「個人の自由や権利が束縛され、自民党が支配しやすい国家になる」。
右翼団体・一水会顧問の鈴木邦男氏は、2013年4月15日(月)、「『右傾化する日本』を新右翼としてどう見るか ──改憲、愛国心強制、排外主義を乗り越えて」と題した講演会でこのように述べ、「アメリカに追随する憲法になるより、今の方がいい」とし、改憲論者でありながらも、現在の安倍政権による改憲は危険であると警鐘を鳴らした。
(IWJ・原佑介)
特集 憲法改正
「個人の自由や権利が束縛され、自民党が支配しやすい国家になる」。
右翼団体・一水会顧問の鈴木邦男氏は、2013年4月15日(月)、「『右傾化する日本』を新右翼としてどう見るか ──改憲、愛国心強制、排外主義を乗り越えて」と題した講演会でこのように述べ、「アメリカに追随する憲法になるより、今の方がいい」とし、改憲論者でありながらも、現在の安倍政権による改憲は危険であると警鐘を鳴らした。
■ハイライト
鈴木氏は、講演会で、一水会立ち上げのきっかけについて言及した。
三島事件で、三島由紀夫氏とともに自決した森田必勝氏は、鈴木氏の大学の後輩である。鈴木氏らが大学の右翼グループに勧誘したことで、森田氏は右翼の道を歩むこととなり、結果、三島事件での自決に至ったという。
(…会員ページにつづく)