「(鹿児島県馬毛島)基地建設作業員の滞在で、今まで生活していた人たちの生活が圧迫されて、日々の生活さえ成り立たない状態。戦争をしない憲法があるのだから、外交によって国際関係も築くべき」~5.5 原発反対八王子行動 2023.5.5

記事公開日:2023.5.6取材地: 動画
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 2023年5月5日(金)午後6時より、東京都八王子市の船森公園において、第422回の原発反対八王子行動が開催された。

 参加者はまず、「石川県能登地方で震度6強の地震があったとのこと。志賀原発の付近だ。それに、新潟・能登と言えば、世界最大の柏崎刈羽原発がある。やはり『地震の国には原発危険』と再認識した」と、地震国における原発の危険性を改めて訴えた。

 次に「憲法大集会に参加してきた。『新たな戦前にさせない 守ろう平和と命と暮らし』というタイトル。1人1人のお話に、『新たな戦前にさせない』という気持ちが強く表れたアピールばかりだった。

 特に印象に残ったのは泉川友樹氏の演説。日中共同声明などの日中両国が取り交わした約束を守るべきだと主張されている。『日本国籍の琉球人』との自己紹介の中に、琉球人であることに誇りをもっておられると強く感じた」と大変意義深い集会であった旨を語った。

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 次に登壇した参加者は、「私も八王子アクションの横断幕を持って、憲法集会に行ってきた。

 前線で闘っている方たちのお話が、心に沁みた。室蘭工業大学では、時給:1000円が団交で通らなかった。生命線とも言えるギリギリのことができない・厳しい状態にあるということ。

 (鹿児島県西之表市)馬毛島の方からは、全島挙げて基地反対を訴えたのに、島民の合意を無視して基地建設が強行されようとしているとのお話があった。

 作業員は、住民登録していない=税金を払っていないのにゴミは出す。宿舎の家賃は、その作業員の滞在により、7万から30万に跳ね上がった。今まで生活していた人たちの生活が成り立たない状況。

 基地化されれば、当然最初に攻撃されるだろうが、それ以前に現在の日々の生活が成り立たない。戦争をしない憲法があるのだから、外交によって国際関係も築くべき」と外交の重要性を強く訴えた。

■Twitcasting録画(18:01〜 33分)

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