┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ウクライナが東部と南部で6000平方キロ以上を奪還! ウクライナはさらに米国に長距離ミサイルを要求! 元国連大量破壊兵器査察官のスコット・リッター氏は「ロシアはもはや、NATOが装備したウクライナ軍ではなく、ウクライナ人が配備したNATO軍と戦っていた」と分析!! NATOとロシア軍の戦闘が事実上、現実化すれば、ロシアは自身のドクトリンに従って戦術核も用いる!? 一昨日(9月12日)に行われた須川清司氏インタビューを傾聴すべし!
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┠■ウクライナ紛争等で化学肥料価格が高騰! 食料品を直撃! 来年にかけて、米・小麦・野菜・果実といった食料品全般の急激な値上げが予想される! しかし政府の対応には致命的な欠陥が! IWJは全農(全国農業協同組合連合会=JA全農)に緊急取材!
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┠■【中継番組表】
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┠■8月1日スタートを切った、第13期のIWJは、ご寄付の月間目標額を、390万円に下げさせていただきました! 8月のご寄付・カンパは、8月末時点で月間目標額の31%の122万3000円でした! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら9月1日から12日までのご寄付額は56万2600円、目標額のわずか9%にとどまっています! 第13期のIWJは、9月も、ピンチです! 緊急のご支援をよろしくお願いします!
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┠■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。7月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!
┃
┠■葉山町、小金井市に続き、鎌倉市も! 地方議会が次々に安倍元総理「国葬反対」の意見書を可決!! 静岡では県議会議員と市議会議員30人が「国葬反対」の声明を発表!
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┠■<IWJ取材報告 1>「『国葬をやるべきではない』という声を大きくしていかなければ!」~安倍元首相を美化し、弔意を強要する国葬を許さない! 9.7集会―講演:「憲法から考える安倍元首相国葬」清水雅彦氏(日本体育大学教授・憲法学)
┃
┠■<IWJ取材報告 2>「岸田総理の原発再稼働と新増設方針は、中露や北朝鮮のミサイル攻撃に耐えられるから? 原発防衛計画は?」とのIWJ記者の質問に「仮定の質問には答えない。安保3文書策定で議論する」~9.13 浜田靖一 防衛大臣 定例会見
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■はじめに~ウクライナが東部と南部で6000平方キロ以上を奪還! ウクライナはさらに米国に長距離ミサイルを要求! 元国連大量破壊兵器査察官のスコット・リッター氏は「ロシアはもはや、NATOが装備したウクライナ軍ではなく、ウクライナ人が配備したNATO軍と戦っていた」と分析!! NATOとロシア軍の戦闘が事実上、現実化すれば、ロシアは自身のドクトリンに従って戦術核も用いる!? 一昨日(9月12日)に行われた須川清司氏インタビューを傾聴すべし!
おはようございます。IWJ編集部です。
ウクライナのゼレンスキー大統領は12日夜、「9月の初めから今日までに、我が軍はすでに、ウクライナの東部と南部で6000平方キロメートル以上を解放した」と発表しました。
※Маeмо ще посилити нашу спiвпрацю з партнерами, щоб подолати росiйський терор-звернення Президента Украiни(ウクライナ大統領府、2022年9月12日)
https://www.president.gov.ua/news/mayemo-she-posiliti-nashu-spivpracyu-z-partnerami-shob-podol-77717
駐日ロシア大使館は11日、ロシア国防省の「ハリコフ州のバラクレイヤとイジューム周辺に展開していたロシア軍部隊を再配置し、ドネツク方面への取り組みを強化することが決定された」との発表をフェイスブックに掲載しています。
※ロシア国防省の声明(駐日ロシア大使館のフェイスブック、2022年9月11日)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0gqu5tE7fpLx5BXNZGKZN2jDzxctazdbbmiycsmtcvvR46SFvJgJzGgY2VtFDCWfCl&id=100066546578635
13日付け『ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版』は、ウクライナが西側諸国に兵器の大規模追加供与を求め、その中には「米政府がこれまで拒否してきた長距離ミサイルにも言及していることが分かった」と報じています。
記事は「米議員が閲覧した文書をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した」として、列挙された兵器のリストの中に、「射程約190マイル(約300キロメートル)の戦術地対地ミサイル(ATACMS)も含まれている」と報じています。
米政府は、ウクライナが長距離ミサイルでロシア領土内を攻撃すれば、ロシアが西側諸国を直接攻撃し、NATOとの全面戦争になることを懸念して、提供を拒否してきました。
記事は「ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官と、軍幹部でウクライナ議会メンバーのミハイロ・ザブロドツキー氏は先の声明で、ロシアが保有する巡航ミサイルはウクライナのものより射程がはるかに長いと指摘。ATACMSに言及した上で、射程がより長い兵器がウクライナにもあれば戦況が大きく変わる可能性があると訴えた」と報じています。
※ウクライナ、兵器の追加供与要請へ 長距離ミサイルにも言及(ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版、2022年9月13日)
https://jp.wsj.com/articles/ukraine-signals-major-weapons-request-for-long-term-offensive-against-russia-11663015847
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■ウクライナ紛争等で化学肥料価格が高騰! 食料品を直撃! 来年にかけて、米・小麦・野菜・果実といった食料品全般の急激な値上げが予想される! しかし政府の対応には致命的な欠陥が! IWJは全農(全国農業協同組合連合会=JA全農)に緊急取材!
化学肥料が高騰しています。
化学肥料高騰の背景について、全農(全国農業協同組合連合会=JA全農)は、次のように言及しています。
「肥料原料は、穀物相場の上昇から好調な需要が続くなか、ベラルーシに対する経済制裁、中国の輸出規制、ロシアのウクライナ侵攻により、世界有数の肥料輸出国からの輸出が停滞し、限られた代替ソースに世界中から需要が集中したため、需給がさらに逼迫するとともに、世界的に原料調達の先行きに対する不安が高まっています。
このような情勢を受け、窒素、りん酸、加里(カリウム)の国際市況は、すべてが史上最高値まで上昇し、今後も高い水準で推移すると見込まれます。また、外国為替相場は、日米の金利差の拡大を受け急激に円安が進行しました」
※令和4肥料年度秋肥(6~10月)の肥料価格について(全農、2022年5月31日)
https://www.zennoh.or.jp/press/release/2022/90257.html
化学肥料とは、化石燃料や鉱物資源を化学的に合成してつくる肥料のことで、肥料の三要素である、窒素(N)、りん酸(P)、カリウム(K)のほとんどは化学肥料でまかなわれています。
※化学肥料とは【なぜ高騰?】政府は使用量減らす農法や効率化を支援(ツギノジダイ、2022年8月6日)
https://smbiz.asahi.com/article/14686348
主な化学肥料の原料である尿素、りん安(りん酸アンモニウム)、塩化加里(塩化カリウム)は、ほぼ全量を輸入に頼っています。
尿素はマレーシア及び中国、りん安は中国、塩化加里はカナダが主な輸入相手国となっています。
化学肥料の原料は全農と商社が輸入し、片倉コープアグリ(株)、ジェイカムアグリ(株)、サンアグロ(株)、エムシー・ファーティコム(株)など国内メーカーに販売します。
※肥料をめぐる情勢(4頁、5頁、農林水産省、2022年4月)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/attach/pdf/index-7.pdf
化学肥料の国内流通過程で55%を占める全農が決定した令和4肥料年度秋肥(6~10月)価格は、驚くべきものです。
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◆中継番組表◆
**2022.9.14 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】14:00~「日本外国特派員協会主催『安倍晋三の国葬はいらない』記者会見 -登壇:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表 高田健氏、国際基督教大学平和研究所顧問 稲正樹氏、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人 郷路征記弁護士」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「日本外国特派員協会(FCCJ)」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた安倍晋三氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
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◆中継番組表◆
**2022.9.15 Thu.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ザポリージャ原発攻撃はロシアかウクライナか!? ロシアは一貫してIAEA調査受け入れを表明! 結局、査察は実現したが砲撃止まず! そして原発完全停止! 原子炉冷却の非常用電源燃料は10日分のみの危機!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510625
「『国葬をやるべきではない』という声を大きくしていかなければ!」~安倍元首相を美化し、弔意を強要する国葬を許さない! 9.7集会―講演:「憲法から考える安倍元首相国葬」清水雅彦氏(日本体育大学教授・憲法学)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510374
「岸田総理の原発再稼働と新増設方針は、中露や北朝鮮のミサイル攻撃に耐えられるから? 原発防衛計画は?」とのIWJ記者の質問に「仮定の質問には答えない。安保3文書策定で議論する」~9.13 浜田靖一 防衛大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510618
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■8月1日スタートを切った、第13期のIWJは、ご寄付の月間目標額を、390万円に下げさせていただきました! 8月のご寄付・カンパは、8月末時点で月間目標額の31%の122万3000円でした! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら9月1日から12日までのご寄付額は56万2600円、目標額のわずか9%にとどまっています! 第13期のIWJは、9月も、ピンチです! 緊急のご支援をよろしくお願いします!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
8月から始まった第13期も、9月となりました。日中はまだ暑くても、日が沈むと涼しくなる季節の始まりです。
今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、先月第13期のスタート月となった8月分は、8月31日の時点でご寄付は122万3000円、月間目標額の31%にとどまってしまいました!
目標額に届かなかった残額267万7000円分は、今月の月間目標額に繰り越して上乗せとなりますので、今月9月の目標額は657万7000円となります。9月もかなり厳しいスタートとなりました。
9月は1日から12日までの12日間で、56万2600円のご寄付・カンパをいただきました。これは、上記の累積の目標額657万7000円の9%にあたります。1ヶ月の3分の1を過ぎて9%という状態はかなり厳しいと言わざるをえません。
なんとかこの9月は、8月の不足分もあわせて月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。
IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!
権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、市民の皆さまのお支えがあってのことです。
周知の通り、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。
8月26日に開かれた「安倍晋三元首相国葬反対声明」の記者会見で、霊感商法弁護団共同代表である郷路征記(ごうろ まさき)弁護士は、安倍元総理の国葬が行われれば、統一教会信者を励ますことになる、と懸念を示しました。
統一教会員にとっては、「霊界で生き」、「地上におけるサタンの勢力との戦いに、天から助けてくれる人」である安倍元総理の存在を、自民党はわざわざ「国葬」扱いとし、「神格化」しようとしています。自民党と統一教会とのいかがわしい「野合」関係を永久に「守護」してもらい、その力を借りてでも「サタンの国」である日本を選民たる韓国の下にはべる「エバの国」にしようとしているのでしょうか!?
※閣議決定のみで国葬を強行!? 郷路弁護士「統一教会員にとって、安倍元首相はまだ霊界で生きている。安倍元総理国葬は旧統一教会を励ます」と危惧~8.26 23期弁護士ネットワーク「安倍晋三元首相国葬反対声明 記者会見」2022.8.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509829
※「日本国自体が統一教会の被害者、自民党政治家等が開き直ることで被害が拡大」! ~岩上安身によるインタビュー 第1083回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509116
※「統一教会を今後どうするのかということに収斂しない議論は意味がない」~岩上安身によるインタビュー 第1086回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509208
自民党の結党時から幹部であり、CIAのエージェントでもあった岸信介元総理(初代自民党幹事長、第3代自民党総裁)は、統一教会の日本進出に大きな力を貸し、統一教会からも力を借りました。
それから数えて安倍晋太郎元外相、安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして清和会を中心とする自民党は、韓国発の反社・反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。
「日本国民が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本は韓国を侵略したサタンの国」であるとして、日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する、犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との、党のスタート時以来の、深い癒着関係があったからです。
自民党による長期政権とは、統一教会=勝共連合とともにあったのです。これでは、日本国民のためのまともな政治ができるわけがありません。野党の中でも、自民党から分派して成長した維新も、統一教会との関係の深さがきわだちます。改憲派であり、政策的にも、統一教会との関係においても、維新が自民党の「別働隊」であることは否めません。
自民党や維新が、「愛国者」政党ではなく「売国奴」政党であることは確かですが、既存メディアも、政治家と統一教会の表層的な関わりの有無については報じるものの、統一教会の教義の根本的な問題や、自民党や維新がなぜ反社・反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的・政治的な問題にはほとんど立ち入りません。
問題は、日本人の生き血を吸い上げるように吸い上げた反日カルト統一教会のカネは何に用いられたのか、という問題です。
文鮮明と韓鶴子が、贅沢な暮らしをするためだけに用いられていたのでしょうか?
あるいは、日本の自民党や米国共和党にバラまき、自分たちの犯罪捜査に手心を加えてもらうために使われたのでしょうか?
それだけではすまないようです。文鮮明は、核ミサイルの開発を始めていた北朝鮮の金日成に巨額の資金を渡しているのです。
IWJは「保守的な『ワシントン・タイムズ』(文鮮明が創刊した極右新聞)を含む文鮮明のビジネス帝国は、強硬派の政府が兵器開発資金を調達するために外貨を必要としていた1990年代初期に、北朝鮮の共産主義指導者に何百万ドルも送金していた」とする、米国で2000年に発表された、調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」を仮訳し、号外としてお届けしています。
※【IWJ号外】米国のジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第2回(その1)!「反共」を看板とした文鮮明の本質はビジネスを超えたコリアン・ナショナリズムだった!? 2022.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509807
※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の調査報道第2回(その2)! 文鮮明の元義理の娘らの目撃者が、文鮮明が広範なマネーロンダリングを行っていると主張! 2022.8.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509899
※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の報道第2回(その3)! 北朝鮮は文鮮明の生地の土地を99年間賃貸! 信者はここを聖地と呼び、賃貸期間中は治外法権が認められている! 2022.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510185
反日カルトが日本人の生き血を吸うように巻き上げた金が、彼らが看板に掲げてきた「勝共」「反共」どころか、「共産主義」の看板を掲げた金一族独裁の北朝鮮へ送金され、北の核ミサイル開発の資金の一部として使われた可能性すらあるのです。
文鮮明率いる統一教会と北朝鮮の金一族の蜜月の関係、そして多額の送金の事実は、文鮮明が掲げてきた「反共」看板がまったくのニセ物であることを示しています。統一教会は、実は独裁者・金一族と共産主義国家である北朝鮮に対し、「密通」していたのです。
文鮮明は明らかに南北朝鮮の統一の「その後」を視野に入れています。「北の核は、統一後、ウリナラ(我が祖国)の核となる」という、韓国の一部の急進的なナショナリストの主張と響きあうものがあります。その核が、日本に向けられないという保証はどこにあるのでしょうか。
また、統一教会は70年代から本部を米国におく多国籍組織であり、他の国にも繁殖していっています。
ロシアでは、統一教会は、厳しい規制と監視の対象になっていますが、逆にウクライナには拠点が築かれ、精力的に活動をしています。
両国の違いを比較し、両国の紛争をどう評価するか、という点でも、統一教会に対する両国の姿勢の差は、重要な判断材料となるでしょう。
統一教会を「反共」という一点で評価し、あとは「反日カルト」という本質も、北朝鮮との関係も見て見ぬふりをして、「野合」してきた、日本の自民党、維新、その他の改憲勢力、「保守」「右翼」らは、統一教会の正体を知らず、間抜けにも長年だまされてきたのか、それとも正体を知っていて「共犯関係」にあったのか、すべて明らかにすべきです。
また、8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党所属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かいました。
これは、中国の「中国と台湾はひとつである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。米国が中国との間で「約束」してきた「中国はひとつ」というドクトリンを裏切るものでもあります。
中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となり、ペロシ氏が離台した4日から、台湾周辺で中国軍は大規模演習を始めました。
IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があること、2015年、第2次安倍内閣の際、集団的自衛権を認めてしまい、安保法制を成立させてしまった日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなっていることについて警鐘を鳴らしてきました。
日本が、都合よく中国からのミサイルの「盾」として、あるいは、米国の「鉄砲玉」として使われてしまう危険性があることについても、繰り返し警告してきました。会員の皆さまは、よく御存知の通りだと思います。
※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218
ペロシ氏の訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き、台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、そしてまたウクライナの国土と同じく「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。
平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制へと切り換える仕組みが、自民党の改憲4項目のひとつ緊急事態条項です。統一教会が、機関紙の『世界日報』等を通じて、熱心に自民党や維新など、改憲派に吹き込んできたのが、この改憲条項でもあります。
統一教会が熱心に後押ししてきた緊急事態条項の阻止のために、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
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店番号 022
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どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身
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7月は31日間で、528件、650万7324円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。
ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方230名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。
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k.t. 様
斎藤 一弥 様
Y.M. 様
S.W. 様
村木徳一 様
S.K. 様
T.Y. 様
T.I. 様
K.N. 様
今村 潤 様
喜多巧 様
小野妙子 様
大日方由美 様
Y.S. 様
N.I. 様
A.M. 様
岩淵謙 様
KEIKO OKAZAKI 様
榊原千鶴 様
E.O. 様
石崎俊行 様
三宅貴代美 様
N.M. 様
M.H. 様
M.F. 様
T.M. 様
T.F. 様
中川琢士 様
K.M. 様
K.Y. 様
松本益美 様
小田嶋 義美 様
R.T. 様
M.Y. 様
中田利行 様
瀬戸由紀子 様
K.B. 様
和木英二 様
T.Y. 様
A.G. 様
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皆さま、コロナ禍の厳しい経済情勢の折、また、ウクライナ戦争の影響が、日本国内において輸入物価の上昇という形で、身近に及び始めている情勢下、ご支援をいただき、誠にありがとうございました。
いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。
今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
■葉山町、小金井市に続き、鎌倉市も! 地方議会が次々に安倍元総理「国葬反対」の意見書を可決!! 静岡では県議会議員と市議会議員30人が「国葬反対」の声明を発表!
安倍晋三元総理の国葬をめぐる反対の声は、ますます広がっています。
9月6日には神奈川県葉山町議会が国葬に反対する意見書を賛成多数で可決しました。9日付け共同通信は、「議長を除く13人中、共産、立憲民主、無所属などの計8人が賛成」し、7日に「岸田文雄首相と衆参両院議長宛てに郵送した」と報じました。
※国葬反対の意見書可決 神奈川県葉山町議会(共同通信、2022年9月9日)
https://nordot.app/940792758317842432
葉山町議会の意見書は「国葬の要件を定めた法規がないもとで、国会審議も経ず、約2億5千万円の国費を投じて実施しようとしている」と指摘。「このことは法治主義にも財政民主主義の原則にも違反するもの」と批判しています。
さらに意見書は、「国民のなかでも評価が大きく分かれる安倍元首相を礼賛する立場で国葬を実施することは、政治的立場・姿勢を、国家として全面的に公認・賛美することになる」とした上で「安倍元首相に対する弔意を個々の国民に対して事実上強制することにつながることが強く懸念される」と表明しています。
※安倍元首相の国葬に反対する意見書の提出について(葉山町、2022年9月6日)
https://www.town.hayama.lg.jp/material/files/group/27/gikaigian4-4.pdf
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■<IWJ取材報告 1>「『国葬をやるべきではない』という声を大きくしていかなければ!」~安倍元首相を美化し、弔意を強要する国葬を許さない! 9.7集会―講演:「憲法から考える安倍元首相国葬」清水雅彦氏(日本体育大学教授・憲法学)
9月7日午後6時30分より、東京都千代田区の連合会館にて「安倍元首相を美化し、弔意を強要する国葬を許さない! 9.7集会」が開催され、日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)による講演が行われました。
主催である「戦争をさせない1000人委員会」事務局長の内田雅敏氏は、参加者に以下のように問いかけました。
「岸信介、安倍晋太郎、そして安倍晋三。三代にわたって、いわば家業みたいなものが『統一教会』であったわけです。
そして本来、追悼というものは、亡くなった人をよく知っている遺族、あるいは友人、そういった人たちが本当にしんみりと偲ぶ、それが追悼である。
それを公にしようとするときには、必ず、何か目的がある。(中略)
自民党と統一教会の深い関係も封印する。こういうねらい。本当に思うんですけど、『平気』なんですね。こういう形でお金を使って。だから、汚いと思う。これが安倍晋三の言う、『美しい日本』なのか?」
そして内田氏は、「安倍晋三に対して、『国葬』を許すということは、私たちは、子どもたち、そして、孫たち、まだ生まれてきていないこれからの世代に対して、恥ずかしくてならない。今日の会合を契機として、9月27日の『国葬』の日まで、日本全国で『国葬』に反対する声、これを上げていきましょう!」と語気を強めました。
清水教授は「憲法から考える安倍元首相国葬」と題した講演で、憲法の基礎である「法の支配」と「立憲主義」、「憲法改正(96条)」について詳説。その上で、国葬に「法的根拠」がないことなどについて解説しました。
清水教授は、安倍政権下で行われた反憲法的・監視強化的立法、安倍氏の憲法観、自民党の改憲案や「敵基地攻撃論」などを振り返り、「お友だち内閣」と揶揄された一連の人事をもって、安倍元総理の政治を「人の支配」によるものだと批判しました。
清水教授は講演を、以下のように述べて締めくくりました。
「『国葬をやるべきではない』という声を、大きくしていかなければならないと思います。私たち憲法研究者も、8月3日に国葬に反対する声明を84人の連名で出しました。
そして、9月4日と5日までに、英語版、スペイン語版、フランス語版、韓国語版(の声明)も作りまして、2日間で日本にある169の大使館などにこの声明を郵送しました。何とか本国にも私たちの声を届けて、『参列に来てほしくない』」と呼びかける取り組みもしています。
あるいは、『戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会』などから構成される国葬反対の実行委員会では、8月22日に、11人の呼びかけ人によって、ネット署名(※)を始めまして、9月5日には、4つの団体・個人が一緒になって、合計40万筆(重複を除くと28万筆)と発表されていますけれども、これを提出しました。
※安倍元首相の「国葬」中止を求めます(change.org)
https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE-%E5%9B%BD%E8%91%AC-%E4%B8%AD%E6%AD%A2%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?utm_source=share_petition&utm_medium=custom_url&recruited_by_id=80f253b0-7fae-11e5-a122-39fd1180318c
もっと、100万筆以上は集まってほしいと思いますので、ぜひ、署名活動をもっと増やして、国葬に対して、いかにカウンターの声があるのかということを示してほしいと思いますし、あるいは、各地でスタンディング集会など、色々な形で国葬へのカウンターの声を出して、何としても国葬をやらせない。
実際には、それでも、向こうは国葬を強引にやってくると思いますけども、反対の声をなるべく可視化し、国葬をやったけれども、やらなかったほうがよかったというような状況を作っていきたいと思います」
集会・講演の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「『国葬をやるべきではない』という声を大きくしていかなければ!」~安倍元首相を美化し、弔意を強要する国葬を許さない! 9.7集会―講演:「憲法から考える安倍元首相国葬」清水雅彦氏(日本体育大学教授・憲法学)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510374
■<IWJ取材報告 2>「岸田総理の原発再稼働と新増設方針は、中露や北朝鮮のミサイル攻撃に耐えられるから? 原発防衛計画は?」とのIWJ記者の質問に「仮定の質問には答えない。安保3文書策定で議論する」~9.13 浜田靖一 防衛大臣 定例会見
9月13日午前10時50分頃より、浜田靖一防衛大臣の定例会見が、防衛省にて開催され、IWJが生中継しました。
IWJ記者は、以下の質問を行いました。
IWJ記者「8月24日のGX実行会議で、岸田総理が原発再稼働と新増設の方針を明らかにされました。
しかし、ウクライナのザポリージャ原発に対して激しい砲撃が加えられ、9月11日には原子炉が停止したという危機的状況を目の当たりにすると、有事において原発が武力攻撃の対象となり、非常に大きなリスクとなることが明らかになりました。
この岸田総理の方針変更は、防衛省が日本の原発防護について、中露、あるいは北朝鮮のミサイル飽和攻撃にも耐えうる絶対の自信があると考えてよろしいのでしょうか?
また、今回の岸田総理の方針転換を受けて、防衛省が原発防護について、どのようなことを新たに防衛計画に追加するのかなどについても教えてください」
浜田靖一防衛大臣「仮定の質問についてはですね、お答えするのは適切ではないと思いますので、コメントは避けさせていただきたいと思います。
いずれにしても、今、我々は3文書(※)の策定のための議論を進めているところでありますので、その意味では、いろいろな場面場面を考えながら、議論していくことになろうかと思いますけれども、総理の発言について、私からコメントをすることは差し控えたいと思います」
※3文書:政府は防衛力の抜本的強化のため、「国家安全保障戦略」、「防衛計画の大綱」、「中期防衛力整備計画」の安全保障関連3文書を年末までに改定する方針。これに向けて政府は今年1月から有識者計52人にヒアリングを行った。
※安全保障3文書改定 有識者「反撃能力」に賛否分かれる(NHK、2022年9月2日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799451000.html
戦時において、原発が武力攻撃の対象になる、ということは今、まさに人類が目の当たりしている現実的な危機です。それを「仮定の質問」として、現実を直視せず、「コメントを避ける」というのは、原発を保有しており、その上で近隣諸国との武力衝突の可能性があり、さらなる防衛装備を急ぐ必要があると備えている日本国の防衛大臣の言葉とは思えません。
防衛大臣はじめ政府は、原発を保有したまま戦争に突入するリスクと、原発の防護のために何ができるのか、国体的に、現実的に考えるべきです。メディアも、国民も、この危険性について、もっと敏感になり、政府を突き上げてゆく必要があります。
浜田大臣は冒頭発言で、13日から米国を訪問し、日米防衛相会談を行う予定だと報告しました。
他社からは、尖閣諸島国有化10周年、沖縄県知事選での辺野古容認の自民党候補惨敗、平和安全法制、リムパック(環太平洋合同演習)での存立危機事態想定の実動訓練への自衛隊初参加、馬毛島での基地整備に関わる自治体への交付金、沖縄訪問と玉木デニー知事との面会意向、防衛費増額、国葬儀への自衛隊参加について、質問がありました。
会見内容について、詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「岸田総理の原発再稼働と新増設方針は、中露や北朝鮮のミサイル攻撃に耐えられるから? 原発防衛計画は?」とのIWJ記者の質問に「仮定の質問には答えない。安保3文書策定で議論する」~9.13 浜田靖一 防衛大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510618
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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