黒川弘務元東京高検検事長の記者との賭け麻雀事件 黒川氏と記者の賭け麻雀ネタを打ち込んだ「産経関係者」は、「飯塚隆光社長体制」打倒を狙った「内部テロ」だった!? 大手メディア業界では、女性記者が社内で「性的暴行」にあってももみ消す、女性蔑視体質が蔓延!! 2020.7.19

記事公開日:2020.7.19 テキスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

(文:IWJ編集部)

 検察の定年延長問題の発端となった東京高検の黒川弘務検事長(63)が、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言宣言下の今年5月初め、全国紙の記者宅で「密閉・密集・密接」の「三密」状態で「接待賭け麻雀」をしていた――。週刊文春5月28日号が、マスコミと検事総長の癒着ぶりを暴いたことは記憶に新しい。

 週刊文春によると、黒川氏は緊急事態宣言下において複数回、産経新聞の大竹直樹記者宅に集合し、同じく産経新聞の河井龍一記者と、朝日新聞の大島大輔経営企画室副室長と、合計4人で常習的に賭け麻雀を行っていた。さらに、黒川氏とともに麻雀を行っていた記者たちは、いつも送迎のためのハイヤー代を会社のチケットなどで支払っていたという。驚きの癒着ぶりである。

記事目次

黒川弘務元東京高検検事長の記者との賭け麻雀事件 黒川氏と産経新聞記者の「ズブズブ」な関係が明らかになったが、情報の出処は「産経関係者」!?

 産経新聞の大竹直樹記者と河井龍一記者は黒川氏と「ズブズブ」な関係にあったとされる記者である。大竹記者は司法クラブ元検察担当で事件発覚当時は裁判担当であった。大竹記者は2月末には産経紙面で「黒川氏は、ゴーン被告の逃亡事件の指揮という重要な役割を担っており、定年延長という形をとらざるを得なかった」などと黒川氏擁護とも取れる記事を書いている。

 また、河合記者は大竹記者の元上司であり、司法担当が長く今年初めまで司法クラブキャップであった。大竹記者と同様、河合記者もカルロス・ゴーン氏について一方的に検察の言い分を擁護する記事を執筆している。

 しかし、この週刊文春のスクープには不可解な部分がある。

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページより御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です