2023年5月12日(金)午後6時より、東京都八王子市の船森公園にて、原発反対八王子行動が行われた。
参加者は、「原発に関して不安が積もる一方だ。福島原発は、土台のコンクリートが『溶け・溶け』、鉄骨むき出し。10年経っても廃炉は机上のプランで、まったく進んでいない。
高浜原発では、制御棒が落ちてしまっている。
敦賀原発では、1000カ所以上も審査対象文書が間違っていて、規制委員会も審査できない。こんな杜撰な原発の管理があるのか?
なのにまだ原発推進! 原子力基本法を変えて、『国が責任をもって面倒を見る』『原発が運営できるように赤字も補填するのが国の責務』などの記載が加えられた。
ちょっと調べただけでも、ミスが多い上にさらに我が国は地震国。まったく正気の沙汰じゃない。政治家の人たちはそうは思わないのか?
ユン・ソクヨル大統領就任後、日韓関係が良くなっているということで、韓国の視察団が来たら『汚染水』を『処理水』に名称変更するとのことだが、それは東電が勝手に使っている言葉。『ALPSで処理しました』ということになっているに過ぎない。
結局、事故を起こした側に都合のいいようにされてしまう」と、あまりにも杜撰にして強引な原発行政のありように、怒りも憤りも抑えきれない模様だった。
- 高浜原発4号機 自動停止の原因 “制御棒1本が原子炉内に落下”(2023.3.7、NHK)
- 原発資料、誤り続発 敦賀2号機「審査できず」(2023.3.18、朝日新聞)
- 「汚染水」の名称変更 「検討していない」=韓国外交部(2023.05.11、聯合ニュース(韓国・日本語版))
- 韓日 きょうソウルで汚染水視察団派遣巡り局長級協議(2023.05.12、聯合ニュース(韓国・日本語版))
- アイキャッチ:敦賀原発2号機、安全審査を再び中断…資料に1000か所以上の誤り見つかる(2023.4.5、読売新聞)より