表「【本日配信!】衝撃の内部告発!!岩上安身が現役の電通社員への単独インタビューを敢行!本日配信!東京オリンピック誘致の内幕は!?電通によるメディアコントロールの実態とは!?メディア最大のタブーを破るスクープ!/消費増税再延期、衆院の解散は見送り?/野党が内閣不信任案を提出へ!/参院選・全一人区で野党候補の『一本化』達成!/特捜部が甘利氏を不起訴!?任意聴取に『口利き否定』」2016.5.31日号~No.1355号~ ■■■

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「【本日配信!】衝撃の内部告発!!岩上安身が現役の電通社員への単独インタビューを敢行!本日配信!東京オリンピック誘致の内幕は!?電通によるメディアコントロールの実態とは!?メディア最大のタブーを破るスクープ!/消費増税再延期、衆院の解散は見送り?/野党が内閣不信任案を提出へ!/参院選・全一人区で野党候補の『一本化』達成!/特捜部が甘利氏を不起訴!?任意聴取に『口利き否定』」2016.5.31日号~No.1355号~ ■■■
(2016.5.31 8時00分)

 おはようございます。IWJ記者の原祐介です。

 早いもので5月も最終日となりました。国会も明日で閉会、参院選投開票日まで残り40日。消費増税の延期や解散総選挙の有無など、連日の政局報道も慌ただしく、すでに選挙戦は始まっていることを強く意識させられます。今日にも野党から提出される内閣不信任案は政局にどう作用するのか、IWJは選挙報道の一環として報じていきたいと思います。

 また、昨日は、シリアで活動する反政府武装組織・ヌスラ戦線に拘束されているとみられるジャーナリスト・安田純平さんの新たな画像が公開されました。新たな画像で、安田さんは「助けてください、これが最後のチャンスです、安田純平」と手書きした紙を持たされていましたが、これは何を意味するのでしょうか。昨日、IWJ記者が現代イスラム研究者である宮田律氏に見解をうかがいました。取材成果はこの日刊IWJガイドでご報告していますので、ご覧ください。

続きを読む

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日17時から翁長沖縄県知事が登壇予定のシンポジウムを中継!/『絶望的』といわれた三重選挙区で野党統一候補が実現!/ALS協会・岡部氏が参院厚労委に出席!/東京オリンピック、「裏金」関与疑惑の広告代理店最大手・電通に直撃取材!/ヘイトスピーチ対策法案と刑訴法改悪が今日にも可決!?」2016.5.24日号~No.1349号~ ■■■

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日17時から翁長沖縄県知事が登壇予定のシンポジウムを中継!/『絶望的』といわれた三重選挙区で野党統一候補が実現!/ALS協会・岡部氏が参院厚労委に出席!/東京オリンピック、「裏金」関与疑惑の広告代理店最大手・電通に直撃取材!/ヘイトスピーチ対策法案と刑訴法改悪が今日にも可決!?」2016.5.24日号~No.1349号~ ■■■
(2016.5.24 8時00分)

 おはようございます。先週の土曜日、娘の運動会に参加して日焼けしてしまい、すっかり夏気分でいるぎぎまきです。さて、国会の方は会期末まで10日を切りました。

 今日は衆議院本会議で刑訴法改正やヘイトスピーチ対策法案が採決され、可決する見通しだと言われています。26日からは伊勢志摩サミットがスタート。めまぐるしい日々が続き、あっという間に参院選を迎えそうですが、野党が不信任決議案を出したら安倍総理は衆議院を解散するのでは?という声も上がっているといいます。まだまだ衆参ダブル選の可能性も否定できません。そこに舛添知事の辞任が重なればトリプル選となります。

続きを読む

日刊IWJガイド・番組表「参院選野党統一候補・横山龍寛氏(福井)に岩上さんがインタビュー/オリンピック「裏金」問題、竹田恒和JOC会長が国会で「使途は知らない」と驚きの答弁!/IWJでは新規スタッフを募集しています!」2016.5.17日号~No.1342号~

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「参院選野党統一候補・横山龍寛氏(福井)に岩上さんがインタビュー/オリンピック「裏金」問題、竹田恒和JOC会長が国会で「使途は知らない」と驚きの答弁!/IWJでは新規スタッフを募集しています!」2016.5.17日号~No.1342号~ ■■■
(2016.5.17 8時00分)

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 毎日、春の陽気が続く東京。外を出歩く人で街が賑わっていて、毎日ワクワクしています。

 さて、今日は冒頭から動画班の城石裕幸カメラマンが登場します!

■「現地に行かなければ見えない真実があります」~動画班カメラマン城石裕幸よりスタッフ募集のお知らせ!

 おはようございます。動画班カメラマンの城石裕幸です。

 スタッフ募集のお知らせです。「お知らせ」といいながら、実は心情的には、ご寄付・カンパなどと同じ「お願い」に近い、というのが正直なところです。

 九州・大分大地震の発生からついに一ヶ月が過ぎました。被害に遭われた方々には、改めてお見舞い申し上げます。

 一ヶ月前の4月16日、岩上さんはIWJからスタッフ二人を現地に派遣する決断をし、17日から北海道へ衆院補欠選挙の取材に行くはずだった動画班・高橋敬明カメラマンを急遽九州へ派遣、テキスト班・安道幹記者を同行させました。24日夜には岩上さんは、この取材が長引くことに対処するため、安記者の交代要員として私、城石を指名しました。

 岩上さんによるこの人選の条件は、スケジュールが合うのは当然のこととして、車の運転ができる(運転に慣れている)こと、撮影・中継機材を扱えること(私がカメラ担当の予定でしたが、実際には熱血・高橋カメラマンは最後まで一度もビデオカメラを手放しませんでした)だったろうと思います。

続きを読む

日刊IWJガイド・番組表「本日12時30分から『タックスヘイブンに迫る~税逃れと闇のビジネス』著者・合田寛氏に直撃インタビュー!/小林節氏が立ち上げた政治団体『国民怒りの声』とは!?/安田純平氏と一緒に拘束されていたスペイン人記者3人が解放!」2016.5.10日号~No.1335号~

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日12時30分から『タックスヘイブンに迫る~税逃れと闇のビジネス』著者・合田寛氏に直撃インタビュー!/小林節氏が立ち上げた政治団体『国民怒りの声』とは!?/安田純平氏と一緒に拘束されていたスペイン人記者3人が解放!」2016.5.10日号~No.1335号~ ■■■
(2016.5.10 8時00分)

 ゴールデンウィーク明けの平日2日目の火曜日です。おはようございます!IWJで記者をしているぎぎまきです。

 昨日は小林節氏が政治団体設立の記者会見を開きました。朝からSNSでは「え、小林節が出馬!?」「票を食い合わないのか!?」「政治を永田町から取り戻せ!」など、急な展開に動揺するツィートが目立ち、注目度の高さがうかがえました。

 4月11日にスクープ記事を出し、すでに小林節氏が政治団体を立ち上げる可能性を報じていたIWJはもちろん、誰よりも早く会見場入りし、14時から行われた記者会見を中継しました。小林氏が「国民怒りの声」と命名した政治団体を立ち上げた狙いとは!?早速、動画記事をアップしたのでご紹介します!会見の詳細は、のちほど取材にあたった原佑介記者に報告してもらいます!

続きを読む

日刊IWJガイド・番組表「熊本の大震災を受け、安倍総理『大震災級の事態にならない限り予定通り増税する』と明言!/宮城県知事が緊急事態条項に懸念『一歩間違うと大きな誤りにつながる』/内閣官房機密費の真実にせまる!岩上さんによる神戸学院大学教授の上脇博之先生への驚愕のインタビュー(後編)本日配信!」2016.4.19日号~No.1314号~

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「熊本の大震災を受け、安倍総理『大震災級の事態にならない限り予定通り増税する』と明言!/宮城県知事が緊急事態条項に懸念『一歩間違うと大きな誤りにつながる』/内閣官房機密費の真実にせまる!岩上さんによる神戸学院大学教授の上脇博之先生への驚愕のインタビュー(後編)本日配信!」2016.4.19日号~No.1314号~ ■■■
(2016.4.19 8時00分)

 おはようございます。IWJ記者の原です。

 14日の震度7の大地震以降、いまだに熊本・大分などを中心に大きな余震が相次いでいます。より甚大な犠牲をもたらした16日未明のM7.3の「本震」発生から72時間が経ち、現場での救助活動はより深刻さが増していると思われます。

 昨日、熊本県南阿蘇村で女性1人の死亡が確認され、熊本県で亡くなった人は合わせて43人になりました。さらに、土砂崩れに見舞われた南阿蘇村では9人と連絡が取れなくなっています。昨日午後の時点で、重傷が204人、軽傷が851人で、合わせて1055人となっているとのことです。被災され、お亡くなりになった皆様のご冥福、そして今も行方不明となっている皆様のご無事を心よりお祈り申し上げるとともに、1日も早い被災地の復興を願います。

 IWJは現在、安道幹記者と高橋敬明カメラマンの2人が佐賀でハイエースを借りて支援物資を積み込み、「九州緊急特派チーム」として現地で取材にあたりつつ、避難所や病院に物資を配給しています。被災現地では、指定避難所以外の場所で避難している方々には、物資が全然回っていません。IWJの特派チームは、そうした窮地に陥っている場所を中心にめぐり、本日も物資を運びつつ、取材を重ねていきたいと思いますし、被災された皆様が1日でも早く日常に戻れますよう、微力ながら頑張りたいと思います。

続きを読む

日刊IWJガイド・番組表「本日再注目!シリーズ特集『税の不公正とタックス・ヘイブン』『政治とカネ~自民党の正体』ダブル配信!岩上安身による元大蔵官僚・志賀櫻氏インタビュー&市民オンブズマン・上脇博之教授インタビュー!/ついに衆院補選告示!IWJは全力で北海道取材を敢行!引き続きのご支援を!」2016.4.12日号~No.1307号~

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日再注目!シリーズ特集『税の不公正とタックス・ヘイブン』『政治とカネ~自民党の正体』ダブル配信!岩上安身による元大蔵官僚・志賀櫻氏インタビュー&市民オンブズマン・上脇博之教授インタビュー!/ついに衆院補選告示!IWJは全力で北海道取材を敢行!引き続きのご支援を!」2016.4.12日号~No.1307号~ ■■■

 おはようございます。IWJで記者をしている、ぎぎまきです。

 いよいよですね。いよいよです!

 夏の参院選の前哨戦といえる北海道5区の補欠選挙が、ついに今日4月12日、告示日を迎えました!

 2月19日に当時の野党5党が党首会談を開き、安保法制廃止、安倍政権打倒をかかげ、国政選挙での協力を合意してから、初の「野党vs与党」の戦い。安倍総理は北海道5区の結果によって解散を判断すると見られ、それほど重要な意味を持つ北海道5区の補欠選挙の取材を、IWJは一昨日4月10日から開始しました!

 初日は野党統一候補・池田真紀さんと鳥越俊太郎さんによる街頭演説会を中継。最高気温8度、最低気温がマイナス1度の中、約3700人の聴衆が駆けつけたという街宣には、SEALDsの奥田愛基さんや市民連合の山口二郎法政大教授らが応援弁士として駆けつけました。市民が政治を動かしている、その熱量が感じられる10日の集会の様子を、早速、IWJの青木浩文記者が記事にまとめたので、ぜひご覧ください!

続きを読む

日刊IWJガイド・番組表「自民党がネット監視の新組織設置!? 改憲狙いの選挙を前にネットメディアや個人への監視と言論統制強化!?/参院選前夜!自民党議員の不正な『政治とカネ』に迫る!本日より『シリーズ特集・政治とカネ〜自民党の正体』配信開始!」2016.4.5日号~No.1300号~

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「自民党がネット監視の新組織設置!?
改憲狙いの選挙を前にネットメディアや個人への監視と言論統制強化!?/参院選前夜!自民党議員の不正な『政治とカネ』に迫る!本日より『シリーズ特集・政治とカネ〜自民党の正体』配信開始!」2016.4.5日号~No.1300号~■■■
(2016.4.5 8時00分)

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子さん、テレビ朝日「報道ステーション」の古館キャスターがそれぞれ20年以上務めたキャスターを降板し、最後の挨拶をした象徴的な3月でしたが、4月に入り、そろそろ学生たちは新学期が始まります。

 心新たに、気を引き締め、不安に押しつぶされることがないよう、できることをやっていこうという気持ちを新たにしている毎日です。IWJも春を迎え、気持ちを新たに頑張ります!

 本日は、本ガイド初登場の丹波博介から皆さまへご支援のお願いがあります!

続きを読む

日刊IWJガイド「本日3月29日、とうとう安保法制が施行!その背景にある米国の『狡猾な戦略』とは?~トランプ氏もついに『日本の核兵器保有を認める』と発言!/「ブラックサンダー」より「お得」なIWJにぜひ会員登録を!/出た!保育問題で与党の持ち出してきた「規制緩和」!小泉構造改革の「米百俵」ペテンの焼き直しにだまされるな!2016.3.29日号~No.1293号~

■■■ 日刊IWJガイド「本日3月29日、とうとう安保法制が施行!その背景にある米国の『狡猾な戦略』とは?~トランプ氏もついに『日本の核兵器保有を認める』と発言!/「ブラックサンダー」より「お得」なIWJにぜひ会員登録を!/出た!保育問題で与党の持ち出してきた「規制緩和」!小泉構造改革の「米百俵」ペテンの焼き直しにだまされるな!2016.3.29日号~No.1293号~ ■■■
(2016.3.29 8時00分)

 おはようございます。IWJの佐々木です。

 一昨日の夕方、一人カフェでアイスティーを飲む機会がありました。そのカフェは、マスターがとても気さくな方で、大型テレビで流れるニュースを肴に、その場にいたお客さんたちと熱心に世間話をしていました。一昨日と言えば、埼玉県・朝霞市で2年前に行方不明となった女子中学生(当時13歳)が、東中野駅で見つかり、誘拐事件だったことが判明したニュースを、どのテレビもトップで報じていました。

 マスターとお客さんが、ああでもないこうでもないと推理合戦を繰り広げるなか、続いてテレビから流れるのはきまって、民進党の結党大会のニュース。それも短いフラッシュニュース。するとマスターもお客さんも急にしん…と静まり返り、続く「でも安倍政権の支持率が0.7%上昇」というニュースになってやっと、「へー」「すごいね…」と言葉を発する程度でした。

 重要なことを何も報じず、無関心を醸成し続ける大手メディアの悪質さを、リアルに目の当たりにした瞬間でした。無関心と言うよりも、政治について話すことや、うっかり政権批判になってしまうことが憚られるような空気感を感じました。

 しかし、そうしているあいだにも、安倍政権は次の参院選(もしくは衆参ダブル選)に莫大なカネと戦略を注ぎ込み、大勝を目指しています。その暁に、彼らが真っ先に行うのは憲法改正(緊急事態条項の新設)です。今日は安保法制の施行日。安保法制と緊急事態条項のセットによって、日本は「有事に陥りやすい国」となり、「有事にかこつけて恒久的な独裁体制を敷ける国」となります。そうなってしまったが最後ちょっとやそっとでは元に戻ることはできません。僕らの基本的人権よりも国家の権力がずっと上位に、そして日本の国家権力よりはるか上位に米国という帝国の権力がどっかと居座ることでしょう。

続きを読む

日刊IWJガイド「俳優の津川雅彦氏が『保育園に落ちた日本死ね!』のブロガーを個人攻撃!?/経歴詐称はショーンK氏だけじゃない! 安倍総理、麻生副総理、高市総務相にも経歴詐称の疑いが/『証拠は山ほどある』東電元幹部らの有罪認定は可能だ!/安倍内閣の経歴詐称と自民党の『政治とカネ』疑惑を追及!/『IWJの未来にお力添えを』小野由紀子からのIWJご支援のお願い」~2016.3.22日号~No.1286号~

■■■日刊IWJガイド「俳優の津川雅彦氏が『保育園に落ちた日本死ね!』のブロガーを個人攻撃!?/経歴詐称はショーンK氏だけじゃない! 安倍総理、麻生副総理、高市総務相にも経歴詐称の疑いが/『証拠は山ほどある』東電元幹部らの有罪認定は可能だ!/安倍内閣の経歴詐称と自民党の『政治とカネ』疑惑を追及!/『IWJの未来にお力添えを』小野由紀子からのIWJご支援のお願い」~2016.3.22日号~No.1286号~■■■
(2016.3.22 8時00分)

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 温かい陽気が続くようになり、昨日、東京では桜の開花宣言が。あちらこちらで薄紅色に彩られた風景が広がり始めています。待ちわびていた春。でも心が踊る、というところまで達しないのは、気の休まらないニュースが後を絶たないからでしょうか。。。

 今後、ますますIWJのような独立系メディアの存在が一層重要になってくる。。。そうした危機感を感じずにはいられない日々ですが、その話はのちほど。

 これまでは、主に記者スタッフが登場していた本ガイドですが、このところ、事務班やハドル班、Web班のスタッフの声もお届けするようになり、読者の方から好評をいただいています!IWJの内部では、誰が、どんな仕事をしているのか、私たちもお伝えする必要性を感じていました。IWJの「仕組み」ですね!今日は、会員の皆さまとIWJをつなぐ、いわば「玄関口」を守っている会員管理チームの小野由紀子さんから皆様へご挨拶です!

続きを読む

■■■ 日刊IWJガイド「米国の権力を牛耳る顔ぶれが変わってきた!キーワードはサイバーリバタリアン!米国大統領選にも影響!/国民とともに進む党『民進党』誕生!の裏で民主京都府連が『共産とは共闘しない』!? /5年前の3.14、岩上さんに東電会見場で『ここを死守しろ!』と喝を入れられた佐々木隼也、IWJ魂に目覚める! 」2016.3.15日号~No.1279号~ ■■■

■■■ 日刊IWJガイド「米国の権力を牛耳る顔ぶれが変わってきた!キーワードはサイバーリバタリアン!米国大統領選にも影響!/国民とともに進む党『民進党』誕生!の裏で民主京都府連が『共産とは共闘しない』!? /5年前の3.14、岩上さんに東電会見場で『ここを死守しろ!』と喝を入れられた佐々木隼也、IWJ魂に目覚める! 」2016.3.15日号~No.1279号~ ■■■
(2016.3.15 8時00分)

 おはようございます。IWJで記者をしている、ぎぎまきです。

 昨日3月14日、民主と維新が合流後の新党名をようやく発表、「民進党」に決定しました。「選挙前に名前を変えるなんて~!!!」と個人的には民主党のままでいいのにと思っていましたが、「国民とともに進む党」という意味が党名には込められているとか。今後、両党は党内手続きを進め、3月27日に新党の結党大会が行われる予定です。とにかくこれを機に刷新し、新しい風を吹かせまくっていただきたいと思います!

 ですが時を同じくして、こんな水を差すようなニュースも舞い込んできました。。。!

 4月24日に投開票を迎える京都3区の補欠選挙で、なんと民主党京都府連が補選や参院選での野党共闘について、共産党とは「いずれの選挙でも共闘しない」という文言を活動方針に盛り込んだというのです。

 一体、どういうことなのでしょう。。。2月19日、民主、共産、維新、社民、生活の党首らで党首会談を行い、「国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行なう」ことに合意。安倍政権打倒を掲げ、選挙協力を呼びかけたのは他の誰でもない民主党です。

————
・2016/02/19 「4点を提案したのは私」野党第一党のリーダーシップを民主・岡田代表がアピール!? ――「安倍政権打倒」「安保法廃止」合意でスタートラインに立った「野党共闘」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287892
————

 にも関わらず、民主党本部とは異なる対応を打ち出した京都府連。これを受けてか、14日、共産党は京都3区での候補者擁立を見送りましたが、同時に、民主候補も推薦せず「自主投票」を決定。同日の記者会見で山下芳生書記局長は「民主党からの協力要請がなかった」と説明しています。

 13日に安倍総理が夏の参院選は「自公vs民共」の闘いになると訴え、前哨戦となる4月の北海道5区の補欠選挙は「極めて重要になる」と訴えたばかり。京都3区での候補者擁立は見送った自民党ですが、今回の足並みを乱すような府連の決定が野党共闘にプラスに働かないことだけは確かです。まだまだ気の抜けない状況が続きますが、IWJは今後も野党の動きに注視しながら、本ガイドで最新状況をお届けしていきます!

※民主「共産と共闘せず」衆院京都3区補選
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160313000114

 さて、東日本大震災と福島原発事故から5年が経ちました。先日もお伝えした通り、今も17万人以上の方が避難を強いられ、原発関連死で亡くなった方の数は1368人に達しています。福島原発構内に溜まった汚染水の量は、このまま行けば、年内に100万トン近くに達する見通しで、1~3号機の原子炉内部はロボットでさえもいまだに調査ができないほど線量が高く、事故はまだ収束していないのが6年目の現実です。

 この5年はIWJが誕生してからの5年でもありました。IWJが走り出したのは2010年12月。東日本大震災も福島原発事故も、IWJという新組織がスタートした矢先の出来事でした。3月11日当日、私自身は奇しくも、原発関連の取材で山口県入りしていました。その3.11当日、岩上さんが夕方の新幹線で山口県入りすることも決まっていました。翌日、岩上さんは地元でトークイベントに出ること、その後、現地で上関原発の取材をすることも決まっており、私はその準備のためにも先乗りしていたのでした。

 地震発災直後は、上関原発建設に島ぐるみで反対していた「祝島」に船で渡るため、田ノ浦の浜のボート乗り場に着いたばかり。待合室のテレビに相次いで映し出される注意警報の数とその内容に、恐怖心ばかりが募り、のどかな田ノ浦にいる自分にできることは、電話で娘の安否を確認することだけ。何もできない焦りと罪悪感で半分、パニックに陥っていたことを思い出します。

 結局、岩上さんは新幹線が不通になったことで山口県入りを断念。イベント自体も中止となりました。東京も大きな揺れに見舞われ、事務所内はメチャメチャになっていました。(後日、自分の目でその様子を確認することになります。IWJでは事務所内の片付けに専念する人手もなく、意図したわけではありませんが、しばらくは「被災現場」を「保存」したような状況でした。

 その後は、兄や姉を説得し、今後何が起こるか分からないからと、子どもたちを連れて西に避難。名古屋、京都、滋賀を渡り歩き、たくさんの方にお世話になりながら、転々とする生活を続けていました。それでも関東や東北のことを考えると気が気ではなく、3月14日、名古屋からいったん東京へ戻り、東京電力の記者会見を取材。計画停電で真っ暗になった東電本社の2階は、記者会見室が報道陣で溢れかえっていたのを覚えています。

 会見直後はすぐ子どもたちのもとへ戻り、それから、約2ヵ月東京を離れました。その間、東京に残り取材を続けたのは、岩上さんと原佑介記者と佐々木隼也記者の3人。今日は当時の様子を、佐々木記者に振り返ってもらいます。改めてちゃんと話を聞くのは私も初めてかもしれません。

 佐々木記者登場の前に、今日も皆さまへお願いがあります。

 この5年間、岩上さんはジャーナリストとして国内外を飛び回り、IWJの若手を育てながら、また、経営者としてもずっと走り続けてきました。そして、そんな岩上さんを支えようと、これまでIWJに関わってくれたスタッフの数は、ボランティアや中継市民の数を入れると、数え切れないほど。岩上さんを先頭に、沢山の別れと出会いを繰り返し、皆でIWJというバトンをつなぎ続け、今に至ります。

 しかし、本ガイドでも連日お伝えしているように、今、IWJはこのままの規模を維持できるか、または大幅に縮小するかという深刻な財政危機に陥っています。このまま財政状況が改善しなければ、今期は最悪の場合、3,000万円もの赤字を計上する可能性があり、そうなれば、初期の頃のように、少人数体制に戻らなければいけません。
岩上さんは、近いうちに今後の運営方針を決断しなければいけないと、今までにない危機感に溢れた表情で、毎日、深いため息を吐きながら、頭を抱えています。

 これまで何度もIWJはピンチに直面してきましたが、その都度、皆さまからの支えがあって、ここまで存続することができました。今後も、今いるメンバーでチームとして続けていきたいし、私、個人としても、記者としてはまだまだではありますが、このままIWJで働き続けたいと願っています。

 そして何よりも、IWJの規模が縮小すれば、皆さんへお届けできる情報量はこれまでと比べものにならないくらい少なくなってしまいます。平気でメディアに介入してくる政権を前に、自粛や忖度をする大手メディアが大半の中、独立系メディアの規模が小さくなってはいけません!!

 何とぞ、今後もIWJが今のままのマンパワーで活動が続けられるように、お力添えをお願いいたします!

※【岩上安身のツイ録】IWJの財政が悪化!このままでは7月末には3千万円の大赤字の見通し!皆様、ご寄付・カンパでの緊急のご支援をお願いします!IWJのピンチをお助けください!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290545

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 では、本日のガイドの目次と中継予定表をお知らせします!

続きを読む