日刊IWJガイド・非会員版「5月もあと4日です! 5月のご寄付・カンパは56万2811円で目標額の16%と非常に厳しい数字です! 緊急のご支援をお願いします!」2025.5.28号~No.4537


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~5月もあと4日です! 5月1日から27日までのご寄付・カンパは56万2811円で、月間目標額の約16%です。残り84%、293万7189円が不足している厳しい状況です! ご支援をお願いいたします! また、今期第15期の期末である7月末まで、あと2ヶ月あまりです! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から4月までの9ヶ月間で1582万9556円にのぼっています! 代表の岩上安身の個人資産で支えるのは、限界があります! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひ、よろしくお願いいたします!

■「大手メディアが報じないことを報じるから、応援したい」「会費・カンパの十分な収集と、岩上さん娘さんのご健康のご好転・ご快復を」ご寄付をくださった皆様からの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

■参議院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員が、外交防衛委員会でIWJの記事を引用して、米国のCIAやUSAIDによる海外メディアへの情報操作や、大手メディアの信頼性について質疑!「日本の新聞・テレビは米民主党系メディアの『劣化コピー』だ」と指摘し、「日本を戦争に導く」と警告!「CIA日本支局」の存在や、「米国の仮想敵国は、ロシア、中国、日本、ドイツ」とした、冷戦終結直後の、1992年の「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」にも言及!!

■【中継番組表】

■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第7回>政治団体「日本誠真会」の党首・吉野敏明氏が街頭演説で、橋下徹氏と維新が「丸ごと中国の性接待を受けている」などと大批判を展開! 早速、橋下氏が「訴える」、吉野氏が「やってみろ」とX(旧ツイッター)上でバトル! 吉野氏の側近には、維新副代表元秘書である貝塚市議会出原秀昭議員も!

■<IWJ取材報告>政府備蓄米の随意契約は、5月27日の9時時点で計19社!! 2日後の29日にも備蓄米を引き渡し、6月の1週目に店頭に並ぶ!! 超迅速な小泉新農水大臣の仕事ぶりに、郵政民営化のような「小泉劇場型政治」再来を懸念!~5.27 小泉進次郎 農林水産大臣記者会見

■<IWJ書店よりお知らせ>森山高至氏サイン入り『ファスト化する日本建築』をIWJ書店で販売いたします! IWJ会員限定です! 数に限りがありますので、お早めにお求めください!
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■はじめに~5月もあと4日です! 5月1日から27日までのご寄付・カンパは56万2811円で、月間目標額の約16%です。残り84%、293万7189円が不足している厳しい状況です! ご支援をお願いいたします! また、今期第15期の期末である7月末まで、あと2ヶ月あまりです! 今期のご寄付の目標額の不足分は、8月から4月までの9ヶ月間で1582万9556円にのぼっています! 代表の岩上安身の個人資産で支えるのは、限界があります! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひ、よろしくお願いいたします!

 IWJ編集部です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJの財政が、危機的状況です!

 5月は、1日から27日までの27日間で、42件、56万2811円のご寄付・カンパをいただきました。これは、目標額の約16%に相当します。月末まで4日を残して16%というのは、非常に厳しい数字です!

 今月5月の月間目標額を達成するには、残り4日間で、残り84%分、293万7189円のご寄付・カンパが必要になります!

 IWJの今期第15期は、昨年8月にスタート、9ヶ月が経過し、7月末の期末まで、あと2ヶ月あまりとなりました。

 残念ながら、昨年8月からの今期第15期は、4月までの9ヶ月間で一度も、月間目標額に達していません!

 この不足総額は、寄付部門だけで、1582万9556円にもなります。現在、こうした不足額は、IWJ代表の岩上安身が、私財を投じて穴埋めしていますが、限界があります!

 IWJが5月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 今期9ヶ月間の累計のマイナス1583万円を少しでも埋められるよう、皆様の緊急のご支援をお願いしたいと存じます!

 会費を据え置きながら、より一層、支出を切りつめる努力もしています。

 今後は、土曜日に発行していた『日刊IWJガイド』は、原則として、お休みさせていただきます。もちろん、何か事件などがあれば、『速報』や『号外』などは、週末であっても、発行させていただきます!

 目標額を下げ、支出を切りつめても、収支が改善されないようならば、IWJは今後、活動を続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字に転落しないように、無料でご視聴の方は、是非とも有料会員登録を、また、会員・非会員を問わず、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 なお、IWJでは、インタビューなどを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます!

 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。

 「IWJ特報」のバックナンバーも、1ヶ月遅れの分から、すべて読むこともできます!

 皆様、会員登録を、ぜひ、よろしくお願いします!

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 4月末現在、IWJ会員の総数は1825人、このうちサポート会員の方は713人でした。

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、サポート会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営はご寄付を募らなくても格段に安定します!

 また、休会中の皆様は、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆様、米国に操られたまま、無謀な戦争へと駆り立てられてゆく日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身 拝

■「大手メディアが報じないことを報じるから、応援したい」「会費・カンパの十分な収集と、岩上さん娘さんのご健康のご好転・ご快復を」ご寄付をくださった皆様からの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 大手メディアが報じないことを報じるから、応援したいと思いました。

 ツイキャスでもYouTubeでもいいのですが、スパチャが出来るような配信をして欲しいと思います。

(なるもも 様)

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 なるもも 様

 ありがとうございます!

 スパチャのできるような工夫も、ぜひ、していきたいと思います!

 厳しい財政状況が続きますが、大手メディアが報じない事実・真実を、これからも報じていきたいと思います!

 どうぞ、これからも、ご支援をお願いいたします!

 岩上安身 拝

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 会費・カンパの十分な収集と、岩上さん娘さんのご健康のご好転・ご快復をお祈りしています

(西成あきぃる 様)

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 西成あきぃる 様

 ありがとうございます!

 難病の、私の次女にまで、お気づかいをいただきまして、本当に感謝いたします!

 覚悟をもって、プロパガンダではない、真実の情報を今後もお届けしていきたいと思います!

 IWJは、皆様のご支援によって、支えられています!

 岩上安身 拝

■参議院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員が、外交防衛委員会でIWJの記事を引用して、米国のCIAやUSAIDによる海外メディアへの情報操作や、大手メディアの信頼性について質疑!「日本の新聞・テレビは米民主党系メディアの『劣化コピー』だ」と指摘し、「日本を戦争に導く」と警告!「CIA日本支局」の存在や、「米国の仮想敵国は、ロシア、中国、日本、ドイツ」とした、冷戦終結直後の、1992年の「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」にも言及!!

 昨日5月27日お昼の12時7分ごろから、参議院会派「沖縄の風」の高良鉄美参議院議員が、IWJの記事を引用して、米国のCIAやUSAIDによる海外メディアへの情報操作や、大手メディアの信頼性について、質疑を行いました。

※外交防衛委員会(参議院インターネット審議中継、2025年5月27日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 高良議員は、これまでにも今年3月24日と4月22日の参議院外交防衛委員会で、IWJの記事を引用して、岩屋毅外務大臣や中谷元防衛大臣に、世界の多極化についてや、日本が米国による「代理戦争」の駒にされる危険性について、質疑を行っています。

 岩上安身は、高良議員に3回連続でインタビューを行いました。ぜひ、通して御覧になってください!

※世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527398

※世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1190回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第2回!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527438

※世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1192回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第3回!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527503

 以下は、5月27日の参議院外交防衛委員会での高良議員の質疑の全文文字起こしです。ぜひ、会員になって、全文をご一読ください。

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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高良鉄美議員「『沖縄の風』の高良鉄美です。

 私は3年間、本委員会で、政府からも、新聞・テレビからも得られない情報をできるだけ取り上げ、委員の皆様、そして政府3役の皆様にお伝えしてきました。

 お伝えしたいことはたくさんあるんですけども、私の質疑は、今日を含めてあと2回の見込みなので、個別のテーマというより、新聞・テレビ、政府、ネットなどの、情報との付き合い方について、取り上げたいと思います。

 陸上自衛隊特殊部隊特殊作戦軍の初代指揮官の荒谷卓(あらや たかし)氏は、以前配布した資料の中で、『存在しないリスクを煽るショックドクトリンに乗りそうな国は、ウクライナ以外では、現在の日本ぐらいです』と述べていました。

 今日の資料1-1を御覧ください。今年3月24日の質疑で配布した、ミュンヘン安全保障会議の報告書にある2つの表です。

 日本人の認識は、各国と比べて特異であり、世界が多極化しているにもかかわらず、それを認識していない。そもそも、そういうことを考えていない。多極化の進行について、際立ってネガティブにとらえているということがわかります。

 資料1-2は、今年3月26日付の『ニューズウィーク日本版』、『マスメディアへの信頼度が高い日本は「思想統制」されやすい国?』の抜粋です。

 2017年から2022年に実施された、第7回世界価値観調査をもとに、教育社会学者の舞田敏彦さんが執筆されています。

 転載はしていませんが、記事にある本文を読み上げます。グラフを見ながらお聞きください。

 『右上にあるのは、マスメディアへの信頼度が高い国で、アジア諸国が多く位置している。発展途上国や、言論への社会的統制が強く、国営メディアが力を持っているような国だ。日本もこのゾーンにあり、メディアへの信頼度が高い部類に入る。左下の欧米諸国と比べて、格段に高い』。

 次のページの、図2の方です。

 『横軸に「授業中、生徒の批判的思考をうながす」と答えた中学校教育の割合、縦軸に「報道機関は信頼できる」と答えた国民の割合をとった座標上に、37の国を配置すると、<図2>のようになる。

 日本の位置は他国と大きく離れている。左上の極地だ。批判的思考が育まれない一方で、報道機関への信頼度は高い。言い方がよくないが、最も思想統制されやすい国なのかもしれない』。

 国境なき記者団が今月発表した、報道の自由度ランキング2025で、日本は、180ヶ国中66位でした。もちろん、G7では最下位です。

 G7で、最も信頼できない報道機関を批判的に吟味もできず、G7で最も信頼しているのが、日本、ということになると思います。

 文部科学省にうかがいます。SNSなどではなく、新聞・テレビに関してうかがいますので、議論を拡散させず、この点に絞ってお答えいただきたいのですが、新聞・テレビを批判的に吟味する能力を、学校教育の中で、きちんと養えていないのではないか。うかがいます」

※Multipolarization – Munich Security Report 2025(MSC)
https://securityconference.org/publikationen/munich-security-report-2025/executive-summary/

※トランプ政権下のイーロン・マスク率いるDOGE(米政府効率化省)によって閉鎖された米政府機関USAID(その4)! 日本はUSAIDとそのバックのCIAによるプロパガンダ操作に対して世界で最も忠実な国だった! 主要官庁からほぼすべての主要マスメディアなど、616の機関がUSIDの事実上の支配下に! USAIDとJICA(国際協力機構)はズブズブの関係だった! JICAは、米国NATOのプロパガンダ機関であるUSAIDの「裏の顔」に池上彰氏を動員して協力! 他方、日本外務省もUSAIDとは連携! USAIDの人道支援の裏には、米国NATOによる「洗脳・操作」が、もれなくついている!
(日刊IWJガイド2025.2.13号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250213#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54413#idx-1

※マスメディアへの信頼度が高い日本は「思想統制」されやすい国?(ニューズウィーク日本版、2025年3月26日)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/03/543501.php

※RSF World Press Freedom Index 2025: economic fragility a leading threat to press freedom(REPORTERS WITHOUT BORDERS)
https://rsf.org/en/rsf-world-press-freedom-index-2025-economic-fragility-leading-threat-press-freedom?year=2025&data_type=general

今村文部科学戦略官「お答え申し上げます。

 委員ご指摘の、新聞やテレビの情報を批判的に吟味する能力、いわゆるメディア・リテラシーの育成につきましては、現代の情報社会を生きる上で、極めて重要と考えております。

 このため、学校教育におきましては、子供達が情報を主体的かつ批判的に読み解き、取捨選択できる力を養う観点から、たとえば中学校国語科におきましては、情報の信頼性の確かめ方を理解することや、主張と根拠との関係が適切か、根拠は確かなものであるかどうか、などの、内容の信頼性や客観性を吟味しながら読むこと、などの指導事項が定められており、実際の報道記事なども用いながら指導がなされている例もある、と承知しております。

 一方で、メディア・リテラシーをめぐりましては、各世代を対象とした総務省の調査におきましても、ニセ・誤情報の認識率や、インターネット上にはなりますけれども、情報の信頼性を確認するものの割合が、諸外国と比較して低いということは承知しております。

 このため、学校教育におきましても、より一層、メディア・リテラシーの育成につながる学習を、着実に実施していけるよう、充実する必要があると認識しているところでございます。

 現在、中央教育審議会におきまして、次期学習指導要領に向けた検討において、メディア・リテラシーを含む、情報活用能力の抜本的充実に向けて、さらなる改善がはかられるよう、積極的な審議が進められているところでございます」

高良議員「色々な手段を使って、教育の中で活かすということでしょうけども、このグラフを見てください。これ、どういう状態なのかっていうことですよ。まさに、極地ですよ。

 どこも近寄らないような、そういうようなところにあるということです。

 ですから、統制する権威主義国でしたらわかるんですけど、日本は(他国に対して)『権威主義国』という言い方を、いろいろしていますけど、それと同じような形に、まったくなってしまっているということですね。

 もちろん、先ほど申し上げましたけど、答弁の中でですね、鵜呑みにする対象が、新聞・テレビから、ネット情報に移っても、しかし、本質は変わらないと。

 『鵜呑みにしない。よく確かめ、考える。すぐに結論を出さない』といった、リテラシー能力が、必要になります。

 戦後80年ということですけど、戦前も、戦中も、同じような形で信じ込んで、いろいろやってきた、こういう歴史をきちんと見なければいけない、ということを申し上げます。

 リテラシーの能力は、政府の情報に対しても必要です。

 一昨年来、防衛省の準備調達、人事などについても、もし、与党の国防族の皆さんがご存じであれば、決してお許しにはならなかっただろうという問題を、多々、指摘してきました。

 これ、いろいろ多いので、時間もありますので、今日はもう簡単に済ませますけども、要するに、C2輸送機を、いろいろ搭載できるようにするために、重量を絞って、そうすると戦闘車を乗せられないというような形で、その戦闘車の重量を落とすために、対人用クーラーを設置しなかったと。

 こういうものとか、いろいろありましたので、この辺は、もうすでに、前回、前々回、指摘をしてきましたので、質問をしないでおきます。すみません。

 日本の新聞・テレビの問題に戻ります。

 資料2は、筑波大学名誉教授の遠藤誉(ほまれ)さんが、昨年11月12日に、インターネット上に発表された記事です。

 遠藤さんについては、本委員会で何度もご紹介しましたが、中国共産党軍の封鎖のため、多くの民衆が餓死に追い込まれた長春包囲網の生き残りで、当時の経験もあって、中国共産党に対しては、ネガティブな姿勢を持たれている方です。

 遠藤さんの記事を抜粋して、ご紹介します。

 『日本のメディアや米国問題研究者の多くは、「ハリスに有利」という米メディアの支持率ばかりを見て、「トランプ圧勝」の予測をする人は、(個別的例外を除けば)ほぼいなかった。

 なぜ日本メディアは「ハリス旋風」に目を奪われ、客観的な予測ができなかったのか。

 米メディアのほとんどは民主党寄りであるという決定的な欠陥があることに、多くの日本人が気が付いていないからだ。(中略)

 AllSidesというのは、これもまた2012年9月に一般公開されたアメリカの会社で、主としてオンラインの報道機関で書かれたコンテンツの政治的偏見をデータ化して推定する業務を行っている』。

 図は、米メディアを、政治的偏向で分類した表です。

 『一番右側にある濃い赤の「R」が一番右寄りで、大手メディアで民主党の息がかかっていないのはFOXぐらいである。ほぼ唯一の共和党支持と言っていい。(中略)

 真ん中にある「C」は中立だが、それでもやや民主党色がややかかっていて、「BBC NEWS、CNBC、Forbes、Newsweek、REUTERS、The Wall STREET JOURNAL (news)」などがある。(中略)

 薄いブルーの「L」は左寄りで、まさに民主党のカラーが真っ青にかかっていると言っても過言ではない。日本でおなじみの「abc NEWS、AP、Bloomberg、CBS NEWS、CNN、NBC NEWS、The New York Times(news)、POLITICO、TIME、The Washington Post、YAHOO!NEWS・・・」と花盛りだ。

 日本はこの、「民主党系のメディア」しか見ていない。

 「民主党に有利な情報」=「ハリス候補が優勢だという(偽の?)情報」を、「これこそが正しい米メディアの情報」=「これこそがアメリカの実情」と勘違いして「ハリスが有利だ!」と叫び、「ハリスは化けたのです!」とテレビで解説するという「権威あるとされている学者」やメディアで埋まっていったのだろう』。

 日本の新聞・テレビは、リベラル系から保守系のものまで、ことごとく、主として民主党系のアメリカメディアを通じて、海外情報を見ています。

 しかも、民主党系アメリカメディアの原点を見ると、日本の新聞・テレビが伝えない、重要な情報がかなりありますから、日本の新聞・テレビは『劣化コピー』といっていいでしょう。

 他の傾向の、アメリカメディアの情報、ましてや、英米以外からの、発信される多種多様な情報も、日本の新聞・テレビにはあまり載りません。

 しかもそのアメリカメディアは、アメリカ人すら、あまり信じていないのです。

 (遠藤氏の記事の続きを)読み上げます。

 『図4からおわかりいただけるように、(※米国人のマスメディアに対する信頼度は)「非常に信頼:31%」、「あまり信頼しない:33%」、「まったく信頼しない:36%」と、【「あまり信頼しない」+「まったく信頼しない」】は69%で、「アメリカ人の約70%がマスメディアを信頼していない」のである』。

 これでは、やはり日本の国際認識は、世界の中で異様なものになるのは当然です。

 なぜなら、このような異様な形でメディアを信じていると、日本を戦争に導くんだと。アメリカのメディアを信じると。

 ということが、書かれております。

 先日、(※ジェフリー)サックス教授の講演の中の、『メディアは、アメリカ政府に完全に買収されている』という言葉を紹介しました。

 資料3は、ジャーナリストの岩上安身さんの『日刊IWJガイド』2025年2月12日号・会員版です。本来、有料会員用ですが、許可をいただいてご紹介します。

 現在、トランプ政権の厚生長官であるロバート・ケネディ・ジュニア氏が、民主党から大統領選挙に立候補を目指していた2023年7月に、ポッドキャストの番組で述べた見解です」

 以下、IWJの記事を引用しての、高良議員の質問を記します。

高良議員「『CIAは、「ニューヨーク・タイムズ」、「ワシントン・ポスト」、「ABC」、「CBS」、「NBC」などの米国の主要な報道機関の、少なくとも400人の主要メンバーを秘密裏に雇い、CIAの優先事項に沿ったニュース報道を行わせていました。

 そして、CIAは1973年に、この「オペレーション・モッキンバード」を解散すると約束しましたが、彼らが本当にそれをやめたのかどうかは、疑わしいところです。

 現在もなお、CIAは世界中のジャーナリズムの最大の資金提供者です。

 特に、USAID(米国国際開発庁)を通じて、米国政府は、ほぼすべての国でジャーナリズムに資金を供給しています。

 新聞を所有し、何千人ものジャーナリストを給与リストに載せています。

 米国国内では、それを行うことは禁じられているはずでしたが、2016年にオバマ大統領が法律を改正し、CIAが米国国民に対してプロパガンダを行うことを合法化しました』」。

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◆中継番組表◆

**2025.5.28 Wed.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2025.5.29 Thu.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

政府備蓄米の随意契約は、5月27日の9時時点で計19社!! 2日後の29日にも備蓄米を引き渡し、6月の1週目に店頭に並ぶ!! 超迅速な小泉新農水大臣の仕事ぶりに、郵政民営化のような「小泉劇場型政治」再来を懸念!~5.27 小泉進次郎 農林水産大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527592

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

「いのち脅かす」大阪・関西万博が開催中! 地盤沈下や液状化、そして夏には落雷事故のリスクもある「維新」の祭典は、今も有毒ガスが噴出するゴミ捨て場が会場! 水が循環しないため池状態の「ウォータープラザ」からは大量の虫が発生! 岩上安身によるインタビュー第1191回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト 森山高至氏 第1回!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527474

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[IWJ日米地位協定スペシャルNo.4]日本全土が戦場に 在日米軍はまず逃げる!? 米軍「統合エアシーバトル」全容判明~岩上安身によるインタビュー 第295回 ゲスト伊波洋一元宜野湾市長 2013.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/72007

「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白!~岩上安身によるインタビュー第1186回ゲスト 立花孝志氏(NHK党党首) 2025.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526915

IWJの記事が国会で取り上げられる! 沖縄の風・高良鉄美 参議院議員が、参院外交防衛委員会で「日本の新聞・テレビは信用できないので」とIWJ記事を引用し質問!!『日刊IWJガイド』から「米国民よりも米国信者となってしまい、米国に依存し、米国一極支配から多極化となると不安で仕方がない日本人」の記述を引き、世界構造が多極化に向け変わる認識少ないと危機感表明! IWJ号外のジェフリー・サックス教授講演を引用、ウクライナ同様「日本も『米国人が死なず、日本人が中国と戦ってくれるのだからいい。米国予算の使い方だ』と言われ、米国の友人であることは致命的であることを体現しかねない」と警鐘!!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250425#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54620#idx-1

世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1189回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第1回! 2025.5.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527398

世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1190回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第2回! 2025.5.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527438

世界の中でも、際立って「多極化」をネガティブにとらえている日本! 世界の構造が「多極化」に向かっているという認識が必要! 岩上安身によるインタビュー第1192回ゲスト 琉球大学名誉教授、沖縄の風・参議院議員 高良鉄美氏 第3回! 2025.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527503

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その1)>ソ連崩壊後、米国の一極覇権プロジェクトが始まり、2003年のイラク戦争後、「欧州は完全に発言力を失った」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける!東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526942

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その2)>「ヨーロッパが米国の敵となることは危険だが、米国の友人となることは致命的である」! 欧州には、本物の外交政策が必要! 日本も同様! 他人事ではない! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526967

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その3)>【質疑】「NATOと欧州の混同」こそ最悪、欧州は独自の現実主義的な外交をもつべき! NATOは米国の覇権維持装置、トランプ大統領が求める防衛費5%は「米国のためであって、あなた達のためではない」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.24
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【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その4)>【質疑】「NATOはヨーロッパの代弁をやめて、ヨーロッパは自分をNATOだと考えるのをやめてくれませんか」冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.5.6
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員
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◆しばらくフルオープン! 【ドンバスの真実】シリーズ!◆

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【IWJ号外】ドネツク国立大学政治学講座チェルカシン准教授著・松里公孝教授訳「ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策」(前半)「ドンバスの2共和国が生まれた諸前提」ほか 2025.3.28
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米国から訓練・支援を受けていた「ウクロナチ」勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏 第1回
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◆しばらくフルオープン! 統一教会問題シリーズ!◆

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 米共和党のギングリッチ元下院議長は、統一教会への解散命令について、「米国と日本の関係、そして日本の政治情勢に対する我々の見方に重大な影響を及ぼすことになるだろう。旧統一教会に対する現在の攻撃は、日米同盟を弱体化させ、中国共産党と日本の接近のきっかけを作ろうとする試みだ」などと、激しく非難しています。

 しかし、統一教会の実態をよく知る必要があります。

 AP通信やニューズウィーク誌に勤務し、George Polk AwardやI.F. Stone Medalを受賞した米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー(2018年没)が、世界的な視点から、統一教会に関する調査報道活動を展開しました。IWJでは、ロバート・パリーの残した、統一教会の最暗部に焦点をあてた「文鮮明師のダーク・サイド」を10回にわたってご紹介しました。

※ロバート・パリーの調査報道シリーズ(IWJ)
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自民党自体が統一教会のマインドコントロール下にある!? 文鮮明カラーを払拭した韓鶴子体制の統一教会が「国家復帰」計画の野望を企てる!~岩上安身によるインタビュー第1101回 ゲスト ジャーナリスト・鈴木エイト氏 第1弾 2022.10.7
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文鮮明という「メシヤ」が「再臨した国」韓国に貢がされる「エバ国家」日本!? 自民党に深く浸透する統一教会の「正体」! ~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト 北海道大学大学院 櫻井義秀教授 2018.8.17
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◆しばらくフルオープン! フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題特集!◆

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特集 フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題!
https://iwj.co.jp/wj/open/fuji_nakai

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■<シリーズ特集 7月20日参院選! 投票に行こう! 第7回>政治団体「日本誠真会」の党首・吉野敏明氏が街頭演説で、橋下徹氏と維新が「丸ごと中国の性接待を受けている」などと大批判を展開! 早速、橋下氏が「訴える」、吉野氏が「やってみろ」とX(旧ツイッター)上でバトル! 吉野氏の側近には、維新副代表元秘書である貝塚市議会出原秀昭議員も!

 政治団体「日本誠真会」の党首・吉野敏明氏が5月18日の街頭演説(※)で、橋下徹氏と維新が「中国の性接待を受けて、中国の言いなりになっている」などと大批判を展開し、早速、橋下氏が「訴える」とX(旧ツイッター)で宣言、吉野氏が「やってみろ」と、バトルが始まっています。

(※)「日本誠真会」のサイトには、18日に、吉野氏が横浜駅西口高島屋前、池袋駅東口で街頭演説を行う予定だと発表されているが、活動報告は27日時点では確認できなかった。演説が行われた場所は未確認である。

※日本誠真会
https://nipponseishinkai.jp

 吉野氏は演説冒頭で、大阪湾の埋立地、現在万博行われている夢洲(ゆめしま)に隣接する咲洲(さきしま)に設置された「咲洲メガソーラー」に言及、「しれっと橋下徹氏が中国人と一緒に組んで、あの発電設備を大阪の咲洲に作ってしまった」と述べました。

 吉野氏は、上海電力日本は「100%中国・上海電力の子会社」であり、「皆さんが毎月納めている電気代に加えて、再生エネルギー付加金、大体1年間で1万3000円以上払ってます。このお金は、これら上海電力をはじめとする中国系企業、これらを成長させるために使ってるわけです」などと批判しました。

吉野氏「じゃあなんでこんなことになったんですか? それは維新が、実際は中国のフロント企業だからです。

 皆さん、『(※クラブ)かぐや姫』って知ってますか? 知らない人、手をあげてください。知ってる人、手をあげて。あ、知ってるんですね。

 はっきり言いますよ、性接待をするところです。子供がいるから言いにくいけど、最初に行ったのは橋下徹さんですよ。

 おそらく最初は、知らなかったと思うんです。でも、そこで、そういうことをして、写真を撮られて、そしてそれを人質されて『これを出されたくないんだったら、中国の言うことを聞け』というようになったわけです。

 そうしたら、どうなったのか。普通だったら恥じるんですよ、日本人だったら。

 『なんてことをしてしまったんだ。大阪の将来よりも、日本の将来よりも、自分の性欲の方が強かった』と。『申し訳ありませんでした、皆さんごめんなさい』っていえばよかった。

 それがなんと、あろうことか、維新丸ごと、接待を受けに行くようになってしまったんですよ。

 そうですよね、出原さん」

 ここで吉野氏は、街宣車の上に同乗していた人物に、同意を求めました。

出原秀昭氏「その通りです」

 「出原さん」とは、維新副代表元秘書である、出原秀昭・貝塚市議会議員です。維新内部にいたこの人物が、告発情報をもたらしたのでしょう。

 吉野氏は続けて、「みんな、中国に行くといいことがあるんだよ、ハニートラップにかかりに行こうよと。この政党が、維新なわけです」などと述べた後、維新が「日本人と記載していなくても受け取れちゃうパーティー券」を介して、「中国から献金を受けている」と主張しました。

吉野氏「外国人に、日本の財産や、最終的にはこの大阪の土地や魂を売っている。これが維新だったんです」

※【吉野敏明】これマジ?! 橋下徹と維新のハニトラ話に唖然…維新副代表元秘書の出原議員情報!維新と万博を大暴露!#日本誠真会街頭演説 2025年5月18日#吉野敏明(まなびばLIVE、2025年5月24日)
https://youtu.be/PU906nqdOTo

 X上での、橋下氏とのバトルは、吉野氏自身が「よしりんが、橋下徹のハニートラップを暴いた動画が、500万再生を超えている」と投稿したことから、火がつきました。

※吉野敏明(よしりん)@yoshirin100のXへの投稿(2025年5月24日)
https://x.com/yoshirin100/status/1926189192322724271

 橋下氏は、この投稿をリポストし、「名誉毀損で訴える」とコメントしました。

 「編集された動画かと思い一呼吸置いてたが、本人がリツイートしてるので、本人発信と確定。

 面倒くせえけど名誉毀損で訴えるわ。

 こんなやつらが政治家になるのは納税者として許せん」。

※橋下徹@hashimoto_loのXへの投稿(2025年5月25日)
https://x.com/hashimoto_lo/status/1926491671446888826

 吉野氏は、「徹底的に受けて立ちます。是非、やってないことを証明してください。訴状、待ってます」と応じました。

※吉野敏明(よしりん)@yoshirin100のXへの投稿(2025年5月25日)
https://x.com/yoshirin100/status/1926569951457886544

 吉野氏は、橋下氏に対し、「あなたは第二の松本人志・中居正広になる」とまで公言しています。

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■<IWJ取材報告>政府備蓄米の随意契約は、5月27日の9時時点で計19社!! 2日後の29日にも備蓄米を引き渡し、6月の1週目に店頭に並ぶ!! 超迅速な小泉新農水大臣の仕事ぶりに、郵政民営化のような「小泉劇場型政治」再来を懸念!~5.27 小泉進次郎 農林水産大臣記者会見

 2025年5月27日午前10時30分より、東京都千代田区の農林水産省にて、小泉進次郎農林水産大臣の記者会見が行われました。

 小泉大臣からの冒頭発言はなく、そのまま質疑応答となりました。

 幹事社の記者から、備蓄米の随意契約について、次のような質問がありました。

幹事社記者「昨日、随意契約の詳細を発表されましたが、今の契約の状況、それから今後発表されるご予定について、またその、発表される意図・理由につきまして、お願いいたします」

小泉大臣「はい、まず昨夜、最新の状況は、出演をさせていただいた番組等でも、また、ぶら下がり等でも発表させていただきました。

 ただ、この夜中にも更新がありまして、最速で9時時点、今朝ですね、5月27日の9時時点で、(契約の申し込みが)計19社、そして数量で言いますと9万824トンということで、今まで大体1回(の入札で備蓄米の放出)10万トンということをやってきましたけれども、このほぼ1日、昨日の(随意契約に関する希望事業者への)説明会が4時ですから、24時間たっていない中で、既に9万トンという形で申し込みをいただいています。

 そして、早い事業者では、既に昨日のテレビ番組等でも私も見ましたが、6月の2日に2000円の備蓄米を店頭に並べるということが出てきました。

 我々として、今、速やかな手続を進めて、早い事業者とは、今日、もしくは明日、随意契約は完了、そして、あさって29日にも備蓄米の引き渡し、そのことによって、6月の1週目に店頭に並ぶと、そういった目途が見えてきたということであります」

 江藤拓前農林水産大臣が、「コメは買ったことがない」と発言し、その責任をとって辞表を提出し、受理されたのが5月21日の朝でした。

 そして、同じ21日午後7時46分から、約1時間、農林水産省庁舎の講堂にて、不自然に思えるほどスムーズに、小泉新農林水産大臣就任記者会見が行われました。

 小泉新農水大臣はその場で、「来週に予定していた(備蓄米の)入札をいったん中止し、随意契約のもとで、どのような条件で売り渡しができるかなど、具体的な対応策を早急に整理するよう、事務方に指示を出した」と発表しました。

 それからたった1週間で、小泉大臣は「6月2日に2000円の備蓄米を店頭に並べる」「29日にも備蓄米の引き渡し、そのことによって、6月の1週目に店頭に並ぶ目途が見えてきた」と、事態を好転させました。きわめて迅速な仕事ぶりですが、あまりにもでき過ぎてはいないでしょうか?

 立憲民主党の小沢一郎衆議院議員は、5月22日、自身のX(旧ツイッター)アカウントで、小泉新農相を念頭に置いたとみられる以下のような見解を投稿しています。

 「石破自民党が狙うのは小泉劇場型政治の再現。かつての郵政民営化みたいな茶番劇を画策、主演俳優を決めたということ。

 争点を一点に絞り、敵を作り、腐敗も失言も裏金も物価高も全部忘れさせる狙い。現在の郵政民営化の失敗を見るべき。

 国民が再び劇場型政治に騙されれば、今度こそ日本はおしまい」。

※小沢一郎衆議院議員のXへの投稿(2025年5月22日)
https://x.com/ozawa_jimusho/status/1925353241782755664

 小沢氏のいう「小泉劇場型政治」の先にあるものは、何なのでしょうか?

 IWJ記者は、指されず、今回の会見では質問できませんでしたが、またの機会に質問したいと思います。

 会見の詳細については、全編動画を御覧ください。

※政府備蓄米の随意契約は、5月27日の9時時点で計19社!! 2日後の29日にも備蓄米を引き渡し、6月の1週目に店頭に並ぶ!! 超迅速な小泉新農水大臣の仕事ぶりに、郵政民営化のような「小泉劇場型政治」再来を懸念!~5.27 小泉進次郎 農林水産大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527592

■<IWJ書店よりお知らせ>森山高至氏サイン入り『ファスト化する日本建築』をIWJ書店で販売いたします! IWJ会員限定です! 数に限りがありますので、お早めにお求めください!

 岩上安身によるインタビューにご登場いただいた、一級建築士・建築エコノミストの森山高至氏の新著『ファスト化する日本建築』(扶桑社新書、2025年4月)を、IWJ書店で販売いたします!

 IWJ会員限定です! 数に限りがありますので、ぜひお早めにお求めください!

※【森山高至さんサイン入り】ファスト化する日本建築
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=489

※「いのち脅かす」大阪・関西万博が開催中! 地盤沈下や液状化、そして夏には落雷事故のリスクもある「維新」の祭典は、今も有毒ガスが噴出するゴミ捨て場が会場! 岩上安身によるインタビュー第1191回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト 森山高至氏 第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527474

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

 YouTubeへの高評価とチャンネル登録も、よろしくお願いします。10万人登録まであと少しです!

 ご支援のほども、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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