日刊IWJガイド・非会員版「仰天! イスラエルの大規模イラン攻撃計画漏洩! しかしイランは、アイアン・ドームで防げない極超音速ミサイルに銃型核弾頭搭載可能!」2024.10.23号~No.4360


┏━━【目次】━━━━
■仰天! イスラエルの大規模なイラン攻撃計画が漏洩した! しかしイスラエルが攻撃するという、そのイランは、アイアン・ドームで撃ち落とせない極超音速ミサイルに、銃型核弾頭を搭載できる状態にある!

■今年1月コロナ感染し、以後、体調不良が続いた岩上安身は、10月から積極的にインタビュー再開! 復帰第1弾の原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブで見逃し配信の視聴可能! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗決すると予測! 続編でゼレンスキーの核兵器保有発言も! 必見! ぜひ会員にご登録の上、御覧ください! 10月は21日間で73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の68%、今月もIWJの財政状況はまだまだピンチです! 一方「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■KCIAの後継組織である韓国国家情報院が、「北朝鮮が最精鋭特殊作戦部隊4個旅団の計1万2千人余りの兵力をウクライナ戦争に派兵する」と発表! 尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は緊急安保会議を開き、北朝鮮軍の派兵が事実であることを公式化! 国連安保理では日米韓など11ヶ国が、ロシア抜きで北朝鮮制裁を監視する「多国間制裁監視チーム」を発足させる! ウクライナ紛争によるロシア弱体化が米国の思惑通りに進まない中、朝鮮半島で南北対立が激化の一途! 朝鮮半島有事が勃発すれば、「韓米日」対「朝ロ」の対立で、日本も火の海に!! 同時に中国をも敵に回して、日本は生き残れるのか!?

■パレスチナのガザ南部ラファで、イスラエル軍がハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル政治局長を殺害! イスラエル側が「卑怯なテロリストの哀れな最後」と貶めようとしているのとは裏腹に、パレスチナ人や支援者らはシンワル氏の死を、最後の瞬間まで戦い続けた英雄の名誉ある殉教と賛美! イランのアラグチ外相は、「シンワル氏の死はハマスの活動を止めるものではなく、ハマスの決意とパレスチナの若者の(抵抗の)意欲を強めるだけだ」と指摘! シンワル氏殺害を目標としていたイスラエルのネタニヤフ首相は、人質全員を奪還するまで「全力を尽くし続ける」と、戦闘継続を表明!
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■仰天! イスラエルの大規模なイラン攻撃計画が漏洩した! しかしイスラエルが攻撃するという、そのイランは、アイアン・ドームで撃ち落とせない極超音速ミサイルに、銃型核弾頭を搭載できる状態にある!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 イスラエルで19日、ネタニヤフ首相の私邸を標的とした無人機攻撃がありました。これを受け、ネタニヤフ首相は、イランが妻とともに自身を暗殺しようとしていると非難し、これを『重大な過ち』と表しました。

※ネタニヤフ首相の私邸に無人機攻撃 「イランが暗殺しようとしている」と非難(スプートニク日本、2024年10月20日)
https://sputniknews.jp/20241020/19226147.html

 イランやヒズボラのドローンなのか、証拠が開示されていないため、イランとヒズボラへの攻撃を強めるための口実として、イスラエル側が仕組んだ偽旗作戦の可能性も疑われます。シオニスト・イスラエルが、国際法など、いくらでも蹂躙(じゅうりん)する、真性の「ならず者国家」であることは間違いなく、どのような卑劣な仕掛けをしようと、驚きません。

 しかもそのイスラエルは、この裏で、とんでもない秘密作戦を計画していました。

 10月18日、SNSのテレグラムチャンネルの独立系メディア、『中東観察者(Middle East Spectator)』が、10月1日のイランのイスラエル攻撃に対する報復として、イスラエルが、イラン国内への大規模な攻撃を準備しているという、驚くべき大規模攻撃計画の内容を明らかにしました。

 しかもその作戦計画の文書は、イスラエルではなく、「共犯」国である米国の、国家地理空間情報局(NGIA)が作成したもので、その文書が2枚、添付された上で、『中東の観察者(Middle East Spectator)』は、次のように明らかにしているのです。

 「米国情報機関内のある情報源が、私たちに極めて機密性の高い『トップシークレット』扱いの米国情報文書を共有した。この文書はNGIA(国家地理空間情報局)によるもので、10月15日から16日にかけての日付があり、イスラエルがイラン国内への大規模な攻撃を準備している様子を詳細に記している。

 その文書によると、米国は10月8日以来、イスラエル空軍がハツェリム空軍基地で『ゴールデンホライゾン』などのALBM(空中発射弾道ミサイル)16発以上と、『ロックス』(イスラエルが開発した空対地ミサイル)40発以上を取り扱っているのを観察している。これらがすべて使用された場合、重大な攻撃となるであろう。

 さらに、10月15日から16日にかけて、イスラエル空軍はラモット・ダビドおよびラモン空軍基地でいくつかのASM(空対地ミサイル)を取り扱っており、攻撃が差し迫っていることを示唆している。

 加えて、イスラエル空軍は、10月15日に大規模な空中給油および戦闘捜索救難作戦を実践するLFE演習を実施した。この演習には、少なくとも3機のKC-707給油機、1機のG-550ガルフストリームAWAC機(Airborne Warning and Control System。ビジネスジェット機として知られるガルフストリームG-550をベースにした早期警戒管制機のこと。この機体は、主に空中での警戒・管制、航空監視、レーダー探知、指揮統制などを行うために改造されている)、およびおそらく戦闘機が参加している。

 この機密報告は、米国防総省の一部である国家地理空間情報局(NGIA)から発信されたものである」。

※10月18日の『中東の観察者(Middle East Spectator)』のテレグラムへのポスト
https://t.me/Middle_East_Spectator/11183

 このポストを見る限り、イスラエル空軍が大規模な編隊を構成して、空中発射型弾道ミサイル(ALBM)と空対地ミサイル(ASM)による、空からイランを攻撃する計画であることがわかります。

 使用される可能性があるのは、核弾頭も搭載可能な、空中発射型弾道ミサイル(ALBM)の『ゴールデンホライゾン』など16発以上と、精密攻撃用の空対地ミサイル(ASM)の『ロックス』40発以上です。

 イスラエルが、ASMによって、イランの特定の軍事施設や部隊に対する40発以上のピンポイント攻撃と、破壊力の大きいALBMによって、イランの大規模かつ重要な目標16ヶ所以上に対する長距離攻撃を計画していたことがわかります。これには、イランの原子力施設の攻撃も、当然、含まれます。

 22日付『ロイター』は、「イラン外務省の報道官は、21日の記者会見で、イスラエルがイランの原子力施設を攻撃すると脅迫していると訴える書簡を国連原子力機関(1AEA)に送付したと明らかにした」と報じています。

※イラン「核施設攻撃とイスラエルが脅迫」、IAEAに書簡(ロイター、2024年10月22日)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/WDWDUWWY4NKJDNOW7OBD4YPYAI-2024-10-22/

 イスラエルの場合は、これまでの行状を見る限り、単なる言葉だけの「脅迫」にはとどまらず、原子力施設の破壊を実行に移す可能性がきわめて高い、と考えられます。

 イスラエルには、かつて1981年に、イラクのタムーズで建設中だったオシラク原発を空爆して、完全に破壊した「前科」があります。国際法に違反しようが、中東諸国間で、自分達だけは核兵器をひそかに保有し、他の国には核保有を許さないという姿勢を貫いています。

 このスクープを報じた『中東観察者(Middle East Spectator)』は、10月20日に、このイラン攻撃計画のスクープの件で、次のような声明を出しています。

 「『中東の観察者(Middle East Spectator)』は、オープンソースのニュースアグリゲーター(インターネット上のさまざまなニュースソースやウェブサイトから情報を自動的に収集し、1ヶ所に集約して表示するサービス)であり、我々は独立したジャーナリストであり、いかなる政府機関や組織にも所属してはいない。

 金曜日(18日)の午前1時15分頃(テヘラン時間)、我々の知人の一人が、匿名のテレグラムユーザーから2つの高度に機密な米国情報文書を受け取った。このユーザーは身元を明かすことを拒否したが、文書はシオニスト政権によるイスラム共和国イランへの攻撃準備に関する内容だった。

 我々は、この情報漏洩者とは一切関係がなく、彼の身元も知らない。また、文書の真偽についても確証を持っていない。

 さらに、これらの文書はテレグラム上で他の場所でも流通していたものと思われ、それらがパブリックドメインの一部であると見なした。

 我々は、『中東観察者(Middle East Spectator)』の記者達を威嚇しようとする、シオニストおよび米国のメディアによる試みを拒絶している。我々は報道の自由という、完全かつ不可侵の権利を行使しているに過ぎない。

 自由を、パレスチナに」。

※10月20日の『中東の観察者(Middle East Spectator)』のテレグラムへのポスト
https://t.me/Middle_East_Spectator/11249

 さらに、20日に、次の声明を続けて出しています。

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■今年1月コロナ感染し、以後、体調不良が続いた岩上安身は、10月から積極的にインタビュー再開! 復帰第1弾の原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブで見逃し配信の視聴可能! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗決すると予測! 続編でゼレンスキーの核兵器保有発言も! 必見! ぜひ会員にご登録の上、御覧ください! 10月は21日間で73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の68%、今月もIWJの財政状況はまだまだピンチです! 一方「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!

 IWJ第15期の3ヶ月目となる10月も、残り10日となりました。

 第15期の最初の1ヶ月である8月のご寄付・カンパは、85件、156万2260円で、目標額400万円の39%どまりでした。

 9月のご寄付・カンパは、269件、233万787円で、月間目標額400万円に対して、58%どまりでした。

 カンパしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。しかしながら、第15期が始まってから2ヶ月連続で、かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。

 10月は1日から21日までの21日間で、73件、270万4940円のご寄付・カンパをいただきました。これは月間目標額の68%にあたります。ありがとうございます。ただ、10月も3分の2を過ぎた時点で、まだ68%どまり、ということは、今月も厳しくなりそうな予感がいたします。

 第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 また、9月に静養しつつ、仕事もセーブしてきた結果、私、岩上安身の体調も上向いてまいりました。10月からは積極的にインタビューを入れてまいります。

 第1弾として、4日に、新刊『プランデミック戦争~作られたパンデミック』を上梓した原口一博衆議院議員にインタビューしてきました。コロナワクチンの問題については、「検閲」がひどいYouTubeでは、確実にバンされてしまうであろう「タブー」に切り込んでいます! そのため、YouTubeでは全編流すことができません! 別のプラットフォームを用いた会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください!

※「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

 21日は、6月17日に最新刊『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』(社会評論社)を上梓した、ウクライナ問題に詳しい評論家で、元日経新聞・朝日新聞記者の塩原俊彦氏への岩上安身による連続インタビュー3回目を初配信しました! 会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください! ウクライナ紛争の本質から最新の戦況までを鋭く分析する塩原氏のお話は必見です!

※ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回) 2024.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525099

 全編視聴は、会員のみとなりますので、こちらもぜひ、会員登録してご視聴ください! 皆さま、よろしくお願いします!

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 なお、塩原氏の連続インタビューの続編である第4回は、明日24日木曜の午後6時から初配信を行います! 冒頭から、ゼレンスキー氏が核保有発言をして、その後、記者団に「広めないでくれ」と言って、西側メディアのほとんどが記事にしなかった、情報操作の実態が明らかにされます! ぜひ、このインタビューも、お見逃しなく、御覧になってください! 見逃した方は、ぜひ、会員となってアーカイブを御覧ください!

 9月末現在、IWJ会員の総数は2208人、このうちサポート会員の方は840人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、リスクを負い、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.10.23 Wed.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.10.24 Thu.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525099

「大阪の発展が日本の発展なんです!大阪万博を成功させなくてはならない!」森山裕幹事長~10.18 衆院選 自民党 大阪17区 岡下昌平候補 街頭演説会 ―応援弁士:自民党 森山裕幹事長
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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2)2016.3.26
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高市総務相に計925万円の闇金疑惑!?「米国連邦議会立法調査官」の給料は松下政経塾から出ていた!~岩上安身によるインタビュー 第653回 ゲスト 上脇博之氏 2016.5.18
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【特別寄稿】「原発再稼働阻止のシンボル」泉田裕彦氏が自民党から立候補表明! 泉田ファンクラブ主宰の講演会で語った出馬動機をレポート! その場に登場した古賀茂明氏は泉田氏の目の前で「落選運動」を宣言!(ジャーナリスト・横田一) 2017.9.10
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ママたちはもう信用しません!「国民の命を危険にさらす法案を米国の利益のために無理やり通した」安倍総理――「安保関連法に反対するママの会」廃案と賛成議員の落選運動に向け決意表明 2015.9.25
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「じゃあ武藤さん、あんたが一番に前線に行くんだね?」~自民党・武藤貴也議員の選挙区で落選運動がスタート「絶対に今後、当選させてはならない」2015.8.8
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【フルテキスト掲載!】「野党共闘」が実現した注目の熊本選挙区、自民党の松村祥史議員に3500万円もの「出所不明金」!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その1) 2016.3.26
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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2) 2016.3.26
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普天間「県外移設」の公約破棄だけではない!裏金作り?カレンダー配布?偏向ラジオ放送!?沖縄担当相の島尻安伊子参議院議員に浮かび上がった疑惑の数々!ついに刑事告発される! 2015.12.4
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
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「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670

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■KCIAの後継組織である韓国国家情報院が、「北朝鮮が最精鋭特殊作戦部隊4個旅団の計1万2千人余りの兵力をウクライナ戦争に派兵する」と発表! 尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は緊急安保会議を開き、北朝鮮軍の派兵が事実であることを公式化! 国連安保理では日米韓など11ヶ国が、ロシア抜きで北朝鮮制裁を監視する「多国間制裁監視チーム」を発足させる! ウクライナ紛争によるロシア弱体化が米国の思惑通りに進まない中、朝鮮半島で南北対立が激化の一途! 朝鮮半島有事が勃発すれば、「韓米日」対「朝ロ」の対立で、日本も火の海に!! 同時に中国をも敵に回して、日本は生き残れるのか!?

 ウクライナ紛争をめぐり、北朝鮮軍がロシアに派兵し、すでに最前線でウクライナ軍と戦っている、という真偽不明なニュースが、数日前から広く報じられています。

 これについて、ロシアの通信社『タス』は、10月21日付で「韓国外務省は、韓国のキム・ホンキュン(Kim Hong-kyun)外務第一次官が、ロシアのゲオルギー・ジノヴィエフ(Georgy Zinoviev)駐ソウル大使と会談したと発表した」と報じました。

 『タス』は、会談の内容について、「キム氏は、韓国の安全保障上の重要な利益を脅かすいかなる行動に対しても、国際社会と共に、利用可能なあらゆる手段を使って対応すると警告した」とのみ報じており、ロシア側がどう応じたかについては、何も触れていませんが、過去の2件の情報を引用して、北朝鮮軍のロシア派兵がデマである、と示唆しています。

 クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、10月10日、「特別軍事作戦への北朝鮮軍人の関与に関するメディアの主張は、またしてもデマのようだ」と述べています。

 さらに10月19日には、米国のロイド・オースティン国防長官が、「ロシアの軍事作戦地域に、北朝鮮軍が存在するという、ウクライナによる噂を確認できなかった」と認めています。

※South Korean Foreign Ministry summons Russian envoy(TASS、2024年10月21日)
https://tass.com/world/1858873

 また、10月22日付『日本経済新聞』は、21日に開かれた国連安保理で、「韓国やウクライナは北朝鮮がロシアに兵士の派遣を始めたと指摘し、米国や日本などは懸念を表明。ロシアは『恐怖をあおるデマだ』と否定した」と報じました。

※北朝鮮派兵に懸念相次ぐ 安保理、ロシア「デマだ」(日本経済新聞、2024年10月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB220YL0S4A021C2000000/

 さらに、22日付『朝日新聞』も、「北朝鮮は同日(21日)、軍縮を担当する国連総会第1委員会で、ロシアとの軍事協力を『根拠のないうわさ』と否定」したと報じています。

※北朝鮮、ロシアとの軍事協力を「うわさ」と否定 国連で懸念相次ぐ(朝日新聞デジタル、2024年10月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASSBQ0PRPSBQUHBI03HM.html

 ただ、この『朝日』の記事は、前述の『日経』が安保理で「ロシアは『恐怖をあおるデマだ』と否定した」と報じた部分について、少し食い違う報道を、以下のようにしています。

 「ロシアのネベンジャ国連大使は、北朝鮮の派兵について明言は避けた一方、北朝鮮やイラン、中国がロシア支援を続けているとする米国などの主張を『恐怖をあおろうとしているだけ』と批判」。

 北朝鮮軍がロシアに派兵した、という情報の元はどこかと言えば、実は韓国の情報機関である国家情報院の発表です。

 韓国の『ハンギョレ』は、10月18日付の記事で、「国家情報院(国情院)が18日、北朝鮮特殊部隊のロシア・ウクライナ戦争参戦を確認したことを明らかにした」とした上で、国家情報院が、10月8日の時点で、北朝鮮特殊部隊員1500人余りの、ロシアの戦場への派遣が始まったことを確認していた、と報じています。

※韓国国家情報院「北朝鮮特殊部隊1500人がウクライナの戦場に移動中」(ハンギョレ、2024年10月18日)
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/51394.html

 さらにこの『ハンギョレ』の記事は、国家情報院が「彼らは現在ロシア軍部隊に駐留中であり、適応訓練を終え次第、戦線に投入されるとみられる」「北朝鮮が最精鋭特殊作戦部隊である第11軍団、いわゆる暴風軍団所属の4個旅団の計1万2千人余りの兵力をウクライナ戦争に派兵するものと予想される」と発表したと報じています。

 国家情報院の入手した情報が、仮に確かなものであり、『ハンギョレ』報も、その情報を歪めることなく伝えたとしても、北朝鮮の兵士達はまだ訓練中であり、最前線で戦闘してはいないことになります。

※【Vol.395】1.止まないトランプ砲:守って欲しければカネ払え! 2.投資の神様が米国株を手放し始めた理由:内戦勃発もあり得る!(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』、2024年10月18日)
https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/164500859?share=1

 おそらく、この韓国の国家情報院の情報が、事前に広く伝わり、大げさなものとなっていった、ということではないかと思われます。

 18日付『ブルームバーグ』は、ウクライナのゼレンスキー氏が、発表前日の17日に記者団に、「北朝鮮が私達と戦うために1万人の兵士を送る準備をしていることを知っている」と述べた、と報じています。まだ駐留どころか、これから送る、という話に、こちらはなっています。

 さらにこの日、NATOのルッテ事務総長は「北朝鮮兵士が戦闘に関与している証拠はない」と明確に述べています。

※北朝鮮がロシア支援で兵士1万人派遣準備-ゼレンスキー大統領が主張(Bloomberg、2024年10月18日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-18/SLJ4WUT1UM0W00

 ただ、『ハンギョレ』が報じている、18日の国家情報院の発表は、以下のように、かなり具体的かつ詳細です。

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■パレスチナのガザ南部ラファで、イスラエル軍がハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル政治局長を殺害! イスラエル側が「卑怯なテロリストの哀れな最後」と貶めようとしているのとは裏腹に、パレスチナ人や支援者らはシンワル氏の死を、最後の瞬間まで戦い続けた英雄の名誉ある殉教と賛美! イランのアラグチ外相は、「シンワル氏の死はハマスの活動を止めるものではなく、ハマスの決意とパレスチナの若者の(抵抗の)意欲を強めるだけだ」と指摘! シンワル氏殺害を目標としていたイスラエルのネタニヤフ首相は、人質全員を奪還するまで「全力を尽くし続ける」と、戦闘継続を表明!

 昨年10月7日のイスラエルへの奇襲作戦の発案し、指揮したとされる、パレスチナの抵抗運動ハマスの指導者、ヤヒヤ・シンワル政治局長が、10月16日にイスラエル国防軍に殺害されました。

 シンワル氏は、今年7月31日に、イランのテヘラン滞在中に、イスラエル軍によって暗殺されたイスマイル・ハニヤ氏の後継者として、8月5日にハマスの最高指導者に選出されたばかりでした。

 10月18日付『BBC』は、シンワル氏殺害の状況を、以下のように報じています。

 10月16日に、「ガザ南部ラファのタル・アル・スルタン地区をパトロールしていた」イスラエル国防軍第828ビスラマッハ旅団の部隊が、ハマスの戦闘員との「交戦の末、全員を殺害した」。

 いったん引き上げた兵士らが、翌日の17日に、この交戦の現場に戻り、「死体を調べているうちに、その1体がシンワル氏にかなり似ていることに気づいた」。

 兵士らは、死体に爆弾が仕掛けられていることを懸念して、指の一部を切断してイスラエルに送り、その後、同日中に死体も収容してイスラエルに運び、検証の結果、この死体がシンワル氏本人だと確認したとのことです。

※ 【解説】 イスラエル軍はどのようにシンワル氏を見つけ殺害したのか(BBC、2024年10月18日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c0jw01495v7o

 この『BBC』の記事によると、イスラエル国防軍のダニエル・ハガリ報道官は、「のちにシンワル氏と確認される人物は、『1人で建物の一つに駆け込んだ』。部隊はドローン(無人機)でこの人物の居場所を突き止め、殺害した」と発表したとのことです。

 記事によると、イスラエルは、シンワル氏が、多数のボディーガードを引き連れ、イスラエルで拘束した人質を「人間の盾」にして、ガザ地区の地下トンネルに潜伏していると考えていました。

 ところがイスラエル国防軍の発表が事実であれば、殺害時、シンワル氏は他の2人と、たった3人で、戦闘の最前線で行動していたことになります。

 これについて『BBC』の記事は、「同氏が気づかれずに移動しようとしていたか、護衛の多くを失っていたことがうかがえる」とした上で、イスラエルのヨアヴ・ガラント国防相が、「シンワルは敗者として、追い詰められ、逃亡しながら死んだ。指揮官として死んだのではなく、自分のことしか考えていない人間として死んだ」と侮辱の言葉を投げつけた、と報じています。

 さらに、この『BBC』の記事は、イスラエル国防軍が、シンワル氏を殺害した時のドローン映像を公表したことを受け、その内容を次のように報じています。

 「ほぼ全壊した建物の開いた窓から中に入ったドローンが、撮影した映像に見える。

 がれきだらけの建物の2階部分で、ひじ掛け椅子に座り、頭を覆っている男性にドローンは接近する。

 負傷している様子の男性は、棒状のものをドローンに投げつけ、ここで映像が途切れる」。

 シンワル氏の死亡は、10月18日に、ハマスも認める発表をしました。

※Hamas confirms death of its leader(RT、2024年10月18日)
https://www.rt.com/news/605915-hamas-death-yahya-sinwar/

 しかし、上記の『BBC』の記事の論調や、イスラエルのガラント国防相の発言が、シンワル氏の死を「卑怯なテロリストの哀れな最後」として貶めようとしているのとは裏腹に、イスラエル国防軍の公開したシンワル氏の最後の映像を見た多くのパレスチナ人や、アラブ世界のパレスチナ抵抗運動の支援者らの間では、シンワル氏の死を、最後の瞬間まで戦い続けた英雄の、名誉ある殉教として、ますます称賛する声が高まっています。

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