┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ウクライナへのトマホーク巡航ミサイル供与をめぐって、米ロ関係が危機的な悪化! ロシア側は「発射後に核弾頭を搭載したトマホークミサイルと通常弾頭を搭載したトマホークミサイルを区別することは不可能だ」と核兵器による報復を示唆! ところが一転、トランプ大統領はホワイトハウスでの会談で、トマホーク供与を迫るゼレンスキー氏の要求を突っぱねた上、現状の国境線での即時停戦を受け入れるよう、要求!
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┠■第16期に入り、3ヶ月目の10月になりました! しかし8月のご寄付・カンパは、月間目標額の16%、9月のご寄付・カンパは、月間目標額の14%にとどまり、財政的にとても厳しい状況が続いています。真実を伝えていく活動の困難を痛感しています! 有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■日本にも、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する!(その4)「ロシアとイスラムの連合体(ゴグ)がイスラエルを雲で取り囲むように攻めるが、主が彼らを一気に滅ぼす」「ゴグの侵入によってイスラエルは覚醒するが、その後多くのユダヤ人が、反キリストと契約を結ぶ。3年半後、ユダヤにいる人々が絶滅の危機に瀕する時、イエスが天から来て、反キリストの軍隊と戦う」! キリスト教シオニストによる『エゼキエル書』第39章の解釈を検証!
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┠■グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その6)ドンバスの自治権を求める分離主義者を「ならず者」と決めつけ、自治権を奪ったことが、反乱の直接的な原因だった! 米国はロシアの弱体化を図るために「ウクライナのNATO加盟」を推し進めてロシアを挑発し続け、ついにウクライナ紛争を招いた!
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┠■<IWJ取材報告>「『重大な懸念はない』という根拠、また『重大な懸念』とは何なのか。その定義が示されない限り、福岡大臣の発言について、国民は何も判断できない」とのIWJ記者の質問に対し、「副反応疑い報告を審議会において全例評価し、安全性に係る重大な懸念は認められていない」と繰り返す福岡大臣~10.10 福岡資麿 厚生労働大臣 定例会見
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■はじめに~ウクライナへのトマホーク巡航ミサイル供与をめぐって、米ロ関係が危機的な悪化! ロシア側は「発射後に核弾頭を搭載したトマホークミサイルと通常弾頭を搭載したトマホークミサイルを区別することは不可能だ」と核兵器による報復を示唆! ところが一転、トランプ大統領はホワイトハウスでの会談で、トマホーク供与を迫るゼレンスキー氏の要求を突っぱねた上、現状の国境線での即時停戦を受け入れるよう、要求!
おはようございます。IWJ編集部です。
米国のトランプ大統領は10月13日、「ウクライナへのトマホークミサイルの配備を検討している」と述べました。トランプ大統領は同日、エアフォースワンで中東を訪問し、イスラエルとエジプトを訪問し、ガザ地区の和平合意の最終交渉に臨みました。トランプ大統領は、記者団から「ウクライナにトマホークを、供与するか」と質問され、「検討する。するかもしれない」と答えました。『CNBC』などが13日付で報じています。
トランプ大統領はさらに、トマホークの供給を利用して、ロシアに戦争終結を迫る可能性も示唆し、「『いいか、この戦争が解決しないなら、トマホークを送るぞ』と(ロシアに)言うかもしれない」と述べました。
トマホークといえば、2003年のイラク戦争で開戦と同時に、イラクの重要施設に雨霰(あめあられ)と打ち込まれた映像を記憶されている方も少なくないと思います。米国の軍事企業レイセオンは、トマホークの破壊力を、厳重に防御された空域であっても、1000マイル離れた目標を正確に攻撃することができると説明しています。トマホークは1発あたり平均130万ドル(約2億円)とされています。
※Trump might give Tomahawk missiles to Ukraine ― could they be a game-changer in the war(CNBC、2025年10月13日)
https://www.cnbc.com/2025/10/13/trump-might-give-ukraine-tomahawk-missiles-could-they-be-a-game-changer.html
ところが4日後の17日には、一転して、ウクライナへのトマホーク供与を否定した上、ウクライナのゼレンスキー氏に、現状の境界線での即時停戦を受け入れるよう、迫りました。
10月17日付米ニュースサイト『アクシオス』は、17日にホワイトハウスでゼレンスキー氏と会談したトランプ大統領が、「少なくとも今のところは、長距離ミサイル・トマホークを提供するつもりはない」と、ゼレンスキー氏に伝えたと報じています。
ゼレンスキー氏は、トマホークの供与を強く迫りましたが、トランプ大統領は頑なに、この要求を突っぱねました。
この『アクシオス』の記事は、トランプ大統領が前日の16日に、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と、長時間の電話会談を行った」と指摘しています。
※Trump rejects Zelensky on Tomahawk missiles in “tough” meeting(AXIOS、2025年10月17日)
https://www.axios.com/2025/10/17/trump-zelensky-tomahawk-missiles-white-house
さらにトランプ大統領は、17日(日本時間18日未明)、トゥルース・ソーシャルに、以下のように投稿しました。
「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談は、非常に興味深く、友好的なものでした。
しかし、私はプーチン大統領に強く示唆したように、彼(ゼレンスキー氏)にも、殺戮をやめ、合意を結ぶ時が来た、と伝えました。
すでに十分な血が流されました。戦争と勇気によって国境線が定められるようなことは、もう終わりにすべきです。今の地点で立ち止まり、両者が『勝利を得た』と主張すればよいのです。そして、最終的な判断は、歴史に委ねればよいのです。
これ以上の銃撃も、死も、膨大で持続不能な資金の浪費も、もうたくさんです。
この戦争は、もし私が大統領であったなら、そもそも始まることはなかったでしょう。
毎週何千人もの人々が虐殺されています――もうやめましょう。平和のうちに、家族のもとへ帰るのです!」
※ドナルド・トランプ米大統領のトゥルース・ソーシャルへの投稿(2025年10月18日)
https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/115391463725537040
トマホークは、亜音速巡航ミサイルで、その弾頭重量は1000ポンド(約454kg)、核弾頭の搭載も可能であり、射程距離は約2500キロ。地上発射も可能ですが、通常は艦艇や潜水艦から発射されます。
これまで、冷戦の終結直後の1991年にイラクを相手に米国が多国籍連合を募って戦った湾岸戦争以来、2003年の2度目のイラク戦争、シリア、イエメンのフーシ派、アフガニスタン、リビア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどへの攻撃に、トマホークが用いられてきました。言うなれば、ソ連が崩壊して以来、ネオコンとイスラエル・ロビーの描くシナリオに沿って破壊力を示してきた、米国の一極覇権の暴力性を象徴するようなミサイルなのです。
『フォーブス・ジャパン』によると、湾岸戦争以来2017年までに米軍が発射したトマホークの数は、推計で、2199発(そのうち1618発が対イラク)です。
※米軍が発射した「トマホーク」、湾岸戦争以来の標的はイラクが最多(Forbes Japan、2017年4月9日)
https://forbesjapan.com/articles/detail/15833
前述の『CNBC』によると、 最新型のブロックIV戦術トマホーク(TACTOM)は、飛行中に標的を切り替えるためのデータリンクを搭載しており、数時間滞空し、指示があれば瞬時に進路変更できる、とされています。
ゼレンスキー氏は、トマホークの供与は、ロシアを再び交渉の席に着かせるための圧力になるとの、楽観的ともいえる見解を示しています。
ゼレンスキー氏「ロシアが米国によるトマホーク供与の可能性を懸念していることは、我々も見聞きしている。これは、この種の圧力が、平和達成に効果的であることを示すシグナルだ」
ゼレンスキー氏の望む、この場合の「平和達成」とは、すべての領土を取り返すという、現実離れした要求を、ロシアにのませた上で、戦争を終結するというものです。
英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)日本特別代表の秋元千明氏は、ウクライナへのトマホーク供給については、軍事関係者の間では現実性が低いとみられており、むしろ、米国を代表する象徴的な兵器を供給するぞ、とアピールすることで、政治的な圧力をロシアにかけて、和平交渉の場に引きずり出すことが目的ではないか、との見解を示しました。ゼレンスキー氏と、ほぼ同じ見方です。
※「トマホークの供与ほぼ決めた」/「領土奪還できる」トランプ大統領の変節の理由は…【10月8日(水) #報道1930】
https://youtu.be/wWgpnLRkY1Y
トランプ大統領は、「トマホークは驚異的な兵器であり、非常に攻撃的な兵器」だと述べ、「正直に言って、ロシアにはそれを必要としていない」などと、トマホークの供与・使用にやや消極的な発言も付け加えていました。
トランプ大統領の発言を受けて、すぐさまロシア側は、キエフへの長距離巡航ミサイルの提供は「深刻なエスカレーション」と見なされると警告を発しました。
トマホークは、通常弾頭と核弾頭の双方を搭載できる「二重用途(デュアルユース)兵器」です。ウクライナ領内から発射された場合、ロシアはトマホークが着弾するまで、核弾頭が搭載されているのか、通常弾頭なのかの判別ができないません。したがって、ロシアは、トマホークが発射された場合、核攻撃とみなし、ただちに核報復せざるを得ないと、明確に主張したのです。
しかも、トマホークは、ウクライナの軍人が操作できるミサイルではなく、米軍の軍人が操作し、その発射も米軍の許可が必要であり、要するにこれはもはや、ウクライナからの攻撃ではなく、米国・米軍からの直接的な攻撃であるとみなすということも強調しました。即ち、報復対象はウクライナにとどまらず、米国も含まれる、ということです。誰もが恐れていた米国とロシアの直接的な核戦争が現実のものになるぞ、という強い警告です。
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、「真に深刻なエスカレーション」だと述べました。
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■第16期に入り、3ヶ月目の10月になりました! しかし8月のご寄付・カンパは、月間目標額の16%、9月のご寄付・カンパは、月間目標額の14%にとどまり、財政的にとても厳しい状況が続いています。真実を伝えていく活動の困難を痛感しています! 有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!
9月は1日から30日までの30日間で、50件、48万5070円のご寄付・カンパをいただきました。これは、月間目標額350万円の14%にあたります。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。しかし、目標額の86%、301万4930円が不足することとなりました。第16期が始まって、2ヶ月間、1~2割程度しか、ご寄付が集まっていない、厳しい状況です。
10月は、1日から16日までの16日間で、26件、19万5500円のご寄付・カンパをいただいています。これは、月間目標額350万円の6%にあたります。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。しかし、厳しい状況に変わりはありません。
私がIWJをスタートさせたのは、今から15年前の2010年でした。
IWJをスタートさせてきてからのこの15年間、あるいはそれ以前から、私、岩上安身は、機会があるごとに米国の従属国の地位に甘んじることの危険性に、絶えず警鐘を鳴らしてきました。
自民党の新総裁が、中国との戦争の話を絶えず繰り返し、「米軍が中国軍の矢面に立つのではなく、まず日本が正面に立つ」などということまで、テレビの地上波で言い出している高市早苗氏に決まって、その懸念が、今、まさに現実になりつつあるのを痛感しています。
東西冷戦の終わりによって、世界大戦の危機、とりわけ核戦争の危機は遠ざかったと安堵して、約35年が経ちますが、現在、冷戦後で最も戦争の危機が近づいていると感じられます。
このように、軍事力を支える、肝心の工業力が空洞化してしまっている米国にのみ、頼り、米国の戦略に従って動かされて、対中国との戦争の矢面に立て、と言われて、「代理戦争」の駒とされる、そんな危機に直面しているのに、政府も、与野党も、メディアも、いつまでも、現実を否認をしているようでは、日本は生き残れません。
国難は避けられない、としても、大難を小難にとどめることはできるはずです。日本が対米自立を果たし、「敵国」ばかりになっている周辺国と和解して、各国と平和条約を結び、「敵」と戦うのではなく、「敵」と和解して、「敵」を消し去ることができるかどうか。
対米自立と、周辺国との自力での平和構築に失敗すれば、日本は、大きな試練に直面します。平和の上にしか、国家としての繁栄も、国民としての日々の穏やかな暮らしも、築くことができません。
間に合うでしょうか。懸念は尽きません。
肝心なことは、リアルな現実をまず直視することです。大小問わず、ほとんどのメディアが、現実直視を避けています。
IWJは現実を直視し、お伝えし続けているので、ウクライナ紛争以降は特に、周囲からはかなり浮いてみえるかもしれませんが、我々がジャーナリズムの本道を歩み、リアルを伝えるという、当たり前のことをしているだけです。
そうやって、苦いリアルな現実を直視した上で、なお、前向きな希望を信じる力が残っているかどうかが問われています。
IWJは、厳しい経営が続いています。そのIWJの行方は、リアルと対峙してなお希望をもてるかどうかだと思います。
IWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。
困難は、迫ってきています。向こう数年以内が、東アジアにおいて、日本が、「代理戦争」の駒として使われてしまうかどうかの正念場です! そうした事態は、絶対に回避しなければなりません!
そのリスクは、高市氏が自民党の新総裁となったことで加速する可能性があります!
今期16期もIWJは、日本だけでなく、西側に広がるプロパガンダにのみこまれず、真実をお伝えしていきたいと思います!
どうぞ、緊急のご支援のほど、よろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
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同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
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◆中継番組表◆
**2025.10.20 Mon.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2025.10.21 Tue.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ALPS処理汚染水差止訴訟第5回口頭弁論期日 裁判報告集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/529372
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■日本にも、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する!(その4)「ロシアとイスラムの連合体(ゴグ)がイスラエルを雲で取り囲むように攻めるが、主が彼らを一気に滅ぼす」「ゴグの侵入によってイスラエルは覚醒するが、その後多くのユダヤ人が、反キリストと契約を結ぶ。3年半後、ユダヤにいる人々が絶滅の危機に瀕する時、イエスが天から来て、反キリストの軍隊と戦う」! キリスト教シオニストによる『エゼキエル書』第39章の解釈を検証!
「日本にも、米国のキリスト教原理主義の福音派と同様に、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取っているイスラエルを支持するキリスト教シオニストは存在する!」の(その1)から(その3)では、ジェノサイド国家イスラエルを支持する会に、日本のクリスチャン・シオニスト達やジェンタイル・シオニスト達が多数含まれていることをお伝えしました。特に(その2)(その3)では、クリスチャン・シオニスト達が、ロシア軍がイラン軍とともにイスラエルに攻め込むという概念の根拠とする、旧約聖書の預言書の一つ、『エゼキエル書』に焦点をあてました。
本稿(その4)では、「カルバリーチャペル・ロゴス東京」による、『エゼキエル書』第39章の解説の続きをお届けします。エゼキエル戦争の、後始末の話からです。
※日本にも、パレスチナ人を虐殺して土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する! 日本のジェンタイル(ユダヤ教徒ではない異教徒の)・シオニストの筆頭は、中谷元防衛大臣! 参政党の神谷宗幣代表も、強固なイスラエル支持者! キリスト教シオニストの筆頭である新宗教団体「キリストの幕屋」に、「日本会議」などの極右団体や、「統一教会」など反日カルトまでも結びつき、ドブ板選挙に動員されている! そして、これらは、イスラエルによる62ヶ国以上の政治家1500人を結ぶ、イスラエルの同盟ネットワークを作るという、イスラエルと米国の世界戦略の枠組みの中に組み込まれて利用されつつある!(その1)
(日刊IWJガイド、2025年10月15日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251015#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55164#idx-6
※日本にも、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する! 日本のジェンタイル(ユダヤ教徒ではない異教徒の)・シオニストの筆頭は、中谷元防衛大臣! 参政党の神谷宗幣代表も、強固なイスラエル支持者! キリスト教シオニストの筆頭である新宗教団体「キリストの幕屋」に、「日本会議」などの極右団体や、「統一教会」など反日カルトまでも結びつき、ドブ板選挙に動員されている! そして、これらは、イスラエルによる62ヶ国以上の政治家1500人を結ぶ、イスラエルの同盟ネットワークを作るという、イスラエルと米国の世界戦略の枠組みの中に組み込まれて利用されつつある!(その2)
(日刊IWJガイド、2025年10月16日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251016#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55167#idx-4
※日本にも、パレスチナ人を虐殺して、土地を奪い取るイスラエルを熱烈に支持するシオニストが存在する!(その3)キリスト教シオニストは、現代は「終わりの日」「最後の審判」「イエスの再臨」の前に起きる「エゼキエル戦争」の直前だと煽る! キリスト教シオニストによる『エゼキエル書』第39章の解釈を検証!(日刊IWJガイド、2025年10月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251017#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55171#idx-4
「武器の処理
『イスラエルの町々の住民は出て来て、武器、すなわち、盾と大盾、弓と矢、手槍と槍を燃やして焼き、七年間、それらで火を燃やす』。
『彼らは野から木を取り、森からたきぎを集める必要はない。彼らは武器で火を燃やすからだ。彼らは略奪された物を略奪し返し、かすめ奪われた物をかすめ奪う』。
神である主の御告げ。
武器の処理を7年間かけて行ないます。その武器の量がいかに多いかを物語っています。
死体の処理
そして武器だけではありません、死体の処理もあります。
埋める谷
『その日、わたしは、イスラエルのうちに、ゴグのために墓場を設ける。それは海の東の旅人の谷である。そこは人が通れなくなる。そこにゴグと、そのすべての群集が埋められ、そこはハモン・ゴグの谷と呼ばれる』。
『イスラエルの家は、その国をきよめるために、七ヶ月かかって彼らを埋める』。
ここの『海』は死海のことです。東の旅人の谷とは、おそらく死海の東、今のヨルダンにある道のことであると考えられます。そこに死体を埋葬する場所を作ります。『ハモン』とは群集とか群れという意味です。そしてその期間は7ヶ月です。
『その国のすべての民が埋め、わたしの栄光が現わされるとき、彼らは有名になる』。
神である主の御告げ。
イスラエル人全員が関わって、死体処理をするようです。それで彼らの評判が世界に伝わります。
『彼らは、常時、国を巡り歩く者達を選び出す。彼らは地の面に取り残されているもの、旅人達を埋めて国をきよめる。彼らは七ヶ月の終わりまで捜す』。
『巡り歩く者達は国中を巡り歩き、人間の骨を見ると、そのそばに標識を立て、埋める者達がそれをハモン・ゴグの谷に埋めるようにする』。
取り残されている死体を丁寧に調べる、巡察チームが作られます。おそらく、ここの『きよめる』という言葉には、衛生上のことだけでなく儀式的な意味も含まれているでしょう。
レビ記などに、死体に触れるものは汚れるとあり、その律法のゆえ、彼らはなおさらのこと慎重に死体探しをするものと思われます。
猛禽の宴会
そしてその埋められた死体のところに、猛禽と野獣が集まってきます。
『神である主はこう仰せられる。人の子よ。あらゆる種類の鳥と、あらゆる野の獣に言え。集まって来い。わたしがおまえ達のために切り殺した者、イスラエルの山々の上にある多くの切り殺された者に、四方から集まって来い。おまえ達はその肉を食べ、その血を飲め』。
『勇士達の肉を食べ、国の君主達の血を飲め。雄羊、子羊、雄やぎ、雄牛、すべてバシャンの肥えたものをそうせよ』。
『わたしがおまえ達のために切り殺したものの脂肪を飽きるほど食べ、その血を酔うほど飲むがよい』。
おまえ達はわたしの食卓で、馬や、騎手や、勇士や、すべての戦士に食べ飽きる』。
神である主の御告げ。
すごい生々しい光景ですね。主は、ちょうど例祭などで家畜のいけにえを大量にほふり、和解のいけにえを食べるように、死体を猛禽と野獣が飽きるほどに食べる、と言われています。
これは、当時の、その中東の地域の人々にとっては、私達が読むよりも、さらにむごたらしい光景として読みます。
なぜなら、どのように尊厳をもって葬られるかが、今よりもさらに重要な課題となっていたからです。
死ぬのは惨いことだが、死んだ後に丁重に葬られないことは、自分の尊厳をひどく傷つけるものでした。
そのため、列王記や歴代誌において、ユダの王がどこに葬られたかが、その人が生前行なっていたことで変わります。
ダビデの町の王の墓に葬られる王もいれば、まともに葬られない人もいます。
また、エレミヤは、ユダの人々がエルサレムで偶像礼拝を行ない、さらに偶像に自分の子どもをささげたことについて神が怒られたことをこう預言しました。『それゆえ、見よ、その日が来る』」。
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■グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その6)ドンバスの自治権を求める分離主義者を「ならず者」と決めつけ、自治権を奪ったことが、反乱の直接的な原因だった! 米国はロシアの弱体化を図るために「ウクライナのNATO加盟」を推し進めてロシアを挑発し続け、ついにウクライナ紛争を招いた!
ノルウェー南東大学のグレン・ディーセン教授のYouTube番組に、フランス陸軍予備役将校であり、フランス国防省の元アナリスト、2015年から2022年までドンバス地域で欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視員を務めた経験を持つ、ブノワ・パレ氏が登壇しました。
※Benoit Pare: OSCE Observer Exposes Lies About the Ukraine War(Glenn Dieasen、2025年8月31日)
https://youtu.be/Uu3zx7vu5KY
パレ氏の経歴や、欧州安全保障協力機構(OSCE)については、(その1)から(その5)までを御覧ください。
※グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その1)ウクライナからカナダへ移住した、オタワ大学のイヴァン・カチャノフスキー教授の研究に出会い、「ユーロマイダン革命」が西側の作り上げた「物語」であることに気づいた!!
(日刊IWJガイド、2025年9月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250908#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55072#idx-5
※グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その2)2014年「ある時点で何かが変わった」! メディアは皆論調をあわせて真実を報じなくなった! ドンバスでは毎日のように、ジャーナリストや「新政権に忠実ではない人々」の行方不明事件が続き、「切迫した劇的な状況」にあった! OSCE上層部もNATO上層部も米国大使も、ドンバスの分離主義者を「ならず者の一味」とみなし、まったく取り合わなかった!(日刊IWJガイド、2025年9月22日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250922#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55097#idx-6
※グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その3)2014年当時、OSCE上層部もNATO上層部も米国大使も、口をそろえてドンバスの分離主義者を「ならず者の一味」とみなし、地元住民の失踪問題にまったく取り合わなかった!(日刊IWJガイド、2025年9月23日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250923#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55104#idx-4
※グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その4)2014年、親ロシア派分離主義者らによってドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国が創設された際、地元警察官の多くが2つの人民共和国を支持!「ロシアが2共和国の創設を主導した」「ロシアによる侵略だ」という主張は、事実によって裏付けられていない!(日刊IWJガイド、2025年10月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251008#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55149#idx-1
※グレン・ディーセン教授の番組で元OSCE職員のフランス人、ブノワ・パレ氏が登壇! ウクライナ紛争の始まりについての現場の見聞を初めて証言!!(その5)ウクライナ紛争は2022年2月ではなく、2014年4月7日に始まった! DPR(ドネツク人民共和国)が初めて創設を宣言し、キエフのクーデター政権が「反テロ作戦」を開始! 地元警察の3分の2がDPR(ドネツク人民共和国)に合流! ドンバスのDPRとLPR(ルガンスク人民共和国)の創設は「ロシアの侵略」で、「ドネツクの人々には反乱の意思がなかった」というキエフ政権と西側の主張は、「事実によって裏付けられていません」!
(日刊IWJガイド、2025年10月15日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20251015#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55164#idx-5
第6回では、ドネツク人民共和国(DPR)やルガンスク人民共和国(LPR)の創設は、地域主導の運動で地元の人々に支持されており、ロシアの関与は限定的であったこと、ミンスク合意は自治権の獲得が目的てあり、ロシアへの併合は目的ではなかったこと、それをウクライナのクーデター政権やネオナチ民族主義者達、そして西側諸国は受け入れなかったことが語られます。
パレ氏は、西側諸国やウクライナ政府が「ロシアの影響を決して容認できない」と考えたことがウクライナ紛争を招いた、との見解を示しました。
パレ氏は、ロシアの弱体化を米国の戦略目標にしたブレジンスキー『大いなるチェス盤』(1997)や、ウクライナのNATO加盟が内戦とロシア介入を招くと警告したサミュエル・ハンチントン『文明の衝突』などをとりあげ、ロシアを意図的に挑発し続けて、ウクライナ紛争を招いたのだ、と指摘しています。
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■<IWJ取材報告>「『重大な懸念はない』という根拠、また『重大な懸念』とは何なのか。その定義が示されない限り、福岡大臣の発言について、国民は何も判断できない」とのIWJ記者の質問に対し、「副反応疑い報告を審議会において全例評価し、安全性に係る重大な懸念は認められていない」と繰り返す福岡大臣~10.10 福岡資麿 厚生労働大臣 定例会見
10月10日午前10時40分より、東京都千代田区の厚生労働省にて、福岡資麿厚生労働大臣の定例会見が開催されました。
冒頭、福岡大臣からの報告事項はなく、そのまま、大臣と記者との質疑応答となりました。
他社記者から、新型コロナウイルスワクチン(mRNAワクチン)購入契約書開示請求訴訟(原告・一般社団法人LHS)について、次のような質問がありました。
他社記者「ファイザーやモデルナなど4社と厚生労働省が結んだ新型コロナウイルスワクチンの購入契約に関し、契約文書を全部不開示とした厚生労働省の決定は違法だとして、不開示決定の取消しを求めた訴訟で、東京地裁が不開示決定を取り消す判決を出しました。
厚生労働省として、どのように対応されるか、見解をお聞かせください」
福岡大臣「今ご指摘があったように、昨日(10月9日)、東京地裁において、新型コロナウイルスワクチンの購入契約書の不開示決定について、不開示決定を取り消す旨の判決が言い渡されたと承知しています。
今回の判決においては、国の主張が認められなかったものと認識しています。
今後については、判決の内容を十分精査するとともに、関係省庁とも協議した上で、適切に対応してまいります」
IWJ記者は、さらにmRNAワクチンについて、次のように質問しました。
IWJ記者「mRNAワクチンについて質問します。
2025年9月18日に、ワクチン問題研究会が、大臣とPMDA理事長に提出した、mRNAワクチンの承認取消と市場回収の要望書において、mRNAワクチンによってこれほど甚大な健康被害が生み出されてしまった原因の一つとして、mRNAワクチンが、本来の新規遺伝子治療薬ではなく、従来型ワクチンとして審査されたことがあげられています。
ワクチンとして審査されたことでスルーされた審査項目には、生体内分布、標的臓器の同定、タンパク質発現に伴う毒性や、胚・胎児への毒性、第三者への伝播、自己免疫病・血液病の発生、新規感染症・がんの発生など、10項目に及び、現在確認されている健康被害に関わると思われるほぼすべての審査項目が免除されています。
行われるべき適正な項目による審査が行われていないのだとすれば、医薬品安全性監視の観点から、非常に重大かつ深刻な大問題であると考えますが、大臣の認識をお聞かせください」
福岡大臣「mRNAワクチンを含む新型コロナワクチンについては、PMDAにおいて、個々のワクチンの特徴を踏まえて追加的に実施された非臨床試験等の結果を評価するなど、mRNAという新規技術に対応した審査が行われ、有効性及び安全性を確認した上で薬事承認したものです。
薬事承認後においては、審議会において、医療機関等から報告があったワクチン接種後の副反応疑い報告を全例評価しており、現時点でワクチンの安全性に係る重大な懸念は認められていないと評価されています。
引き続き、科学的知見の収集に努め、新たな知見が得られた場合には、速やかに医療機関等に情報提供を行ってまいりたいと思います」
IWJ記者「『重大な懸念がない』ということですが、『重大な懸念はない』という根拠、また、『重大な懸念』とは、いったい何なのか。そういった定義が示されない限り、今の発言をもって国民の皆さんも何も判断できないと思うのですが、いかがでしょうか」
福岡大臣「それは一つのお考えとしては受け止めさせていただきますが、いずれにしても、副反応疑い報告を審議会において全例評価して、その上で、安全性に係る重大な懸念は認められていないと評価されているということです」
会見の詳細については、全編動画を御覧ください。
※「『重大な懸念はない』という根拠、また『重大な懸念』とは何なのか。その定義が示されない限り、福岡大臣の発言について、国民は何も判断できない」とのIWJ記者の質問に対し、「副反応疑い報告を審議会において全例評価し、安全性に係る重大な懸念は認められていない」と繰り返す福岡大臣~10.10 福岡資麿 厚生労働大臣 定例会見
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