映画「福田村事件」、「『この人たちは日本人なんだから(殺さない)』と言う人たちに対して、永山瑛太さんが『朝鮮人なら殺してもいいって言うのか?』と言うセリフがすごく心に残った」~10.20 原発反対八王子行動 2023.10.20

記事公開日:2023.10.21取材地: 動画
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 2023年10月20日(金)午後6時より、東京都八王子市の船森公園において、440回目の原発反対八王子行動が開催された。

 参加者は、関東大震災時の朝鮮人・中国人、および日本人虐殺事件を描いた、映画「福田村事件」についての解説・感想を中心に語り始めた。

 「イスラエル・ガザの方では、病院がどうも攻撃されたようだ。

 これは俺のせいじゃないとか、なすり付け合ってるよだうが、『まずやめてよ!まず殺し合いやめろよ!』と言いたい。

 本当に悲惨な状況が続いている。ニュースを見るのが本当に切なくなってしまうような状況で、『まずやめてよ!」っていうことを言っていきたい。

 ロシア・ウクライナもう同じだが、『まず殺し合いやめろよ!その為の国際連合じゃないのか!』と思いながら、アメリカ・バイデンさんは、『何?止めに行かないのか?止めに行ったんじゃないのか?煽ったのか?』と、本当にそれを残念に思いながらニュースを聞いていた。

 私は今週水曜日、関東大震災『福田村事件』の映画を観てきた。100年前のジェノサイド・虐殺を映画で描く。その中で人種差別のおかしさ、人を人と思わないその酷さみないなものを、映画で訴えていた。

 御覧になった方も大勢いらっしゃると思うが、ぜひこの映画見て欲しいなと思った。

 NHKクローズアップ現代かなにかで、どのようにして史実を探り出したのという経緯を取り上げていて、それを映画化したものだと言っていた。

 やっぱり物語の大きさ、そして多分このことは、東京都内の色々な所で、同じような事が起こったんじゃないかなと思いながら、この八王子でも恩方(おんがた)の方で、そういう事件があったということが記録に残っているそうで、どの程度のことだったのか、もう少し発掘していく作業が必要かもしれないと思っている。

 またそういうことを仰ってくださった方に、発掘作業の方をよろしくお願いしますと申し上げてきた。

 本当に何気ない一言とか、最初の人の人に対する殴り方が、どんどんエスカレートしていってしまう場面もあり、元々香川から来た人たちが被差別部落の出身だということで関係があるのか、それが史実かどうかわからないが、自分たちの生い立ちについて永山瑛太さんが言った一言がすごく心に残っている。

 自分達も被差別部落の出身なので『朝鮮人なら殺してもいいのか?』っていうことを『この人たちは日本人なんだから』と言う人たちに対して使っていて、その一言は大きいなと思った。

 日本人では社会主義者であった大杉栄と伊藤野枝、その他にもまだいろんな社会運動家たちが一緒に虐殺されている。

 そういう虐殺、人を人と思わない行為が行われたことは、やっぱり事実としてちゃんと受け止めて、今後は自分たちのこれからのこと・これから起きるかもしれないことを、差別に対してきちんと対応できるようにしていきたいなと思っている。

 もう一つは皆さんご存知かもしれないが、『スペースたんぽぽ』で『【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント』が出ていた。

 もう1回読み返してみて本当にそうだよなと思えるのは、14の疑問の中に『処理水と汚染水ってなあに?正直に正確に言えば、処理されているが、トリチウムやその他の放射性物質が残留している水と言わなければいけない』と書いてあったりする。

 また、『原子力機関IAEAのお墨付きは本当にお墨付きと言えるのか、いや違いますよ』と一つ一つ丁寧に説明されている。ぜひ御覧になっていただきたい」

■Twitcasting録画(18:02~30分)

  • 日時 2023年10月20日(金)18:00~
  • 場所 船森公園(東京都八王子市)
  • 詳細

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