原子力災害対策指針で院内交渉「地域防災計画、作成は不可能」 ~全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 ―原子力災害対策指針と基準地震動(新規制基準)を問う― 2013.6.3

記事公開日:2013.6.3取材地: 動画
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 各都道府県、各市町村は、規制委員会が作成する原子力災害対策指針を基に、事故時を想定した防災計画を作ることになっている。本来は、3月中をめどにしていたが、全国的に予定が大幅に遅れている。避難の際、バスや車といった交通手段は用意されるのか。避難経路として使用する道路は整備されるのか。自治体にその予算があるのか。過疎地の一人暮らしのお年寄りはどう避難するのか。

 実質を伴った計画を立てようとすれば、こうした矛盾が耐えない。机上の防災計画は、実情と乖離していることを市民らは指摘。この日、全国の原発立地地域から集まった市民らは、「各自治体は呆然とした状態になっている」と、避難計画の準備に困惑する地元住民の戸惑いを訴えた。

■ハイライト

  • 13:00~14:30 規制庁交渉(前半:原子力災害対策指針、後半:新規制基準(地震))
  • 14:30~15:00 総括集会
  • 主催) 再稼働阻止全国ネットワーク

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