スクープ!【IWJ号外第4弾!】IWJは複数の大手メディアによる衆院選公示直前(調査実施日10月16~17日)の共同調査報告書を独自入手! 289小選挙区の候補者ごとの支持率とランク判定、支局の票読みや属性別分析の全データを会員限定で公開! 2021.10.26

記事公開日:2021.10.26 テキスト
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(IWJ編集部)

 IWJが衆院選公示直後の10月20日、21日に【号外第1弾!】【号外第2弾!】【号外第3弾!】として出した、独自入手した自民党の選挙情勢分析に対し、読者や永田町関係者、さらには候補者本人やその支援者などから、大きな反響があった。

 IWJはこの自民党による情勢分析とは別に、ある複数の大手メディアによる共同調査報告書を独自入手した。

▲IWJが独自入手した、ある複数の大手メディアによる衆院選公示日直前(調査実施日10月16~17日)の共同調査報告書

 調査は衆院選告示直前の2021年10月16日、17日に行われている。

 ランク判定は、自民党の分析と異なり、1位候補者(調査時点では候補予定者)が、次点者より15ポイント以上高ければ「A+」、10から14.9ポイント高ければ「A」とランク付けされている。5から9.9ポイント次点者より高ければ「B」ランク、次点者より0から4.9ポイント高ければ「C+」だ。

 また、両者が拮抗している場合や有力候補者が3人以上いる場合など、2位以下にも判定がつけられている。1位より0から4.9ポイント低ければ「C-」、1位より5から9.9ポイント低ければ「D」ランクだ。

 さらに調査選挙区ごとに、「公示日有権者数」や「推定投票者数(率)」、この調査の回答の全体の回収数と携帯電話での回収数、「挙名率」が記されており、分析の信頼性を裏付けている。

 調査結果については、「スマホ」「固定(電話)」「支持(政党)なし」と、回答者の属性ごとの支持率も記され、細かく分析していることがわかる。

 また、この調査とは別に、調査方法は記されていないが「支局読み票」という項目もある。

 このメディアの調査は、候補(予定)者の支持率を合計すると100になり、「未定」が存在しないことも、自民党調査との大きな違いだ。

 なお、調査は公示日(10月19日)前に行われているため、実際の候補者とは異なる場合がある。

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記事目次

  • 北海道〜北海道2区は立憲・松木謙公氏が「A」判定、8区は立憲・逢坂誠二氏が「B」判定! 5区は自民・和田義明氏が立憲・池田真紀氏を抑えて「B」判定だが「支持なし」層では池田氏が「A+」!
  • 東北〜岩手2区自民・鈴木俊一財務相は「A+」判定、苦戦を伝えられる岩手3区立憲・小沢一郎氏は「B」判定、秋田1区は立憲・寺田学氏が自民・冨樫博之氏をわずか0.2ポイント差リードで「C+」判定!
  • 北関東〜栃木5区自民・茂木敏充外相は「A+」、群馬5区小渕優子自民党組織運動本部長も「A+」、埼玉5区立憲・枝野幸男代表は「B 」判定!
  • 南関東〜大臣等の肩書は強し! 千葉2区の自民・小林鷹之経済安全保障担当相、千葉3区の自民・松野博一内閣官房長官、神奈川2区の自民・菅義偉前総理、神奈川13区の自民・甘利明官房長官、神奈川17区の自民・牧島かれんデジタル相、神奈川18区の自民・山際大志郎経済再生担当相、山梨2区の自民・堀内詔子ワクチン担当相は全員「A+」判定! しかし、松野官房長官、菅前総理、甘利幹事長、山際経済再生相、堀内ワクチン担当相は「支持なし」層に限ると大敗!
  • 東京都〜東京5区の自民・若宮健嗣国際博覧会担当相は立憲・手塚仁雄氏に苦戦、リードはわずか0.8ポイントの「C+」! 東京8区の立憲・吉田晴美氏は自民・石原伸晃氏を7.1ポイントリード! 東京18区は立憲・菅元総理と元民主党の自民・長島昭久氏が大接戦! 東京24区の自民・萩生田光一経産相はオール「A+」の盤石!
  • 北陸信越〜新潟5区は無所属の米山隆一氏が自民・泉田裕彦氏をリード、「A+」判定! 長野4区は自民・後藤茂之厚労相が「B」判定!
  • 東海〜岐阜1区は自民・野田聖子地方創生相が「A+」! 静岡5区は、元は民主党で、保守系無所属となり自民会派に入っている細野豪志氏が自民・吉川赳氏を上まわり「A+」判定!
  • 近畿〜自民、維新が候補者を立てない大阪5区は、公明・国重徹氏が「A+」だが、「支局読み票」では森友学園前理事長夫人・籠池諄子氏が4.8ポイント差に迫る! 兵庫12区は自民・山口壮環境相が、奈良2区は自民・高市早苗政調会長が「A+」で磐石!
  • 中国〜広島3区では、公明・斉藤鉄夫国交相に立憲民主・ライアン真由美氏が4.5ポイント差まで迫る! 山口2区の自民・岸信夫防衛相、山口4区の自民・安倍晋三元総理は鉄壁の「A+」!
  • 四国〜激戦香川1区は立憲・小川淳也氏がリードで「B」判定! 香川2区は国民民主・玉木雄一郎代表が「A+」、接戦の徳島1区は自民・後藤田正純氏が1.8ポイント差で「C+」!
  • 九州〜九州の現役3大臣、熊本4区の自民・金子恭之総務相、宮崎3区の自民・古川禎久法務相は「A+」判定、沖縄4区の自民・西銘恒三郎復興相は「B」判定
  • IWJが独自入手した、大手メディアによる全289小選挙区の詳細分析データを明瞭なPDF画像で掲載!

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