日刊IWJガイド・非会員版「ゼレンスキー氏がEU首脳会議で『NATOが速やかにウクライナ加盟を受け入れるか、ウクライナが核保有国になるかのどちらかだ』と脅迫!」2024.10.22号~No.4359


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナのゼレンスキー大統領がEU首脳会議で「NATOが速やかにウクライナ加盟を受け入れるか、ウクライナが再び核保有国になるかのどちらかだ」と究極の恫喝! 数時間後に一転「我々は核兵器を作っているわけではない。お願いだ。発言を広めないでくれ」と釈明! ほとんどの西側メディアはこの問題発言を報じなかったが、ドイツの『ビルト』は、ゼレンスキー氏が9月のトランプ氏との会談でも「ウクライナが核兵器を保有し、その核兵器が、我々の防衛手段となるだろう」と語ったと指摘! しかもウクライナ高官は「数週間で(核爆弾を)入手できる」と裏付け証言! ロシアのプーチン大統領は「決して許さない」と表明!

■今年1月コロナ感染し、体調不良が続いた岩上安身は、10月から積極的にインタビューを再開! 復帰第1弾の原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブにて見逃し配信の視聴が可能です! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 塩原氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗を決すると予測! 必見です! ぜひ会員にご登録の上、御覧ください! 10月は21日間で73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の68%にとどまっています! 今月もIWJの財政状況は、まだまだピンチです! 一方では「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!

■「今後ともご活躍を期待しております」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

■【中継番組表】

■<【特別企画】南アフリカ申請書翻訳プロジェクト(第1回)序、第1章、第2章>を発行します!

■<岩上安身による最新インタビュー報告!>ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回)を、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップしました! 見逃した方は会員登録して、会員向けIWJサイトのアーカイブで全編をご視聴ください!

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! いつまでも対露制裁などやっていられない、というのが、日本とロシアの経済・社会の本音! 何のプラスにもならない岸田政権の敷いた、対露強硬路線を、歴史に残る外交的失敗として反省し、全面撤回すべき! 財務省発表の9月の貿易統計で、ロシアとの貿易が、輸出入とも急伸していることが明らかに!】(『スプートニク日本』、2024年10月17日)

■<IWJ取材報告>山田正彦元農水大臣「民間の種子に頼ると言いつつ、民間の種子は代表格の三井化学が撤退を決めたということになれば、種子法廃止の根拠はまったくなくなる。そういう主張を今、控訴審でやっている」~9.25 種子法廃止違憲確認訴訟 高裁結審期日・記者レク ―登壇:山田正彦弁護士、田井勝弁護士 ほか 近日、山田正彦氏に岩上安身がインタビュー!
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■はじめに~ウクライナのゼレンスキー大統領がEU首脳会議で「NATOが速やかにウクライナ加盟を受け入れるか、ウクライナが再び核保有国になるかのどちらかだ」と究極の恫喝! 数時間後に一転「我々は核兵器を作っているわけではない。お願いだ。発言を広めないでくれ」と釈明! ほとんどの西側メディアはこの問題発言を報じなかったが、ドイツの『ビルト』は、ゼレンスキー氏が9月のトランプ氏との会談でも「ウクライナが核兵器を保有し、その核兵器が、我々の防衛手段となるだろう」と語ったと指摘! しかもウクライナ高官は「数週間で(核爆弾を)入手できる」と裏付け証言! ロシアのプーチン大統領は「決して許さない」と表明!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 日本をはじめ、西側の多くのマスメディアは、大きく報じていませんが、ドイツのメディア『ビルト』は、10月17日、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ブリュッセルで行われたEU首脳会議で、NATOに加盟させないなら、核保有するという意志を表明し、欧州諸国を脅したことを報じました。

 この「核保有発言」はまずかったと思ったのかどうか、ゼレンスキー氏は、数時間後に発言を訂正し、メディアに「広めないでくれ」と述べたとのことですが、『ビルト』は、これ以前に、ゼレンスキー氏がドナルド・トランプ前米大統領との会談でも、「ウクライナは核を保有するだろう」と語ったと報じています。表面的には訂正をしても、腹の中は核保有の意志をはっきりと持っていると考えていいでしょう。

※Selenskyj rudert nach Atom-Aussage zuruck(Bild、2024年10月17日)
https://www.bild.de/politik/ausland-und-internationales/selenskyj-gibt-dem-westen-die-wahl-nato-beitritt-oder-atom-waffe-671102f9e9471210bb6a7dc9

 この『ビルト』の記事によると、ゼレンスキー氏はEU首脳会議で、自らが提案する「勝利計画」を説明する際に、「NATOが速やかにウクライナの加盟を受け入れるか、そうでなければ、ウクライナが再び核保有国になるかのどちらかだ」と、二者択一を迫ったとのことです。

 ウクライナは、旧ソ連邦解体と独立に伴い、一時的には国内にソ連の核兵器が配備されていたので、米国、ロシアに次ぐ世界第3位の核大国になりました。しかし、旧ソ連の国際的地位(核保有国、国連安保理常任理事国)はロシアが継承することになり、1992年に調印したSTART-1付属議定書(リスボン議定書)にもとづいて、1996年までに、国内のソ連時代の核兵器をすべて、ロシアに移送しました。

 ゼレンスキー氏は、現在46歳ですから、ウクライナが一時的に世界第3位の核大国だった約30年前の記憶は鮮明なはずです。核さえあれば、という思いは、ずっと腹の中にあったのでしょう。

 しかし、先述した通り、この『ビルト』の記事によると、ゼレンスキー氏は発言の数時間後に、各国首脳の反応の大きさにあわてたのか、「単にNATO加盟に代わる手段がないという、私からの合図だった。私達は核兵器を作っているわけではない。お願いだ。この発言を広めないでくれ」と、詰めかけていたジャーナリスト達に取り繕うように釈明したとのことです。

 ところがこの『ビルト』の記事は、単に1回だけの「失言」を拾った、という内容ではありません。ゼレンスキー氏の「核保有」発言が今回だけのことではなく、先月9月に訪米した際に、トランプ前大統領との会談でも、次のように、同様の発言をしていたことも報じています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■今年1月コロナ感染し、体調不良が続いた岩上安身は、10月から積極的にインタビューを再開! 復帰第1弾の原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブにて見逃し配信の視聴が可能です! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 塩原氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗を決すると予測! 必見です! ぜひ会員にご登録の上、御覧ください! 10月は21日間で73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の68%にとどまっています! 今月もIWJの財政状況は、まだまだピンチです! 一方では「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!

 IWJ第15期の3ヶ月目となる10月も、残り10日となりました。

 第15期の最初の1ヶ月である8月のご寄付・カンパは、85件、156万2260円で、目標額400万円の39%どまりでした。

 9月のご寄付・カンパは、269件、233万787円で、月間目標額400万円に対して、58%どまりでした。

 カンパしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。しかしながら、第15期が始まってから2ヶ月連続で、かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。

 10月は1日から21日までの21日間で、73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました。これは月間目標額の68%にあたります。ありがとうございます。ただ、10月も3分の2を過ぎた時点で、まだ68%どまり、ということは、今月も厳しくなりそうな予感がいたします。

 第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 また、9月に静養しつつ、仕事もセーブしてきた結果、私、岩上安身の体調も上向いてまいりました。10月からは積極的にインタビューを入れてまいります。

 第1弾として、4日に、新刊『プランデミック戦争~作られたパンデミック』を上梓した原口一博衆議院議員にインタビューしてきました。コロナワクチンの問題については、「検閲」がひどいYouTubeでは、確実にバンされてしまうであろう「タブー」に切り込んでいます! そのため、YouTubeでは全編流すことができません! 別のプラットフォームを用いた会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください!

※「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

 21日は、6月17日に最新刊『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』(社会評論社)を上梓した、ウクライナ問題に詳しい評論家で、元日経新聞・朝日新聞記者の塩原俊彦氏への岩上安身による連続インタビュー3回目を初配信しました! 会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください! ウクライナ紛争の本質から最新の戦況までを鋭く分析する塩原氏のお話は必見です!

※ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回) 2024.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525099

 全編視聴は、会員のみとなりますので、こちらもぜひ、会員登録してご視聴ください! 皆さま、よろしくお願いします!

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 9月末現在、IWJ会員の総数は2208人、このうちサポート会員の方は840人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、リスクを負い、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身拝

■「今後ともご活躍を期待しております」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 本日20241014、小額カンパいたしました(クレジットカードで)。

 原口一博氏が提唱して呼びかけている「憂国連合」に関して、ネット検索しても実態不明でした。

 原口氏が提唱している政策の根幹に共鳴するものの、彼と共に行動しようとしている人々が見えてきませんし、信頼をおけずにおります。

 そんな折、貴社のサイトで「ガーベラの風」の集会の録画をみつけ、さらに、その解説文を読むことができました。特に、解説文の中で「憂国連合」に触れ、いまだその実態はわからない点があり、今後も取材を続けたいという様な主旨の文章を読んで、とても納得できました。

 このような解説文を添えてくださっているIWJの姿勢に対し、本当にわずかですがカンパさせていただきました。

 今後ともご活躍を期待しております。

(M.H.様)

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M.H. 様

 ありがとうございます!

 感想がフレッシュで、IWJを立ち上げたばかりで、試行錯誤している時を思い出しました。

 格納している部分も含め、全編動画や、全文をお読みいただきたいと存じます!

 また、ぜひYouTubeへの登録ボタンといいね! ボタンをポチッと押してください! これは、ぜひ、皆さん、よろしくお願いします! お金もかかりませんので!

 今、IWJのYouTube動画の「Movie IWJ」は、チラ見せ、前半のみ、フル公開バージョンなど、あわせて、とりどりの動画がアップされていますが、現在、9万1000人に達しています!

 これは何としても、年内に10万人突破したいところです!

 現状では、YouTubeの収益は微々たるものなのですが、登録者のベースが上がると、リターンも変わってくるとか。

 地道に頑張りたいと思います。既存の会員の方もぜひ、「Movie IWJ」のボタンポチッをよろしくお願いいたします!

 M.H. 様、今後とも末長く、IWJをご支援ください!

 よろしくお願いいたします!

岩上安身 拝

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◆中継番組表◆

**2024.10.22 Tue.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.10.23 Wed.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「改革を拒む抵抗勢力、既得権益を持つ団体を抑え、税金を正しく使う!」黒田候補~10.15 衆院選 日本維新の会 大阪16区 黒田まさき候補 街頭演説 ―応援弁士:吉村洋文 大阪府知事
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525110

「国会で野党の意見はバラバラ。維新は衆院、参院ですらバラバラだ。そんな政党に国政は任せられない!」山口なつお常任顧問~10.15 衆院選 公明党 大阪5区 国重とおる候補 街頭演説 ―応援弁士 公明党 山口なつお常任顧問
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525108

「自分の懐を豊かにする政治家か、国民の懐を豊かにする政治家のどちらかを選ぶのが選挙の争点だ」玉木雄一郎代表~10.15衆院選 国民民主党 大阪8区 平岩まさき候補 街頭演説会 ―応援弁士:国民民主党 玉木雄一郎代表
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525106

「日本経済の再生には消費税廃止、社会保険料3割減で購買力を増やして再生するしかない!」~10.15衆院選 れいわ新選組 大阪5区 大石あきこ候補 街頭宣伝
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525112

「能登か福島か迷った。福島の復興なくして日本の復興なし!」石破茂総裁~10.15衆院選 自民党 福島4区 坂本竜太郎候補 出陣式(いわき市小名浜)―応援弁士:自民党 石破茂総裁
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525094

◆「2024年10月27日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆

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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/296258

高市総務相に計925万円の闇金疑惑!?「米国連邦議会立法調査官」の給料は松下政経塾から出ていた!~岩上安身によるインタビュー 第653回 ゲスト 上脇博之氏 2016.5.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/302378

【特別寄稿】「原発再稼働阻止のシンボル」泉田裕彦氏が自民党から立候補表明! 泉田ファンクラブ主宰の講演会で語った出馬動機をレポート! その場に登場した古賀茂明氏は泉田氏の目の前で「落選運動」を宣言!(ジャーナリスト・横田一) 2017.9.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398560

ママたちはもう信用しません!「国民の命を危険にさらす法案を米国の利益のために無理やり通した」安倍総理――「安保関連法に反対するママの会」廃案と賛成議員の落選運動に向け決意表明 2015.9.25
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「じゃあ武藤さん、あんたが一番に前線に行くんだね?」~自民党・武藤貴也議員の選挙区で落選運動がスタート「絶対に今後、当選させてはならない」2015.8.8
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【フルテキスト掲載!】「野党共闘」が実現した注目の熊本選挙区、自民党の松村祥史議員に3500万円もの「出所不明金」!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その1) 2016.3.26
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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2) 2016.3.26
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普天間「県外移設」の公約破棄だけではない!裏金作り?カレンダー配布?偏向ラジオ放送!?沖縄担当相の島尻安伊子参議院議員に浮かび上がった疑惑の数々!ついに刑事告発される! 2015.12.4
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485

「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670

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■<【特別企画】南アフリカ申請書翻訳プロジェクト(第1回)序、第1章、第2章>を発行します!

 シリル・ラマポーザ大統領が率いる南アフリカ共和国が、2023年12月29日に、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、国際司法裁判所(ICJ)に提出しました。

 南アフリカはBRICSの一角を成すとともに、入植してきた欧州(主にオランダ)の白人による黒人差別のアパルトヘイトに苦しみ、そこから肌の色を問わず、平等な権利を認めるようになり、「更生」し、立ち直った国です。

 そうした歴史をもつ南アフリカが、国際舞台に、パレスチナの地へ入植してきたシオニスト・イスラエルによる先住民のパレスチナ人に対する差別、暴力、虐殺、土地の略奪などを犯罪として指弾する、堂々たる文書を出すことで、世界を不当に支配してきた欧米諸国に対して、植民地支配を受け、侮蔑的に扱われてきた「グローバル・サウス」の1国として、その存在感を示しました。

 『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』(*)の著者であり、ウクライナ紛争でも、西側メディアのプロパガンダとは離れて、現実主義的な観点から事実を語ってきた、シカゴ大学のジョン・J・ミアシャイマー教授は、南アフリカが提出したこの告発文書を、「真に重要な文書」として紹介しました。

(*)ジョン・J・ミアシャイマー、スティーヴン・M・ウォルト(2007)『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』講談社、副島隆彦訳

 ミアシャイマー教授は、「イスラエルが行っているジェノサイドに関するすべての事実を1ヶ所に集め、イスラエルによるジェノサイドについて、包括的かつ徹底的に裏付けされた記述を提供している点」が非常に重要だと、指摘しました。

 詳しくは、IWJサイトにある仮訳・粗訳をお読みください。

※【IWJ号外】ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題! 2024.1.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521023

 IWJは、翻訳ボランティアを募り、応募してくださった3名の翻訳ボランティアの皆さまに、南アフリカ申請書の全文仮訳を進めていただきました。

額田康子様:序文、3章(A)、3章(C-1、2)、4章、5章、6章(A、B)
高木康夫様:2章、3章(B-1)、3章(C-3、4、5、6、7、8)
藤原かすみ様:3章(B-2、3)、3章(D、E)、6章(C、D、E)、7章、8章
(ご応募順)

 みなさま、お忙しい中、この翻訳プロジェクトに精力的に取り組んでくださいました。ここに心より感謝の意を表します。ありがとうございました!

 注も含めると、全体で20万字を超える和文になりました。これから、10回前後に分けて、お届けします。(その1)では、序章、第1章、第2章をご紹介します。

 第1回は、南アフリカの申請書が出されてから、現在に至るまでの経緯を大まかにまとめましたので、ご興味のある方はお読みください。

 また、ぜひIWJ会員となって、この歴史的な「南アフリカ申請書」を全文、お読みください!

■<岩上安身による最新インタビュー報告!>ウクライナ紛争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回)を、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップしました! 見逃した方は会員登録して、会員向けIWJサイトのアーカイブで全編をご視聴ください!

 塩原氏は、6月17日に、最新刊『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』(社会評論社)を上梓しました。

 このインタビューは、7月11日に配信した第1回目のインタビュー、9月2日に配信した第2回目のインタビューの続編となります。

 また、昨日10月21日には、第4回目のインタビューを収録しました! 第4回目のインタビューは、準備が整い次第、初配信いたします。

 第1回目インタビュー、第2回目インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、ぜひ以下のURLから御覧ください! 会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします。

※神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!(第1回)~岩上安身によるインタビュー第1165回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏 2024.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523806

※必見! カマラ・ハリス氏はどのようにして米大統領候補まで政界を登りつめていったのか、仰天の真相が明らかに! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身によるインタビュー第1166回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏 2024.8.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524297

※会員登録のご案内
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 一連のインタビューは、塩原氏の著書『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』に沿って進められています。

 10月16日の第3回インタビューは、「第1章 ウクライナ戦争とアメリカの帝国主義 ウクライナにとっての戦争の変質『自衛戦争』から『代理戦争』へ」と題して行われました。

 塩原氏は「ここで私が一番言いたかったこと」として、「戦争に限らないが、変質しているにもかかわらず、その変質を認めずに、我田引水に自分の都合のいいように解釈する、という人がたくさんいるので、だまされないでほしい」と述べ、以下のように語りました。

 「ウクライナ戦争の始まりは、2022年2月24日。ロシア軍が全面的にウクライナに侵攻し、それに対する『自衛戦争』という側面を持っていたのは、事実ですね。

 しかし、その『自衛戦争』が、ずっと今でも続いているのか、というと、実はそうではないんじゃないのか。その変質に気づかないと、いつまでたっても『「自衛戦争」なら何をやってもいい』という論理が通用してしまう。

 一番わかりやすいのは、昨年2023年10月7日に、パレスチナがイスラエル側に奇襲をした、それに対する自衛として、イスラエル政府がガザ戦争を始めた。(しかし、その後も)ずっと『自衛戦争』をしている、と今でも考える人は、たぶんいないと思うんですね。(中略)

 ウクライナについても、『自衛戦争』という最初の性格が変質し、『代理戦争』という形になっている。

 同じ戦争でも変質している、という点を、よく理解していただきたい」。

 その上で塩原氏は、以下のように続けました。

 「『自衛戦争』から『代理戦争』へ、という変質は、ウクライナとロシア、あるいはアメリカとかNATO加盟国とかの関係だけではなくて、特にポーランドのような国で起きていて、しかしそういうことを、日本あるいは欧米のマスメディアは報道していない。

 これは私の本にも書いていないんですけれども、自分の身の回りに、900万人とも言われているウクライナ人が、難民として、あるいは一部は移民として、ポーランド領にいる。最初は、まさに『自衛戦争』の犠牲者として入ってきた人達に対して、カトリック教徒の多いポーランドは、大歓迎をして、手厚く保護するというようなことをしてきたわけです。

 しかしポーランド国民もばかじゃないから、さすがに2年半も経つと、最初の『自衛戦争』が、まさに『代理戦争』化していることに気づいて、ウクライナ人に対する非常に厳しい見方が、実は広がっている。

 そういうことを、欧米や日本の人は知らない。

 例えば、今年の7月1日から、ポーランドでは、ウクライナからやってきた難民に対する一時金の支払いを停止し、ウクライナ人を受け入れているアパートの所有者に対する補助金も、やめています。

 あるいは、ポーランドの外相は、『ヨーロッパ中にいるウクライナ男性で、戦争に行くべき年齢の人に対する社会保障をやめろ』と、公言しています。

 あるいは、ごく最近、ポーランドの国防長官は、『休日、週末になって、ウクライナからポーランドに若者がやってきて、5つ星ホテルに泊まり、どんちゃん騒ぎしていることを不愉快に思う』と、はっきり公言しています。

 戦争の変質に伴って、人々の感情も、実は大きく変化をしていると言う現実があるにもかかわらず、『自衛戦争』だと言い続けたいアメリカ政府を初め、西側諸国はそういう事実をまったく報道しない。その結果、日本の人達も知らない」。

 塩原氏は、「不都合なことは報道しない、言わない。だから知らない。これではおかしい」と、指摘しました。

 ウクライナ報道で「まったく瑕疵がないウクライナに、ロシアが一方的に侵略した」などと主張し、2014年以降ドンバス地方で行われてきた、ウクライナ政府によるロシア系住民への虐殺や弾圧を、過去に報じていたこともあったのに、ある日を境に「なかった」と嘘を平然とつく大手新聞やテレビなどの主要記者クラブメディアに対し、内部で働いている人々の神経や精神を疑いたくなります。

 岩上安身が「普通の正常な人間だったら、頭の中で対立する情報がぶつかり合って、認知的不協和に陥ると思う」と批判すると、大新聞で記者をしていた経験のある塩原氏は「(マスメディア関係者は)人間として許せないことをやっている。まったく誠実さを感じさせない報道を、毎日流しているのが許せない」と、厳しく糾弾しました。

 一方、2022年2月24日に始まったウクライナ紛争は、2月28日には1回目の、3月には2回目の和平交渉が始められましたが、3月31日に「ブチャの虐殺」が報じられ、4月9日には、キーウを訪れた英国のボリス・ジョンソン首相(当時)が、ウクライナへの軍事援助と融資を約束すると、ウクライナは一方的に和平交渉を打ち切りました。

 塩原氏は「ジョンソン首相の裏側にはバイデン米大統領がいて、『戦争を続けろ』ということを言った」と指摘した上で、「非常に重要なことは、(ジョンソン首相訪問後の)4月14日、15日にも和平交渉をしていたことがわかっている」と述べ、以下のように語りました。

 「和平のための動きは、続いていたんです。

 別にボリス・ジョンソンが出向いて言って『(戦争を)続けろ』と説得した結果、すぐに和平が停止されたわけではなくて、その後1ヶ月ぐらいの間に、どういうふうな支援をするとか、いろんな話が煮詰まっていった結果として、和平交渉そのものが停止されたのは、5月以降だったと言われています。

 そこが肝で、つまり『代理戦争』になるための地固めというのが、2022年の5月から6月ごろにかけて、一番進んだ時期で、それ以後は明らかに『代理戦争』になったと考えるのが、たぶん正しい」。

 塩原氏は、『アメリカファースト、ロシア、アンド・ウクライナ』という論文(トランプ政権時に米国家安全保障会議事務局長兼主席補佐官を務めたキース・ケロッグ退役陸軍中将と、トランプ大統領の補佐官と米国家安全保障会議主席補佐官を務めたフレッド・フライツ氏の共著)に、「バイデン政権は2022年後半から、国内でのプーチン政権の弱体化と軍事的破壊という米国の政策目標を推進するために、ウクライナ軍を代理戦争に利用をし始めたのだ」と書かれていることを紹介しました。

※America First, Russia, & Ukraine(AFPI、2024年4月11日)
https://americafirstpolicy.com/issues/america-first-russia-ukraine

 そして、「どのように『代理戦争』になっていったか」ということについて、塩原氏は、次のように述べています。

 「軍事的な面では、(ロイド・オースティン米国防長官によって設立された)ウクライナ防衛コンタクトグループというのが一番重要で、世界50ヶ国以上が参加していて、今でもウクライナに対する軍事支援の調整をしています。

 これまでに1000億ドル(約15兆円)以上の武器、装備、訓練をウクライナに送り込んできた。まさに『代理戦争』をやっている、ということです」。

 塩原氏は「要するにアメリカが、ウクライナ戦争を大統領選挙に利用する、あるいはアメリカ国内の軍産複合体のために利用する、特に軍事技術の発展のために利用する、という意味で、ウクライナに委託して『代理戦争』をさせている、ということが大事」だと指摘しました。

 後半の会員限定でのインタビュー部分では、塩原氏の著書に書かれていないこととして、トランプ氏が大統領になれば、「24時間(48時間と言う場合もある)以内にウクライナ紛争をやめさせる」と発言していることについて、その具体的な和平の方法について、塩原氏が検証しました。

 塩原氏は、トランプ氏の副大統領候補である共和党のJ.D.ヴァンス氏が、9月のインタビューで語ったこととして、次のように述べました。

 「まず最初に、ロシア側は奪った土地を保持し、現在の戦線に沿って非武装地帯を設け、ウクライナ側はロシアの再侵攻を防ぐために厳重に要塞化する。

 2番目が、ウクライナの残りは、独立した主権国家として残るが、ロシアはウクライナから中立の保証を得ることになる。

 3番目が、ウクライナはNATOに加盟するわけでもなく、このような同盟機関に加盟するわけでもない。

 と、いうのがおおよそのヴァンスの明らかにしたことで、私自身は、これでうまくいくかどうかわかりませんが、少なくとも、ウクライナ戦争を終結させる、非常に重要なきっかけにはなるんだろうなと(思います)」。

 これについて、岩上安身は、「いいとか悪いとかという価値観を全部抜いて、好きとか嫌いとかも全部抜いて、現実、これ以上戦争を続けていても仕方がない、とリアリスティックに考えたら、これ以外にないんじゃないかなと思う」と応じました。

 一方、ロシアのプーチン大統領は、2024年6月に、外務省幹部向けの講話で、ウクライナ和平をめぐる提案を明らかにしています。

 塩原氏は、「マスメディアの報道で、適当に虫食いにされるのが嫌だから」と、プーチン氏の演説の原本から直接、何を語ったのかをまとめて、パワポで示し、詳しく解説を行いました。

 また、10月16日のウクライナ議会で報告された、ゼレンスキー氏の「勝利計画」についても、発表直前のインタビュー収録時での情報をもとに、塩原氏の見解をおうかがいしました。

※【同盟国も承認を渋る内容の「勝利計画」を、 ゼレンスキー氏がウクライナ議会で公表!】明らかにされた5項目は、これまで要求してきた「NATOへの早期加盟」「ロシア領内に対する長距離兵器の使用容認」「さらなる兵器の提供」の繰り返しと、その代償としての戦後のウクライナの地下資源の西側への売り渡し! NATOの米軍駐留負担のウクライナ兵による肩代わり!「秘密」の3項目は「ロシア領内の標的リストと、必要な兵器の種類と量の詳細」だと、ポドリャク大統領顧問が暴露! 一方ロシア軍は「クルスク地域のウクライナ軍戦線は、1ヶ月以内に崩壊する可能性がある」と発表!(『BBC』、2024年10月17日)
(日刊IWJガイド、2024年10月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241019#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54021#idx-6

 昨日配信の、会員向けの後半部分で、塩原氏は、現在進行形の戦況の重要なポイントについて、こう予見的に語っています。

 「余り日本のマスメディアが報道していないことで言うと、本当は、ポクロフスクの状況が非常に重要で、もうあと一歩で陥落、という事態となりそう」だと予測を述べ、「これが陥落すると、ウクライナ経済に与える影響は極めて大きい」と、塩原氏は指摘しました。

 塩原氏は、「(ポクロフスクは)石炭で有名なんですよ。(ウクライナは)石炭を採掘して製鉄して、それを輸出してきた。ポクロフスクの石炭工場を失うと、生産量は半分になり、輸出ができない。そうなると、もう支援頼みしかなくなる」と説明し、「日本の皆さんに注目してほしいのは、(ロシアによる)ポクロフスク占領が実現するかどうか。これが実現したら、ウクライナはほとんど負けと同じ」だと述べました。

 このポクロフスクをめぐる戦況やその背景と影響については、IWJも独自に記事にして、10月19日のこの『日刊IWJガイド』で詳しくお伝えしました。ぜひ以下の記事もご一読ください。会員登録して、全文お読みくださることをおすすめいたします。現時点で、日刊ベースのどこのメディアよりも、詳しい記事に仕上がっていると自負しています。

※ウグレダル陥落後、ロシア軍がウクライナ東部の要衝ポクロフスクの目前に迫る! 評論家でウクライナ専門家の塩原俊彦氏は、岩上安身の最新インタビューでウクライナ鉄鋼産業の原動力である石炭の産地であるポクロフスクを失えば、軍事上も産業経済上でも、ウクライナは崩壊へ向かうと予測! ロシア軍が、北部・南部・東部と、前線の全体で、これまでにない速度で前進中!(日刊IWJガイド、2024年10月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241019#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54021#idx-1

 インタビューの全編動画は、ぜひIWJ会員へご登録の上、IWJの会員向けサイトで御覧ください。

※ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの 「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525099

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! いつまでも対露制裁などやっていられない、というのが、日本とロシアの経済・社会の本音! 何のプラスにもならない岸田政権の敷いた、対露強硬路線を、歴史に残る外交的失敗として反省し、全面撤回すべき! 財務省発表の9月の貿易統計で、ロシアとの貿易が、輸出入とも急伸していることが明らかに!】(『スプートニク日本』、2024年10月17日)

 財務省は10月17日に、今年9月の貿易統計(速報値)を発表しました。

※財務省貿易統計(財務省、2024年10月17日)
https://www.customs.go.jp/toukei/latest/index.htm

 この内容について、17日付『スプートニク日本』は、「日本からロシアへの輸出は前年同月比98.5%増加、ロシアから日本への輸入は前年同月比2.8%増加した」と報じました。

※日本、ロシアからの穀物輸入を10倍近く増やす 自動車輸出も2倍以上(スプートニク日本、2024年10月17日)
https://sputniknews.jp/20241017/102-19213103.html

★日本からロシアへの輸出で、最も伸びの大きいものは「プラスチック」の829.2%です。また、「自動車」が132.2%増、「自動車の部分品」が21.3%増、「原動機」が11.3%増など、自動車関連の項目の増加が目立ちます。

 一方、ロシアから日本への輸入に関しては、「穀物」が998%も増加しています。また、「野菜」が100%増、「魚」が21.6%増となっています。「液化天然ガス(LNG)」も、11.7%増加しています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■<IWJ取材報告>山田正彦元農水大臣「民間の種子に頼ると言いつつ、民間の種子は代表格の三井化学が撤退を決めたということになれば、種子法廃止の根拠はまったくなくなる。そういう主張を今、控訴審でやっている」~9.25 種子法廃止違憲確認訴訟 高裁結審期日・記者レク ―登壇:山田正彦弁護士、田井勝弁護士 ほか 近日、山田正彦氏に岩上安身がインタビュー!

 9月25日午後2時より、東京都千代田区の司法記者クラブにて、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の主催により、10月1日に予定されている種子法廃止等に関する違憲確認訴訟の控訴審第4回期日(最終弁論・結審)に先立ち、元農林水産大臣で、弁護団共同代表である山田正彦氏と田井勝氏による記者レクが開催されました。

※TPP交渉差止・違憲訴訟の会(公式ウェブサイト)
http://tpphantai.com/

 この経緯については、ぜひ以下の記事もご一読ください。

※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)(日刊IWJガイド、2024年10月7日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241007#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53982#idx-6

※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)(日刊IWJガイド、2024年10月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53987#idx-7

 この日の記者レクでは、冒頭、田井弁護士より、当該訴訟の経過・概要についての説明がありました。

 第1審(東京地裁)において、原告は次の3つの請求を行いました。

1.平成30(2018)年4月1日に施行された「種子法廃止法」が憲法違反であり、違憲無効であることの確認

2.原告の舘野氏(一般農家)、野々山氏(消費者代表)、そして菊地氏(採種農家)の3名がそれぞれ、廃止された種子法にもとづく公法上の地位を有することの確認

3.原告ら、それぞれ1名について、国に対し、慰謝料1万円の損害賠償請求

 平成29(2017)年の通常国会において、主要農作物種子法が成立し、平成30(2018)年4月1日に施行され、昭和27(1952)年にできた種子法が廃止されました。

 原告側は、「この種子法の廃止は、国民の農作物、食の根源である種(たね)を、都道府県の管理のもとでつくられなくさせるため『食料への権利』を侵害するものである」と主張しました。

 2023年3月24日の東京地裁判決では、「『食料への権利』は、種子法によって具体化されていないため、権利侵害が存在しない」として、原告側の請求はすべて棄却されました。

※東京地裁は憲法25条に「食糧の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!~3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会 2023.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514913

 しかし、「種子法廃止にもとづいて、一定の被害が認められる」として、採種農家の菊地氏の地位についての「確認の地位(原告の確認の訴えを審議する必要性)」は認められました。

 現在行われている東京高裁での控訴審では、種子法は、平成11(1999)年に制定された「食料・農業・農村基本法」に明記された「国民への食糧安定供給」を具現化するものであり、種子法の廃止は「食料への権利」を侵害するものであること、そして、「みつひかり」の不正問題、および、「コメの供給不足」などの問題について、主に主張されています。

 山田正彦氏から、「みつひかり」の不正問題などについて、詳しい説明がありました。

山田氏「種子法を廃止して、『民間の種子に頼るんだ』と政府は発表して、農水省の公のお金でチラシを作って、全国にばらまいて、『みつひかり』を推奨して回りました。(中略)

 『これは大量に収量があるんだ。例えば、反(たん)あたり11俵以上獲れる』とか、言って回ったんです。

 その後、モンサントの『とねのめぐみ』という品種、これもF1の品種(※F1品種とは、収穫した種子を翌年蒔いても、まともに育たず、前年と同じ品質や収量が得られない雑種第1代のこと)ですが、そういった品種を、国は推奨して回ったんです。

 ところが、調べてみると、『みつひかり』の生産農家のところに行っても、そんなに収量があるわけはないし、味も、『コシヒカリ以上だ』と政府は宣伝したんですが、まったくそうではなかった。(中略)

 そして、昨年の2月、三井化学は、農家に何の前触れもなく、突然、『みつひかり』の供給を停止したんです。農家はそれこそパニックに陥りました。(中略)

 ロットによっては『発芽率90%以上』と記載しながら、実際には、ロットによっては、まったく発芽しなかった。しかも、他品種を混ぜて売っていた。(中略)

 そして、産地も偽造していた。

 三井化学は、それらを報告書では認めています。(中略)

 これは、言ってみれば、種苗法違反です」

 山田氏らは、「みつひかり」の栽培農家の調査を要求しましたが、農水省側に調査をする意向はまったくなく、三井化学は不処分(厳重注意)となりました。

 しかも、『東京新聞』を除いて、この件については、日本のメディアはまったく報道しませんでした。

 ウクライナ紛争やワクチン問題だけでなく、外資のからむネタならば、何でも避けて通る「報道する責任」より、どこかの愚か者の記者が言い張った「報道しない自由」を行使しているばかりのマスメディアなど、存在価値があるのでしょうか?

※コメ農家が大混乱…三井化学のタネめぐる「詐欺的不正」と「出荷停止」はなぜ起きた?刑事告発の動きも(東京新聞2023年12月2日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/293466

 山田氏、および、種子法廃止違憲確認訴訟弁護団のメンバーや国会議員らは、三井化学を「種苗法違反容疑」で警視庁に刑事告発しました。

※【種子法廃止の誤りが露見! 民間の米品種「みつひかり」が7年間に渡り表示偽装していた!】種子法廃止違憲確認訴訟控訴審開始直前に発覚した三井化学の不正事件に農水省は厳重注意のみ!!(『山田正彦オフィシャルブログ』、2023年12月14日)(日刊IWJガイド、2023年12月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231219#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53040#idx-6

※政府が種子法廃止の拠り所とした「みつひかり」について、岩月浩二弁護士は「想定していなかったほど、粗悪な不良品」だったと指摘! 外資種子メジャー参入の「地ならしだったとしても不思議じゃない」と表明! 山田正彦元農水相は、TPPから、種子法廃止、種苗法改正、農業食糧基本法改正、食糧有事法成立まで、国による食糧安全保障の破壊を批判!~6.14 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 控訴審第3回期日後の報告・意見交換会 2024.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523513

 山田氏は、この件について、次のように述べました。

山田氏「国に反対して、これまで通り、県が責任をもって、安く農家に優良な種子を3年かけて作って提供することを定める種子条例(主要農作物種子条例)が、現在、35の道県でできています。種子法が廃止されても、今まで35の道県で米、麦、大豆の種子は条例により守られてきたということなんです。

 一方、『民間の種子に頼るから』と言いながら、民間の種子は、代表格の三井化学が撤退を決めたということになれば、種子法廃止が拠って立つ根拠はまったくなくなるのではないか? そういう主張を今、控訴審でやっているところです」

 質疑応答など、記者レクの詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※山田正彦元農水大臣「民間の種子に頼ると言いつつ、民間の種子は代表格の三井化学が撤退を決めたということになれば、種子法廃止の根拠はまったくなくなる。そういう主張を今、控訴審でやっている」~9.25 種子法廃止違憲確認訴訟 高裁結審期日・記者レク ―登壇:山田正彦弁護士、田井勝弁護士 ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524674

 山田正彦氏には、11月1日にインタビューの予定です!配信時間など決まりましたら、また詳しくお知らせいたします!

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴)

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